価値観合う人のほうが圧倒的に少ないという悲しい現実【結婚したい人必見】
婚活において、「価値観が合う人と出会うことが大切」とよく言われますが、実際には価値観が合う人を見つけるのは非常に難しいです。あなたも、出会いの中で「なかなか価値観が合う人がいない」と感じたことはありませんか?
悲しいことに、現代の婚活市場では、価値観が合う人の方が圧倒的に少ないのです。それは婚活市場だからというわけではなく、社会や生活環境の多様化によって、私たち一人ひとりが異なる背景や経験を持つようになってきたためです。
とはいえ、価値観が合う人がいいですよね。「私は結婚できないかも」と諦める必要はありません。価値観の合う人と出会うためにできることや、自分自身の考え方を見直すポイントをしっかり押さえることで、素敵な出会いの可能性を広げることができます。
今まで婚活KOKOのコラムでは「価値観」について何度も触れてきましたが、今回は価値観の合う人を見つけるための方法と、婚活での成功のヒントについて詳しく解説していきます。
いわば、完全版であり、永久保存版でもありますのでぜひ最後までご覧ください。
そもそも価値観とは?
あなたは価値観ってそもそもなんだと思いますか?
たくさんの人と出会う中で「価値観が合わない」と言って一度くらいはお断りをしたことがあると思います。今回は「価値観」という言葉をもっと言語化していきます。
価値観とは、
- 考え方、捉え方
- 概念
- 見方
- こだわり
- 判断基準
- 物事の優先順位
これらの総称と言うことができます。
考え方、捉え方:
物事に対する思考の仕方や感じ方。何をどう解釈するか。
概念:
その人が持つ人生観や信念、物事に対する基本的な理解や構造。
見方:
世界や人、出来事をどう見るか、どのように評価するかという視点。
こだわり:
自分にとって特に重要な部分や譲れない部分。
判断基準:
善悪、正しい・間違っていると感じることを決める基準。
物事の優先順位:
なにが大事でなにを優先するか。
つまり価値観とは、これらの複数の要素が組み合わさったその人特有の基盤と言えます。
価値観のデメリット
実は、価値観という言葉は悪い言葉です。
「え?」と思ったかもしれませんが、なにが悪いかというと、カッコイイ言葉なのです。
「価値観」という言葉を振りまいておけば、自分は結婚のことを真剣に考えてます感をアピールすることができてしまう便利な言葉です。でも、実際は大して自分の結婚のことを考えていない人が多い。
もしも、真剣に結婚のことを考えているのであれば、それに釣り合う行動を起こしているハズです。でも、ほとんどの人が行動できていなくスピードも遅いのでそこまで真剣に結婚のことを考えていないことが分かります。
でも、「価値観」という言葉を使うということは、とりあえず片付けたいだけ。仮に「あなたとは価値観が合わない」と言われてしまえば、ぐうの音も出ません。
婚活をしていてもどんな結婚をしたいのか、どんな人がいいのか、よく分からないで婚活している人がいます。自分のことがよく分かっていないのに価値観という言葉を使う。
そういう人はいっそのこと価値観を捨てたほうがいいです。自分の価値観を捨て、素直に受け入れられる人を選ぶという方向に振り切ったほうがいいでしょう。
結婚を考えるうえで、やたら「価値観」という言葉が出ますが、それは、『価値観を大事にするという価値観』を持っています。悪いことではありませんが、価値観を大事にしたいのであれば、
- 自分がどんな結婚がしたいのか
- なにが幸せなのか
- その幸せを叶えるためにはどんな人がいいのか
- じゃあ自分はその人になにができるのか
などをしっかり自分の中で持っておきましょう。
価値観をすり合わせるとは?
