婚活中に親との同居の可能性を真剣に考えないと10年後破滅する

恋愛は当人同士のことなので、重たい未来のことなど想像もしないで気楽にできます。

でも、婚活は違いますよね。

2人が結婚するということは、お互いの家族を巻き込む形となります。

未だに結婚しない息子・娘さんを心配して、親御様からお問合せをいただくことが多いですが、やはり結婚は2人だけのコトではありません。

本来は2人のコトです。周りとか親とか関係ないハズ。

でも、そうもいかないのが現代の婚活です。

KOKOコラムでは何度もお伝えしていますが、改めて自分の親との向き合い方を考えていただければと思います。真剣に考えておかないとあなたの人生設計が狂うことになります。

目次

婚活中に親との同居を考えておかないといけないワケ

ちなみにあなたは、どれくらい親との同居について考えたことがあるでしょうか?

婚活している時点で親に本音を聞いている人はどれくらいいるでしょうか?

IBJにはすでにこんなプロフィール項目が用意されています。

【相手家族との同居】
構わない ・ 難しい ・ 相手による

【自分家族との同居】
希望 ・ 希望しない ・ こだわらない

本音と建前はありますが、比較的分かりやすくなっています。

ただ、これは自分の考えであって、親に「将来の自分とか家とかどう考えてるの?」と婚活スタート時に聞いている人は皆無でしょう。

さらには、IBJには用意されていますが、IBJ系列ではない結婚相談所ではこのような項目がなかったり、マッチングアプリにはありません。

ということは、大半の人が自分家族との同居の可能性や相手家族との同居の可能性について考えていないということになります。

もしかしたら、「え?そんなことまで考えないといけないの?」とビックリする方もいるかもしれませんが、そこまでしっかり考えて取り組まなければいけないのが現代の婚活です。

親との同居があり得るパターン

自分は親に確認しました

という方も中にはいるでしょう。

でも、それは1回聞いただけではありませんか?


将来私が結婚したら、一緒に住むなんてことある?

いや、それはないよ。安心して。


たったこれだけで確認した気分になっているのはマズイです。

なぜなら、親だって人間であり、ウソを言うことだってあるし、気が変わることもあるからです。

たとえば、あなたが結婚して3年後、「実はあのときは言えなかったけど、病気で身体が弱くなってる。かといって、施設には入りたくないから一緒に住まわせてほしい」と言われる可能性だってありますよね。

他にも、「お父さんが亡くなって寂しいから一緒に住んでもいい?」「やっぱり気が変わって一緒に住まわせてほしい」となる可能性だってあります。

なんだったら、「今まで面倒見てきてやったんだから今度はお前が私を面倒見る番だ」と悪魔のような本性を表す可能性だってあります。

もしくは、「ごめん、投資で失敗して破産した。家もなにもかも取られるから住まわせてほしい」と涙で訴えてくるかもしれません。

特に、病気系、身体が弱った系はだれにでも起こりうる可能性があります。

病気になったら、身体が弱ったら、気弱になり、気も変わります。あなたも気が変わって「しょうがないか」となるかもしれません。

でも、相手はきっと理解してくれないでしょう。

「長男長女じゃないから関係ない」と思っている方もちゃんと考えたほうがいいです。

もしかしたら、あなたのお兄さんお姉さんはすでに家庭があるから、あなたに親を任せようと考えているかもしれません。

そんな可能性だってあるのです。

そうなると、親は自分が育てた子供たちにたらい回しにされ、挙げ句の果てに行き先を失い、悲しい思いをすることになるでしょう。

逆にこんなパターンもあります。

交際相手と将来の親との同居の可能性について話し合ったときに、「同居することはないから大丈夫だよ」と言っていたけど、それは建前で本当は親から一緒に住んでほしいと頼まれていた、なんてこともありますよね。

そもそも、相手だって、1回親に聞いてみて「確認した気分」になっているだけかもしれません。

あなたは自分の親と同居する可能性はないと言い切れますか?言い切れる場合は、なぜでしょうか?

今後の親との関わり方はいろんなパターンがある!
相手にもいろんな事情がある!

