【アラフォー婚活】年齢を重ねると結婚が難しくなるそもそもなワケ

世は確実に晩婚化で、婚活は30代40代の方々が多く、メインはやはり38歳〜45歳前後になってきます。

一見、

自分だけではなく、みんなアラフォーだから婚活しやすいんじゃないの?

と思うかもしれませんが、決してそんなことはありません。

ところがどっこいです。

例えば、あなたがアラフォーで相手にも同じ年齢を望むのであれば、比較的婚活しやすいと言えます。

でも、人間は欲望の塊。

少しでも可能性があるならば、と男性も女性も年下を狙います。

なぜなら、相手は若いほうがいいから。

特に男性は「子供が欲しいから女性はなるべく若いほうがいい」という至極真っ当な理由ではあるが、女性からしたら勝手すぎる考えがあります。

でも、20代の女性からしたらオッサンよりも20代のほうがいいに決まっています。

ココでミスマッチが起きています。

アラフォー女性もアラフォー男性でもいいから狙うんだけれど、アラフォー男性は20代を狙います。

ココでまたミスマッチが起きています。

他にもいくつかアラフォー婚活がうまくいかない理由はありますが、今回のテーマは別の角度からお伝えします。

なぜ年を取ると結婚できなくなるのか

その理由は、まるで「料理」のようなんです。

「え?どういうこと?」と思ったかもしれませんが、女性も男性も自分が料理できるという程で想像してみてください。

あなたは料理ができる人です。アラフォー婚活を例に取るので、仮に20歳で家を出て一人暮らしをしたとして、約20年料理してきたとします。

あなたはキッチンに立って、まな板を出し、腕をまくり、包丁を握り、料理を作っています。包丁をトントントン、フライパンでジャージャージャー。

想像してください。

そこへ異性が来て、「コレはこうしたほうがいいよ」「コレは効率悪いって」「こうするといいってテレビで言ってたよ」と口を出してきました。あなたはなにを感じますか?

あ〜うっせぇな

と思いますよね。

おそらく、異性のアドバイスを素直に聞き、その通りにする人は1人もいないでしょう。

なぜなら、20年も料理をしてきたという経験があるからです。

でも、家を出たばかりの20歳でキッチンに立っているとき、異性からアドバイスがあったらどうでしょう。「え〜そうなんだ。ちょっとやってみるね」と比較的素直に受け入れることができるでしょう。

それはなぜか。

料理の経験がないからです。

実はコレ、婚活と同じなんです。

38歳、39歳、40歳、41歳、42歳、43歳、44歳、45歳

つまり、年齢分の経験があります。

悪いことも苦しいことも辛いこともそれなりに経験してきました。

もう今更曲げられない自分がいます。

今更、料理の仕方を変える?人の言うことを聞いて料理する?

もう、ムリなんです。

経験とプライドが邪魔する

だから、異性と価値観が合わないことが増えます。

ゆえに、年齢を重ねると結婚が難しくなるということです。

お互い20年料理してきた者同士がキッチンに立ってみてください。

「ああじゃない。そうじゃない。こうしたほうがいい」でぶつかります。

いま、100%ウソ偽りなく「自分はそんなことはない」と言い切れる人は、婚活はうまくいくでしょう。

でも、1ミリでも「確かにな」と納得してしまった人は、だから結婚が難しいんです。

だから、結婚したいけど、人と一緒になることがイヤだし、怖いし、自信がないんです。

相手からの料理に対してのアドバイスを言われて、

え?そうなんだ。やってみるね。本当だ!教えてくれてありがとう!

と素直に笑顔で言えますか?

できないですよね。

アラフォー婚活は条件的に厳しい

それもそうですが、そもそも、

・経験から培った意地とプライドがある
・今更自分を曲げられない
・本心は、人と一緒になりたくない
・人と一緒になるのが不安だし怖い
・自分色に染めたくなる

このような性質を持っています。

これでは婚活が難しくなるのも、長引くのも分かります。

ちなみに、この性質は年齢を重ねれば重ねるほど強くなります。

50代60代の婚活は婚活母数が少ないのもありますが、この性質が強まった同士なので難しいのです。

それでも諦めなければ結婚はできる

結婚生活は、

「1×1=3にも4にもなること」

が好ましいです。

本来の数学では、起こり得ないことですが、お互い助け合って成長していけば、より豊かな関係が築けます。

でも、婚活がうまくいかない人は、どこかしら、

「1(自分)÷1(相手)のように割られてしまう」

という感覚を持っています。または、

「1(相手)÷1(自分)のように割ってやろう」

という感覚の人もいます。

この考え方では、お互いに尊重し合う関係は築けません。

相手の違いを理解し、受け入れることが、結婚というものです。

そして、お互い助け合って成長して愛を育んでいくもの。

あなたが「変えられるもの」はなんでしょうか?

「変えられないもの」はなんでしょうか?

同じように、相手にも「変えられるもの・変えられないもの」があります。

でも、どちらかというと、お互い変えられないものの方が多いです。

そうなると、相手に求めてもしょうがないです。

まずは自分、ということになりますが、あなたの「変えられないもの」はなんで変えられないと決めつけているのでしょうか?

自分の未来を見つけるキッカケにしてみてください。

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この記事を書いた人

小崎真作のアバター 小崎真作 婚活KOKO 執行役員

2020年、奥さんが壮絶な不妊治療を経て妊娠。切迫早産の危険性があり転院や入退院を繰り返したのち、無事娘を出産。
2023年、再び奇跡が訪れたが再度切迫早産の危険性があり奥さんが2ヶ月入院しその間ワンオペを経験。無事息子が誕生。現在は2人の子供の育児と仕事に奮闘中。