『条件』を求めるのが婚活なのに、『条件』が邪魔して結婚できない人たち
婚活は『条件重視型』なのに、『条件』に潜むワナ
恋愛から結婚に発展することを「恋愛結婚」、婚活から結婚に発展することを「婚活結婚」とココでは呼ぶとします。
一度イメージしてみてください。
あなたがしようとしている婚活結婚の順番を。
婚活結婚の流れ
婚活サイト、婚活アプリから良さそうな人を選んでいきますよね。
この「良さそうな人」というのは、どこで判断するのかというと、
などですね。
最初から相手の条件を見ています。これが一般的です。
条件を全く見ない人は男性に多いです。
男性は基本顔だけで判断しているので、例えば一般家庭で育った人がキレイな女医さんにお見合い申し込みをしていたりします。
「いやいや、医師家庭と釣り合うと思いますか?」と聞くと、「あ〜すみません、家族構成見ていませんでした!」となります。
婚活の最初は、条件から入っている
その後、お見合い→交際と進んでいくと、相手の人柄を見るようになりますが、常に頭の片隅には「自分の条件」があります。
そして残念なことに、多くの人が減点方式で相手を採点しています。
人柄と条件を照らし合わせながら結婚へと進んでいく、これが多くの人の婚活パターンです。
恋愛結婚の流れ
今度は、恋愛結婚の順番をイメージしてみてください。
自然に出会い、お互いが好きになってお付き合いをする。
または片方が好きで告白してお付き合いするパターンもありますね。
すでに最初の時点で、婚活とは真逆の入り方だということにお気づきでしょうか?
恋愛結婚の最初は条件なんて考えていなくて、「相手の人柄」や「自分の感情」が先なんです。なぜなら、結婚はとりあえず置いておいて、恋愛だからです。
でも、その後結婚を意識してくると、条件も見るようになります。
婚活における条件の考え方
シンプルな順番を示すとこうです。
「恋愛結婚」は、人柄・感情→条件→結婚
「婚活結婚」は、条件→人柄・感情→結婚
ゆえに、婚活は『条件重視型』と言われています。
この方向性でうまくいく人もいれば、うまくいかない人もいます。
それは結局、感情が追いつかないからです。
相手は条件満たしているけど、好きになれない。これで本当に結婚していいの?
となってしまいます。
実は、多くの人が謝った認識を持っていることが1つあります。
それは、
条件で幸せになれると思っているコト
私が相手に望む条件はコレとコレとコレで、こんな人なら私は幸せになれる!
と思っている人が多いですが、実際はそんなことありません。
仮に、高学歴・高収入・高身長の男性にお金を払い1週間レンタルして同棲してみてください。
理想と現実の違いにガッカリし、幸せとは違うなぁとなると思います。
条件というのは、ただ自分が満たされるだけ。
自分の自尊心が満たされるだけ。
「満たされる=幸せ」ではないというコト!
ましてやあなたの夢は結婚だけではないハズです。
結婚して幸せな家庭を築き、幸せが長続きすることだと思います。
そうなると、ここで1つ疑問が出てきます。
じゃあ果たして「条件」ってなんなの?
感情が追いつかないは、条件で相手を見ることから始めてしまう婚活の弊害です。
一度、自分にとっての「条件の正体」を突き止めたほうがいいです。
「条件の正体」を突き止めた上で
じゃあどのようにしていったらいいかというと、2つ方法があります。
1・条件で見ることをサッサと終わらせて人柄・感情に全振りをする
2・人柄・感情に全振りをしてOKなら条件に今度は全振りする
婚活がうまくいっていない人は一度この2つのどちらかを試してみてください。
条件で見ることをサッサと終わらせて人柄・感情に全振りをする
どうせお見合いでは、お互い感情抜きで査定し合っています。
中にはまるで中古品のバッグを査定するかのように
ここキレイ!→◯
ここ傷ついている→×
ここ臭い→×
ここ汚れてる→×
というふうに、減点方式で評価している人がいます。
一度条件で見るのはいいでしょう。
でも、サッサと終わらせるコト!
真剣交際に入ってもまだお金のこととか、家族関係について確認している人がいますが、お見合いから真剣交際までずーっと査定しているから相手のことを好きになれないんですよ。
そんなのは当たり前です。
心のどこかでずーっと査定しているお付き合いって辛くないですか?
それならいっそのこと、確認したいこと、自分のことで確認してもらいたいことをサッサと終わらせて、人柄・感情のフェーズに入ってみてください。
この人条件的にどうかなー
この人好きになれるかなー
なんて中途半端な状態で、お見合い、仮交際、真剣交際をやってるから、感情が追いつかないんです。
人柄・感情に全振りをしてOKなら条件に今度は全振りする
そもそもある程度条件クリアしている人とお見合いをしていると思います。
それなら、お見合い、デート1回目くらいまで、とにかく楽しく、明るく、理解と共感で、人柄・感情に全振りして、相手ともフィーリングに問題ないなら、今度は条件面で擦り合わせる。
この方法もあります。
変えようと思っても相手は1,2ヶ月では変わらないので、自分がどうするかハッキリさせるコト。
条件面も人柄・感情面も両方同時進行で婚活に取り組んでいる人が多いですが、あなたは器用なほうですか?
器用ならうまくいくと思いますが、不器用ならいっそのこと進め方をハッキリさせた方がいいです。
とにかくハッキリさせること
婚活は、条件重視型ではありますが、条件に人をはめようとするから辛くなってしまいます。
「こういう条件の人がいい」とみんな言いますが、実は条件によって、相手の人柄が見えなくなっているし、自分の感情が追いつかなくなっています。
あなたはそんな心の穴を埋めてくれるような条件がないと幸せになれないのでしょうか?
きっともっとラクに幸せになれるハズです!