結婚の決め手はなに?男女100人アンケート結果を徹底解説!

「結婚を決める理由」と聞いて、あなたはどんなことを思い浮かべますか?「一緒にいて安心できる」「価値観が合う」「将来性を感じる」など、さまざまな声があるでしょう。はたまた、あなたは今「決め手が分からない!」と悩んでいるかもしれません。

実際のところ、男女では結婚を決める理由に違いがあるのでしょうか?今回は、男女100人にアンケートを実施し、「結婚の決め手」として挙げられた具体的な理由を徹底解説します。

この記事を読むことで、以下のようなことが分かります

  • 男女で異なる結婚の決め手
  • アンケートで判明した意外な理由
  • 自分の結婚観を見直すヒント

婚活している方も、これから婚活を始める方も必見の内容です!さっそく見ていきましょう。

目次

既婚者100人に聞いた「結婚の決め手はあった?」

今回、既婚者100人に「結婚の決め手にまつわる」アンケート調査を行いました。結婚の決め手となる要素の例が満載なのでぜひご覧ください。

既婚者100人調査
2024年12月2日
調査会社:株式会社KOKO
調査媒体:クラウドワークス

アンケート回答 性別

  • 女性75人
  • 男性25人

結婚の決め手はありましたか?

「あった」と答えた人が78人。「なかった」と答えた人が22人という結果に。

では、「あった」と答えた人はどのような決め手があったのでしょうか?女性、男性順にご紹介します。

女性の結婚の決め手

・特に決め手はなかったけど、一緒に暮らす上での違和感(金銭感覚の相違、食生活の違いなど)がなかったので、結婚していいかなと思えました(女性/結婚して15年)

・優しくて、仕事も真面目だし、ユーモアもあって、一緒にいてとても楽だった(女性/結婚10年)

・とにかく優しくて家族思い、私の家族にも良くしてくれた(女性/結婚5年)

・一緒にいた時に、今の旦那さんが子供の手を引いて歩く姿や子供をあやす姿がふと思い浮かんで、この人なら一緒に暮らしていいパパになって家庭を育んでいけそうだなと思った(女性/結婚16年)

・性格の良さが決め手(女性/結婚3年)

・その人といると自分が自然体でいられて、楽だから。気を使ったり遠慮したりする人とはこれからの人生長く一緒にいられないと思います(女性/結婚9年)

・本当に心身共に参っていた時に一緒にいてくれたこと(女性/結婚5年)

・真面目で仕事熱心、預貯金もあり家庭を築ける相手であった。賭博や喫煙もせず、動植物に優しく育児にも心配がないと予想できたから(女性/結婚12年)

・過ごしていくうちにこんなにやさしくしてくれる男性はいないと思ったからご両親や親せき家族がみんな優しかった。自分からアプローチした(女性/結婚2年)

・一緒に住んで居心地がいいのと、価値観が合う。生活リズムが合う(女性/結婚8年)

男性の結婚の決め手

・趣味がすごく一致していた、声がすごく可愛かった(男性/結婚1年)

・一緒にいて安心できる相手だと思えるようになったからです(男性/結婚12年)

・金銭感覚が同じだったことです(男性/結婚17年)

・ずっと一緒にいたいと言われたこと(男性/結婚3年)

・性格の一致。常に私のことを考えて行動してくれる(男性/結婚21年)

・一緒に関わっていくことで、親切心や行動力を見て決め手となりました(男性/結婚3年)

・おはよう、おかえり等の挨拶を笑顔できちんとしてくれたこと。趣味や価値観が合っていたこと(男性/結婚10年)

・仕事でミスをして帰ったときにいつも通りに振る舞ってくれてポジティブな声かけをしてくれた。そのときとても心強かったので(男性/結婚3年)

・相手が家庭的だったので(男性/結婚30年)

・一緒にいて自分が自然体でいれる。無言でも気まずくない。自分に親身になってくれる人で愛されている実感をとても感じれた人だったから(男性/結婚5年)

・一緒に過ごしている上で、優しさ思いやりがあるか、優しさが偽りのものではないかがわかった事。顔や収入などでは幸せにはなれない(男性/結婚1年半)

では、今度は「なかった」と答えた人はなぜ決め手がないのに結婚できたのでしょうか?「決め手がなかった」と答えた人の回答を見てみましょう。

・付き合っていて自然にいられたことで、そのまま一緒にいればよいとなったから(男性/結婚3年)

