婚活の場で言えない女性心理の嘆き|結婚したいなら理解を深めよう
婚活を成婚で終わらせ結婚したいのであれば、相手の気持ちや心理を理解することが欠かせません。特に、女性が婚活の場でどのように感じ、何を重視しているのかを知ることで、よりスムーズなコミュニケーションが生まれ、良いご縁に近づくことができます。
今回のコラムでは、婚活で押さえておきたい女性心理の基本から女性が言えないことまでをご紹介する女性心理の理解を深める回となります。
結婚を真剣に考えている方こそ、女性の気持ちを理解し、相手との距離を縮めるためのヒントを得られるはずです。男性の方はぜひ、最後までご覧ください。
女性心理なんて分かるはずがない
婚活は異性と出会い、異性と関係を築いていく場です。そのために求められるのは相互理解。
女性は男性を理解できるように努めなければいけないし、男性は女性を理解できるように努めなければいけません。ただ、どちらかというと、女性は男性にとって難しい存在です。
よく女性は
- 「察してほしい」
- 「分かってほしい」
- 「気付いてほしい」
と言いますが、分かるワケがありません。今回のコラムは男性向けですが、これを読む女性にもう一度言います。男性はあなたのことを分かるワケがありません。
一旦諦めましょう。
たとえば、交際中や結婚後、男性が怒ったときというのは比較的解決の仕方は簡単です。なにで怒ったのかという問題は見つけやすく爆弾の解体で言うなら、どの色の線を切れば起爆装置が止まるのか分かります。
でも、女性の場合は違います。何百本の線が絡まっていて、どの色を切ればいいのか1本だけ切ればいいのかそれとも複数本切らなければいけないのか、複数本切るならどの順番で切ればいいのか全く分かりません。
切る線を間違えようものなら、「そういうことで怒ってるんじゃない!」と今度は違うことで怒られ、新たな時限爆弾が作動するようになります。まぁ怒っている時点ですでに爆発しているのですが、男性よりも女性のほうが複雑です。
よく女性でも、「女って面倒くさい」と言ったりしますよね。
かといって、男性は
「そうだそうだ!女性心理なんて分かるわけがないんだ!」
と拳を天に突き上げ賛同するのではなく、分からないのであれば学ばなければいけないのです。
自分のことも分かってほしいという気持ちはあると思いますが、まずは自分から理解できるように努める必要があります。
誰にも言えない女性心理
1回目のデートをする。2回目も3回目デートもする。でも、気持ちが前に進まないことはよくあります。社交辞令で笑ったり明るく振る舞ったりしますが、全然楽しいデートと思えない。
もちろん、これは男性にもある現象ですが、思わず「はぁ〜あ」とため息をついてしまうような婚活をしている女性も少なくありません。そんな女性たちの気持ちを代弁しますので、男性の方はよく読んでください。
冴えない男ばかり
お互い様というのは大前提としてありますが、パッとしなくて冴えない男性が多く、いい人がいないという悲しみにも近い嘆きを持っている婚活女性は多くいます。
結婚に対して華やかなイメージを持っているのが女性ですが、その華やかなイメージと現実で出会う男性との落差が激しく、受け入れることができないのでしょう。
実際、お見合いをするラウンジで周りの男性を見てみてください。だいたいどういう人が婚活しているのか分かりますよね。
おそらく、男から見ても「ちょっとなぁ」と感じる部分はあると思います。
女性の現実を見ないで理想を追い求めるという悪い習性はあります。でも、夢を見させてくれない男性が多いことも事実。
対策
ここで考えられる対策は、モテる人の真似をとことんすることです。
あなたの周りでモテる人はどんな人でしょうか?
周りを元気にさせたり、いつも明るかったり、女性に優しかったり、使う言葉も素敵だったりするのではないでしょうか。
モテる要素を理解し真似るだけ。プライドとかどうでもいいのです。女性に喜んでもらうという精神で女性と出会いましょう。
あなたの顔は活き活きしていますか?
