結婚に失敗したくない人がゼッタイにしたほうがいいこと
離婚するために結婚したい人はだれもいないでしょう。だれもが皆、絶対に結婚に失敗したくないハズ。
あなたもそうですよね。
では、いったいなにが失敗にあたるのでしょうか。
DVの人と結婚してしまうこと?
モラハラ夫と結婚してしまうこと?
離婚してしまうこと?
人によっての失敗はいろいろあると思いますが、あなたが婚活をしているならいずれ結婚します。
でも、絶対に失敗したくないと思っているなら今日の内容をぜひ参考にしてください。
結婚に失敗したくないなら
結論から先に言うと、あなたが結婚に失敗したくないなら、学び続けることです。
とてもつまらない結論なのですが、軽視せずにご覧ください。
なにが大事か?→学び続けること
「え、なにを?」と思ったと思いますが、婚活しているあなたは結婚とはなんなのか、どうすれば結婚できるのか、目の前の相手のことなど、さまざまなことを学び続ける必要があります。
たとえば大学受験のとき、あなたは必死に勉強したと思います。勉強しないとそもそも大学に入れなかったのではないでしょうか。
だれでも簡単に入れる大学なんて存在しないですよね。そして、大学に入ってからもあなたは学び続けたことでしょう。
大学院を卒業された方ももちろん死ぬほど勉強したと思います。そこには人には分からない努力もきっとあったでしょう。
社会人になってからはいかがでしょうか。
就職したい会社を勉強して入るということはありませんが、勉強して大学を出たから就職できたというのは大いに関係ありますよね。
また、面接やエントリーシートなども練習や本を買って勉強した方もいるでしょう。
お給料を上げるために営業を学んだり、資格を学んで取得したり、会社のコミュニケーション研修なども受けた方も多いと思います。
何事も勉強しないとその先には絶対に進めなかったハズです。
すでに婚活の仕方で失敗している?
なのに、
なぜ婚活では学ぶ姿勢を持っている人が限りなく少ないのでしょうか。
婚活は勉強しなくてもいいものですか?結婚は勉強しなくてもできるものですか?
違いますよね。
結婚こそ一生続くものなのに、なぜ学ぶ姿勢を持ち、正そうとしないのでしょうか?
血眼になっていい人探しをして、さも、「いい人がいれば自分は結婚できます!」と言っているかのような人が多いですが、死ぬまで続く結婚生活こそ学ぶ姿勢を持たなければいけないのではないでしょうか。
不思議なことに結婚には合格点が存在しません。
テストでも講座でも資格でも、もちろん受験でも合格点が必ずあります。その合格点をクリアするために勉強しますよね。
でも、結婚には結婚するための合格点がありません。「この点数をクリアしたら結婚できますよ」という制度ではないですよね。
相手さえいれば、結婚はだれでも今日中にできてしまいます。
不思議だと思いませんか?
もしもたとえば、
・貯金100万円以上
・相手の良いところを100個以上言える
・自分の良いところ悪いところ5個以上言える
・コミュニケーション講座5つ以上受講
・家庭を支える夫・妻研修受講
などの分かりやすい【結婚資格制度】があれば結婚できそうな人が「見える化」されます。
「見える化」されていればこれからやっていけそうというのがなんとなく分かりますよね。
結婚するための資格
婚活は『条件重視型』ですが、スペックそのものが【結婚資格】に値するのかというと、これはまた微妙です。
なぜかというと、どれだけハイスペックだったとしても極端な話、思いやりも優しさもなにもない冷酷な人間だったらとても【結婚資格】があるとは思えません。
他にも、どれだけハイスペックだったとしても天性の浮気性だったら、結婚相手になる人が可哀想です。
このように、スペックというのはお互いプロフィールを見れば「見える化」されているので分かります。「夢を叶えるために勉強をがんばったんだろうな」「年収を上げるためにお仕事がんばったんだろうな」というのは、なんとなくプロフィールを見ていれば分かりますよね。
しかし、
「この人と一緒になったら幸せになれるのだろうか」というのは「見える化」されていないので、なにも分かりません。
結婚してからも本当にこの人と死ぬまで一緒にいたら自分は幸せなのか、という答えは分かりません。
実は、あなたがしたいと思っている「結婚」は、とてつもなく怖いことなのです。
たとえば、車の免許を持っている人の運転する車に乗るのは、普通にできると思います。
なぜなら、免許証を持っている→つまり、免許を取るための講習を受け、キチンと車を運転できる資格を持っている人だ、ということが分かっているからです。
でも、免許を持っていない人の運転する車に乗るのはとてもじゃないですができないですよね。そもそも、無免許運転は犯罪ですが、そんな人の助手席なんて死にに行くようなもの。
結婚は、というと、「あなたは結婚できますよ」という免許証が存在していません。
お互い無免許で「結婚」を決意しますよね。
まさに、命を落とすかもしれない危険なドライブを一緒にするようなもの。あなたはそんなデッド or アライブの選択肢を取ろうとしているのです。
想像してみてください。
目の前には険しい道のりが続いています。
子供を希望するならさらに険しい道のりが待っているでしょう。その道を無免許の2人が車に乗って運転しようとしているのです。
メチャクチャ怖くないですか?
