仮交際で一度も誘われないのは脈ナシ?誘ってこない人の心理
相手からデートの誘いやお店の提案が全くなくて、いつも私ばかり!
婚活でよく聞く不満です。あなたも一度は感じたことがあるのではないでしょうか?
中には、
相手は自分から連絡しないと一切連絡を取り合わない。なんだか自分だけが一生懸命になってる気がして自分から連絡するのをやめた。そしたら、連絡をくれないから交際終了しますと言われた。
なんてこともあります。
「なにそれ!?」と怒りが噴火しそうになりますよね。
これはあまりにも理不尽です。がんばっている人だけが損をしているような気がしてなりません。
やっぱり一番は、自分が提案したら今度は相手から提案してくれること。なんだったらギブしたものより大きく返ってきたら嬉しいですよね。
あなたは自分のために一生懸命になってくれる人を探しているのだと思います。でも、誘ってくれる人がいない…。毎回自分から誘っている…。
なぜこんな現象が起きてしまうのでしょうか?
デートに誘われない!LINEもない!なぜ?
そもそも、恋愛の連絡と婚活での連絡は全く違います。
恋愛は好意を持っているから連絡しますよね。ストレスなくできると思います。
でも、婚活は好意を持っていない段階からスタートすることがほとんど。
「好き」という表現を使うなら、恋愛は相手のことが好きだから連絡を取り合います。でも、婚活は好きじゃない相手と連絡を取ることになります。
構造が全く違う!
ということは、気が進まなくても好きじゃなくても婚活では連絡を取らなきゃいけないのです。
これはもはや義務。英語で言うなら、「have to 〜しなければならない」です。
なぜなら、今後可能性があるかどうかは連絡を取り合っていって会っていかない限り分からないからです。
好きになった相手と交際を進めていきたい
この気持ちは分かりますが、たった1回のお見合いで好きになってしまうほど、1回のデートで好きになってしまうほど、惚れやすいタイプなのでしょうか?
結局、この進め方だと恋人を探していることになります。
結婚したいから婚活をしている人がほとんどだと思いますが、それなら、相手のことが好きじゃなかったとしても最低限、連絡を取らないといけないですよね。
自分のピンと来た人としかデートしたいと思いません
こんな方もいるでしょう。
どれだけ自分中心で世界が回っていると思っているんでしょうか。
そのスタンスで婚活をすると、相手からのLINEや相手からのお誘いというご厚意を無下に扱うことになります。
今までの恋愛のような連絡の取り方だと婚活ではマズイことが伝わりましたでしょうか?
恋愛と婚活は目的も違えば、前提も構造も違います。
なので、自分からLINEする。デートに誘う。お店を提案する。これは決して間違ったことではありません。時にはバカらしくなることもあると思いますが、婚活では正しい行いです。
仮交際中に一度も誘われない!これは婚活では脈ナシ?
では、デートに誘われないからと言って、脈ナシと考えていいのでしょうか?
たしかに、
相手に興味があるなら積極的に誘うのは当たり前だ。そうじゃないなら相手に興味がない。
というのはその通りではありますが、【デートに誘われない=脈ナシ】と確定してしまうのは早すぎます。
なぜなら、
婚活では相手を誘うという概念そのものがなく、悪気がない人もいるからです。
「えーそんな人いるんですか?」とビックリすると思いますが、そんな人だから婚活していると言えば、あなたも納得されるのではないでしょうか。
もしかしたら、今まで交際の経験がなく、「そーゆーもん」だと思っているかもしれません。
もしかしたら、相手はあなたのことを「この人はいつも誘ってくれる!ラッキー!」と思っているかもしれません。
相手がなにを感じ、どう思っているかはLINE上では分からないですよね。
なので、たとえば、
2回デートしてどちらも自分から誘ってお見合いも提案して、相手からなにもなかった。その姿勢にムカついて交際終了した。
ムカつくのは分かりますが、あなたの勘違いなだけだった場合、出会いをムダにしていることになります。
もちろんこの場合、相手もあなたとの出会いをムダにしていると言えるでしょう。
婚活で誘ってこない人の心理
誘われたら次は誘う
当たり前といえば当たり前のことですが、婚活ではなぜ誘ってこない人がいるのでしょうか?
特に男性は誘わない傾向にあり、それに腹を立てる女性のほうが多いのですが、なぜ与えてもらったら与え返すという『返報性の法則』が働かないのでしょうか?
