婚活なのに相手から結婚の話が出ないのはなぜ?交際を発展させる方法
お互い結婚を目的とした活動をしているのに、相手からは結婚についての話が一切出てこないことがあります。
話を振ってもなんか適当に返されるだけで、話題を逸らされる…なんてこともあります。
こんな場合はどうすればいいでしょうか?原因と打開策についてお伝えします。
婚活で結婚の話はどのタイミングですればいいのか
婚活に関してよく
踏み込んだ話はいつすればいいですか?
深い話はどうやってすればいいですか?
結婚観についてはどう切り出せばいいですか?
ということを聞かれます。
結論から言うと、いつでもいいし何回でもするべきです。
なぜかというと、婚活だからです。
たとえば、恋愛関係で付き合ってまだ3ヶ月の状態で結婚の話をすると、まだ早い感じがしますよね。人によっては、「え、なに言ってるの?」と思うかもしれません。
でも、婚活は目的が結婚です。
結婚するために目の前の人は自分にとってどういう人なのかというのを見極めていく必要があります。その姿勢がないとダラダラ婚活をすることになります。
逆に婚活で結婚の話を一切しないで
「趣味はなんですか?」「最近なにか面白いことありました?」「ちょっと聞いてくださいよ、この間ね…」と、全く関係ない話ばかりで、それがデートするたびに毎回だったら、いったいなんのために会っているのか分からなくなってしまいますよね。
謎の関係になってしまう!
もちろん、他愛のない話も大事です。
世間話も大事で、婚活で出会った相手ともいろんな話をすることによって、人柄や人間性が分かったりします。そういう時間は楽しいかもしれません。
でも、将来の話をしなければいけないのが婚活ですよね。
たとえば、お互い結婚の話を一切しないでダラダラと交際して10回目のデートでようやく結婚の話になった。そこで自分は子供が欲しいと思っているけど相手は子供がいらないタイプだと知った。話し合ったけど、分かり合うことはできなかった。
こうなってしまったら、どれだけ楽しい関係性だったとしても交際終了せざるを得ないでしょう。
つまり、10回目デートまでの時間がすべてムダになってしまうのです。
もしも、3回目のデートで将来の話をしていたら、そこで交際終了できたかもしれません。
一方で、お見合いから結婚に関して聞いてくれたり、自分のことを話してくれたりしてくれた方がいた。
こういう方のほうが真剣に見えますよね。
「あぁ、ちゃんと私と向き合ってくれているんだ」と思いますよね。
なので、婚活では、将来の話はいつでも何度でもするべきです。踏み込んだ話をしない限り、仲は深まっていきません。
婚活で相手から結婚の話が出ない5つの理由
それでも、お見合いや仮交際を重ねていく中で相手からなかなか結婚の話が出ないなぁと感じることもあります。それはなぜでしょうか?
主に5つの理由があります。
交際相手が進め方をただ知らないだけ
相手が婚活し始めで、右も左も分からない場合は、結婚の話が出ないでしょう。
だれでもなんでも最初はそうだと思いますが、分からないとなにをしていいか分かりません。
「まずは自分らしさを出そう」「そこだけにフォーカスをしよう」という人もいます。
恋愛の延長線上で考えている人だっています。つまり、好きになった相手としか将来の話をしたくない人。
相手にやる気がある、ないに限らず、概念がない場合もあるので、頭に入れておきましょう。
担当カウンセラーから指導がない
婚活KOKOに関しては、『7つのすり合わせ項目』が決まっているので、会員さまはそれを元に話し合いができます。
でも、これは婚活KOKOの方針であって、すべての相談所が同じように進めているワケではありません。
相談所によっては、「まずは楽しくやりましょう!」という方針で進めているところもありますし、「自分らしさを出しましょう!」というところもあります。
楽しくやることも自分らしくやることも全部大事ですが、具体的にこういう話をしましょうという指導がない場合があります。
「自分なりに考えてやってみてください」「2人で話し合ってください」というところもあります。そうなると、いったい婚活ではどんな会話をすればいいのか分からないですよね。
自分がどんな結婚をしたいかよく分かっていないまま婚活をしている方も多いです。
それをカウンセラーと話しもせずに進めると、婚活に軸が定まらず『なんとなく婚活』になってしまいます。
交際相手が迷っている
「本当は結婚観の話とか子供の話とか将来の話とかしたいと思っているけど、どのタイミングで切り出せばいいのか分からない」というように、相手が迷っている場合もあります。
他にも、「結婚の話題を出したら重いかな?」とか「イヤがられないかな?」と思って自分からは切り出せないパターンもあります。
婚活なので話題にしてはいけない話など基本的にはないのですが、相手のことも自分のことも気にしてしまいますよね。
特に自分に自信がなかったりするとなかなか切り出せません。
相手が今日で交際終了にしようと思っている
今日はデート3回目。そろそろ具体的な話をしたいとあなたが思っていても、相手が「今日でおしまいにしよう」と決めていたら、結婚の話はできないでしょう。
結婚の話を切り出したところで、話を逸らされてしまいますよね。
実は結婚には前のめりになれない事情を抱えている
たとえば、
借金を抱えている
複雑な家庭環境
持病がある
などの言いたくないことがある場合は、結婚の話をしたくない傾向にあります。
それはそうですよね。具体的な話を進めていったらいつかは言わないといけないことになります。
それが怖くて結婚の話ができない。可能性としては大いにありますよね。話も逸らしたくなるでしょう。
中には自分の事情を隠したいという人もいるでしょう。
マイナスに働くことは人には言いたくないし、その事情に触れるような話の流れにも持っていきたくありません。だから、結婚の話は自分からはしない。
そういう方も実は多いのではないでしょうか?