そう考えてみると、離婚歴がある人というのは、車でいう免許証を持っている状態と言えるでしょう。人を愛し、愛されないと結婚はできません。
一度結婚の経験がある人を選ぶことは、免許証がない人よりも安心できると思います。
以上の話からなにがお伝えしたいかというと、2点です。
結婚に失敗しないための方法
学ぶ姿勢を持つこと
結婚は自分たちの新しい実家を造っていくようなもの。これから先の未来を一緒に造っていくということは、学びながら造っていくということになります。
たとえば、あなたがキッチンに置ける収納棚を注文したとします。その収納棚は自分で組み立てる式でした。あなたはどうしますか?
説明書を見ながら、つまり、学びながら組み立てていきますよね。
でも、説明書読まなくても、つまり、「学ばなくてもできるだろ!」と組み立て始めたらどうでしょう。
プロ以外は組み立てることができないのではないでしょうか。
あなたのパートナーがもしも、「説明書なんか見なくてもできるから!」と意地張って組み立てるタイプだったらいかがでしょうか?
絶対イヤですよね。せっかく買ったものなんだから、丁寧に組み立て欲しいですよね。
学ぶ姿勢がない人はまさにコレと同じような暴挙に出ようとしています
なので、学ぶ姿勢を持ちましょう。なにを学ぶのか、
などです。
婚活している時点で、すでに学ぶ姿勢がない人が結婚してから学ぶ姿勢を持てるように変わるのか、というと、それは疑わしい。
結婚してから変われるので大丈夫です!
と言っている人は、十中八九ウソですよね。あなたもそんな人をパートナーに選びたくはないでしょう。
冒頭でも結論を述べましたが、あなたが結婚に失敗したくないなら、学び続けることです。結婚してからもすべてのものを対象に学べる人が人間的にも成長できると思います。
できれば、パートナーも一緒に学び続けられる人で、ともに変容していけるパートナーが良いでしょう。
未来を見せること
2つ目は、婚活には、受験のような合格点や車の免許証のような、結婚できますよーという「見える化」されているものがない、ということをお伝えしました。
だから、交際相手に未来を見せる必要があるのです。
自分はこんなことができる!
自分といたらこんな未来になる!
自分といたら楽しいよ!安心できるよ!
という、『自分を選んでもらうための要素』をなるべく「見える化」して伝える必要があります。
なぜなら、あなたは【結婚無免許】であり、結婚したら幸せになれるという確証が相手からしたら持てないからです。
婚活している人は必ずと言っていいほど、一度同じ局面に立たされます。
それは、
「本当にこの人でいいのか?」
つまり、このまま結婚に向けて進めていっていい確証が持てないんです。相手にも、自分にも。
でも、車の免許証のように、「大丈夫だよ、免許証を持っているから」と提示できたら、相手は安心できると思いますが、結婚にはそんな提示できるものがありませんよね。
だからこそ、未来を見せる努力をしなければいけないのです。
それはスペックだけでは全然足りません。あなたの感情、思い、熱意、思いやり、優しさ、言葉、コミュニケーションなどが必要になってきます。
結婚に失敗したくない人へのまとめ
結婚はつくづく不思議だなと思います。
自分が選んだ相手と幸せになれる保証なんてどこにもないですよね。自分も相手を幸せにできるかどうか100%確証がないですよね。
それなのに、「結婚」を選びます。
婚活している方は、いくら不安でも怖くても結婚を決断しないといけません。
今回のコラムを参考に、自分ができていないことはなんなのか、できることはなんなのかを考え、婚活に活かしていただければと思います。
あなたのことを応援しています。