【仮交際終了】「自分に興味がないように感じた」にモノ申す！

以前行った、【仮交際終了理由100件調査】の中に「自分に興味を持ってもらえていない気がした」という理由で交際をお断りした件数が５件ありました。

【お見合いお断り100件調査】の中にも「自分に興味がないように感じた」という理由でお断りしている方も一定数いました。

この気持ちはスゴくよく分かります。そう感じたら自分のほうも気持ちが冷めてしまいますよね。

でもこの場合、どちらももったいないことをしているので、今回は「相手への興味」「自分への興味」というテーマで掘り下げていきます。

自分に興味を持ってもらえていない

あなたも婚活をしていて、一度は感じたことがあるかもしれません。

せっかくのご縁なので、悲しくはなりますよね。やっぱり自分に興味持ってもらいたいですよね。

でも、実は相手側は

というケースがメチャクチャ多い。

つまり、お互いもっとコミュニケーションを意識していれば、次に発展していたかもしれないということ。

婚活相手に求める興味とは

そもそも「興味」ってなんでしょうか？

検索してみると、

おもしろそう！知りたい！という感情の動きのことを「興味」

というそうです。

では、婚活で出会う相手に興味が湧くときはいつでしょうか？

お見合い申し込みするとき、もしくは、相手からお見合い申し込みがあってお見合いが成立したときです。まず、この２つが考えられますよね。

興味が湧いたからお見合いを申し込む。興味が湧いたからお見合いを受ける。

逆に、全く興味が湧かない相手にはお見合い申し込みしないと思いますし、お見合いも受けないでしょう。

では、お見合いをする日程のベストはいつだと思いますか？

本来であれば、数時間後です。

お見合いが成立した→数時間後に会う。

これが一番興味が湧いた状態で会える最高のお見合いです。

でも、これは残念ながらあり得ないことですよね。

基本的にお見合いが成立したその日から数日後、または１週間後、場合によっては数週間後にお見合いという流れになります。

この時点でもはや相手のことを忘れていると言えるでしょう。残念ながら、自分も相手から忘れられています。

たとえば、ネットで欲しいものを注文した場合、数時間後に自宅に届いたら一番嬉しいですよね。

１日後でも嬉しいですよね。

でも、２週間後だったらいかがでしょうか？もはや、注文したことを忘れていますよね。

それと同じように、ある特定のモノに興味がずーっと続いている状態は人間にはあり得ないことが分かります。

特に婚活では、数十人の人にお見合い申し込みをします。そのうち、数人とマッチングします。そして、ある程度日程を挟んでお見合いをします。

つまり、相手への興味というのは一旦リセットされているのです。だから、お見合い当日にお見合い相手のプロフィールを確認しますよね。

でも、そのとき既にお見合い申し込みした、もしくはお見合い成立したときよりも相手への興味は少なくなっています。

なぜなら、人はお見合い申し込みした、もしくはお見合い成立したその瞬間が一番気持ちが乗っているからです。それ以降は相手のことを好きになるまで、気持ちは乗りません。

婚活における興味の法則

消費者マーケティングでは、財布を開いたその瞬間にさらにセールスするのがベストだと言われています。

たとえば、ファーストフード店で「ご一緒にポテトはいかがですか？」と聞かれたことがある人も多いと思います。また、ネットで注文した際、「他の人はこんな商品も購入しています」という文言を見たことがある人も多いと思います。

