婚活で最初の人が一番良かった…と後悔する前に知っておきたい5つの真実

「最初に会った人、今思えば一番よかったかも…」 そんな後悔の声、婚活中の人からよく聞きます。 お見合いを重ねるほど、なぜか「理想の人」が遠ざかっていく感覚。

でもそれ、あなたの感覚が間違っているわけではありません。 今回はなぜそんな後悔が起こるのか?どうすれば回避できるのか? 深掘りしていきます。

目次

相談所で最初に会った人の印象をなぜ忘れられないのか?

最初の出会いは記憶に残りやすい

婚活を始めたばかりの頃、まだ理想や判断基準が固まりきっていない状態で出会った“最初の人”。実はこの「初回のお見合い相手」の印象は、脳の記憶構造的にも強く残りやすいのです。

たとえば、初めて乗った飛行機のワクワク感や、最初に訪れた海外旅行の風景は、何年経ってもなぜか鮮明に思い出せたりしませんか?それと同じで、「初めての経験」は、脳が優先して記憶する傾向があるのです。

だからこそ、婚活でも最初に会った人の印象は、後になっても強く残りやすい。

そして、他の誰と会っても「なんか、あの人が一番自然だったな…」という気持ちがじんわりと湧いてきたりします。つまりそれは「忘れられない」のではなく、「そもそも忘れられない構造になっている」ことに気づく必要があります。

最初の人と比べてしまう“婚活あるある”

婚活が長引けば長引くほど、「最初に会った人が一番よかったかも…」という気持ちが強くなる人は少なくありません。それは単なる“懐かしさ”や“ノスタルジー”ではなく、「比較による疲れ」が生んでいる錯覚である可能性もあります。

たとえば、女性会員さまがこんな風に言っていました。

「最初に会った人は、ものすごく優しいとか、超イケメンってわけじゃなかったけど、“何か自然”だった。でも、もっといい人がいるかもしれないと思って婚活を続けたら、だんだん誰と会ってもピンとこなくなったんです…」

これはまさに「比較疲れ」の典型パターン。

婚活では、多くの人のプロフィールを見て、条件を比べ、会って話して、また比較…を繰り返します。そうすると、自分でも気づかないうちに、相手を“減点方式”でしか見られなくなってしまうのです。

そして最終的に、「最初の人のときのほうがシンプルに人として向き合えてたな」と思い返してしまう。それは決して偶然ではなく、比較が積み重なった末に起きる“婚活あるある”なのです。

お見合い1人目で結婚する人が意外と多い理由

IBJ成婚白書でも明らかに

実は「お見合い1人目で結婚した」というケースは、意外と少なくありません。IBJが毎年発表している『成婚白書』によると、成婚者の平均お見合い数は10回以下。裏を返せば、早い段階で「この人だ」と感じて交際を深めていく人が多いということです。

婚活KOKOでも、1人目〜3人目くらいまでに真剣交際へ進む人は珍しくありません。

実は、直感を信じてうまくいくことが多い

婚活が長期化してしまうと、かえって“決められない自分”が育ってしまい、良縁を見逃してしまうリスクもあります。「まだ始めたばかりだから」と、慎重になりすぎてチャンスを流してしまっている人は、いま一度「1人目の出会い」の価値を見直してみてください。

「条件の比較」より「直感」

婚活では、学歴・年収・職業・家族構成といった“条件”に目がいきがちです。でも、実際に成婚している人の中には「言葉にならない言葉を信じた」という人が多いのも事実です。

たとえば、

  • 会っていてなぜか自然だった
  • 沈黙が苦じゃなかった
  • 初対面なのに安心できた

という感覚的な要素で「この人とならうまくやっていけそう」と感じた人は、早い段階で結婚を決めています。

どんなに条件がよくても、一緒にいるときに心が休まらなければ、幸せな結婚生活は続きません。だからこそ、1人目で「何かが合う」と感じたなら、それは十分に“未来への種”になり得るのです。

婚活で「前の人がよかった」と感じるその正体とは?

最初に会った相手を「手放してしまった後悔」

婚活では、最初の数人と出会ったときには、まだ「もっといい人がいるかもしれない」という期待があります。そのせいで、実は相性がよかった相手や、フィーリングが合った相手を深く知る前に断ってしまうことがあります。

そして数十人と会ってもピンとくる人がいないまま、「やっぱり最初の人のほうがよかったかも…」と後悔する。

これ、婚活あるあるです。

でも、その時点ではもう遅く、相手は別の方と交際が進んでいることも。婚活は恋愛と違って、出会いの数が多いぶん、“決断の重さ”も増します。

たくさんの人と会った結果、目が肥えてしまい、判断がどんどんシビアになる最初のほうにいた「まだ素直に人を見れていた頃」の感覚こそ、実は一番信用できた…なんてこともあるのです。