・若くて特に深く考えてなかった(男性/結婚10年)

・結婚するタイミングは今しかないと判断した(男性/結婚12年)

・なんとなく、同じ職場だった為新年度が始まるタイミングで結婚することになりました(女性/結婚16年)

・特に決めてはなかったが、付き合って6年経っていたし、お互い空気のような感じでとても居心地が良かったので結婚しました(女性/結婚10年)

・明確な決め手というものはなかったが、長く付き合っていて結婚しない理由もなかったから(女性/結婚5年)

・なんとなく結婚適齢期だったから(女性/結婚19年)

・普段一緒にいるのが心地いいから(女性/結婚5年)

・相手の転勤が決まり、ついてきてほしいとプロポーズされたから。同棲は2~3年していた(女性/結婚4年)

・勢いとノリです(女性/結婚5年)

・何となく結婚してみたいと思えたから(女性/結婚6年)

・婚活イベントで知り合ったので、最初から結婚ありきだった(女性/結婚6年)

・一緒にいるうちに、このまま一生一緒にいるんだろうなと思ったから(女性/結婚18年)

いろんな理由があることが分かりますね。

結婚するにあたって決め手は必要だと思いますか?

「必要」と答えた人が63人。「必要ない」と答えた人が37人。

だいたい4割の人が「決め手なんか必要ないよ〜」という結果になりました。

結婚の決め手探しをしたほうがいいと思いますか?

決め手がない場合、見つけるまで決め手探しをしたほうがいいと思いますか?という質問をしてみました。

「したほうがいい」と答えた人が28人。「しなくていい」と答えた人が16人。「どっちでもいい」と答えた人が56人という結果に。

婚活している人からしたらピンとこないかもしれませんが、結婚の決め手はどっちでもいいみたいです。

あなたはなぜ今のパートナーを選びましたか?

最後に「あなたはなぜ今のパートナーを選びましたか?」という質問をしました。男女別でご紹介します。

女性

・誠実で信用できる。優しくてカッとならない温厚な性格がいいと思ったからです。外見はそんなに良くありませんが、性格が1番大事だと思います!(女性/結婚15年)

・なんとなく、私にはこの人以外と一緒になるのは無理な感じがしたから(女性/結婚10年)

・浮気をしない、真面目、仕事を頑張っている向上心があり尊敬できるからです(女性/結婚5年)

・価値観や金銭感覚が同じだから(女性/結婚2年)

・笑うツボがおなじ、嫌いなもの(食べ物、人のタイプ)がおなじ。子供をあやす姿を想像して違和感がなく、一緒に家庭を作れそうと思ったのでパートナーに選びました(女性/結婚16年)

・一緒にいて心から楽しいし、自分が無理せず自然体でいられるから。また、安心感も感じられたから(女性/結婚9年)

・ビビビときたから(女性/結婚16年)

・思いやりがこれまで出会った人の中で一番感じられたから(女性/結婚5年)

・35歳くらいから子どもを授かるまでの時間が少なく焦りを感じ始め、ずっと一緒にいたい相手と結婚してから育児に取り組みたかったから(女性/結婚12年)

・見た目はタイプじゃなかったけど、一緒にいると楽しいし価値感がほぼ同じだったのが大きかった。やはり一緒にいる以上気が合ってストレスたまらないのが一番だと思ったからこの人を選んだ(女性/結婚10年)

・裏表がなく、価値観が合わない時も話し合いでお互いに擦り合わせていけるから(女性/結婚2年)

・とにかく誠実で信用出来る人であった事と、後は意外に思われるかもしれませんが顔がとにかく自分の好みの顔だった事。結婚後、毎日顔を合わせる相手なので結構重要なんじゃないかと思います。そして将来子供に恵まれる時があるとしたら、好きな顔の人にそっくりな子供だったりすると何だかんだで溺愛しますよ(女性/結婚10年)

・わがままを聞いてくれるし年収が良いから(女性/結婚11年)

・こんなに優しくていい人間はもう2度と現れないと思ったから(女性/結婚2年)

・真面目で私の家族をものすごく大事に思ってくれた事です。結婚するに当たって、かなり重要なポイントだと思いました(女性/結婚25年)

・この人となら今後苦労する事があっても力を合わせて頑張れそうと思ったから(女性/結婚5年)