おじさんばかり
これは実際にある声ですが、男性は年相応以上に見えてしまうことが多いです。
つまり、年齢よりも老けて見える
こんな男性ばかりに出会っていたら、女性の気持ちも冷めてしまいます。
同じく、お見合いをするラウンジで周りの男性を見てみてください。アラフォー男性が多いなぁという印象を受けると思います。その中で、果たして何人が若作りに励んでいるでしょうか。
婚活をするうえで、若く見られるように努力する。これは男性として必須です。
なぜなら、女性はキレイに見えるように常に努力しているからです。お見合いする女性は皆さんキレイな身なりをしていますよね。
それなのに、男性は身なりを疎かにするって釣り合っていないですよね。
女性は男性に対して直接、「おじさんに見えます」「上司に見えます」なんて言いません。でも、あなたが思っている以上に女性は「おじさん」とお見合いしています。
対策
ここで考えられる対策は、若く見られるように努力することです。一言でいうと、「清潔感」
清潔感があると若く見えます。
あと、髪型も美容師に相談してみてください。腕がある美容師さんに切ってもらうと本当に若く見えるようになります。本当に髪型だけで人は変わるのです。
若い女性と結婚したいのであれば、身なりにお金をかけましょう
LINEに飢えている
KOKOのコラムでも婚活必勝講座でも何度もお伝えしていますが、ほとんどの男性がLINEをまともにしません。
女性からのLINEに返信をしないのです。だから、女性はLINEに飢えています。
対策
なので、がんばってLINEをしましょう。キレイに完璧にLINEをする必要はありません。そんなことまで女性は求めていません。
ただコミュニケーションを取りたいだけなのです。がんばってLINEしようとしてくれる。その姿勢を感じることができれば女性は嬉しいのです。
本当に男性は婚活なのに、相手とコミュニケーションを取りたがろうとしません。ということは、自分だけキチンとLINEはするようにするだけで、選ばれる確率が高くなるということです。
結婚するうえで最も重要な女性の体質への理解
生理痛
実は本コラムの一番のテーマはココです。女性の方で不快に感じる方がいたら申し訳ございませんが、女性を理解する上で重要なことなのであえて書かせていただきます。
女性には子供を準備するための仕組みが備わっています。それが生理と言われるもの。
生理は月1回来ます。ただ、血が出るだけならまだましですが
- お腹が痛くなる
- 腰が痛くなる
- 気分が悪くなる
- 吐く
- 歩けなくなる
などの生理痛があります。人によっては毎回救急車を呼ぶほどの痛みがあるそうです。
月1回生理痛があり、どれくらい続くかというと、約1週間。でも、生理痛は生理の期間だけではありません。個人差はありますが、生理の前から具合が悪くなります。
また、生理が終わったらピタッと生理痛がなくなるのかといったらそうではありません。生理後もまだ続いてお腹が痛かったり本調子の身体ではなかったりするそうです。
じゃあ、身体に異変がなにもなく、コンディションが良い状態って何日くらいあるんですか?というと、なんと7日〜10日間くらい。
もちろん、個人差があるものなので一概には言えませんが、1ヶ月の間のたったの7日〜10日間くらいしか調子が良いときがないのです。
ビックリですよね。月の2/3にが体調不良なんて考えられますか?しかも、それが毎月で、1年だけということではなく、40年50年と続くんですよ?
メチャクチャ生きづらい人生を生きているなと思いませんか?
ただ、生理痛は個人差があるものなので、全然ない人もいれば重たい人もいます。生理痛で会社に行けない人もいます。
でも、上司が女性で生理痛が軽い人だった場合、「は?私も生理痛があるけど」と、同じ女性なのに理解してもらえないこともあるそうです。
女性の特性が理解できると、お見合いしてくれるだけでもメチャクチャありがたいことだと思いませんか?
でも、女性の生理は日本ではブラックボックス。触れてはいけないような文化になっています。
生理という言葉を発しただけで「セクハラ」なんて言われます。これらはすべて日本の教育が悪いのですが、地球は女性で作られていることが分かりますよね。
もちろん、男性がいないと赤ちゃんはできないわけですが、生理の話はもはや地球規模の話なのです。
ただ、当然男性は一生体験しないものなので、理解しろと言っても理解できるものではありません。相手が生理痛で倒れてもなにもできません。
でも、「そうか!忘れていたけど女性には生理痛というものがあるんだ」と気付いて理解することは大事なことではないでしょうか?
茶化す人がいるから問題になるだけで、女性の身体のメカニズムをちゃんと理解することは結婚するうえで重要なポイントです。
対策
「最初から不機嫌だった」
「帰りたそうにしていた」
「楽しそうにしてくれなかった」
これらは男性の不満としてよくあるものです。
でも、今回の生理の話を聞いて、間違っていることがお分かりいただけたでしょうか?
もしかしたら、自分と会う日が一番辛い日の可能性もあるということです。一番辛い日ではなかったとしても月の2/3はどこか調子が良くないのが女性(何度も言いますが個人差はあります)
優しく接することが男に求められることではないでしょうか?
相手の不機嫌さにイラッとするのではなく、気付いたら「大丈夫ですか?もし気分が悪いようでしたらムリしないでくださいね」と声をかける。
女性に対して「あ、もしかしたら生理痛かも」と思うことが正しいのか間違っているのかは分かりませんが、そもそも自分とは違う生態だからこそ優しくしてあげなければいけないのではないでしょうか。
婚活する女性心理の究極理解
今回は、男性向けに婚活女性の誰にも言えない心理や悩みをお伝えしましたが、いかがだったでしょうか?
特に意識していただきたいのは、女性は赤ちゃんを作るための準備を必死にしているという点です。
残酷なことに「私は子供はいらない」「もう子供は諦めた」からと言って生理が来なくなるのではなく、そんな女性にも生理が訪れるということ。「なんで子供はいらないのに生理痛になるんだろう」という葛藤を持っている女性もいるということです。
どれだけ男性は女性に対して理解が足りていないかがお分かりいただけたかと思います。でも、それは日本の教育に問題があります。
結婚したいのであれば女性の身体についてちゃんと理解すること!
結婚したら女性の体調やホルモンバランスに必ず直面します。そんなときに「なんでいつも体調悪いの?」とイライラするのではなく、「大丈夫?」と寄り添える男性になりましょう。
今回のコラムを読んで少しだけでもいいので女性心理を理解していただけたら幸いです。
理解が深まると感謝が生まれます。
赤ちゃんを産む前から女性はすでに大変な思いを毎月毎月重ねているのです。それも何十年も。
おそらく、ここまで気付ける婚活男性は限りなく少ないでしょう。ここまで読んでくださった方はぜひ女性に寄り添い、支えられる男になってください。