仮交際は何人と同時進行して合計何人までに成婚するのがベスト?
「仮交際中、何人までと同時進行で交際して、だいたい何人目くらいまでに真剣交際に入ればいいのだろう」
婚活を始めたばかりの方や、既に仮交際を進めている方が直面する疑問です。仮交際は、婚活における非常に重要なステップで、ここでの決断が成婚に大きく影響します。
とはいえ、何人と仮交際を同時進行すればよいのか、また最終的に何人と交際すれば成婚に至るのかは、悩ましい問題です。
この疑問に対する答えは一概には言えませんが、適切な人数を知っておくことは、効率的な婚活を進めるためのカギとなります。今回のコラムでは、仮交際中の人数の調整や、成婚に至るまでの理想的な交際人数について、解説します。
仮交際は何人まで?並行は辛い?
ご存知の方も多いと思いますが、仮交際の上限は特にありません。でも、人間には限界があるので、同時進行の仮交際は3人までにしておいたほうがいいです。
仮交際の人数を増やしすぎると管理できなくなり、誰が誰だか分からなくなってしまいます。よく「複数交際はしんどい」という話を聞きますが、経験したことがないのでストレスに感じる方は多いでしょう。
ただ、仮に同時に3人と仮交際できたとしても、3人全員と毎日たくさんLINEできて同じペースでデートできる、なんていう現象は起きません。
やっぱり、誰かとはLINEが2,3日に1回になったり、デートが1ヶ月後とかになったりします。
とはいえ、仮交際が4人ともなると精神的ストレスとプレッシャーがかかるようになってしまうので、やはり、同時進行に交際は3人までがベストです。もし、もう1人と仮交際に進めるのであれば、AさんBさんCさんの誰かは交際終了する決断をしましょう。
仮交際3人まではできたほうがいい?
これを読む方の中には
「私は同時進行で仮交際したことがなくていつも1人だけです」
という方もいると思います。
これはこれで問題です。なぜ問題かというと、結婚相談所に登録してギア全開で婚活すれば普通に2,3人と仮交際するという現象は起きるからです。
でも、複数交際をしたことがないとなるとなにかがおかしいということになります。たとえば、
- 行動力がない
- スピードが遅い
- お見合いの仕方が悪い
- 地域的な問題
- そもそもターゲットがズレている
- 決断力の問題
- やる気の問題
など、なにかがおかしいことを疑ってみてください。
全力で婚活していれば2,3人と仮交際する状態は必然
他人事ではなく、自分の結婚のことです。真剣にどこが問題かを考えてみてください。
仮交際は合計何人までにするのがベスト?
ここまでは同時並行の仮交際人数についてのお話ですが、今度は合計人数のお話です。
仮交際の合計人数の目安はどれくらいだと思いますか?成婚されていく人は何人くらいと仮交際をして真剣交際相手を選び、成婚に至っているのでしょうか?
実際、婚活KOKOの会員さまの最近のデータを見てみましょう。
婚活がうまくいく人の仮交際合計人数
最近、ご成婚された30代女性の仮交際合計人数は5人。最近、ご成婚された40代男性の仮交際合計人数は7人。
現在、真剣交際に入られている20代女性の仮交際合計人数は7人。真剣交際に入られている30代男性の仮交際合計人数は9人。
もちろん、婚活期間が長ければ長いほど合計人数は多くなってしまいますが、平均でいうと、仮交際合計人数は6人〜8人ということが分かります。
仮交際は人数が多ければ多いほど有利?