結婚の話が出ない状態からの逆転劇
さて、では、なかなか相手から結婚の話が出ないなぁと感じたらどうすればいいでしょうか。
答えは簡単です。
前提+正直+自己開示+質問
話しやすい環境で、というのは当たり前ですが、まず前提を整えます。
結婚後の住む場所を例にとって考えてみましょう。
前提
「踏み込んだ話をしてもいいですか?私の意見を聞いてもらいたいし〇〇さんがどう考えているのかも知りたいです」
正直
「結婚後の住む場所について聞きたいのですが、正直言うと、私は…」
この「正直」というのは、自分が正直に話すと相手も正直に話してくれるようになるという心理を使っています。
あなたも友達から「正直にいうと…」と言われると自分も正直に感じたことを話さなきゃなと思いますよね。
自己開示
「私は今の職場から電車で40分のところに家があるからそれ以上離れるとキツいです。朝も早く起きなきゃいけないし夜も遅くなってしまいます。ちなみに私は低血圧なので朝が弱いです。朝早く起きると体調を崩しやすいので正直朝は早く起きたくありません」
質問
「あなたは住む場所についてはどう思っていますか?今の職場から何分くらいまでなら許容範囲ですか?」
ザッとこのような流れになります。
結婚したら同じ家に住むので、住む場所、住宅環境についても話さないといけないですよね。
または、こんなパターンもあります。
前提
「前から気になっていたことを聞きたいんだけどちょっと聞いてもいい?」
正直
「〇〇さんは楽しい方ではあるけど、具体的な結婚の話、たとえば、結婚後の仕事はどうなるとか、今後仕事はどうしていきたいとか、こちら側に求めるものとか、子供の話とか、そういうお互い確認しておかなければいけない話が〇〇さんからなくて正直言うと、向き合ってもらえていない感覚があって、〇〇さんがなにをどのように考えているかが分からない」
質問
「どうして〇〇さんからは将来の話がないの?」
自己開示
「そうなんだ、話してくれてありがとう。私は…」
結婚の話をしてくれないことを指摘するパターンです。
少しはイメージできたかと思いますが、こういう切り出し方をしていかないと先には進まないですよね。お互い分からないですよね。
でも、こう感じたかもしれません。
嫌われたらどうしよう…
この気持ちは分かりますし、みんなこの気持ちはどこかしら持っていると思いますが、この場合は、交際が進展しない原因はあなたにもあります。
自分も相手と向き合うことを恐れている証拠
ただ、絶対的に婚活は相手と、そして、自分と向き合っていかない限り、進展はしません。
上っ面の関係が続きます。仮面を被った、猫を被った状態で仮交際を進めても意味がありません。
ましてや、向き合っていないのに真剣交際に入ったら、「こんなハズじゃなかった!」と泣くのはあなたです。
婚活なので、結婚の話をしてはいけないことなんてありません。結婚の話をしていいのです。
結婚の話をする覚悟がないのであれば、それ以前の話。
まとめ
今回は、結婚の話をなかなかしてくれない相手との持っていき方についてお伝えしましたが、自分は向き合おうとしているのに相手からはその姿勢が感じなかったら悲しいですよね。
でも、相手からは話がなくても引き出すことは可能です。
婚活はまだまだ関係性が浅い段階で、将来の話をすることに違和感を覚える方も少なくないでしょう。でも、本当に大事なことは話の内容ではありません。
むしろ、見えない将来のことなんてどっちでもいいのです。
相手がどう感じ、どういう表現や感情で、どんな言葉を遣い、自分に対してはどう思ってくれているのか。
ソコが大事です。ソコをお互い見せる必要があります。
恐れないで結婚の話をしてみてください。