仮交際終了が申し訳なく感じるウジウジ君の話

婚活をしていると「仮交際終了」を経験します。

婚活がうまくいった人でさえ、「仮交際から真剣交際に入る数」と「仮交際終了の数」を比べると、「仮交際終了の数」のほうが多いです。

これは当たり前ですよね。

お見合いで出会った人すべての人とうまくいくのが婚活ではありません。全員と結婚はできないのです。

ということは、交際はたった1人の人としかうまくいかないことが分かります。

まだ婚活をしたことがない方は、予め覚悟しておきましょう。

仮交際終了は少なからずメンタルに影響が出ます。なので、婚活はダメージを受けやすい体質だと保ちません。

ただ、どちらかというと、男性のほうが比較的ガラスのハートを持っています。

仮交際終了を男性からする場合

特に真面目な男性に多いのですが、自分からの仮交際終了に戸惑う方がいます。

例えば、2ヶ月くらい交際できて、でもハッキリ合いそうにないことが分かった。でも、

交際終了するのに申し訳なく感じる…。

これは、優しいといえば優しいでしょう。相手のことを気遣っている証拠です。「嫌われるのもイヤだな」という心理も隠れていると思います。

でも、本当の優しさというのはいったいなんでしょうか?

交際終了するのが可哀想だからズルズル交際を続けることでしょうか。

違いますよね。結果、それは女性を雑に扱うことになります。

確かに、2ヶ月くらい交際していると情が入ります。でも、婚活は結婚するための活動です。結婚がないなと感じた相手と交際を続けていくことに果たして意味はあるのでしょうか。

ただただお互いの時間をムダにするだけですよね。相手の時間を奪ってしまうことに繋がります。

これは、異性関係において一番の罪です。

女性は結婚を考えている。でも、男性はまだ決心がつかないから「その内」と答える。結局5年付き合ったけどまだ結婚の決心がつかない。女性は泣く泣く諦めて結婚相談所に飛び込む。

これは婚活KOKOの入会でよくあるストーリーです。

この場合、男性は女性の貴重な5年という月日を奪ってしまったことになります。交際の間はお互い幸せだったかもしれないし、たくさん幸せな瞬間はあったと思います。

でも、女性の気持ちに応えられる器ではなかった。傷付けるのも嫌われるのも怖くて逃げていた。

交際中はそんな意識はないと思いますが、結果論で言ってしまえれば、女性の時間を奪うことになってしまうのです。普通、5年あれば結婚もして子供もできていますよね。

婚活全体で見ても、男性のほうが先に進むのか、交際終了するのか、決められないことのほうが多いです。

いつしか男は決断して引っ張っていくという女性が望んでいる「男らしさ」を失い、女々しくなってしまった

ただ、婚活においては惰性で交際するのはお互い良くないです。

時間をムダにするのは本当に良くない!

スパッと切るときはスパッと切るのです。

仮交際終了を自分からできないクセがついていると、結局 真剣交際に入るときや結婚を迎えるときも、決断できなくなってしまいます。

仮交際終了することに申し訳なさを感じるのではなく、相手の時間を奪うことに申し訳なさを感じましょう。本当に相手のことを思いやるのであれば。

仮交際終了を女性からする場合

女性の場合は面白いことに、「交際終了が申し訳なく感じる」ということはありません。

もちろん、すべての女性に当てはまることではありませんが、女性のほうがスパッと決断できる傾向にあります。この面だけで言うなら、女性のほうが男らしいです。

ただ、うまくいきかけていたのに、交際終了をされてしまった。

この場合は、だれでも引きずります。泣きながら電話をかけてくる方もいますが、「可能性を感じない人との交際終了」と「可能性を感じた人との交際終了」は別物。

どれだけ強気な女性でも人間ですので、感情があります。辛い交際終了はたしかにあります。

ただ、どちらかというと、男性よりは強いです。女性は強く、心を打たれることに耐性がついているので、男性よりは早く切り替えられます。

女性は、子供のことや年齢的なことなど、ハッキリしているので、自分から交際終了するときもハッキリしています。

ただ、中にはもったいない交際終了もあります。

現に、あなたの仮交際相手を一覧で見ると、過去の交際相手にハートマーク=真剣交際に入っている方がいます。ということは、その交際終了したAさんは人に選ばれる要素を持っているということになります。

そのAさんに対して、「ハッキリ先が見えない!」と言い切れるのであれば後悔する必要はありませんが、もしもモヤモヤが残るのであれば、もったいないことをしたかもしれません。

なので、交際終了がいいのか、まだ判断が早いのか、迷ったときはカウンセラーに相談しましょう。

仮交際終了の間違ったやり方

なるほど!交際終了のときはためらわずスパスパ切ればいいんですね!

