婚活で機嫌が悪い相手に出くわしたとき【出現率10%〜20%】
『プルチックの感情の輪』で表されるように、人間にはさまざまな感情があります。
代表的なものは52種類とされていますが、52種類の「感情」があるということは、52種類の「表情」もあるということです。
クスッと笑う顔と爆笑の顔は、笑い声も違えばシワの数も違いますよね。
瞳からこぼれる感動的な涙を流している顔と号泣の顔も当然違います。
瞬間風速でイラッとしたときの顔とブチギレてる顔はブチギレてる顔のほうが真っ赤っかになっているハズ。
どんな感情もポーカーフェイスで過ごすことができる人はいません。
それはあなたもそうだし、あなたのお見合い相手、交際相手もそうです。
あなたは婚活でこんな場面に出くわしたことはないでしょうか。
あれ?今日なんか機嫌悪いの?
ん?なんか怒ってる?
今日は疲れてるのかな
のように、明らかに相手の表情が楽しそうにしていないとき。
そんなときは、「表情に出すなよ!」とか「そんな機嫌悪いならお見合いで断ればよかったじゃん」と思うと思います。
ただ、やはり相手も婚活だけをしているわけではありません。
仕事もしているしプライベートもあるし日々の人間関係もあります。
もしかしたら相手は婚活難民で、すごく悩んでいるかもしれません。
「デートの最中なんだから楽しくしろよ」と思うのは当然ですが、装うほど余裕がない証拠でもあります。
そんなときは一声かけるようにしてください。
今日はお見合いのときと雰囲気が違いますが、どうされましたか?
なんか今日はお疲れのようですが、昨日は遅くまでお仕事でしたか?
もしかして、なにか怒ってますか?私がなにかしていたら謝ります
このような一声が大事だったりします。
相手の機嫌が悪いのに、なんだ今日は機嫌が悪いのかと聞かないで1日を過ごしても関係性は深まりません。
フィーリング合わないとお断りを受けるだけ。
ただし、間違っても相手に「今日は機嫌悪いんですか?」とは聞かないようにしてください。
自分の立場になって考えてみると、なんか暗くなってしまっているとき、なんか疲れてるときに、
今日は機嫌悪いの?
と聞かれたら、バカにされてるような気分になりませんか?
子供に問いかけてるみたいですよね。
そうではなく、「どうしたの?」と歩み寄る姿勢が大事です。
でも、聞いてはいけないような気がする
こういう人もいると思います。
『聞かないで寄り添う』という優しさもあります。
でもそれは、関係性が深まっている男女ならアリです。関係性もなにもない状態では、『聞かないで寄り添う』という優しさは成り立ちません。
これは話を聞いてほしいサインでもあります。
別にあなたに話を聞いてほしくないと本当にそう思っていたら表情にも出ないし態度にも出ません。
表情に出る、態度に出るというのは、だれかに分かってほしいという心の表れです。
それを感じ取って、一声かける。
ただ、
今日はお見合いのときと雰囲気が違いますが、どうされましたか?
と聞いたら、相手は当然、
そんなことないですよ
と否定するでしょう。
そんなときは、最後にもう1回同じような意味を繰り返して問いかけます。
そうですか?もし今日体調が優れないようであれば、今日はもう切り上げてまた次回でもいいのですが、本当に大丈夫ですか?
ここまで言えば、だいたいの人は「あ、態度に出てたかな。気をつけよう」と気付くでしょう。
このように『相手を気遣って、言葉をかける』
これは友達では当たり前にしていると思いますし、職場でもこんな場面があるでしょう。
おそらく、あなたは普通にできていると思います。
でも、婚活になると普通にできることがなぜかできない人が多いです。
変に遠慮してしまったり、変な気を遣ってしまったりして、コミュニケーションを放置する人がいます。
そうではなく、婚活でもいろんな感情が入り混じってお互い接しています。
特に男女の場合、分からないことが多いです。
分からないならその場で相手に聞く
これはお互いのためです。