婚活でリードしてくれない男性に不満|なぜ自分ばかり提案しているのか

仮交際に入って順調に進んでいくと何回何十回とデートをすることになります。

そのとき、「いつも自分が率先して誘ってるな」「毎回自分が行く場所を決めてるけどなんで全任せなんだろう」と、モヤモヤすることってあると思います。

特に、婚活をがんばってる人はこのようなウップンを抱えている傾向にあります。

さらに、女性のほうが男性に対して「なんでリードしてくれないの!?」とイライラしています。「本来、男性がリードするべきなんじゃないの?」という理想の男性像と現実の男性とのギャップに不満が溜まります。

なぜ、リードしてくれる男性が少ないのでしょうか?どうすればリードしてくれるようになるのでしょうか?

目次

婚活の前提『リードの法則』

まず、婚活を進める上で大事な法則があります。それは、

どちらかのリードがないと成り立たないという前提

お互い受け身の状態で交際が発展することはまずありません。

『どちらも積極的に誘って意欲的に計画する』最初から自然とコレができるカップルは限りなく少ないです。これが現実。

ただ、そうだとしても、婚活を勉強しているあなたからしたら、

提案してもらったら今度は自分から提案するのが普通なんじゃないの?

と思うでしょう。

その通りです。本来、人間関係において、自分がしてもらったら今度は自分が相手にしてあげる。これが鉄則ですよね。

GIVEされたら今度は自分がGIVEする

たとえば、

・誕生日プレゼントをもらったら今度は相手の誕生日にプレゼントを贈る
・仕事で助けてもらったら今度は相手が困ったときに力になる
・ご祝儀をもらったら引き出物を贈る

お返しが負担になることもありますが、人は基本、自分がされたら今度は相手のために自分がしようという心理が働きます。これを『返報性の法則』といいます。

でも、なぜか婚活をしているとこの返報性の法則が相手から感じないことがあります。それはなぜでしょうか?

婚活で相手がリードしてくれない5つの理由

1・他のことでお返しをしている

「いつも誘ってくれる。いつも提案してくれる。有難い。でも、自分は断られたらどうしようと考えてしまって怖いから誘えない。その代わりに、ご馳走したり、なるべく明るく振る舞ったり、楽しくなるようにしよう」