では、結婚における価値観とはなんのことで、価値観をすり合わせるとはどういうことなのでしょうか。
結婚するうえで大事になってくる価値観とは、例えるなら、「一緒に注文住宅で家を建てるための設計図」です。
注文住宅は、2人の理想やこだわりを反映させながら、一から設計していくプロセスですよね。
結婚も同じく、2人で「どんな家庭を築きたいのか」「どんな人生を送りたいのか」といった価値観を一緒に話し合い、設計していくものです。
どこに家を建てるか、どんな家がいいのか、どんな素材を選ぶか、どのくらいの予算で、どんな間取りにするか、ライフスタイルに合った決断を二人で重ねていく必要があります。
お互いの価値観が一致すれば、スムーズに家づくり(結婚生活)が進んでいきますが、いきなり家を建てながら考えるのではなく、まずは「設計図」が必要になってきますよね。
なので、「私とあなたで設計図を描くことができるかどうか」これが結婚における価値観です。
もし、こだわりや方向性が違えば、設計段階でたくさんのすり合わせや調整が必要になり、お互い合わないなと感じるのであれば、設計図は作れない=お別れということになります。
最終的には、二人が納得した設計図に基づいて家(結婚生活)を築くことで、長く安定した生活を送ることができるということです。
なぜ価値観が合う人がいないのか
婚活をしていて、「なんでこんなに合う人がいないんだろう?自分はもう結婚は諦めたほうがいいのかな?」と自己嫌悪に陥ったことはありませんか?
価値観が合う人がいい!
この気持ちはすごくよく分かります。
でも、現代はそれがすごく難しい。
というのも、昔と今は全然世界が違うからです。20年くらい前まではみんなテレビしか見ていませんでした。家庭に1台テレビがあって、いいとも観たり、バカ殿見たり、紅白見たり、サザエさん見たり、野球見たり、みんな同じものを見ていました。
だから価値観や世界観も似ていて話が合ったと思います。でも今は、1人1台テレビを持っているような時代です。スマホでテレビも見られるし新聞も漫画も読めるし、Youtubeだって、日本の反対のブラジルのドラマだって見ることができます。
テレビ1つ取っても地上波、BS、CSなどがあり、何百というチャンネルがあります。漫画も何千万とあり、Youtube動画も何億とあります。みんな違うものを見るようになり、違う考え方や価値観、世界観を持つようになりました。
冷静に考えてみてください。そりゃ~自分と合うわけないですよね。
考え方が合うわけがない!
たとえば、Youtubeチャンネル1つとっても、周りの人が全員同じチャンネルを観ていることは100%ないです。Youtubeチャンネルそれぞれが持つテーマや世界観はまるで違います。
今や家族でさえ、考え方や価値観が違うのです。
それはコロナでより顕著に現れましたよね。今はもう無いと思いますが、たとえば、都心に住んでいる人が地方の田舎に帰ろうとすると、バイキン扱いされる。嫌な思いをされた方も多かったと思います。
良い悪いではなく、田舎に住んでいる人の考え方や価値観、都会に住んでいる人の考え方や価値観、違って当然です。 だから、ひどいケースだとイジメや誹謗中傷が起き、事件にもなるのです。
おまけにスマホがあれば、とりあえず1人で生きていくことができます。エンタメが充実しているので、孤独をごまかすことができるようになりました。
価値観が合いづらい現代は寂しい
1人1人見るもの、触るもの、考えることが違い、言うならば、1人1人自分の星を持っています。
昔はみんな同じ星に住んでいました。だから、価値観や世界観、考え方が似ていました。
でも、今は違います。そもそも自分と価値観が合う人のほうが少ないと理解しておいたほうがいいでしょう。
自分と価値観が合う人のほうが圧倒的に少ない
ただ、これはある意味寂しいコトです。自分と価値観が合わない人のほうが圧倒的に多い。つまり、自分のことを理解してくれる人が限りなく少ないということなので、原始時代の人たちよりも実は現代人の方が寂しいのではないかなと思います。
「自分を理解してもらえない」というのは本当に悲しいし寂しいです。
でも、人はなにかの組織に所属したいという欲求を必ず持っています。だからここ最近ずっとコミュニティだったりオンラインサロンが流行っていたりするわけですね。合わない人たちといるよりも、描く未来が一緒の人たちといる方が有意義だし楽しいです。
- 「話が合わない!」
- 「考え方が合わない!」
- 「価値観が合わない!」
というのはきっとお互い様で、みんななにかしらそういう『小さな孤独』を抱えているものだと思います。
今回の話を頭の片隅に置いておくだけでもストレスを抱えることがなくなり、相手に思いやりを持つことができるようになり、人間関係も良好になっていきます。
ぜひ、覚えておいてください。
なぜ価値観の合う人を求めているのか
お見合いや交際お断りでよく使われる「価値観が合わない」
都合の良い言葉でもありますが、「結婚するには価値観が大事!」と言いますし『価値観マッチング』なども流行っていますよね。
一方で、
「価値観の合う人」よりも「話し合える人」と結婚すべし!