・私が悩んでいるときに、いつもそばにいてくれて、誰よりも優しかったからです(女性/結婚10年)

・初対面で私の母と打ち解けて話せていた姿を見て、『この人なら母親も認めているように見えるし、将来的に母と仲良く老後を過ごすのにも適した人だ』と思ったから。(以前、別の『結婚しようと思っている人』と母親を会わせた時、母の拒否反応が激しく・・・その人とは結局、色々あって破談しました。母親の感覚は、鋭いと思います。)(女性/結婚13年)

・他にもっといい人がいるとは思えなかったから。それは収入だとかではなく、人間的に自分と合うかどうか(女性/結婚5年)

・結婚適齢期だったから、結婚したい気持ちが強く、当時付き合っていたパートナーに不満なかったから(女性/結婚19年)

・常に私のやりたいことを優先してくれたからです。簡単にいうと相手にこだわりがなかったところです。私は自分で色々決めたいし考えたいタイプだったので、それでいいよ~やりたいことやろう~といってくれる人だったので、自分に合った人だと思いました(女性/結婚2年)

・初めてマッチングアプリで会った時にビビッときて、そのまま一年後に結婚しました。お互いに直感です(女性/結婚5年)

・土日も平日もクライミング中心の生活をしていて、放ったらかしにしても「登ることが優先だから」と理解があって大会など遠征先への送迎などできる範囲で応援もしてくれるから(女性/結婚5年)

・私は親がヤクザで自分がネグレクト&虐待サバイバーなのですが、そういった過去のことを話しても「それを全て受け入れた上で、今まで通り普通に付き合う」ことをしてくれたのが、夫だけだったからです。(他の男性は「面倒くさいのは嫌だ」と逃げていきました)(女性/結婚25年)

・好きだと言われてた時からずっと必ず守り続ける。結婚して責任も取る。付き合うからには俺からは絶対に振らない。と言われ続けてきました。実際付き合うと、本当にたくさんの場面で助けてもらったり、心の支えになってくれたり、常に私のことを1番に考えてくれる人でした。この行動を見て嘘はないと確信したので、結婚しました(女性/結婚2年)

・優しくて話が合う。お互い気遣い屋なので一緒にいて楽。顔が好みかどうかも大事だけど、第一印象だけであとは中身が素敵だと思った(女性/結婚5年)

・財力、見た目、性格、この三つが許容範囲だったから(女性/結婚9年)

男性

・一緒にいて落ち着くことが出来る。癒やしを貰えるから(男性/結婚3年)

・直感(男性/結婚10年)

・交際した時に妊娠した為。結婚後にキツくなったのでもっと慎重になれば良かったと少し後悔していますが子供は可愛いので癒されています(男性/結婚4年)

・自分の人生を支えて、彩ってくれそうな確信があったから(男性/結婚1年)

・価値観が合っていて嫌な部分もあるけれどもそれが許せる範囲内だったから(男性/結婚5年)

・お互いに自由な感じですし、気分良く過ごすことができるからです。それが一番です(男性/結婚7年)

・一言で言うと自分にとって空気のような存在だったから、お互いの妥協点がみいだせるから結婚は妥協の連続と考えています。お互い違う環境で育っているので食い違いはあります。それをどこまで妥協しあえるか共有できるかが焦点なので、今のパートナーに決めました。決めてなど見えてきます。見えてこないのは相手を見ていないという事です(男性/結婚15年)

・これからの人生一緒にいることで、自分のダメな点を支えてくれるんじゃないかと思ったから選びました(男性/結婚3年)

・自分がこの人と結婚したら幸せになれると感じたし自分もこの人を幸せにしたいと感じだから。何気ない毎日がおくれるのでこの人でよかったと思う(男性/結婚5年)

・優しくて思いやりがある。ブランドものSNSなど周りからどう見られたいかなどそういった願望が無く等身大だったから(男性/結婚1年半)

男女で異なる結婚の決め手とは?

