婚活で見た目がタイプじゃない場合の唯一の打開策【永久保存版】
恋愛では、自分の好きなタイプかどうかで人を選んでいた方も多いでしょう。または、好きになった人がタイプというパターンもありますよね。
あなたも一度は好きなタイプにどハマりした経験があるかもしれません。
でも、婚活ではよく「自分の好きなタイプで選ぶな」という言葉を聞くと思います。
なので、素直な方は、「そうか…タイプで選んではいけないんだ」と思い、たとえタイプじゃない人とお見合いをしても、「ダメだダメだ…見た目で選んではいけないんだ」という葛藤を笑顔の内側でしていると思います。
あなたもきっと何回も葛藤していることでしょう。
この誰にも見せられない静かな戦いはツライですよね。
今回は、見た目がタイプじゃない人に対してはどうしていけばいいのかというのをお伝えします。
結論から先にいうと、「リフレーミング」です。
「見た目がタイプじゃない」は婚活では普通?
人は見た目から入る
人は他人を見たとき、まずどこで判断するかというと、「見た目」です。
メランビアンの法則というのを聞いたことがあるかと思います。
メランビアンの法則とは、コミュニケーションにおいて相手に影響を与える要素は、視覚情報が55%、聴覚情報が38%、言語情報が7%という比率を示した理論のことをいいます。
他にも、
五感による知覚の割合は、視覚 83.0%、聴覚 11.0%、嗅覚 3.5%、触覚 1.5%、味覚1.0%と言われています。
以上のことから、人はほぼ視覚から入ってきた情報を受け取っていることが分かります。
だから、「第一印象が大事!」と言われていますよね。
逆にいうと、見た目がタイプじゃない人だとシャッターがガラガラ閉じてしまうということです。
これは人間の本能なので、抗うことができません。
シャッターが完全に閉じる瞬間に下から手でバチっと止め、今度はガラガラと開けて、「イヤ、タイプになるかもしれない」と瞬時に切り替えられる人はいないでしょう。
お見合いお断り理由で見えた答えとは
実際に婚活KOKOが行った【お見合いお断り理由100件調査】では、こんなデータがあります。
【お見合いのお断り理由 第1位】
会話・表情・態度の問題 29件
【お見合いのお断り理由 第2位】
価値観の不一致 16件
【お見合いのお断り理由 第3位】
性格の不一致 8件
フィーリングが合わない 8件
一見、どれもキチンと将来を見据えて判断しているかのように見えますが、すべてを一言でまとめるとコレです。
見た目がタイプじゃなかった
逆に見た目がタイプだったら少なからずお見合いは突破できますよね。なぜかというと、婚活ではタイプの人に出会える機会が少ないからです。
見た目がタイプだったら嬉しくて舞い上がり、がんばります。
それが普通ですよね。
でも、実際は「見た目がタイプじゃないからお断りで」と報告すると、カウンセラーから怒られるのでそれがイヤで、別の言葉で置き換えている人が多いでしょう。
現に、各相談所では「結婚相手は見た目で選ぶな」と言っています。各インフルエンサーも同じようなことを言っています。
でも、その多くは多少なりとも見た目で結婚相手を選んだ人の意見だったりもします。
ただ実際、結婚生活は複雑です。
見た目で結婚相手を選んでうまくいく人もいればうまくいかない人もいます。見た目で結婚相手を選んでいない人がうまくいくこともあれば、後悔しているパターンもあります。
正解なんてありません。
あなたも恋愛と結婚が違うことは頭では理解しているでしょう。でも、頭では理解していても気持ちが追いつかないですよね。
なので、「タイプな人がいい」という方は、だれになんと言われようと貫けばいいと思います。
その分、結婚までは時間がかかると思いますが、いっそのこと振り切ったほうが気持ちがいいでしょう。
ただ、本当に大事なことは見た目で選ぶ・選ばないではない気がします。そこが本質ではなく、リフレーミングできるかが大事なのではないでしょうか?
