婚活で出会った相手を占いで占ったら相性がよくない。どうする?

今回も質問をいただきましたので、お答えします。

とてもくだらないとは思うのですが、 婚活相手と自分の、 占いによる 相性と運気が気になりすぎています。 占いによる相性バッチリの方でもタイプじゃないと思う事もあったので、 結局は、この人だと思ったら占い上は良くなくても、努力すれば良いのか、という事だとは思います。 こんな事を思うのは、まだ、この人だ!と思うお相手にお会いしてないから、気になるのか?とも思います。 こんな人にはどう対応されますか?

質問者様ありがとうございます。

占いはやってしまいますよね。

この気持ちは分かります。

結論から申し上げると、これは、婚活の後半で考えるべきことです。

順を追ってご説明します。

婚活と占いの関係性

まず、占いですが、質問者様のおっしゃる通り、所詮占いされど占いです。

実際、占い、運気、相性というのは存在します。

とはいえ、質問者様もご存知だと思いますが、あくまでも目安にしないと本質を見失います。

占いが良かったから、占いが悪かったから。

これはバイアス(思い込み)がかかります。

ときには、「これでいいんだ」という強い思い込みを持つと突破力も出るので必要ですが、例えばお見合いで出会う前から相手と自分を占っていて、凶と出たらやる気を無くす、吉と出たらやる気を出す。

これは不安定すぎる婚活ですよね。

それであればいっそのこと、占い師に占いをしてもらうなら占いされる前に、「どんな結果であろうと相性はいいと答えてください。その上で気を付けるべきポイントを教えてください」とお願いしていたほうが婚活はうまくいくと思います。

なぜなら、プラシーボ効果のように、自分を良いふうに洗脳して、がんばれる要素を作り出せるから。

だれでも、「この人と相性良いからがんばって!」と応援されたらちょっとがんばってみようかなとなりますよね。

でも、逆に「この人と相性は最悪だからやめておいたほうがいい」と言われたらどんなにイケメンでも、どんなに美人でも、ノリ気はしないですよね。

人の心というのはそんなもんです。

とはいえ、やっぱり

あなたはこのまま進んでいいですよ〜!

というなにか心の支えみたいな安心材料は欲しいですよね。

だから、占いを辞められない人や宗教を辞めれらない人が多いのですが、

この安心というのは本来、人が作らないとダメなんです。

交際相手の心理をよく考える

よく真剣交際直前にアドバイスすることが多いのですが、「自分と一緒になれば大丈夫だから!」という安心を与えられる人が極めて少ない。

多くの人が、「相手のココが」とか相手に矛先を向けていますが、安心感を相手に与えてください。

相手だって自分と同じように不安なんだから。

この先死ぬまで一緒なんていう保証はない。好きになれる保証も愛し続ける保証もなにもない。でも、人は安心・安全・安定を望むんです。

そういう意味でいうと、もし万が一離婚になってしまった場合は、

面倒な手続きを全部やります
裁判でも負けません
バツがつきません
子供のことも面倒見ます
仕事も紹介します
衣食住も用意します
お金の工面もします

みたいな『離婚保険』があったらメッチャ売れると思います(笑

どこかの企業さん、婚活KOKOとタイアップして作りませんか?

もうすでにこの世の中に存在するのでしょうか?分かりませんが、でも、自分のパートナーが『離婚保険』に入っていたらショックを受けますね。

がん保険に入っていたらがんになる
入院保険に入っていたら入院する
コロナワクチンを打ったらコロナになる

みたいな説明のつかない宇宙のパワーはあるらしいので、おそらく、『離婚保険』に入ったら十中八九離婚するでしょう。

婚活では諦めないといけないことが出てくる

話を戻しますが、

良い意味で占いを活用するならいいと思います。

でも、占いで一喜一憂して不安定な婚活になるなら本質を見失ってしまうので、ほどほどにしたほうがいいでしょう。

また、まだ関係性の浅い段階で占いをやっても実はあまり意味がなかったりします。

なぜなら、占いで相性が良いとされる相手でも相手から交際終了宣言されることは普通にあるからです。

婚活には自分ではどうすることもできない不可抗力が働くことがあります

例えば、どれだけ相性が良いと占いで出た相手でも相手が他の人と真剣交際間近だったらフラれます。

つまり、それは占いがムダになってしまうということ。

質問者様がどの段階で占いをされているのか分かりませんが、まだ関係性の薄い人と相性占いをしても、不可抗力で交際が終了になることは婚活ではあり得るので、そうなると、

占いをやるお金や時間、悩む時間、占いによって得た感情の起伏など、ぜーんぶムダになってしまうのです。

これが、婚活の後半で考えるべきこと、という意味です。

もしも占いをやるなら、いい感じに交際が進んで、真剣交際間近のタイミングか真剣交際中かのどちらかがいいでしょう。

それまで、申し訳ないですが占いとかなんとか診断とかぶっちゃけムダです。

占いをするなら、

相手がなにをしたら喜んでくれるかな
自分はなにを与えられるかな
交際を進めていくためにはどうすればいいんだろう

ということにお金や時間、思考力を費やしたほうがいいです。

危険な婚活の仕方

あと、今回の質問で少し危険だなと感じたのは、「この人だと思う」という発言です。

この気持ちはすごく分かります。ビビッと来る人と一緒になりたいですよね。

婚活をしている方はみなさんそうです。

でも、婚活は「この人だ!」とアンテナがビビッと反応する人を探す作業ではありません。

冷静に考えてみてください。

婚活でいったい何人と人と会うことができると思いますか?

何十人から百人くらいですよね。

そんな少ない数で、「この人だ!」と思える人と会えると思いますか?

20歳以上の男性は約5000万人、20歳以上の女性は約5700万人いるそうです。

逆に、この中でたった1人しか「この人だ!」「この人しかいない!」と思えないと思いますか?

そんなことないと思うんですよ。

あなたは意外とカンタンに幸せになれるハズ。あなたが幸せにできる人は意外と多いハズ。

でも、大事なのは幸せの長続きです。

結局、「この人だ!」とビビッと来たいのは、確信できる安心材料欲しいだけだと思うんですよね。

ただ、これは理論の話です。

説明できてしまいますが、説明できないのが人間の感情であり、人間の欲です。

だから悩むんですよね。それは分かります。

ただ意外と、「この人でいいかもしれない」というキッカケで人は結婚できます。

でも、「この人で」の「で」は妥協の意味での「で」ではありません。

この人でいいかもしれない

それは相手に愛情を持ち始めた証拠なんです。

決して悲観する必要はありません。

余談を挟んでしまったので整理しますが、今回いただいた質問の回答は、占いで悩むのであれば婚活の後半でしましょう。

今このタイミングでこれは悩む必要があることなのか、

を1つの目安にしてみてください。

悩むより行動することをオススメします。なるべく早く結婚したいのであれば。

他にもご質問お待ちしております!不定期でお答えします。

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この記事を書いた人

小崎真作のアバター 小崎真作 婚活KOKO 執行役員

2020年、奥さんが壮絶な不妊治療を経て妊娠。切迫早産の危険性があり転院や入退院を繰り返したのち、無事娘を出産。
2023年、再び奇跡が訪れたが再度切迫早産の危険性があり奥さんが2ヶ月入院しその間ワンオペを経験。無事息子が誕生。現在は2人の子供の育児と仕事に奮闘中。