失敗する真剣交際の切り出し方|告白の失敗例から学ぶ成功のコツ
真剣交際に進みたい相手に告白するのは、人生の中でもとても緊張する瞬間ですよね。特に婚活では、真剣交際に進むタイミングや告白の方法に悩む方が多いのではないでしょうか。
しかし、せっかく勇気を出しても、相手の反応がよくなかったりすると、最悪の場合は交際が破綻してしまうケースも少なくありません。自信もないし断られたらどうしようと思いますよね。
このコラムでは、絶対に失敗する真剣交際の切り出し方を紹介するとともに「成功のコツ」も合わせて解説していきます。失敗を防ぎ、相手の心を引き寄せるためのヒントが得られますのでぜひ最後までご覧ください。
真剣交際を切り出すベストタイミング
まず、真剣交際がチラつき始めたときに見極めなければいけないのは、本当に真剣交際に入って大丈夫なのかということ。KOKOの会員さまであれば真剣交際に入る目安というのが決まっているので、真剣交際に入るタイミングについてはそこまで悩むことはないと思いますが、非会員さまの場合、けっこう真剣交際を軽く見ている人も多いです。
たとえば、
- 3回デートしたから真剣交際
- 2ヶ月交際したから真剣交際
数字を目安にするのはいいでしょう。でも、婚活においての「真剣交際」はお互い1人の人とお付き合いをし、結婚の準備を進めていく関係ですよね。
真剣交際に入るときは、仮交際相手やお見合い予定がある場合、すべてをクリアにした状態で真剣交際に入ります。人によってはキャンセル料を払う方もいます。
ということは、もし真剣交際がダメになった場合、またお見合い相手を探すというところからのスタートになります。
振り出しに戻る!
とりあえず真剣交際に進んで、ダメだったらまたお見合い。これをヘラヘラ楽しんで何度も繰り返せるなら問題ないと思いますが、普通の人はメンタルが保ちません。
婚活疲れを起こし、婚活がイヤになります。
また、相手にも迷惑をかけます。なので、「3回デートしたから」とか「2ヶ月交際したから」とかで判断するのではなく、このまま結婚しても問題ないくらい将来の擦り合わせや話し合いができている状態がベストです。
かといって、仮交際期間中にガチガチに全部決めないと先に進めないのかといったら全くそんなことはありません。
すべてを決めないと結婚できない
これは臆病の表れです。擦り合わせたことも将来変わるし、価値観も人は変わっていきます。
自分は多少の困難があっても乗り越えていける!
それぐらいドッシリ構えられる人に成長していきましょう。
うまくいかない真剣交際の切り出し方
では、どんな真剣交際の切り出し方だと失敗してしまうのでしょうか?3つご紹介します。
フライング告白
まず1つ目は先ほども述べたように、まだ出会ってから大して会ってもいないし話もしていないのに告白するフライング告白です。
- 3回デートしたから真剣交際
実際にこれでもうまくいくカップルはいるでしょう。でも、ほぼうまくいかないですよね。告白が早すぎます。
絶対NGな告白のセリフ
どのように真剣交際の告白をすればいいのか。
それはまず、担当カウンセラーに相談するべきですが、真剣交際に入る前に本当に真剣交際に入って大丈夫なのかを感情だけではなく、なにを擦り合わせたのかを「見える化」して判断してください。
でも、擦り合わせたから自信を持ってこんなことを言ってしまう人がいます。
「10回デートしたのでそろそろ真剣交際に入りませんか?」
この切り出し方は、合理的で間違ってはいないと思います。これでトントン拍子に話が進んでいくのであれば問題ありません。でも、大事なのは相手の気持ち。
「10回デートしたのでそろそろ真剣交際に入りませんか?」
これを言われて嬉しい人はいますか?
これはまるで、夏休みのラジオ体操に参加してスタンプが溜まったのでご褒美のマクドナルドのポテトをもらいに行くようなもの。
デートはスタンプカードではない
ド直球すぎますよね。
「10回デートしたから真剣交際に入りませんか?」
「だいぶ擦り合わせたので真剣交際に入りませんか?」
もし、これの何がいけないのか分からないのであれば、だいぶズレている感覚を持っていることを自覚したほうがいいでしょう。
失敗する真剣交際の切り出し方は、感情がなくロボットでも言えるような言葉で切り出すことです。こんな切り出し方は受け取るほうは全然嬉しくありません。
お互い歩幅が合っていないときに告白
3つ目の失敗する真剣交際の切り出し方は、お互いの「感情面」と「作業面」が一緒に進んでいない状況なのに焦って告白することです。
「感情面」と「作業面」がよく分からない方は別のコラムをご覧ください。
1つ目の「フライング告白」と似ていますが、10回くらいデートを重ねてもお互いの感情面と作業面が同じ歩幅で進んでいないことがよくあります。たいていの場合、相手の感情面が進んでいないことが多いのですが、ズレがある状態で告白してもうまくいきません。
結婚はある程度勢いも必要ですが、相手のことをムシして勢いで告白してもうまくいかないのです。
成功する真剣交際の切り出し方
では、どうすれば真剣交際の告白はうまくいくでしょうか。まず、大事なのがコレ。
相手が喜ぶかどうかという視点を持つこと
たとえば、自分が「10回デートしたのでそろそろ真剣交際に入りませんか?」と言われる立場だったとします。こんなふうに言われて嬉しいですか?