見た目がタイプじゃない人を愛せるようになる方法
リフレーミングとは
リフレーミングとは、簡単にいうと、別の見方や考え方を持つことをいいます。
「なんだそんなことか」と思ったかもしれませんが、実際あなたはすでにやっていると思います。
この人のこういうところが気になるけど、こんな良いところもある
これもリフレーミングの一種です。ただ、この場合、人物に対してリフレーミングを行っていて、気になるところに対してはリフレーミングできていません(詳細はこの後出てきます)
結論を言ってしまうと、結婚できるかどうかはあなたのリフレーミング力次第です。
あなたは見た目がタイプじゃない人と向き合おうとしたことがあると思います。
相手の良いところになるべくフォーカスして、良いところが膨らんでいくように努力したことでしょう。これは素晴らしいことです。
でも、見た目がタイプじゃないからどうしても立ち止まってしまうときがあります。
そんなとき、ムリしてでもエイヤ!と踏み切ったほうがいいのか、やっぱり辞めておくべきか分からないですよね。
たとえばそんなときに、未来の自分が目の前に現れて、「大丈夫だよ、見た目がタイプじゃないけどこの人なら幸せにしてくれるよ」とアドバイスをしてくれたら決断できるでしょう。
でも、そんなドラえもんみないな世界はありえないワケで、自分の人生を1人で決めないといけません。
見た目がタイプじゃない人に対しての折り合いの付け方は本当に難しいです。あなたもきっと終わらない葛藤をしていることでしょう。
時には憂鬱になってしまいますよね。
そんなときは、別の見方や考え方を持てるかどうかです。
具体的なリフレーミング
つまり、リフレーミングです。どういうことかというと、たとえば、
「見た目がタイプじゃない」
これのリフレーミングは、
・美人もイケメンも3日で飽きるっていうよね
・もしかしたら髪型と眉毛を変えたらもっと素敵になるかもしれない
・でも、笑顔はステキ
・パーツごとに見たらどうだろう
・もしかしたらこの人は顔で選ばれていないのかもしれない。ということは、自分だけ良さに気付いたら原石かもしれない。
このように見方や考え方を持つことを「リフレーミング」といいます。
他にも、「相手が太っている場合」
・痩せてるよりはマシだよね
・太っているということは痩せることもできるハズ
・どうせ年取ったり子供生まれたりしたら太るよね
・お腹ブヨブヨ触ったら気持ちいいかもしれない
・いい枕になるかもしれない
これらのように、ある1つの事柄に対して直接的にリフレーミングすることを「直接的リフレーミング」といいます。
画用紙に青色の絵の具を塗り、その上から直接別の色の絵の具を塗るようなイメージです。
直接的リフレーミングとは別に「間接的リフレーミング」もあります。
たとえば、
「見た目がタイプじゃない場合」
・他の条件はいい
・子供できたら相手の顔なんてどうでもいいよね
・この人のこんなところが素敵
・優しいところがいっぱいある
というように、ある1つの事柄に対して別の概念をプラスして間接的にリフレーミングすることを「間接的リフレーミング」といいます。
青色の絵の具が塗ってある画用紙にバケツでドバーっと別の色をかけてしまうようなイメージです。
これらのリフレーミングをして、自分に落とし込み、前に進めるかどうかがカギとなります。
リフレーミングレベル
さらには、リフレーミング力にはレベルが存在します。
たとえば、あなたは今まで生きてきた中で人の意見を聞いて、「え〜!そんな考え方があるんだ!」とビックリしたことが1回はあると思います。
これはつまり、リフレーミング力のレベルがタララタッタラ〜と上がった瞬間です。
差別的に聞こえてしまったら申し訳ございませんが、リフレーミング力が浅い人間もいれば深い人間もいます。
リフレーミング運動
さらに、このリフレーミングには上下視点と左右視点があります。
どういうことかというと、たとえば、あなたの目の前にゴキブリが現れたとします。
気持ち悪いですよね。気分は最悪ですよね。
人によっては、ギャアア!と叫ぶ人も、一瞬でバババババ〜っと走って逃げる人もいますよね。
真っ先に来るのは、驚きや恐怖、キモイという感情です。
でも、地面に這いつくばっているゴキブリをビルの3階くらい見たらどうでしょうか。
「そもそも見えないだろ」というツッコミはさておき、あまり感情的にはならないでしょう。
「キモ〜」と思うと思いますが、
「なんでいるの?」
「どこにいるの?」
「何色しているのかな?」
「あれ?意外と足が遅いんだな」
と冷静になっていろんな思考や捉え方ができると思います。
つまり、上下の視点を持つことで、捉え方が狭まったり広がったりします。
これを「具体的抽象的リフレーミング」といいます。
今度は、左右視点。たとえば、日本が誇る富士山。
静岡から見る富士山と山梨から見る富士山は同じ富士山ですが、全く同じ富士山ではありません。
当たり前ですよね。観測地点が違えば、形や色などが異なります。
きっと富士山をグルッと周っていろんな角度から見ると、山の稜線(りょうせん)が微妙に違うと思います。
このように物事をいろんな角度から見て捉えることを「全方位的リフレーミング」といいます。
直接的リフレーミング
間接的リフレーミング
具体的抽象的リフレーミング
全方位的リフレーミング
これらすべてできたら、もはや、全知全能の神です(笑
ただ、リフレーミングという言葉を知っておくと、それだけで冷静になることができます。
例)想像もしていなかった言動を相手が取った
↓
1回リフレーミングしてみよう
こうすることで、冷静に物事を捉えられるようになります。
でも、リフレーミングできない人もいます。
婚活でリフレーミングができない人
どういう人がリフレーミングができないかというと、生きる世界が狭い人です。
このように表現するとバカにしているように聞こえるかもしれませんが、たとえば、五十音の「あいうえお」しか知らない人と五十音すべて使いこなせる人、どちらのほうが表現は上手ですか?と聞かれたら、後者ですよね。
1〜10しか知らない人と11以上も数字を知っている人、どちらのほうが数えられますか?といったら、後者ですよね。
足し算しか知らない人と足し算も引き算も掛け算も割り算も知っている人、どちらのほうが計算ができますか?いったら、後者です。
このように、広い世界を知らないと視点も考え方も捉え方も変えることができません。なぜなら、知らないからです。
なので、なかなかうまくリフレーミングができない方は、婚活でも人生でも困ると思います。でも逆に、これからいくらでも自分の世界を広げられるということ。
ちなみに、これも1つのリフレーミングです。
見た目がタイプじゃないときの最大のポイント
つまり、今回の最大のポイントはこうです。
見た目がタイプかそうではないかが大事なのではなくて、自分自身が他人に対してリフレーミングできるかが大事!
