ケチな男は結婚できない本当の理由|実はお金ではない?
「ケチは結婚できない」「ケチとは結婚するな」とよく言われますが、ケチのイメージって本当に良くないですよね。「私はケチと結婚する気は全くないので大丈夫です」と言い張る方もいると思いますが、実は『隠れケチ』というのも存在します。
その見分け方を紹介するとともに、2種類のケチについても解説します。本当は「お金払いが悪いケチ」よりも2種類目の「精神的ケチ」のほうが危険なので、あなたが結婚に失敗したくないのであればぜひ最後までご覧ください。
ケチが嫌われる一番の理由
あなたも婚活をしていて1人くらいはケチに出会ったことがあると思いますが、ケチが嫌われる一番の理由は、自己中心的に見えることではないでしょうか。
ケチな人は、お金の使い方に対して非常に慎重です。これはパッとイメージがつきますよね。
たとえば、ドライブデートで高速に乗ってちょっと遠出する。「あぁ楽しかった!」と帰ったら
- レンタカー代3128円
- ガソリン代605円
- 高速代278円
というLINEが届いている。
凍るんじゃないかと思うぐらいサーっと一気に冷めますよね。
同時にケチは他人の気持ちや状況を考えず、自分の利益や安心感を優先しているように見えがちです。相手の立場になって考えることができません。
これが、周りには「思いやりがない」「自分勝手」と思われ、人間関係において不快感を生じさせることがあります。
つまり、ケチは単にお金を使わないこと以上に、他者との共感や共有を拒む姿勢として捉えられ、それが嫌われる原因となっています。
お金にケチな男の3つの特徴
今回は分かりやすく男性にフォーカスを置きますが、お金にケチな男はどんな特徴を持っているでしょうか?今回は3つご紹介します。
とにかくお金にうるさい
とにかくお金にうるさい人いますよね。
- 1円単位でお金を請求する
- あとでまとめて請求してくる
- ケンカになったときにお金の話をする人
- 自分がやっている節約を相手にも強要する
- コスパをメチャクチャ気にする
など、お金にケチな人はお金ばかり気にしています。
自分なりの正義を持っている
ケチな人と一緒にいるとぶつかることも多々あります。たとえば、
いや、そんな小さいことまで気にするの?
とボソッというと、
なに言ってるの?お金は大事でしょ?だからあなたはムダ使いが多いんじゃないの?
とケンカに発展します。ケチな人は自分なりの正義を持っていて、自分の正義が受け入れられない人は敵だと認識します。
ボロボロのなにかを使い続けている
たとえば、
- お財布
- バッグ
- 洋服
- バスタオル
- バキバキに割れたスマホ
など、ケチな人はボロボロのなにかを使い続けている傾向が強いです。
こう言うと、ケチな人は「モノを大事にすることは良いことだ」と自分の正義をかますのですが、だからケチなんです。
ケチな男と結婚しないほうがいい5つの理由
ケチな男と結婚すると不幸に感じることが多くなります。だから、なるべくケチな人は避けたほうがいいのですが、なぜケチな人と結婚しないほうがいいのか、その理由をもう少し細かく5つに分けます。
ストレス過多
想像してみてください。
トイレの電気をつけっぱなしにしてしまった。そしたら、
つけっぱなしにするなよ!どれくらい前にトイレに入った?え?10分前?ってことは0.7円くらいムダにしてるじゃん!