嬉しくないですよね。普通は、「え?10回デートできたら誰でもいいの?」と感じます。
それよりも、
あなたといて楽しいし飽きない。こんな素敵な人に出逢えるとは思っていなかった。この先も真剣に考えていますので、私は真剣交際に入りたいです
こう言われたほうが嬉しくないですか?
どう考えても後者のほうが言われて嬉しいですよね。
では、違いはなんでしょうか。
答えは、「感情」です。前者の言い方は感情が入っておらず、後者は感情が入っています。
告白するときは感情が超重要!
なぜかというと、私たち人間は、感情で生きているからです。
なぜ婚活がうまくいかないか、それは出会う人に感情が芽生えないから。なぜ婚活がうまくいくのか、それは「結婚したい」「この人ならいいかも」という感情が芽生えるから。
なぜ人は仕事に行くのがイヤになるのか、それは「行きたくなーい」という感情が邪魔をするから。
私たち人間は感情で生きています。だから、感情と感情がぶつかり合うことで泣いたり怒ったり好きになったりします。
「お互い合理的に効率的に感情無しでいきましょう」
そんな夫婦になるのであれば、感情のない告白でもいいと思いますが、だれがそんな結婚をするために婚活をしているのでしょうか。
真剣交際を切り出して保留にされたら?
稀に真剣交際を切り出して「ちょっと考えさせてほしい」と保留にされることがあります。
1ヶ月待たされたなんていう話も聞いたことがありますが、真剣交際を切り出して保留にされたらうまくいかないと思ったほうがいいでしょう。そもそも、真剣交際を切り出して保留にされること自体おかしいです。
相手ときちんとコミュニケーション取って、担当カウンセラーともコミュニケーション取って、担当カウンセラーも相手の担当カウンセラーとコミュニケーション取っていれば、真剣交際の告白を保留にされることはまずありません。
でも、結婚相談所ではすぐに真剣交際のステータスに切り替わらないこともあります。いわゆる、ハートマークがつかない状況ですね。
なかなかハートマークがつかなくて不安になる方もいるようですが、相手の婚活状況もあるので、ステータス変更で待たされる場合は気にする必要はありません。
ただ、真剣交際の告白をして「ちょっと考えさせてほしい」と保留にされたらうまくいかないと思っておきましょう。
「だから怖くて告白ができない!」という声が聞こえてきそうですが、相手とコミュニケーション取って、担当カウンセラーに相談しながら進めていけば問題ないのでご安心ください。
真剣交際の切り出し方に関するよくある質問
最後に、真剣交際の切り出し方に関するよくある質問をまとめましたのでご覧ください。
真剣交際の告白する場所はどこがいいでしょうか?
どこでもいいですが、多いのはディナーするお店や公園のベンチです。ただ、大事なのは、場所ではなく、その場の雰囲気やあなたの想いです。
また、話が盛り上がっているときやお互いの気持ちが昂っているときに告白するのもアリです。
真剣交際の告白をされないのですがどうしたらいいでしょうか?
待っているとチャンスを逃すことがあります。婚活はどちらかのリードがないと先に進みません。一度、担当カウンセラーに相談するべきですが、「私のことをどう思っているの?」と率直に聞きましょう。
でも、怖いですよね。不安ですよね。
それでも、決断していかなければいけないのです。
真剣交際の告白するセリフはどんなのがいいでしょうか?
シンプルに、「真剣交際に入りたいです」と伝えましょう。ただ、大事なのは用意されたテンプレートではなく、あなたの想いから来る言葉です。
感情表現を忘れずに。
真剣交際の告白に失敗するのが怖いです
怖いですよね。怖いからなるべくしたくないですよね。逃げ出したくなる気持ちも分かりますが、それでも決断していかなければいけないのです。
仮に、真剣交際の告白に失敗したとしても人生で見れば、大したことではありません。
変な真剣交際の告白を受けたら?
ただ、ですよ?人間はそんな完璧な人間ではありません。
もし、
10回デートしたのでそろそろ真剣交際に入りませんか?
と自分が告白された場合、本音を相手に隠しながらカウンセラーに「こんなこと言われたんですけど」と報告するのではなく、その場で相手に
えー!?そんなふうに言われても私は全然嬉しくない!ハイ、やり直し!(笑)5秒前に巻き戻し!ポチっ
と、笑って吹き飛ばすくらいの人間力を身に付けておいたほうが人生は楽しいですよ、絶対。