女性の決め手の傾向

1.家庭的な要素への期待

女性の回答には、「家族思い」「子供をあやす姿が想像できた」「育児への心配がない」など、結婚後の家庭や子育てに対する視点が多く含まれています。これは、女性が結婚を「未来の家庭生活」の視点で考える傾向を示していることが分かります。

2.長期的な安定感

「金銭感覚が合う」「価値観や生活リズムが合う」「真面目で仕事熱心」といった、安定した生活を重視する回答が多いです。

3.優しさや自然体でいられる関係性

「優しい」「自然体でいられる」「居心地がいい」など、精神的な安定や安心感を重要視する意見が多数挙がっています。

男性の決め手の傾向

1,具体的な行動や態度への感動

男性は、「笑顔で挨拶をしてくれる」「ミスをしたときに励ましてくれた」など、相手の具体的な行動に強く惹かれた回答が目立ちます。

2.一緒にいるときの安心感や親密さ

「安心できる」「自然体でいられる」「愛されている実感」など、心理的な安心感を重視する点は女性と共通していますが、男性はそれを直接的な経験や瞬間から感じ取る傾向があります。

3.趣味や価値観の一致

「趣味が一致していた」「価値観が合う」といった共通点を重視する回答が多く、結婚生活の共有感を大切にしているようです。

結婚の決め手共通点

1.「優しさ」や「思いやり」の重要性

男性も女性も「優しさ」や「思いやり」を結婚の決め手として挙げており、相手への信頼感や心地よさが重視されていることが分かります。

2.自然体でいられること

「自然体でいられる」「無言でも気まずくない」など、相手といるときの心の余裕を重要視している点も共通しています。

男女違いのまとめ

女性の方が長期的視点(家庭や安定性)を重視する

子育てや金銭感覚など、結婚後の生活に焦点を当てた理由が目立ちます。

男性は短期的な行動や瞬間的な感動に敏感

相手の具体的な行動や態度から「この人なら」と感じるエピソードが多いです。

いかがだったでしょうか?全部は紹介しきれていませんが参考になる回答も多かったのではないでしょうか。

結婚の決め手が分からないときの5つの対処法

結婚を考える上でたしかに「決め手が分からない」「決め手に欠ける…」ということもあります。やっぱり、「コレ!」という決め手は欲しいですよね。

そんなときは今回お伝えする5つの対処法を試してみてください。

自分の結婚観を明確にする

結婚の決め手がわからない背景には、自分が結婚相手に何を求めているのかが不明確な場合があります。そんなときは自分が大事にしたい価値観を洗い出してみてください。

たとえば、自分にとって譲れないポイントを書いてみる、「共通している」「似ている」「共感できる」「理解できる」「共有できる」の観点で考える点を書いてみる。

また、その人と一緒に暮らす日々や、子育てなどの将来像を具体的にイメージしてみることも大事です。

自分の正直な気持ちに耳を傾ける

結婚は理屈だけでなく、感情も重要な要素です。恋愛と結婚は別でも、やはり感情は無視できません。

一緒にいるときの心地よさや、不安になるポイントはどこか、その人がいなくなることを考えたとき、どう感じるかを考えてみてください。

とにかく相手との時間を濃厚にする

決め手がわからない場合は、相手の具体的な行動や態度を観察することで判断材料を増やすことができます。もちろん、これはお互いに言えることですが、実際に一緒に過ごす時間を増やし、日常生活の相性を確認しましょう。

まだまだ一緒に過ごす時間が少なくてコミュニケーションも取れていないだけかもしれません。

完璧な決め手はないと理解する

多くの人が結婚の決め手を完璧に求めがちですが、実際は「コレで100%完璧だ」と確信する人はいません。

一方で、小さな違和感が積み重なると後悔に繋がることもあるため、その感覚も無視できません。だから、結婚は難しいのですが、決め手を完璧に求めないようにしましょう。

結婚カウンセラーの力を借りる

結婚相談所で活動している方は、担当カウンセラーに客観的な意見を聞いてみてください。第三者の視点で、自分と相手の相性を見てもらうこともできますよね。

アドバイスを受けると今までなかった視点や考えを持つことができます。そうなると、相手に対しての見方が変わることがあります。これを「リフレーミング」といいますが、詳しくは別の記事をご覧ください。

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この記事を書いた人

小崎真作のアバター 小崎真作 婚活KOKO 執行役員

2020年、奥さんが壮絶な不妊治療を経て妊娠。切迫早産の危険性があり転院や入退院を繰り返したのち、無事娘を出産。
2023年、再び奇跡が訪れたが再度切迫早産の危険性があり奥さんが2ヶ月入院しその間ワンオペを経験。無事息子が誕生。現在は2人の子供の育児と仕事に奮闘中。

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