忘れてはいけません。
婚活をしている者同士いろんな状況や背景があります。
たとえば、
・そもそもデートに誘うという概念がない
・何もかも初めてで普通が分からない
・悪いなと思いつつ、誘う勇気が出ない
・相手が次会うかどうか迷っている
・本命の人が他にいる
・体調が悪い
・相手が勝手な役割分担をしている
婚活では自分と同じ概念・意識・価値観を持っている異性とは出会えないと予め思っておいたほうがいいでしょう。
少しでも合うなと思ったらそれは奇跡!
特に注意したいのは『返報性の法則』です。
基本的に人は、なにかを与えてもらったら自分からもなにかしなきゃいけないという心理になります。
でも、それがダイレクトに返ってくることもあれば、見えないなにかで返ってくることもあります。
実は家族がラッキーなことに出くわす、なんていう返報性の法則が働くことだってあるかもしれません。
もしかしたら、あなたはお返しを感じていないだけで、相手は他のことでがんばっている可能性だって十分ありますよね。
これが、
相手が勝手な役割分担をしているということです。
たとえば、あなたは自分からLINEしたりデートに誘ったりお店の提案もしている。だから相手は、その分会話を盛り上げようとしてくれたり、デート代は払ってくれたり、デートのお礼は自分からLINEしたりしてくれているかもしれません。
自分から誘った代わりに相手からなにか受け取ったり優しくしてもらったりしていることはありませんか?
そこに気付くことができるとストレスを感じることが無くなります。
そんな回りくどいことされても分からない!たまには私のようにLINEしてほしいしデートに誘って欲しい!
と思うと思いますが、
婚活は不器用な大人のぶつかり合いです。
相手の不器用さを不器用と捉えず、自分だけががんばっていると勘違いしご縁をムダにしている人は意外と多いのではないでしょうか?
「それは価値観の違いだ」というふうに片付けてお断りすることもできますが、ただ単に自分に包容力がないだけかもしれません。
相手はただ不器用なだけだった、ただウブなだけだった。ということも婚活ではあり得るのです。
自分と相手との間に温度差がある
『婚活必勝講座』をしているとこんな声もよく聞きます。
本当にがんばっているのが分かります。
でも、結婚相手として問われるのは、相手の不完全さに見限るのではなく、相手のために自分のために一生懸命になることなのではないでしょうか。
実際に成婚された方からこんなことを聞いたことがあります。
真剣交際に入るまではお相手から一切デートの誘いがなかった!悲しかったけど、些細なことと言えば些細なことなので気にしないようにした!
こんなふうに捉える方もいるのです。
実際、「LINE不精」な人はいますからね。
仮交際で誘われないときのアタック方法
どちらが誘ったか、どちらがお店の提案をしたか、スケールが小さいことと言えば小さいことです。気にしない方もいるでしょう。
でも、やっぱり相手から誘われないって寂しいですよね。なんだか自分だけ一生懸命になっている気がして悲しいですよね。
ホントそう
と感じたあなた、そのまま感情を伝えていますか?
デートに誘われない、お店の提案もしてくれない。私はそれが悲しい、寂しいと感情表現をしたことがありますか?
もしかしたら相手は、自分から誘わないことがそんな大したことじゃないと思っているかもしれません。そもそも気付いていないかもしれないですよね。
「そんな人いるんですか?」とまたまたビックリするかもしれませんが、不器用でウブな男性もいれば、女性もいます。そういう人が婚活をしているのです。
なので、悲しいなら悲しいと、寂しいなら寂しいと一度は感情表現をしてみてください。
感情表現をすること
自分の感情を伝えてみてから相手がどう変わるか。その変化があるのかどうかを見てから判断しても遅くはないでしょう。
ただ、まだ関係性が浅い段階では、LINE上だと誤解が生まれることもあるので、感情表現をするなら実際会っているときにしましょう。
もちろん伝え方は気をつけないといけませんが、相手が本当に分かっていない場合もあります。
誘う誘わない問題の行方
「いつも誘うのは自分ばかり!」「LINEはいつも自分から!」
これは本当によく聞きます。
もっと相手に対してお互いが一生懸命になれば、コトは早く進むのですが、婚活はもともと、どちらかのリードがないと進んでいかないものです。
婚活はどちらかのリードが必要!
本来であれば、男性がリードするのがベストだと思いますが、そうも言ってられません。
たしかに、自分ばかりだと感じると虚しくなります。なんかずーっと満たされない感覚が続いていくような気さえしてしまいます。
ただ、それで感情的になって「もうムリ!」となるのではなく、一度は感情表現をして相手がどういう反応をしてくれるか、そして、実は他のことで相手から受け取っているものはないか、考えてみてください。
自分と同じ思いや姿勢、意識、価値観を求めすぎてもただただ寂しくなるだけです。
でも、これだけは言わせてください。
あなたは間違ってない!