と怒られた。
もう最悪じゃないですか。確かにつけっぱなしにしてしまったことは良くないですが、細かすぎだし人間には絶対ミスはあるし何よりも怒る必要がありません。
こんな生活が何年何十年も続くとなるとストレス過多で倒れてしまいそうですよね。
楽しみの制限
生活も遊びも旅行もなんでもお金のことを言われたら楽しみが減りますよね。
将来への不安
お金を節約して貯めるというのは良いことです。
でも、度が過ぎると今度は逆に「え、こんなケチな人と死ぬまで一緒にいて自分は幸せなの?」と将来への不安が募るようになります。
社会的孤立
ケチな人は、友人や家族との付き合いにお金を使うことを避けがちです。これにより、夫婦が社会的に孤立してしまう可能性は十分あります。
価値観の不一致
当然、価値観の不一致が起き、衝突することが多くなるでしょう。
また、ケチのやっかいなところが自分の正義を持っていて絶対に曲げないところ。自分から折れるということを知りません。
ケチと結婚してはいけない本当のワケ
ここまでは主に、お金払いが悪いケチについてお伝えしましたが、冒頭でもお伝えしている通り、ケチには2種類あります。
「お金払いが悪いケチ」と「精神的ケチ」です。解説していきましょう。
お金払いが悪いケチ
これは分かりやすいケチです。
「ケチ=お金を使わない」
そして、パートナーにも使わせないというイメージが強いですよね。
精神的ケチ
もう1つは精神的ケチです。
ケチは自己中で自分の利益や安心を得たいというのが真っ先にきます。相手のためにという概念がありません。
KOKOのコラムでは「ギブの精神」という言葉がよく出てくると思いますが、自分から無償で与えるということをしないのです。自分から与えたとしても、あとでなにかを請求したり、見返りを求めたりします。
でも、相手の立場になって考えたり、相手のために行動したり、無償で自分を提供したりすることって結婚生活を送る上でとても大事なことではないでしょうか?
たとえば、男性ばかりに焦点を当てて恐縮ですが、自分が先に帰宅できた。お腹すいた。でも、疲れているから奥さんが帰ってくるまで待つ。
これは一種のケチだと思いませんか?
奥さんのためにご飯を作って喜ばせようとすればいいじゃないですか。でも、ケチはその思考にはならないのです。
ケチは結婚する上で大事なことが欠けている
これがケチの一番の問題です。だから、ケチとは結婚しないほうがいいし、結婚したとしても相当苦労すると思います。
隠れケチも存在する
今回は分かりやすいケチを紹介しましたが、実は隠れケチも存在します。
お見合い写真を手抜き
結婚相談所でもマッチングアプリでもお金をかけないで写真を撮る人がいますよね。これは本当にやめたほうがいいです。
特に結婚相談所においては。
自ら「プロに頼むお金をケチってま〜す」と言っているようなもの。結果、どうなるかというと、ケチが集まるのです。
お金がかかる婚活を絶対にやらない
「周りはお金をかけないで結婚に発展しているのに、自分は婚活に何十万もかけるとかあり得ない!」
これもケチです。気持ちは分からなくもないですが、こういう人は自分磨きもしません。
自分磨きをした風に見せますが、なにも変えることはできていないでしょう。
もったいないことを改善しない
婚活にはもったいないことをしている人が多い。でも、それを改善しない。改善したくない。
ケチですよね。
だれでもケチ要素を持っている
今回のコラムは「ケチはあり得ない!」という要素が強めでしたが、1点だけ忘れてはいけないことがあります。
それは、だれにだってケチになる瞬間はあるということ。だれでもケチ要素は持っていますよね。
たとえば、「自転車を駐輪場に停めるとお金がかかるからちょっとの時間だし邪魔にならないところに適当に停めちゃおう」
これは都会に住んでいる方なら一度は経験があるのではないでしょうか。
「なんかもったいないからケチっちゃおう」
こんな場面はだれにでもあります。ある意味、そのケチ要素が化けているか化けていないかの違いです。もしかしたら紙一重かもしれません。
ケチな人に遭遇したらどうしてケチになってしまったのか、そのルーツを辿ってみるのも面白いと思います。おそらく、ケチと言われる人にはそれなりの生き様や背景があります。
たとえば、シングルマザーで子供の頃は貧乏だったとかであれば、ケチになってもしょうがないかなぁと思いますよね。
もしかしたら、ケチな人をすぐケチと呼び、サヨナラするもケチの一種と呼べるのかもしれません。
まとめ
今回はケチが結婚できない理由やケチと結婚しないほうが理由などを解説しましたが、一番重要な部分は、ケチは他人の気持ちや状況を考えず、自分の利益や安心感を優先してしまうところ。
この根っこの部分があるからケチは結婚できないし結婚するリスクが大きいのです。
お互いを思い、お互いを大事にする関係って本当に大事ですよね。でも、相手が自己中で思いやりがないと感じたら、結婚する意味が分からなくなってしまいます。
でも、ケチ要素はだれでも持っているものなので、ケチじゃなかったとしても、決して威張らず驕らず、謙虚な心を忘れずに人と接しましょう。