価値観合う人はどこにいる!?婚活で自分と意気投合する人の見つけ方
価値観合う人がいいという価値観
お見合いや交際お断りでよく使われる「価値観が合わない」
都合の良い言葉でもありますが、「結婚するには価値観が大事!」と言いますし『価値観マッチング』なども流行っていますよね。
一方で、
「価値観の合う人」よりも「話し合える人」と結婚すべし!
という言葉もよく聞くと思います。
おそらく、これはどちらも正解です。
一番シンプルな解決方法は、コミュニケーション能力を磨くことです。コミュニケーション能力があれば、価値観が合わない人ともやっていけるし、「話し合える人」になれます。
でも、やっぱり自分と価値観の合う人と一緒になりたいですよね。価値観の合う人だとパズルのピースがピッタリ合うような気がしますよね。
なぜ価値観合う人を求めているのか
人間は欲張りだなと思いますが、価値観合う人も求めているしヒーローのようにいつも味方になってくれる人がいいし、女性であればイケメンで高収入・高学歴・高身長の人を求めています。男性であれば、キレイで料理上手な人を求めています。
男性女性に共通して言えることは、自分の一番の理解者を求めているのではないでしょうか。
ただ、そうとはいえ、価値観がすべて一緒の人はいないですよね。
特に現代では、とても価値観がズレやすくなっています。なぜなら、スマホやSNSが普及して、影響を受けるものが昔と比べ遥かに増えたからです。
仮に、価値観が似ていて結婚したとしても結婚後、自分の好きな俳優さんがオーガニックにハマり、Youtubeで発信し出したら、今まで特に考えてこなかったけど急に自分もオーガニックにハマり出します。
パートナーも特に食にこだわりがない人だった場合、一緒になって考えてくれる人ならいいですが、パートナーにもオーガニックを強制するようになります。それをパートナーが窮屈に感じ出すと、あら不思議。
価値観が合わなくなるのです。
好きな俳優さんのYoutubeを知らなければそんな事態にはならなかったのに、スマホやSNSの影響で価値観がズレることに…。
あくまでも例でお伝えしましたが、これはどの夫婦でもあり得ることです。
価値観が合いづらくなっているのが現代
だから余計に寂しくなり、価値観の合う人を求めるようになっています。
たしかに価値観が合うことは大事です。でも、あくまでもお互いの距離を縮める要素の1つにしか過ぎないことは覚えておきましょう。
なぜなら、たとえ価値観が合っても結婚後、合わなくなることはあります。子供が生まれたら価値観のズレが生じるようになります。
価値観に囚われると価値観が合わなくなったときに拒否反応が出る
価値観合う人の見つけ方
とはいえ、婚活では価値観の合う人を探している人は多いでしょう。それ自体は悪いことではありませんので、今回は逆に価値観が合わない例から自分と価値観が合う人はどんな人かを見ていきましょう。
価値観が合わない典型的な例
まず、大前提として、どちらが悪い・良いとかそういう話ではありませんのでご了承くださいませ。
無宗教と宗教
これは言わずもがな、ですね。
一人っ子と3人兄弟
育った環境が違うので、価値観が合わないことはよくあります。
マンション暮らしと一軒家暮らし
実家がマンションだったか一軒家だったかによっても価値観が違います。例えば将来を話し合う際、一軒家で育ち今も実家暮らしだったら、「マンションは絶対イヤだ。結婚後も一軒家で暮らしたい」という願望が強いです。
都会生まれ都会育ちと田舎生まれ田舎育ち
住む環境が違うと価値観が異なるのは当たり前です。
医者家系とそうではない家系
医者家系は特殊です。一般家系はまず釣り合わないと見ていいでしょう。本人同士が意気投合しても破談になるケースが多いです。
親が経営者とそうではない親
親がどういう仕事をしていたのかも価値観に影響があります。例えば、親が経営者だった場合、親のように自力で道を切り開くような人がいい、となりますよね。
家族仲が良いとそうではない家族
相手の家族と結婚後、どういうお付き合いになるかは、やはり結婚する上で重要なポイントです。例えば、家族仲が良いから毎週末は実家でご飯を食べたい。それが普通だと思っている。という人もいます。でも、家族仲が良くない、なんなら結婚後も自分の家族とは関わりたくないという人からしたらナゾでしかないですよね。
大学院卒と高卒
話が合わないというのはよく聞きますね。
結果を求められる仕事と結果を求められない仕事
経営者と公務員は合いにくかったりします。結果を求められる仕事をしている方は、同じように結果を求められる仕事をしている方と合いやすいです。
インドアとアウトドア
趣味の違いですね。極端に言うと、休日は外に出たいという人と休日はゲームに没頭したいという人、結婚生活はイメージできますか?
