結婚相談所のデメリット11選|頭がお花畑の人は要注意!
知らない人からしたら結婚相談所での婚活は未知の世界だと思います。どんな仕組みで、お金はいくらくらいかかって、いったいどんな人がいるのだろう。
なんでも始める前は不安だらけですよね。
特にお金がかかることに関しては、「あれはどうなの?」「これはどうなの?」といろいろ気になって調べてしまいます。もしくは、スゴく楽観的に考えていて「私ならイケるだろう」と謎の自信を持っている方もいるかもしれません。
今回は、結婚相談所側の人間が語る結婚相談所のデメリットをお伝えします。検討している方はぜひ最後までご覧ください。
結婚相談所での婚活デメリット
お金がかかる
結婚相談所での婚活はズバリ、お金がかかります。マッチングアプリの場合は、女性が無料だったり、有料だったとしても相場は月5,000円未満。
そこまでお財布を圧迫することはありません。
しかし、結婚相談所に登録となると、入会金・月会費・お見合い料・成婚料などの費用がかかります。これは、貯金がない人からしたらデメリットになるでしょう。
逆に言うと、結婚相談所側は会員さまからお金を頂くということはそれ以上の価値提供をしなければいけないということにもなります。
結婚相談所の相場
項目 | 費用 |
---|---|
入会金 | 10万円前後 |
月会費 | 5,000〜2万円 |
お見合い料 | 0〜15,000円 |
成婚料 | 20万〜30万円前後 |
婚活するためにはいくらぐらいお金があればいいですか?
たまに質問がありますが、結婚相談所の場合、入会金・月会費・お見合い料・成婚料・お茶代・デート代・洋服代など、いろいろ考えると最低100万円ほどは必要になってきます。
ただ、これは婚活期間約6ヶ月〜8ヶ月を想定した費用です。当然ですが、婚活が長引けば長引くほど費用はかさんでいきます。
違約金がかかる
結婚相談所に登録をして婚活をするということは、たった1人で婚活をしているわけではないということになります。
自分の結婚のために担当カウンセラーや所属する相談所、相手、相手の相談所など、いろんな人が携わってくれます。その携わっている人たちに迷惑をかけると、違約金(ペナルティー)が発生します。たとえば、
プロフィールに嘘の経歴があった場合
自己都合によるお見合いの取り消し
お見合いの再延期
お見合いの遅刻
仮交際成立したのに一度も会わないで終了
など、並べると窮屈に見えるかもしれませんが、社会人として当たり前の行動をしていれば、普通は違約金は発生しませんのでご安心ください。
大人なのできちんとルールとマナーを守りましょう。
交際期間が決まっている
IBJでは、基本的に、お見合い日から最長6ヶ月までというふうに交際期間が決まっています。そういうふうに決めないとダラダラ交際してしまう人が増えてしまうためです。
つまり、覚悟、決断力、行動力を持って婚活に挑もうという意味です。
ある意味、半強制的な仕組みですが、これぐらいしないと人は決断できません。逆に、「いつまでも交際していいですよ〜」というふうにしたら、あなたは「この人に決めよう!」と決断できると思いますか?
ただ、最低1年は交際したいという方にとってはデメリットになるでしょう。
プレッシャーがかかる
結婚相談所に登録をするということは、ある意味自分にプレッシャーをかけていることになります。
とても良いことではありますが、カウンセラーからのプレッシャーや交際相手からの催促、親からの催促など、交際が進んでいくことにプレッシャーが強くなり、それにやられてしまう人も少なくありません。
まだ年齢に余裕があり、のんびり婚活したい人にとってはデメリットになります。
断られることが多くてメンタルがエグられる
お見合い希望を出しても成立しない
仮交際に進展しても2回目デートまでいかずに交際終了される
婚活ではこんなことは日常茶飯事です。逆に自分が断ることもあります。
ハッキリ言って、相当メンタルがエグられます。
人生でこんなにも合わない人と会うことはありません。婚活はだいぶ特殊なことをしています。
だからこそ、早く婚活を終わらせることを意識しなければいけません。
プライバシーの問題
結婚相談所に登録している方でたまに、「自分の顔写真を載せたくない」「情報をあまり載せたくない」という方がいます。
そういう方にとってはデメリットと言えるでしょう。
ただ、そういう自分の情報を守りたい気質の方はもともと婚活はオススメしません。なぜなら、婚活は自分の情報をどんどん出していくモノだからです。
そうしないとだれにも興味を持ってもらえません。つまり、婚活する意味がなくなってしまいます。
顔写真を載せることで相手に興味を持ってもらうことができますが、逆に顔写真を載せていなかったら1秒すら自分のプロフィールは見られません。
そもそも、個人情報をスゴく気にする人とあなたは結婚したいと思いますか?
恋愛感情が生まれにくい
結婚相談所での婚活は、形式的なことが続き、ビジネスライクに感じることがあります。
そのため、感情が動きにくいです。
お見合いから成婚まで流れ作業に見えてしまって辛くなってしまう方もいます。だからこそ、死んだように婚活するのではなく、明るく笑顔でダイナミックに婚活する必要があります。
ただ、ぜひ覚えておいてください。
もともと婚活は恋愛感情が生まれにくい!