と思った方もいるかもしれませんが、行き過ぎは注意です。

例えば、仮交際成立して、でも、

デートの日程や場所は自分からは提案しない
LINEが相手から来てるけど、「はい・いいえ」しか返さない
そもそもLINEは好きじゃないからやりたくない
デートで特に相手に質問もしないしなにも考えてない

それで、「フィーリングが合わないので」と自分から交際終了。

これは間違った交際終了の仕方です。

この場合、自分からの積極的なアクションはなにもしていないですよね。つまり、待ちの姿勢。

なにか神から恵んでもらえると勘違いしている典型的なパターンです。

相手も納得できないでしょう。

仮交際終了になる根本的な原因

そもそもなぜ婚活をしているのかというと、出会いがなかったからですよね。その出会いは積極性がなかったから出会いがなかったわけです。

つまり、多くの人は異性との未来に消極的だったことが言えます。

だから婚活をしている。婚活をしているなら消極的な姿勢から積極的な姿勢に変わらないといけません。

消極的な姿勢を変えない限り、現状は変わらないですよね?

「婚活をしている時点で積極的ではないのでしょうか?」と疑問に感じた方もいるかもしれませんが、方向性は積極的になったと思います。あとは、異性に対しても積極的になるだけ。

方向性だけが積極的になっても待ちの姿勢が変わらないのであれば、その方向、つまり、結婚へは進んでいかないですよね。

婚活に手を抜いて、ピンと来ないからお断り。

このスタンスでは絶対に婚活はうまくいきません。

相手にがんばって寄り添おうとした。人付き合いが苦手で、人見知りだけど、積極的に動いてみた。その姿勢に人は心を動かされるのではないでしょうか。

なにもしない人に人は魅力を感じません。

仮交際終了の正しいやり方

仮交際終了の仕方は重要です。

あんまり考えず、ワガママに交際終了している方は、婚活が長引きます。

結局そういう人は異性に選ばれず、孤独へとまっしぐら。

交際終了するのはなにも問題ではありません。婚活では普通です。でも、キーワードがあります。

向き合えたかどうか

向き合おうとしてでもダメだった。その場合は、モヤモヤもしないで相手にもモヤモヤさせないで交際終了できます。もうしょうがないですよね。

でも、ほとんどの場合、自分から働きかけないでただただ

・フィーリングが合わないので
・タイプじゃないので
・楽しくないので

と交際終了します。

まるで、自分のピースに合う人をジーッと待っているかのようです。

そうではなく、お見合いから仮交際になったというご縁をいただいた相手に自分は向き合う覚悟を持っているか。

おそらく、ここに問題がある気がします。

「向き合う機会を与えてくれなかった」こんなこともあると思います。

例えば、自分が積極的に働きかけてもピクリとも相手は変わらなかった。デートも2ヶ月後。

この場合は、向き合おうにも向き合えません。その場合は、スパッと切って先に進むしかないでしょう。

仮交際は終了になっても感謝と経緯

男性女性と分けて紹介しましたが、男性は傷付きやすいです。例えば以前、こんなことがありました。

男性からお見合い申し込みをして不成立になった女性がいる。でも、数ヶ月後その女性から男性に申し込みがあった。でも、男性はお断り。それはなぜか。1回断られたことを根に持っていて引きずっているから。

人は条件や感情が変わります。なので、お見合い不成立になっても相手から後日お見合い申し込みが来ることがあります。

それは1つのチャンスなのではないでしょうか?

それを「気持ちが良いものではないから」と切ってしまうのはスゴくもったいないです。

実際会ってみて直接話してみないと分かりませんよね。

プライドが許さないというのもあるでしょう。でも、常に結婚するためにはどうすればいいかを考え、ベストな選択をするべきだと思います。

婚活にはいろんな交際があって、「自分がいけなかったなー」と反省する交際もあれば、「いったいあの期間はなんだったんだ?」と思う交際もあります。

本当にいろんな人と出会い、いろんな葛藤がありますが、人と向き合うことを恐れないでください。自己開示を怖がらないでください。

自分の変化を楽しめるようになりましょう。

仮交際終了するときは、相手への感謝と敬意を忘れずに。人との出会いをムゲに扱う人にいい人は現れません。

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この記事を書いた人

小崎真作のアバター 小崎真作 婚活KOKO 執行役員

2020年、奥さんが壮絶な不妊治療を経て妊娠。切迫早産の危険性があり転院や入退院を繰り返したのち、無事娘を出産。
2023年、再び奇跡が訪れたが再度切迫早産の危険性があり奥さんが2ヶ月入院しその間ワンオペを経験。無事息子が誕生。現在は2人の子供の育児と仕事に奮闘中。