子供希望するとこだわらない
「結婚後子供はこだわらない」にしている人は理由があるので、必ず理由を聞く必要がありますが、子供希望する人とそうではない人はやはり合わないでしょう。
年齢が一回り以上離れている
なにを見て育ったか、親はどの世代か、これはやはり価値観に違いが生まれます。
ペットは飼いたいかどうか
今やペットは家族です。でも、ペットを受け入れられない人もいます。
食へのこだわりの有無
たとえば健康上、朝と夜は絶対に食べないという人もいて、でも1日1回は一緒にご飯を食べたいという人もいます。あとは究極に無添加にこだわる人もいます。特に現代の食は多様化しているので、婚活では食生活に関してはあなどれません。
どの価値観を大事にするのか
以上、典型的な例をご紹介しましたが、まずご存知の通り、「自分と価値観がすべて一緒!」という人はいません。
すべての考え方や価値観を1ミリもズレなくすり合わせてから結婚したい!
↓
これは結婚できないパターンです。
将来の話をしっかりして、すり合わせることは大事なことです。でも、「自分と同じじゃなきゃイヤだ!」と思っていると結婚はムリです。
すなわち、
どの価値観を大事にして、どれだけの価値観を捨てられるか、
です。
引っ越し先を探すときもそうですよね。自分のすべての条件を叶えてくれる物件なんてないじゃないですか。どこを大事にして、どこを妥協するか、で考えますよね。
2人で物件を探すときもそうです。
お互いの希望条件はあると思いますが、2人ともこだわりが譲れずバチバチになっていたら物件探しは難航します。住む上で、どこを大事にして、あとはなんでもいいやと思えるかどうかですよね。
価値観合う人と結婚=幸せ?
価値観が合うとは
不思議なことに、婚活では価値観の合う人を求めますが、「価値観が合うから好き!」とはならないですよね。
あなたも過去に好きな人がいたことやお付き合いした経験があると思いますが、その相手は価値観が合うから好きでしたか?
おそらく、違うと思います。
もしかしたら一言でまとめるなら、「価値観が合うから」なのかもしれませんが、好きになった理由が「価値観が合うから」とは言わないですよね。
なので、「価値観が合うから」「趣味が合うから」というのは、最初に仲良くなれるキッカケにしか過ぎないことが分かります。
価値観が合わないモノをどう捉えていくか
だれと結婚することになっても価値観が合わないことがあります。すべての考え方や価値観がウソのようにピタっとくっつくなんてことは、やはりあり得ないのです。
家族でさえ価値観が違うのですから。
では、「価値観に対しての価値観」はどう捉えておくべきでしょうか?
あなたが結婚に失敗したくないのであれば、2つの点を参考にしてみてください。
価値観の違いを「面白い」と興味を持てるか
相手の価値観の違いを面白いと興味を持てるか。相手もあなたとの価値観の違いを面白いと興味を持ってくれるか。
例えば、価値観の違いがあったときに、相手から頭ごなしに「それは違うよ!」と否定されたら悲しいですよね。自分の価値観を人に押し付けるのも違いますよね。
愛を育むというのは、お互いの違いを認め合うことでもあります。
むしろ、お互いの違いを認め合えないと先は暗いものになるでしょう。
価値観が合わなくても一緒に支えあっていこうという価値観を持っている人
もう1つ重要な価値観です。
価値観が合わないのは当然という話を何度かお伝えしましたが、
価値観が合わないこともあるよね。でも、それでも一緒にやっていこう
という姿勢があることはとても大事なポイントではないでしょうか。
これはいわば、「価値観が合わなくても一緒に支えあっていこうという価値観を持っている人」と言うことができます。
あなたはいかがでしょうか?
逆に言うと、なんでも「価値観価値観」と言う人はなんか危険な臭いがしますよね?
それよりも柔軟に対応できる人のほうが魅力的なのではないでしょうか。
婚活は異星人同士が出会うので、価値観が違って当たり前です。
その違いを「面白い」と興味を持てるか、そして、価値観が違ってもやっていけそうという姿勢で相手と向き合うことができるかは、価値観が合うことよりも大事です。
価値観が合っても、合わなくなるときが必ず来ますから。
結婚してからは長い結婚生活が始まります。失敗したい人はいないでしょう。
失敗しないためになにをすればいいのかを今回のコラムから感じ取っていただければと思います。