お見合いの手土産は成功させるテクニックとしてアリ?ナシ?【男性心理・女性心理を解説!】
お見合いのときの手土産。あなたはどう思いますか?男性女性それぞれ意見は違うと思いますが、果たして手土産は渡したほうがいいのでしょうか?渡さなくてもいいのでしょうか?
お見合い時の手土産は男性は嬉しい!?
貰い物は基本的には嬉しいものです。特にキレイな人から手渡しで物をもらったら男性はすぐ鼻の下が伸びます。しかし、手土産は嬉しいものですが、婚活では100%嬉しいものか、と言うとそうではありません。
中には、手土産を渡そうとして、「いらないです」と断られた会員さまもいらっしゃいます。
いやいや、そんなこと言わないで女性の気持ちを汲んで受け取っておけよ
というツッコミはさておき、手土産がかえって迷惑になることがあります。
手土産には
など、考えなければいけないことがたくさんありますよね。高価なものほどいいかというと、全然そんなことはなくて、むしろ高価なものをもらったら、「お見合いが断りづらいんだけど…」とまるで鎖で繋がれたような感覚になります。
もし、プレゼントするなら無難なものはお菓子類ということになります。
迷惑にならない手土産は検索すればいろんなものが出てきますが、なぜ手土産は渡したいのか、その理由のほうが大事です。あとで出てきますが、「渡す理由」は本当に大事。
お見合いで手土産をもらっても女性は嬉しくない!?
女性はどうでしょう。
初めて会う男性から手土産をもらって嬉しいでしょうか。おそらく、ほとんどの女性は微妙でしょう。
まず、結婚相談所での婚活はお見合いのお茶代は基本は男性持ちです。都内のホテルのラウンジでのお見合いの場合、1杯2,000円のコーヒーがザラですから、1回に約4,000円かかります。
月5回お見合いをしていたら、お茶代だけで20,000円かかります。プラス仮交際でも出費がかさむので、人によっては5万〜8万くらい婚活費用としての出費があります。これはもはや、家賃ですよね。
女性は忘れてはいけませんが、あなたの他にもお見合い相手はいて、他の人にも男性はご馳走しています。
ここはやはり感謝するべきポイントですが、逆にそんな男性からの手土産は正直、「心から嬉しい!」とはならないのではないでしょうか。
男性から女性に手土産。
たしかに悪くはありませんが、それだったら盛り上がる土産話の1つや2つでも持っていったほうが好印象です。
今日は本当に楽しかったです!ありがとうございました!
とビッグスマイルのほうが女性は喜んでくれるでしょう。
また、手土産を用意したとしても「どうぞ」と無愛想に渡す男性もいるので、それだったら手土産はないほうがいいです。
渡すほうも渡されるほうも気分が良くなる。それが、プレゼントの基本ですよね。
でも、婚活では、手土産1つでいろんな思考が交差します。
ん?これはどういう意味で渡してくれたんだろう?
他の人にも渡しているのかな?
1回はデートしたほうがいいってこと?
純粋に喜べないけど自分がおかしいのかな?
相手を悩ますくらいならやらないほうがいいです。
お見合いで手土産を渡すと交際成功率がグンと上がる!?
婚活では手土産は好印象になるのか
手土産を渡すからといって必ずしも仮交際成立になるかというと、そうではありません。
手土産を渡しても相手からお断りは普通にあります。結果、アゲ損になってしまうワケです。もしも、手土産を渡して100%仮交際成立するならみんなやったほうがいいでしょう。
でも、100%はあり得ません。
また、手土産を心から喜べない原因の1つに「みんながやりすぎた」というのもあります。
お見合いでは手土産を渡しましょう
このノウハウが出回ったときは、手土産自体に価値があり喜んでくれた人がたくさんいたと思います。
でも、今は珍しいことではなくなったため、手土産の価値が薄まり、目新しさはありません。目新しさで言うなら、お見合いでビールを頼んだほうがいいでしょう。
お見合いで手土産を渡すときのベストタイミング
お見合いで手土産は渡すべきか、これに関して言えば、時と場合によりますが、余計なことをお互い考えてしまうので、基本は不要です。
ただ、もしも渡すのであれば、ピークエンドの法則です。
ご存知だと思いますが、人はピークのときと終わりのときしか記憶にありません。何日も経つと、それこそ顔すら覚えていません。
なので、もしも手土産を渡すのであれば、お会計が終わったあとの帰り際がベストでしょう。
ただ、手土産を渡すときの言葉、表情、姿勢がメチャクチャ重要です。
手土産なんてなんでもいいんです。手土産なんか無くてもいいんです。
帰り際の言葉、表情、姿勢が超重要!