これらは、消費者が一番気持ちが乗っているときを狙っているのです。

このことから、婚活でもマッチングしたら数時間後に会うのが本来はベストだということが分かります。でも、これはなかなか現実的ではありません。

実際、お見合いするのは数日後、数週間後になるので、お互いの興味は一旦リセットされます。

これがまず大前提です。これを『婚活で出会う２人の興味の法則』と名付けましょう。

お見合いに至るまでの大前提

では、お見合いするときになにをしなければいけないかというと、まずは、お見合い前に、相手への興味を呼び戻さないといけません。

相手への興味を呼び戻す

そうしないと相手に対して失礼ですよね。

仮にも、お見合いできることは奇跡なのです。相手に興味を持って会うことはマナーですよね。自分も相手に興味持った状態で会わないと楽しめないですよね。

この「相手への興味を呼び戻す作業」はあなたはできていますか？

これができない人は相手に対して失礼な態度を取ることになります。また、「自分に興味がないように感じた」とお断りされることになるのです。

仮交際を進展させる大原則

仮交際も同じ。

仮交際成立した→LINEでコミュニケーションを取る→１回目デートする→またLINEする→２回目デートする→またLINEする。

ずーっと相手に対して高い興味も持ったまま接することができていますか？

さすがにできないですよね。興味の持続は難しいのです。

むしろ、お互いもっと興味を持てるように、LINEする必要があるし、デートする必要もあるということが言えます。

なぜなら、興味度にも感情にも気持ちにも必ず「波」があるからです。

恋愛の交際は、交際している時点でお互い「好き」です。そこまで、「波」がありませんし相手のことも気にする必要がありません。

でも、婚活ではお互いまだ好きではないのが一般的。

そうなると、興味度にも感情にも気持ちにも必ず「波」がある。だから、コミュニケーションを取らなければいけないのです。

自分に興味を持ってもらえるようにアクションを起こす
相手に興味を持てるようにアクションを起こす

以上のことを踏まえた上で、「自分に興味がないように感じた」という理由を深掘りしていきます。

婚活でフィーリングが合うようになる方法

冒頭にもお伝えしたように、相手からしたら

というケースがメチャクチャ多いのです。

仮に、「ごめんなさい、あなたに興味がありません」と言われれば、「自分に興味がないんだ」と100％確信することができますよね。

でも、そう言われたわけではないのに、お見合いでも仮交際でも「自分に興味がないように感じた」となってしまう。

これはどちらが悪いかといったら、どちらも悪いです。

仮に、「自分に興味がないように感じた」人をAさんとし、Aさんの相手をBさんとします。

Aさんは、悲しくなってしまう気持ちは分かります。でも、実際、相手は「え、別にそんなつもりはなかったんだけど…」というケースが多いんです。ということは、勝手な解釈かもしれません。悲劇のヒロインになるのはちょっと待ちましょう。

Bさんは、Aさんにアピールが伝わっていないことになります。「自分はあなたに興味があります」ともっと分かりやすく表現しないといけません。スゴくもったいないことをしていることに気付きましょう。

AさんもBさんもズレいることが分かりますよね。これはただのミスコミュニケーションなのです。

もしかしたら、もっとコミュニケーションを取っていたら、誤解は生まれなかったかもしれません。

では、どうしたらこのようなミスコミュニケーションをしないで済むようになるかというと、感情に走らず事実確認をすることです。

どういうことかというと、とてもシンプル。

自分に興味がないように感じたのであれば、相手に聞けばいいのではないでしょうか？

シンプルに自分が感じたことを聞けばいいですよね。これで相手からのYESかNOかで判断できます。逆に相手から、

と聞いてきたら仲を深められるチャンスでもあるのです。少なくとも誤解は解けますよね。

もしもこれで、

「ごめんなさい。あまり興味が湧かなかったです」と言われたら、ハッキリその場でナシということが分かります。

でも、あなたはこう感じたでしょう。

「ごめんなさい、私の勘違いだったら申し訳ないんですが、私に対して興味ないのかなーなんて思ってしまったんですけど、興味ありませんか？」こんなこと聞けるワケない、と。

そうですよね、普通は聞けないと思います。なぜなら、

傷付きたくないから。嫌われたくないから。相手に悪いと思うから。

でも、実際自分が勘違いしているだけで相手はそんなつもりはなかったという事例がたくさん報告されています。多くの人がもったいないことをしているんです。

コミュニケーションを端折るからもったいないことになっているだけなので、ちゃんと相手と会話をしましょう。

「傷付きたくないから。嫌われたくないから。相手に悪いと思うから。」この気持ちは分かります。みんなそうだと思います。

でも、そうやって自分の殻に閉じこもっている以上は前には進めないのではないでしょうか。

傷付きたくないから。嫌われたくないから。相手に悪いと思うから→だから相手とコミュニケーションを取らない。

そんな人が果たして結婚できるのでしょうか。

本当に分かち合える人に出会えると思いますか？

誤解を生まない為のまとめ

さて今回は、『婚活で出会う２人の興味の法則』が存在し、ミスコミュニケーションをしないで済む方法は、感情に走らず事実確認をすることという内容でお届けしました。

短期間で結婚を目指していくことはそう簡単なことではありません。

もっと、泥臭くダイナミックに相手と自分と向き合っていかないと結婚なんて、その先のその先のその先になってしまいます。本当にいつしか結婚できなくなってしまいます。

今回お伝えした内容を実践していただき、もっと相手とコミュニケーションを取ることを意識していきましょう。