破談・離婚は婚活しているあなたにも必ず起こりうる
最近、会員さまや非会員さまからも破談の話をよく聞きます。
先日も他社で「真剣交際が破談になったので乗り換えたいです」という方が連続で2件続きました。
KOKOの会員さまも残念ながら破談になってしまった方もいるので(もう切り替えているのでさすがです)12月というのは成婚ラッシュでもあると同時に1つの交際を見極める時期でもあります。
ただ、この破談、そして離婚というのは他人事ではありません。
煽るワケではありませんが、破談・離婚はあなたにも必ず起こりうること。
なぜなら、日本は3組に1組が離婚していると言われているからです。
厳密にいうと、これも地域さがある問題ではありますが、とにかく、破談や離婚というのは他人事にしないようにしてください。
必ずしも破談や離婚が悪いというわけではありませんが、エネルギーをものすごい使います。
真剣交際がうまくいかなくなったら
真剣交際後に破談になったら、またお見合い申し込みという振り出しに戻ります。
ただ、そもそも「破談」という呼び方があまりよくないなと思っていて、真剣交際後に解消されることをすべて「破談」という言葉を使いますが、真剣交際で別れてしまっても、婚約した後に別れてしまっても、ただダメになった“だけ”です。
うまく噛み合わなかった“だけ”なので、それまで自分が積み上げたものがあるのでしょうがないですが、ただそれだけなんです。
オオゴトだとしても、メタ認知を上げ、「〇〇しただけ」という視点で考えると、意外と大したことないように見えたりするもの。
自分を守る言葉のテクニックです。
これを「だけ処理」と言います。
いえ、正確にいうと、いま閃いたネーミングなので、「だけ処理」と言うことにしましょう。
離婚になる人の特徴
話を戻しますが、離婚になったら人によっては裁判やったり調停に入ったり、5年くらいかかる人もいます。
「離婚調停で5年かかり、ようやく落ち着いてきたので婚活を考え始めました」とZoom相談に申し込まれる方も実際います。
肉体的、精神的、経済的にも削られるのが破談や離婚なんです。
じゃあどうすれば避けられますか?
どういう人が破談や離婚になりますか?
となるとこれは難しい…
離婚だけで切り取るなら、もはや離婚になる人の特徴なんてないかもしれません。
なぜなら、3組に1組が離婚しているからです。
モハヤ、1人の結婚相手と末長く幸せに、というほうが難しいレベルです。だれにでも起こりうる問題なので、特徴なんて本当にないかもしれません。
とはいえ、破談も離婚もほぼ100%の確率で双方に問題があります。2人のことなので、2人に責任があります。
ただ、その中でも「自分のタイプじゃない人としかムリです」というタイプにこだわる方は危険だと思います。
なぜなら、結婚生活は相手のイヤな部分、合わない部分と向き合うことになり、それをどのように受け入れるかがカギとなってくるからです。
相手の至らない点との向き合い方のほうが大事
タイプにこだわるなら100%こだわったほうがいいです。ただ、時間はかかるので、覚悟しないといけません。
今の時代、合う人のほうが圧倒的に少ないのです。
恋活と婚活は違うという意味
結婚は一緒に生活をしていきます。
恋愛でも同棲すると一緒に生活をすることになりますが、恋愛関係で一緒に生活をする。結婚関係で一緒に生活をする。
これは全くの別物です。
なにが違うのかというと、責任と覚悟の差かなと思います。
悪い言い方と捉えることもできますが、結婚したら相手に責任を持たなければいけません。覚悟を持たなければいけません。
でも、恋愛は別に結婚ほど責任も覚悟ももたなければいけないのか、というと、そこまでは求められないないですよね。
相手に対してもそこまで求めていないですよね。
なので、お互いが責任と覚悟を持たなければいけないというのは、お互い口に出して「責任と覚悟を持とうね」なんて言うことはありませんが、暗黙の了解です。
その見えない重圧を持っているだけで、見えるものがあるんです。
それが、相手の至らない点。
結婚するとなったらもしくは、結婚したら、火炙りで浮き出てくる特殊な文字のように相手の至らない点が浮き出て見えるようになります。
どんなイケメンでも。
どんな美人でも。
だから、この人に耐性を持つことができるか、という観点は大事だったります。
例えば、夫婦になったらこんなグチが生まれます。
夫に対して、
もっと家事をやってよ、育児協力してよ!