と、もしかしたら相手は考えてくれているかもしれないですよね。

2・まだ積極的になれない

自分の感情がまだ乗っていない段階では、あまり積極的になれないという方もいます。

それでも、直接会って接触回数を上げていくしかないのですが、前のめりになれないから誘う気になれないという方も実際います。

ただ、本来は婚活では逆です。感情を乗らせるために積極的にコミュニケーション取って、会っていかないといけません。

3・リードされていることが当たり前になっている

たとえば、男性にお姉ちゃんがいる場合、弟の面倒を見るのがお姉ちゃんなので、その男性はお姉ちゃんにいろいろしてもらってきた経緯があります。

そうなると、女性像が勝手に出来上がっているので、女性にリードされることが当たり前になっています。

婚活では、家族構成も多いに関係しているので、頭の中に入れておきましょう。

4・そもそも概念がない

婚活している方の中には、自分と同じような概念そのものがない人がいます。

誘ってもらったら今度は自分からも誘う。これが自分では普通に思っていても、相手にとっては普通ではなく、その概念がないこともあります。

価値観の違いと言えば価値観の違いになってしまいますが、この場合は、伝える必要があります。伝え方は後半でお伝えしますので、参考にしてみてください。

5・被害者になっている

中には、こんなケースもあります。

なんで〇〇さんは自分1人で決めちゃうんだろう

つまり、あなたのリードが1人で勝手にやっていると思われているケース。

もし、そう思われていたらがんばっているあなたからしたらイラッとすると思いますが、こんな可能性だってあるのです。

だから、ちゃんとコミュニケーションを取る必要があります。最初から知り合いではないのですから。

交際相手がリードしてくれないと感じたときの2つの対処法

あなたが、「なんかいつも自分が提案している気がする」「なんか自分ばっかりがんばっている気がする」と感じたら、方向性は2つです。

1・些細なことだと振り切る

1つ目は、「そんな小さいことはどうでもいいことだ」と振り切ることです。

自分から提案して交際が進展しているのであれば、それは良いことです。

たしかに自分ばかりだとフラストレーションは溜まると思いますが、自分から誘う・自分から提案する。コレは些細なことと言えば些細なことではあります。

できる方は、「結婚するためだ!」と振り切りましょう。

2・自分の気持ちを伝える

2つ目は、「あなたも一緒に考えて欲しい」と伝えることです。

本音は、相手からも誘ってほしいし相手からも提案が欲しいと思います。それを言葉にして伝えることです。

相手に求めるのをやめるのであれば、キッパリやめましょう。モヤモヤが溜まっていく一方なら、伝えましょう。

リードしてくれないことに怒ってはいけない

でも、多くの人はどちらかの方向性を決めないで勝手に相手に対してイライラしています。

または、自分の意見を伝えたら嫌われるんじゃないかと怖がって自分の中で噛み砕いて処理しています。

これは、非常にマズイ

ちゃんと自分が考えていることや相手の考えていることを伝え合って、受け取り合う必要があります。

それをしない限り、分かり合える関係なんて築けないですよね。

かといって、いきなり

「なんでいつも私に全任せなの!?あなたも一緒に考えてよ!」と感情的になってはいけません。

怒りたくなる気持ちは分かりますが、【婚活で相手がリードしてくれない5つの理由】でも述べたように、相手がなにを考えているか分からないですよね。

リードのことに限らず、婚活ではすぐ感情的になるのは良くないことです。

3歳児のようにすぐ感情的になってもなにも解決しません。3歳児は自分の気に入らないことがあったりすると、すぐ泣いたり、怒ったりするのですが、爆発する前に相手に自分の気持ちを伝え、相手がなにを考えているかを聞きましょう。

リードしてくれないことに不満を感じたときの解決策

リードに関しての価値観を合わせる

先でも述べたように、すぐ感情的になってしまうのは良くないことで、怒るのはまだ早いです。

たとえば、話し合っていって、「あんまりやる気がないんだよねぇ」とか言われたら、それはブチギレていいと思います。

でも、まだ

・事実確認をしていない
・相手に意見も聞いてない

こんな段階で怒るのはまだ早いです。がんばって提案しているほうとしては怒りたくもなると思いますが。。。

でも、怒ると話し合いにはなりません。

コミュニケーションはキャッチボールが基本です。いきなりあなたから豪速球を投げても相手は受け止められません。

まずは、

自分の気持ちを話す→相手の意見も聞く

そこからがスタートです。

交際中に不満を感じたときのコミュニケーションの取り方

では、どのように伝えればいいのでしょうか。今回は、参考例を記載しますので、ぜひ活用してみてください。

ちょっと話したいことがあるんだけどいい?私の勘違いだったら教えて。デートするとき、いつも私から誘ったり提案したりしてるけど、気付いてた?私的には、〇〇さんからも誘ってほしいし、いろんな提案もしてほしい。だって、2人の交際だから2人で仲を深めていきたいと思っているから。〇〇さんからの積極性がないと正直寂しい。〇〇さんは私に対して気持ちがないのかなと不安にもなっちゃう。〇〇さんがどう思っているか知りたいし教えて欲しい。伝えようか迷っていたけど正直に話した。いま私が言ったことに対してどう思った??