それを理解した上で、自分がどうするか、です。
婚前交渉ができない
IBJでは、成婚退会までは身体の関係はNGになっています。逆に、OKにしてしまうと涙を見る女性が爆発的に増えるでしょう。
それでトラブルになり、どこの相談所も婚活指導どころではなくなってしまいます。ある意味、仕方ないですよね。
ただ、子供同士で婚活しているワケではありません。大人同士、責任を持って、愛情を持って接しましょう。
なにかあっても自己責任でお願いします。ちなみに、身体の関係が発覚した場合は、強制的に成婚退会になり、成婚料を支払わなければいけない相談所も多いので、注意してください。
恐ろしい現実を知る
だれしもがみな、結婚に夢を見ていると思います。ピンとくる運命的な人に出会い、恋をし、スムーズに結婚できると信じています。
謎に自分への過剰な期待を持っていますよね。
しかし、現実は違います。
特に30歳を超えてくるあたりから、理想と現実の違いに戸惑うでしょう。現実はそんなに甘くありません。
特にアラフォー婚活は想像以上に厳しいものになりますので、予め覚悟しておきましょう。
休みが無くなる
お見合いや仮交際のデートは基本、休みの日に入ります。「休みが無くなる!」という感覚を持っている方がいます。
マイペースな人にとっては休みが無くなることはデメリットになるでしょう。
結婚するためには当たり前といえば当たり前なのですが、現実が受け入れられない方がいます。
全部が全部楽しければ乗り越えられると思いますが、婚活は気が向かなくても、相手にたとえ興味がなくても、お見合いやデートをしなければいけません。
体調を崩す方も多いです。なので、自分の身体と相談しながらやっていきましょう。
ただし、1日も早く婚活を終わらせる意識を持つことです。
結婚に現実味が帯びてくる
人は勝手な生き物で、結婚したくて婚活を始めたのに、いざ結婚が近くなってくると怖くなります。
逆に結婚したくなくなってしまいます。俗にいう、マリッジブルーなのですが、婚活をして、交際をして、順調に進んでいくと結婚に現実味が帯びてきます。
これはだれにでも訪れる壁ですが、これを乗り越えて晴れてゴールインとなります。
まだまだ遊びたいという人にとってはデメリットになるでしょう。
結婚相談所のデメリットはこう考えよう
この世の中のどんなものにも必ずメリット・デメリットがあります。
たとえば、結婚することのメリット・デメリット。子供がいることのメリット・デメリット。家を購入することのメリット・デメリット、など、必ず両方の面がありますよね。
それらをしっかり考え、どのように自分なりに行動していくかが問われることではないでしょうか。
たとえば、結婚相談所のデメリットはこのように考えることができます。
料金が高いことに対する前向きな考え方
婚活にかかる費用は、自分の将来のパートナーを見つけるための投資と捉えることができます。
結婚相談所が提供するサービスやサポートの質を考慮すると、その費用は将来の幸せを得るための重要なステップと考えられます。それぐらいの自己投資もできない人が人を幸せにすることができるのでしょうか?
また、費用がかかることで本気度の高い利用者が集まりやすくなるという利点もあります。
時間と労力に対する前向きな考え方
婚活には時間と労力がかかります。これにより、仕事やプライベートの時間を圧迫する可能性があります。
ただ、時間と労力をかけることで自分自身をより深く理解し、成長する機会と捉えることができます。
婚活プロセスを通じて得られる経験や学びも大切な財産です。
婚活を“点”ではなく“線”で見ましょう
マッチングの質と相性に対する前向きな考え方
結婚相談所のマッチングの質にはバラつきがあります。自分の希望する条件に合った相手とマッチングできない場合や、実際に会ってみると相性が合わないこともありますよね。
でも、マッチングの質がバラつくことは、自分の理想や条件について再考する良い機会とも捉えることができます。
いろんな相手との相性を確かめることで、自分にとって本当に大切なことや譲れない条件が明確になります。
特に、結婚がよく分からないという方にとっては、いろんな人に会っていくことで『自分の幸せ像』が固まっていく傾向にあります。
まとめ
結婚相談所の婚活はなんだかんだで一番効率がよく、結婚への近道だったりしますが、すべてが良いというわけではありません。
人によってはデメリットに感じる部分も多かれ少なかれあるでしょう。
デメリットもよく考えず、「いい人に出会える!」「結婚相談所に登録すれば絶対結婚できる!」「自分は今までモテてきたから楽勝でしょう!」という考えを持つことは非常に危険です。
今回、ご紹介したデメリットを総合的に考え、自分にとって結婚相談所が本当に適しているかどうかを判断してみてください。
また、事前に結婚相談所の実績を調べ、信頼できるところを選ぶことも大切です。
とはいえ、考えすぎると不安が募って動けなくなってしまうので、自分の目標や結婚への価値観を再確認し、ポジティブな姿勢で素早く取り組むことが成功への近道です。