真剣交際までに確認すること【仮交際期間中に確認しなきゃいけないこと】

「担当カウンセラーに２人で話し合ってくださいと言われたけど、なにについて話し合えばいいのか具体的なアドバイスがなかった」

最近、結婚相談所を乗り換えて婚活KOKOに入会した30代男性がこんな不満を漏らしていました。

この場合、どちらも言葉が足りません。

カウンセラーは、「２人で話し合ってください」とアドバイスしてその意味が伝わる人もいれば伝わらない人もいることを知っておかなければいけません。

それを頭に入れておきながら、なにについて話し合ったほうがいいのかを伝えないとカウンセラーの価値はありません。

「２人で話し合ってください」そんなことは当然です。２人の結婚のことだから。

逆にアドバイスされたほうは、分からなければ「なにについて話し合えばいいのですか？」と聞かないといけません。

自分の結婚のことですよね？

分からないままにするのではなく、分かったフリをするのではなく、分からなければ

「すみません、ちょっとお時間を作っていただきたいのですが」とお願いすればいいのです。

真剣交際までに確認しなければいけないことも同じです。

「２人でよく話し合ってください」なんて漠然としたことを、間違ってもカウンセラー側はアドバイスしないでください。

もし、あなたがこうアドバイスされたら食ってかかるように「なにについて話し合えばいいのですか？」と質問してください。

真剣交際までに確認しなければいけない３つのこと

将来を一緒に過ごす上で、最低限すり合わせないといけないことがあります。

これからの仕事について

仕事に対する基本スタンスはどのように考えているのか確認し合いましょう。

これからどうしようと考えているのか
今の仕事の忙しさはどれくらい？
出勤時間・帰宅時間・残業の頻度は？
休み返上はあるのか
会社のイベントはどれくらいあるのか
結婚したら自分も参加しなきゃいけないイベントはあるのか
長期休暇はあるのか
結婚したらどうなるのか
仕事の将来性は？今後も生き残り続ける仕事なのか
子供ができたらどうなるのか
育休は取れる職場なのか
今の職場ではどれくらい働くつもりなのか
転勤や転職や起業などは考えているか

仕事が楽しくて自分の結婚を後回しにしてしまった女性はいま、本当に多くなっています。

キャリアアップを目指す女性はたくさんいて、それが悪いことではありませんが、女性は子供を産むと変わります。

子供を産むと新しい目的や目標ができるし、子供中心の生活になるので、仕事に対する考え方も変わる人が多いです。

そこは男性は予め理解しておいたほうがいいです。

逆に、男性で40代50代になってくると、今度はムダに責任を背負わされる役職に就きたくないという人も増えてきています。

昔は昇進してナンボという世界でしたが、いまはそうではありません。

「男なのに情けないなぁ」と思うかもしれませんが、女性は予め理解しておいたほうがいいです。

家族関係について

どのような家庭環境で今後はどのような関係になっていくのか、確認し合いましょう。

相手の家族構成
どんな家庭だったのか
お父さんお母さんの仕事や教育について
家族仲は良かったのか
兄弟仲は？
家族旅行やイベントのエピソード
親からの教えはどんなものがあるか
結婚に関してはどのように言っているか
今後はどのような関係性になると思っているか
長期休みや年末年始は帰らないといけないのか

真剣交際に入ってから破談になってしまう主な原因は、親が首を突っ込んでくることです。

これは相手もそうだし自分もそうなりうる可能性が十分にあります。

親が必要以上に関わってくると、いったいだれの結婚のことなのか分からなくなります。

そして、親が口を出してきた場合、自分やパートナーはどちらの味方をするのかも大事な問題です。

例えば、あなたが女性の場合、男性が極度のマザコンでお母さんが口を出してきたとき、

未来の旦那＋お母さん VS 私　

という２対１の構図になり、耐えられなくなります。

あなたにも質問です。自分の親が口を出してきた場合、あなたはどちらを守りますか？

金銭感覚について

金銭感覚のすり合わせは最も重要です。

相手の金銭感覚が「信じられない」となった場合、かなりストレスに感じます。

その苦痛に耐えられなくなり、「こんなハズじゃなかった！」となります。きちんと確認し合いましょう。

普段なににお金を使っているのか
一番高い買い物はなんだったか
お父さんお母さんからお小遣いはいくらもらっていたか
いつぐらいから金銭的に自立したのか
現在のローンや奨学金の返済などはあるか
ギャンブルはするか
どれくらいお金を貯めているか
話題の仮想通貨についてはどのように考えているか
結婚後、家計の持ち方はどのように考えているか
いま家賃はいくらか
どれくらい支出があるか
結婚後なににお金を使いたいか
旅行ではどこにお金を一番使うか

金銭感覚は生まれ育った家庭環境によって違います。

ケチの定義も人それぞれあります。トマトは嫌いだけどトマトジュースは飲む。みたいにアイマイです。

金銭感覚についてはじっくり話し合いましょう。

将来についてすり合わせるときに大事なこと

間違っても面接官のように質問しないコト
拷問のように尋問しないコト
眉間にシワを寄せ、ずっと真顔で話し合わないコト

ポイントは、相手にばかり求めないで、自分も自己開示するコト。

「擦り合わせ」という言葉は、お互いが合わせることを意味します。

「私は秘密にするのでまずはあなたからどうぞ。…ハイ、教えてくださりありがとうございました。合わないのでサヨナラ」なんて別れ方は絶対にしないでください。

そして、最も大事なことは、結婚したらお互いが変わることもあるというコト。

「独身のときはこうだったけど、結婚したらこのように考え方が変わった」

なんて話はザラにあります。

あくまでも今の考え方を聞いた上で、相手も自分も考え方が変わっていくことを想像しておいてください。

勝手に固定しないコト