妻に対して、
仕事でがんばってんだから休ませてくれよ!
この言い分には、実はカッコ書きが隠されています。
(幸せにするって誓いあったよね?お互い責任と覚悟を持つって認識してるよね?)もっと家事をやってよ、育児協力してよ!
(幸せにするって誓いあったよね?お互い責任と覚悟を持つって認識してるよね?)仕事でがんばってんだから休ませてくれよ!
結婚したらこの前提をお互いが持っています。
全部そう。
夫婦になったら些細なことでもケンカしたりするものですが、
「お皿洗ったらこういうふうに並べておいてって言ったよね?」
「バスタオルこんなところに置かないでって言ったよね?」
「ゴミ捨てなんで行ってくれなかったの?臭くなるじゃん!」
「なんで最近してくれないの?」
これらの言葉の前には、
(幸せにするって誓いあったよね?お互い責任と覚悟を持つって認識してるよね?)
この前提が存在するんです。でも、恋愛関係にはありません。
相手の良いところを見つける
相手の良いところをいっぱい見つける。これもすごく大事です。
1人として完璧な人はいません。
でも、相手の至らない点を受け入れる広い心を持つことのほうが大事かもしれません。
「タイプの人だったら欠けている点なんか気にならないですよ」と言われてしまったらそれまでですが、そんなことないと思うんですよね。
「私はいつもこういう人と付き合ってきたから」という方もいますが、それは固定概念です。
タイプの人以外の人とどうやっていけばいいかという道を見つけるとあなたの人間性や魅力はブワッと広がりを見せるでしょう。
破談や離婚は避けられるか
だれも破談したくて婚活している人はいないと思います。だれも離婚したくて結婚する人はいないと思います。
じゃあどうすれば破談や離婚を避けられるか。これはだれにも起こりうることなので難しいと先ほどお伝えしましたが、唯一気をつけたほうがいいことはあります。
それは、
承認欲求
です。
破談は厳密にいうと、親の問題や宗教の問題も出てくるのでまた少し変わってきますが、でも、結局のところ、相手を満たすことができているか、だと思います。
相手を満たすことができれば離婚なんて絶対ないハズです。
でも、承認欲求が満たさられることなく、カラッカラに乾くからそれが不満になり、離婚になったりするワケです。
「承認欲求」とは、認められたい・褒められたいという欲求のこと。人は御多分に洩れず、人に認められたいのです。褒められたいのです。
特にパートナーには。
なので、きっとベストは毎日、相手のことを認めてあげること、褒めてあげること、これができれば最高かなと思います。
じゃあどうすれば相手を満たすことができるか、というと、ヒントになるのは、『5つの愛情タイプ』です。
KOKOの会員さまであればご存知だと思いますが、『5つの愛情タイプ』をもとに、認める・褒めるをすれば満たすことができるでしょう。
失敗しない結婚相談所の選び方
限りなく破談を避けることはできます。
それは、結婚相談所選びです。
よくある話なんですが、親に会ってないけど成婚退会させるところがあります。
これは経営方針の違いなので、良い悪いではありませんが、
親が反対してきて…
とか、
相手の親が口うるさくてイヤになって…
で、真剣交際が解消されることがよくあります。
親に会わないで成婚退会。これはリスクでしかありません。
ここは、あなたの相談所を見極めるセンスでもあります。
なので、これから結婚相談所を選ぶ方は、入会前に「御社の成婚退会の定義に親への挨拶は含まれていますか?」と聞いたほうがいいでしょう。
そこでもし、「ご両家のご挨拶なしで成婚退会です」という返答なのであれば、なぜか聞いてみてください。
泣くのは、あなたです。