お見合いで手土産を渡しても差し支えないとき
遠距離相手の場合
お見合い相手がわざわざ遠方から自分のお見合いのために来てくれたときは、感謝の印として手土産を渡すのはアリでしょう。
「今日はわざわざ遠いところからありがとうございました。もしよろしければ帰りの電車で召し上がってください。お口に合うか分かりませんが…」
相手が喜ぶか、それは相手によりますが、遠方から時間とお金をかけてきてくれたことに対しての感謝というのは伝わりますよね。
自分が女性で遠方から男性が来てくれた場合は、感謝の印としてお茶代を出すこともアリでしょう。
手土産プラス「おしぼり」がついているとより気遣いが見えます。グリーン車のおしぼり、コンビニのおしぼりなどなんでもいいので、手を拭けるものがあると、一歩先の気遣いをしているように見えます。
相手のその後を想像することです。
前日、出張だった場合
昨日出張だったんですけど、いいものを見つけて買ってきました
これももらう側が「自分のことを考えてくれたんだ♪」だと思って嬉しいですよね。
自分で買ってきてアレですが、まだ自分も食べてないんですよ。よかったらこの後公園でちょっとだけ一緒に食べていきませんか?
と変化球を投げるのもアリですよね(時と場合による)
お見合い相手と好きな食べ物が同じだった場合
例えば、相手のプロフィールの好きな食べ物に「チョコ」と具体的に書いていた場合と自分もチョコが好きだった場合。その場合は、流行りのチョコを持っていくのもアリです。
チョコが好きと書いてあって実は自分も好きなんですよ。で、最近流行りのコレって知ってますか?
と言って渡すのも1つのテクニックです。
やはり、共通点があると近づきやすくなります。
手土産を渡すときにもっとも重要なこと
婚活のお見合いの場では、正直手土産というのは悩ましい存在です。送り手も素直にプレゼントできない、受け取る側も素直に喜べない、そんなんであれば、いっそのこと手土産文化は無くしたほうがいいです。
結婚式の引き出物も結局、もらってしばらく経ってメルカリで売る人や処分する人が大半なので、いっそのこと引き出物文化も無くしたほうがいいのではないかなと思いますが、手土産を渡すときに最も重要なことがあります。
それは、「理由」です。
お見合いで、「よかったらどうぞ」と言って手土産を渡す
これでは、足らないんです。
なにが足りないのか。
手土産を渡すときの言葉、表情、姿勢
人は手土産に喜ぶのではなく、その手土産をわざわざ持ってきてくれたこと、自分のために選んでくれたこと、その思いやりの姿勢に喜ぶのです。
無愛想で「どうぞ」とプレゼントを渡されても1ミリも嬉しくありません。もはや、爆弾でも入ってるんじゃないかと警戒します。
手土産を渡すときは、「あなたのために用意した感」が必要!
例えば、「実際に手土産をもらって嬉しかった瞬間は誕生月だからと言って渡されたときです」と会員さまが教えてくれましたが、まさにコレ。
義理チョコをもらって心から喜べる人はいないですよね。本命チョコをもらって初めて心から喜べますよね。それと同じで、「あなたのために用意しました」という言葉が必要なんです。
理由はなんでもOK。
今日実は自分の誕生日だったんですけど、この出会いも1つのご縁なので
ココに来る途中に美味しそうなものを見つけて
宝くじが当たって
など、理由なんてなんでもOKです。ウソでもいいので、相手が喜ぶ言葉、明るい表情、丁寧な姿勢が大事です。
「お母さんが持って行けと言ったので」これは最悪なのでやめましょう
そして、もっと必要なのは
「パーソナライズされた理由」
それが、「あなたのために用意しました」です。もしも、考えても思い付かないなら、手土産はやめたほうがいいでしょう。
手土産を渡すときの注意点
1つ注意点があります。
人は「この人狙ってやってるな」と分かった瞬間に冷める傾向にあります。
例えば、ミラーリング。営業ではテクニックとして頻繁に言われますが、相手がコーヒーを飲むときに自分も飲む。そうすると、自然に心理的に近くなり、その内、自分がコーヒーを飲むときに相手も無意識に真似してコーヒーを飲む。
これを「ミラーリング効果」といいますが、相手がワザとらしく毎回自分と同じタイミングでコーヒーを飲んでいたら、「こいつ、狙ってやってるんだな」と分かります。
その瞬間に相手に興味が無くなります。
相手の下心が見えた瞬間に人は冷める
なので、「テクニックだから」といって浅い気持ちで手土産を用意すると、自爆するので注意しましょう。
手土産が成婚に繋がった事例
手土産だけでいうのであれば、お見合いでは微妙ですが、仮交際以降はお互いの関係性を育むためにも有効です(時と場合による)
ご成婚者さまでこんな事例もあります。
1回目のデートは、お近づきの感謝としてお手製のお菓子を持参
2回目のデートは、1回目でトマトが好きと言ったお相手の言葉を覚えていて、箱入りのプチトマトをプレゼント
3回目のデートは、お相手が紅茶好きということを聞きつけ紅茶をプレゼント
4回目のデートは、ランチもディナーも両方の費用負担は大変だろうとの考えから、お手製のサンドイッチを持って行った
※決して、「手土産を用意すればいい」というところだけ切り取らないでください
1回目〜4回目までを想像すると、仲良くなるのはなんだか当然のような気がしますよね。「素早く仲良くなる方法」は実はカンタンなんです。
でも、なかなかやらない。だから、誰ともうまくいかない。それは、受け身だから!!!
手土産はあくまでも気持ちです。たしかにテクニックとしてはありますが、大事なのは気持ち。
小技として手土産を用意しよう
ではなく、手土産を用意したくなるフツフツと湧く感情が自分にあるかに着目してみてください。