婚活で最初に会った人が一番よかったと感じる理由5選

素直に相手と向き合えていた

婚活初期は、比較対象が少ないぶん、目の前の相手に集中して向き合えます。まだ「もっといい人がいるかも」と疑うクセがついていないため、素直に話を聞き、相手のいいところを見つけようとする姿勢が自然に出ていたはずです。

比較対象がいなかった

たくさんの人と出会う前だからこそ、変に条件や過去の記憶と比べることがありません。相手の言葉や表情、ちょっとした気遣いに素直に「いいな」と感じられたのは、比較がない“まっさらな目”だったからです。

自分に余計な理想がなかった

婚活が長引くほど、「こういう人がいい」「これは嫌」と理想が増えていきます。でも、最初は「この人と話してみようかな」というシンプルな気持ちで向き合っていたはず。余計な理想がなかったからこそ、相手を“人”として見られていたのです。

相手の短所に目がいかなかった

婚活経験が増えると、どうしても相手の減点ポイントばかりが目につくようになります。でも最初は、ちょっとしたことにも笑えたり、受け入れる余裕がありました。むしろ、「それも個性かも」とポジティブに捉えていた可能性すらあります。

決める覚悟がなかった

婚活スタート時は「とりあえず数人と会ってから決めよう」と思っていた人も多いはずです。最初に出会った人が悪くなかったとしても、「まだ早い」と思って見送ってしまう。でも結局、その“覚悟のなさ”が、最初のご縁を逃す原因になっていたのかもしれません。

お見合いで意識したい3つのこと

「最初に会った人のほうがよかった…」と後から気づく前に、これからの出会いをどう活かすかがカギになります。ここでは、次のお見合いで意識しておきたい3つの視点を紹介します。

相手の未来を見る

婚活ではつい、今の年収や見た目、肩書きなど「現時点のスペック」だけで判断しがちです。でも、結婚生活はこの先何十年も続くもの。大切なのは、相手にどれだけ伸びしろがあるか、成長していこうという姿勢があるかどうかです。

「この人と一緒なら、未来がもっとよくなるかも」と思えるかがポイント

自分が選ぶ側だという意識をいったん外す

多くの人が無意識に「自分が相手を選ぶ」という意識を持っています。でも、婚活は“お互いに選び合う”場。自分が選ぶ立場だという意識が強すぎると、相手の良さを見逃したり、思いやりに欠けた態度になってしまうこともあります。

一度フラットな視点に立って、相手に「選ばれる自分」であるかを見直してみましょう。

「今この人に決めたら?」と仮定して考えてみる

出会いのたびに「もっといい人がいるかも」と思ってしまうのは婚活あるある。でも、次々に比較しているうちに、誰とも深い関係を築けなくなってしまうリスクもあります。

お見合いのあと、「今この人に決めたとしたら?」と仮定して考えてみることで、自分の本音や不安がクリアになります。

仮に違和感があるならそれでもいい

でも、直感的に「アリかも」と感じたなら、迷わず進んでみるのも選択肢のひとつです。

婚活は最初の人を越える決断力との戦い

多くの人が「最初に会ったあの人が一番よかった」と後から気づきます。けれども、その時はまだ「もっといい人がいるかも」と思ってしまい、決断できなかった自分がいます。

婚活では、相手を見極める“目利き力”と、自分の未来を選ぶ“決断力”が何よりも重要

成婚する人は「最初の人が一番良かった」と後悔しない

成婚していく人たちの多くは、「迷わず決めた」「フィーリングが合ったから選んだ」と口をそろえます。最初に出会った人かどうかではなく、「この人だ」と自分で腹を括ったことが、結果的に幸せな結婚に繋がっているのです。

婚活が長引く人ほど、「もっといい人がいるはず」と比較思考にハマりがち

けれど、比較すればするほど、相手の良さは見えなくなってしまいます。

本当に必要なのは「目利き力」と「覚悟」

条件をいくら並べても、理想通りの人と出会えるとは限りません。むしろ「この人には何があるか」「一緒に育っていけるか」といった、長期視点での見極めが欠かせません。

そして何より、自分で「この人と生きていこう」と決める“覚悟”がないと、どんなに素敵な相手と出会っても決断はできません。

婚活とは、「選ばれる」か「選ぶ」かではなく、自分が「決める」ことができるかどうか。それが“最初の人”を超える唯一の方法なのです。

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この記事を書いた人

小崎真作のアバター 小崎真作 婚活KOKO 執行役員

2020年、奥さんが壮絶な不妊治療を経て妊娠。切迫早産の危険性があり転院や入退院を繰り返したのち、無事娘を出産。
2023年、再び奇跡が訪れたが再度切迫早産の危険性があり奥さんが2ヶ月入院しその間ワンオペを経験。無事息子が誕生。現在は2人の子供の育児と仕事に奮闘中。

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