お見合い相手を１時間の中でどう判断したらいいのか

「初めまして」のお見合いの段階では、お互い感情がないという話を何回かお伝えしましたが、じゃあ１時間という限られた時間の中で、「この人がいいのかどうか」というのはどこを見て判断すればいいのでしょうか？

自分に人を見る目があって、想像力が働ければ、たった１時間で見抜くことができると思いますが、そんな特殊能力を持っている人はなかなかいません。

また、人を見る目や想像力というのは、ある程度人生経験がないと正直難しいです。

では、どのように相手を見極めていったらいいのかというのを違う視点でお伝えします。

交際相手に選ぶより選んでもらう

もしあなたが正直１時間の中で相手を見抜くことが難しいという苦手意識を持っているのであれば、無理に相手を判断しようとしないでください。

相手を見極めようとすると、顔が険しくなり、笑顔が少なくなり、会話に困ります。

おそらくあなたはお見合いの途中、ものすごい形相をしていると思います。

これでは相手に選ばれなくなってしまいます。

そう、例えあなたが相手を見極めることができたとしても、結局お見合い相手に選んでもらえなければ交際に進むことはないんです。

ということは、

苦手意識を持っていることを無理くりやろうとしてもムダだということが分かります。

と嘆いてしまうかもしれませんが、解決方法はシンプルです。

相手に選んでもらうことを意識すればいい

相手を見抜くことが難しい、苦手意識を持っているというならば、一旦その悩みを置いて、相手にとりあえず選んでもらうことにフォーカスします。

シンプルですよね？

でも、ここで今度は別の問題が発生します。

お見合い相手に仮交際相手として選んでもらうコツ

婚活の場では、異性に対してあまり慣れていない人が多いです。異性の気持ちを知らない人が多いです。

異性に慣れてて異性の心理を分かっているなら、すでに結婚しています。

相手も婚活をしているということは、相手も判断基準をどこに持てばいいのか分かっていない可能性があります。

な・の・で！

「私を選んでも大丈夫だよ！交際に進んでもOKだよ！」というアピールができれば、婚活第二関門『お見合い』は突破できるワケです。

ここからは女性と男性で分けて、お見合い相手に選んでもらうコツをご紹介しますが、どちらも共通して言えることは、

当たり前のことを当たり前にやるコト

です。

男性に選んでもらうためには

プロフィール写真に寄せるメイクにすること

男性から「プロフィール写真とは別人でした」という報告がありますが、プロフィール写真というのは光やテカリなどの加工を必ずしています。

そもそも加工していることが前提ですが、だれでもスタジオで撮ったプロフィール写真はキレイに撮れていますよね？

そのキレイな写真に寄せたほうがいいです。

「いや〜今までで一番キレイに撮れた写真だわ〜」と惚れ惚れするのではなく、なるべく寄せるコト。

男性の心理は、「プロフィール写真とは別人じゃん、うわぁ、騙された」なんです。

騙されたと感じたらもう次はないですよね。

第一印象は笑顔で明るくを意識すること

とにかくココです！

たとえ「うわぁこの人気持ち悪いなぁ」とか「うわぁこの人ハゲてるなぁ」とか、出会った瞬間に感じても、とにかく笑顔で明るく、

「初めまして、〇〇と申します。本日はよろしくお願いいたします。お会いできるのを楽しみにしておりました！」

と言うこと。

それさえできれば、好印象を植え付けることができます。

相手の目を見て話すこと

女性はできる方が多いですが、相手の目を見て話すことはコミュニケーションの基本です。

相手の目を見て話を聞くこと

これも基本です。人は自分の話を聞いてほしいと思っています。

相槌やリアクションを取ること

男を射止める極意は、愛嬌です。ぜひ覚えておいてください。

相手を褒めること

男性はなんでも褒められると嬉しいものです。

「さすがですね」
「勉強されてるんですね」
「物知りなんですね」
「詳しいですね」
「ユーモアな方ですね」
「すごい！」

ウソでも言っておけばいいんです。

引きつるくらい終始笑顔を意識すること

ココも愛嬌です。愛嬌があればお見合いは突破できます。

「ご馳走様でした。ありがとうございました」と伝えること

ご馳走になることが多いと思いますが、きちんと頭を下げて「ご馳走様でした。ありがとうございました」と伝えることです。

さらに、「とても楽しかったです。また会えると嬉しいです」と言えるとGOODです！

楽しくなかったとしてもとりあえず言っておけばいいんです。

女性に選んでもらうためには

ヒゲ、髪型、服装の身だしなみを整えること

身だしなみを整えることはマナーです。

男性はまず、身だしなみを整えないと選ばれる対象の土台にすら立てません。

清潔感は一番大事にしてください。

女性にとって男性は自分の身体に入ってくるものだというふうに本能で感じているので、だから清潔感が大事なんです。

たまに身だしなみを疎かにして会話でなんとか巻き返そうとしている人がいますが、ムリだと思ってください。

会話でなんとかできる能力があるなら、すでに結婚しています。

臭いに気をつけること

体臭、口臭、スーツの臭いなど、女性は思っている以上に臭いに敏感です。

女性が生理的に受け付けないと感じたらどれだけがんばっても覆すことは難しいです。

・第一印象は笑顔で明るくを意識すること
・相手の目を見て話すこと
・相手の目を見て話を聞くこと
・相槌やリアクションを取ること

これらは女性に限らず男性も同じです。

どちらかというと、男性のほうが緊張しているので、相手の目を見ることができなかったりします。

男性のほうが笑顔が少なかったり、相槌やリアクションが薄かったりします。これは女性も理解しなければいけないポイントですが、

だからこそ！平均よりも上に立つだけで、選んでもらえるようになります。

今まで以上に、

・第一印象は笑顔で明るくを意識すること
・相手の目を見て話すこと
・相手の目を見て話を聞くこと
・相槌やリアクションを取ること

これらを意識しましょう。

帰り際もド丁寧にすること

帰りの挨拶をなーなーにして一目散に駆け足で帰る人がいます。

最初の印象も大事ですが、終わりの印象も大事です。気を抜くのはまだ早い。

帰り際も丁寧すぎるぐらいがちょうどいいです。

ウソでもいいから「とても楽しかったです。また会えると嬉しいです」ぐらいは言うほうがいいです。

今回挙げたものは、相手に対して、最低限のマナーです。

最低限のマナーを守れば異性に選んでもらえる確率が高くなります。

でも、残念ながらお見合い報告を聞いていると、マナーができていない人が多いです。

ただ、難しく考える必要はなく、問題解決の仕方はとてもシンプルです。

明日明後日、KOKOでは相変わらずお見合いがたくさん入っていますが、即実践を心がけてください！