自分家族と相手家族との同居は確認すること

先にお伝えしたように、IBJには

【相手家族との同居】
構わない ・ 難しい ・ 相手による

【自分家族との同居】
希望 ・ 希望しない ・ こだわらない

というプロフィール項目が用意されています。

では、どういう人が多いかというと、

【相手家族との同居】
難しい

【自分家族との同居】
希望しない

このパターンが一番多いです。

比較的分かりやすくなっていますが、でも、相手は回答しているからといって油断しないようにしましょう。

将来はどうなるか分かりません。数年後は変わるかもしれません。

可能性はどこまでないのか、可能性があるとしたらどこまであるのかをキチンとお互いすり合わせしましょう。

自分家族との同居「こだわらない」ってなに?

その中でも謎のプロフィールにしている方がいます。

【相手家族との同居】
難しい

【自分家族との同居】
こだわらない

これはよく分からないですよね。

一見、「相手家族との同居はイヤだけど、自分家族との同居はしてもらうことになるかもしれない」というふうに見えてしまいます。

結婚相手をとても都合よく考えているように見えてしまっていますよね。

まず、このように選択している方は直したほうがいいです。それだけでだいぶ損をしています。

なぜなら、

自分家族との同居「こだわらない」にしているんだ、じゃあ辞めておこう

となるのが普通だからです。

でも、中には将来のことが分からないという理由だけで「こだわらない」にしているだけかもしれないし、なにも考えず「こだわらない」にしている可能性だってあります。

どちらにせよ、もしも、

【自分家族との同居】
こだわらない

にしている方とお見合いする場合は、早めに確認したほうがいいでしょう。

そして、もしも、「相手家族との同居はイヤだけど、自分家族との同居はしてもらうことになるかもしれない」と考えている方は、都合良く考えるのを辞めましょう。

だれも監獄結婚したい人はいません。

プロフィールは建前だらけ

ただ、原則は、なんでもそうですが、「プロフィールに書いてあるからいいや」で終わらせるとイタイ目に遭います。

たまに、「イヤ、プロフィールに書いてあることをわざわざなんで聞くの?」と感じる方もいますが、イヤイヤ…プロフィールに書いてあるから会話を省略していいことにはなりません。

それなら、事細かく書いた履歴書をお互い交換したら以上終了になってしまいますよね。

プロフィールに書いてあるからといって安心してはいけない!
プロフィールに書いてあることを聞かれても嫌がってはいけない!

たとえ、お互い

【相手家族との同居】
難しい

【自分家族との同居】
希望しない

にしていたとしても、確認はする必要があります。

それがすり合わせるということです。

キチンとすり合わせることをしないと「こんなハズじゃなかった!」と涙を見ることになるのは、あなたです。

まとめ

結婚はたしかに夢が広がりますが、結婚する前にリスクヘッジをどれだけしておくかもとても大事なことです。

育ててもらった親に対しては申し訳ないことではありますが、親との同居はリスクでしかありません。なにがリスクか。

結婚相手にとってはリスクでしかないですよね。

あなたも相手家族との同居なんてイヤでしょう。

ただ、今回あらゆるパターンがあることをご理解いただけたかと思います。

恋愛結婚ではこの辺りの確認なんてしません。

逆に言うと、婚活はこの辺りの確認ができます。これは、婚活のメリットとも言えるでしょう。

結婚相談所で活動していなくても、むしろ、結婚相談所で婚活していない方こそ、しっかり確認する必要があります。

浅はかな考えで婚活をしていると、幸せどころか不幸になります。ぜひ気をつけてください。

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この記事を書いた人

小崎真作のアバター 小崎真作 婚活KOKO 執行役員

2020年、奥さんが壮絶な不妊治療を経て妊娠。切迫早産の危険性があり転院や入退院を繰り返したのち、無事娘を出産。
2023年、再び奇跡が訪れたが再度切迫早産の危険性があり奥さんが2ヶ月入院しその間ワンオペを経験。無事息子が誕生。現在は2人の子供の育児と仕事に奮闘中。

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