婚活期間にもよりますが、仮交際合計人数は6人〜8人くらいまでに成婚に至ります。ただ、人数はあくまでも目安であって、あまり数字には意味がありません。
仮交際合計人数が3人でも成婚に至る方はいます。
でも、逆に10人以上になってくると、これもまたなにかがおかしいということになります。
婚活は結婚を意識した男女がお見合いをし、良ければ仮交際に進みます。普通だったら10人と仮交際進むまでには決められるんです。
でも、仮交際合計人数がどんどんカウントされていく…。
これは婚活の仕方を抜本的に変える必要があります。
なにかを、または全部をガラッと変えない限りは結婚できないラインまで来ているので、担当カウンセラーに時間を作ってもらってじっくり話し合いましょう。
仮交際の人数は増えれば増えるほど迷いが生じます。
人は選択肢が多いと迷う
で、結局ズバズバ切っていった挙句、最初に仮交際に進んだ人が一番良かったと後悔するのです。時すでに遅し、ですよね。
相手がどうとかではなく、決断できない自分に問題があります。
また、婚活KOKOのご成婚者さまは初めてお見合いする相手と結婚に至るケースも多いです。
初めてのお見合い相手と仮交際に進んで、キープできるように努力して、そのまま真剣交際に進む。びっくりする方も多いと思いますが、これは戦略があるからこそできることです。
仮交際地獄に陥るキッカケ
何回もお見合いをし、何人もと仮交際をし、それでも結婚できない人がいます。もはや、なんのために婚活しているのか分かりません。
そんな仮交際地獄に陥らないために気をつけなければいけないことが1つあります。それは
人間の欲
です。
人間というのは汚い生き物で、チャンスに感じると「もっともっと」とヨダレをダラダラと垂らすようになります。
たとえば、パチンコ。1発当たったら「もっといけるんじゃないか」と思ってさらにお金を入れるようになります。競馬もたまたま当たったら「もっと当たるんじゃないか」と思ってさらに大きなお金をかけます。投資やFXも同じで、うまくいったらもっとお金を増やしたくなります。
なんとも不思議なもので、逆の場合でも人間は欲を出します。パチンコや競馬、投資、FXで損したら「損したまま辞められるか!」と同じものでお金を取り返そうとします。
結果どうなるかというと、スタート時よりもお金が減っている…という状態になってしまいます。
これは婚活でも同じで、仮交際を繰り返しているうちに「もっといい人がいるんじゃないか」と欲が出るようになります。そうなると、いつか現れるであろう白馬の王子様やシンデレラを求めるようになり、結果、年だけ食っているような状態になってしまうのです。
分かっていても止められないのが人間の欲なのですが、欲深い自分に気をつけてください。
「もっといい人がいるんじゃないか」と思うのではなく、「この人でいいんじゃないか」と思えるようになりましょう。そうなると、「この人がいいんだ」「この人にしよう!」と思えるようになります。
仮交際がうまくいくようになる秘訣
仮交際がうまくいくようになる秘訣はいくつかあるのですが、今回お伝えしたいのは、真剣に仮交際をするということです。
「ん?どういうこと?」と一瞬意味が分からなかったかもしれませんが、仮交際や真剣交際というのはただの言い方です。言い方のせいで、
「真剣交際に入ってから真剣になればいいよね?仮交際はまだ仮だからほどほどでいいよね?」
という勘違いが起きています。あなたももしかしたらそんな気持ちではないでしょうか?
仮交際をしているけどまだ自分の気持ちも相手の気持ちも分からない
最初の段階ではそんな感じだと思います。でも、本当はソコで終わらせてはいけないのです。
仮交際をしているけどまだ自分の気持ちも相手の気持ちも分からない。だから、こういうことをしてみよう。こういうことを言ってみよう。こういうところに行ってみよう。こんなことにチャレンジしてみよう。
このようにアクションを起こさないといけないのではないでしょうか?
ただジッと待っていても不安になるだけ。結果、不幸になります。
婚活というのは、「誰かいい人が降ってきてくれないかなぁ」と待つことではないのです。仮交際に進むのも1つのご縁。ご縁を大事にするというのは、誰も傷付かないようにジッとなにもしないで見守ることではありません。
どうなるか分からないのであれば、せめて相手に喜んでもらえるように、相手がたくさん笑顔になるように、自分からアクションを起こしていきましょう。