別の見方や考え方を持つことはおそらくあなたはすでにやっていると思いますし、これからもとても大事になってきます。
たとえば、職場でコミュ障やADHA、アスペルガー、HSPといった方に出会うときにはリフレーミングできないと自分が困ります。
他にも、望むような子供が産まれなかったとき、その子供に対してリフレーミングできないと辛くなる一方です。子供が最終的にできなかったときもリフレーミングできないと辛い。
ゆえに、見た目がタイプかそうではないかが大事なのではなく、リフレーミング力を身につけ、レベルをどんどん上げていくことが本質なのではないでしょうか?
リフレーミング力を鍛える方法
では、どうすればリフレーミング力を鍛えることができるでしょうか?
今回は2つご紹介します。
世界に出ること
まず、世界を知ることです。
日本に留まらず世界を見て知ること。そして、感じること。
たとえば、子育てに関していうと、日本は子育てがしにくい国です。根本的に、日本は赤ちゃんに対しての理解が乏しい。
親は赤ちゃんを泣かせて周りに迷惑をかけてはいけないと思っています。
でも、ヨーロッパやオーストラリアに行くと、赤ちゃんを見てニコニコする人も「かわいいね」と話しかけてくれる人もメチャクチャたくさんいます。
「赤ちゃんは宝だ!」みたいな風潮です。
なので、赤ちゃんができて海外に行くと、驚く方が多いです。
「なんて狭い考え方で子育てしていたんだ!」となり、救われるような思いをします。
日本ではそもそも「赤ちゃんを海外に連れて行くとか親のエゴでしかない」と言われたりします。
世界に出るとリフレーミング力が上がります。
すごい人に会いに行くこと
もう1つは、すごい人に会いに行くことです。
YoutubeやTikTokなどの動画では意味がありません。Youtube上でもすごい人はたくさんいます。
あなたも日頃から観たり聞いたりしていることでしょう。
でも、Youtubeはキャラです。
そういう風に見せているだけで、実際は違う人柄を持つ人、というのはよくある話です。
また、著名人はどうしても自分の意見を持ち、言い切らないといけません。
著名人が、「だと思います」「そうかもしれません」「たぶんそんな感じです」みたいな曖昧発言だったら炎上もしないし視聴者の興味も薄れてしまいますよね。
「〇〇だから!」「〇〇です!」「アホ!」みたいに言い切るから炎上もするし人気も出るわけです。
でも、本音はどう思っているかは分からないですよね。
なので、すごい人に会いに行くことをオススメします。
画面上で見て「はぁ〜すごいなぁ」で終わらせるのではなく、どうにかこうにかして会いに行く。すると、画面上では分からなかった景色が見えるようになります。
本を読んで尊敬できた著者に会いに行くというのもオススメです。
リフレーミングが効かない場合
さて、ここまで婚活において、人生において大事なリフレーミングについてお伝えしましたが、リフレーミングが効かない場合があります。
それは、生理的にムリな人です。
これはおそらくどうがんばってもムリでしょう。
生理的にムリでも素敵なところや尊敬できるところは見つけられると思います。でも、だからといって結婚はムリだと思います。
「結婚は苦行だ」という意気込みなら問題ないと思いますが、ムリして結婚する必要はないですよね。
生理的にムリな人に対しては諦めましょう
ただ、「生理的にムリ」は便利な言葉です。
この言葉を使ってしまえば終わりみたいなところがあるので、最終的に行き着く答えが「生理的にムリ」ならしょうがないですが、最初から「生理的にムリ」で入ってしまうとすべての思考が止まり、放棄することになるので、そこだけはご注意ください。
まとめ
婚活では見た目がタイプじゃない人と会うことが多いです。
もしかしたら、「全然タイプの人に会うことがない」という人もいるかもしれません。
でも、そもそも自分がリフレーミングできる人であることが重要です。
納得いかないこと、理不尽なこと、うまくいかないこと、ムカつくこと、いろんなことがありますよね。これからもいろんなことが待ち受けているでしょう。
自分の思い通りにいかないことが婚活であり、結婚です。
壁にブツかった
立ち止まってしまった
よく分からなくなってしまった
そんなときは今日の内容を思い出してみてください。
結婚はあなたのリフレーミング力次第!