ポイントは、以下の7つです。

1・感情的にならず冷静に
2・直接会っているときに聞く
3・相手に聞く体制を取らせる
4・自分にも非があるかもしれないと匂わせる
5・寂しいという感情表現
6・あなたのことが知りたいと興味を表す
7・自分が「正直に」というと、相手も「正直に」なる

もしも、これで相手から

「気付かなかったごめん」
「話してくれてありがとう」

という言葉が返ってきたら、素直という証拠なので、まだまだこの先の可能性はあります。

でも、ここまで話して分かってもらえない、相手のことが分からないのであれば、キッパリさよならです。

逆に言うと、ちゃんと自分の気持ちを伝えて相手の考えもちゃんと聞かない限りは、相手が自分にとって本当にいい人なのか分からないですよね。

そもそも、婚活で出会う相手はお互い知り合ってまだ数週間、数ヶ月程度です。なんどもコラムではお伝えしていますが、お互い異星人です。

「伝わっているだろう」「感じ取ってほしい」ではないのです

自分のコトを話さないと相手には伝わりません。相手のコトを聞かないと相手のことが分かりません。

勝手に見切りをつけて途中で諦めてしまっていませんか?

成婚者はリードしている?されている?

では、婚活KOKOのご成婚者さまはどうしているのかというと、自らリードしていることのほうが多いです。男性女性に限らず。

そこで彼らも同じように悩みます。

「なんか自分ばかり提案している…」
「相手からは一切誘ってこない…」

あなたが悩むことは他の方も悩むのです。

それを、「相手に求めるのを辞めました」と振り切った方もいれば、ちゃんと自分の気持ちを伝えて分かり合ったカップルもいます。

成婚に至る方は、悩みながら、進んでいきます。解決策を担当カウンセラーに聞いたら、素直に従い、それ以降は同じグチを言わない傾向にあります。

でも、婚活がうまくいかない方は、悩んでピタッと止まってしまうのです。で、また同じグチを何度も吐くのです。

ココが大きく違う点!

自分だけがリードしているとたしかに悲しくなります。「私の気持ちを分かってよ!」ってなりますよね。

おそらくあなたは、

自分が望むようにリードして欲しい
自分が望むような言葉が欲しい
自分が望むように動いて欲しい

なんなら、

自分の好みのタイプになってほしい

という無茶振りすら本心では思っているハズ。

でも、そんな人はいません。あなたもきっと相手の望みをすべて叶えているワケではないでしょう。

じゃあなにが必要で、どうしたらいいのか。

今回の内容をヒントにコミュニケーションを取ってみてください。

婚活男性がリードしてくれないことに女性が不満を感じているということは?

婚活男性全員に当てはまることではありませんが、婚活男性は比較的奥手な方が多いです。

怖がらずに女性に積極的にバンバンアプローチできるなら婚活はしていないでしょう。

ただ、本来はやはり男性が女性をリードする。これが理想です。女性はそんな男性を求めています。

これを読む婚活男性は逆手に取ってください。

婚活男性がリードしてくれないことに女性が不満を感じているということは、リードするだけで女性は喜んでくれるということです。

「自分は他の婚活男性とは違うよ!」とアピールができるということ

これは大いにチャンスなのではないでしょうか?

相手に対して感情が湧いていないから受け身になるのではなく、まず接触回数を上げてみる。会っていったら自分に変化が起きるかもしれないですよね。

やってみないと分からないですよね。

最初から諦めないでください。

まとめ

交際や結婚は2人で進めていくものです。

自分ばかりがんばっている…、きっとそんなことはないハズです。

また、相手が本当になにもしない『無気力・無関心・無行動人間』で自分ばかりががんばっている…。

これで結婚には絶対に至らないですよね。

なので、そもそも「自分だけががんばっている…」と感じるのは、なにかが間違っている可能性が高いです。

一度は相手にちゃんと伝えてみてください。相手のこともきちんと受け取ってみてください。その上で、どうするかを相手と話し合って決めていきましょう。

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この記事を書いた人

小崎真作のアバター 小崎真作 婚活KOKO 執行役員

2020年、奥さんが壮絶な不妊治療を経て妊娠。切迫早産の危険性があり転院や入退院を繰り返したのち、無事娘を出産。
2023年、再び奇跡が訪れたが再度切迫早産の危険性があり奥さんが2ヶ月入院しその間ワンオペを経験。無事息子が誕生。現在は2人の子供の育児と仕事に奮闘中。

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