という言葉もよく聞くと思います。
いったい正解はどちらなのでしょうか?おそらく、これはどちらも正解だと思います。
ある程度価値観が合えば、ある程度話し合うことができます。ある程度話し合えるのであれば、ある程度価値観が合っているということです。
ただ、人間は欲の塊です。価値観合う人も求めているしヒーローのようにいつも味方になってくれる人がいい。女性であればイケメンで高収入・高学歴・高身長の人を求めています。男性であれば、キレイで料理上手な人を求めています。
欲張りでワガママですよね。
でも、なぜ価値観が合う人を求めているのかというと、自分の一番の理解者を求めているからではないでしょうか。
現代は寂しい。理解してくれる人もいない。だから結婚相手は自分の一番の理解者になってくれる人を求めているのではないでしょうか?
あなただって、あなたのお見合い相手だってきっとそうです。
では、自分の一番の理解者になってもらうためにはあなたはなにを相手に伝えなければいけないでしょうか?相手の一番の理解者になるためには、あなたはなにをしなければいけないでしょうか?
価値観は変わる
ただ、そうとはいえ、価値観がすべて一緒の人はいないですよね。先にもお伝えしているように、特に現代ではとても価値観がズレやすくなっています。
仮に、価値観が似ていて結婚したとしましょう。
結婚後、自分の好きな俳優さんがオーガニックにハマり、Youtubeで発信し出したら、今まで特に考えてこなかったけど急に自分もオーガニックにハマり出します。
パートナーも特に食にこだわりがない人だった場合、一緒になって考えてくれる人ならいいですが、パートナーにもオーガニックを強制するようになります。
それをパートナーが窮屈に感じ出すと、あら不思議…
価値観が合わなくなるのです。
好きな俳優さんのYoutubeを知らなければそんな事態にはならなかったのに、スマホやSNSの影響で価値観がズレることに…。
あくまでも例でお伝えしましたが、これはどの夫婦でもあり得ることです。
もともと似ていた価値観でも一緒の生活を送る中で自分がズレると今度は自分がズレたことに気付かず、ズレた価値観に相手も歩み寄ってほしいと願う
でも、相手が合わせてくれないと寂しくなり悲しくなりますよね。
たしかに価値観が合うことは大事です。でも、あくまでもお互いの距離を縮める最初の要素の1つにしか過ぎないことは覚えておきましょう。
なぜなら、たとえ価値観が合っても結婚後、合わなくなることはあります。子供が生まれたら価値観のズレが生じるようになります。
価値観に囚われると価値観が合わなくなったときに拒否反応が出る
価値観合う人ってどういう人?
価値観ってそもそもなんなのかなんとなく掴めてきたと思います。今度は、自分と価値観が合う人ってどういう人なんだろうというのを深掘りしていきます。
簡単に言うと、自分と価値観が合う人はこのような人です。
- 共通している人
- 似ている人
- 共感できる人
- 理解できる人
- 共有できる人
自分と共通している人
- 出身地
- 趣味
- 食の好み
- 好きな番組・ドラマ・映画
など、自分と共通していると価値観が合いやすいです。
自分と似ている人
- 育った環境
- 仕事の本質
- 仕事に対する考え方
- 子供に対する考え方
- 親の仕事
- 金銭感覚
- 生活スタイル
- こだわりやマイルール
など、自分と似ていると価値観が合いやすいです。
共感できる人
相手の出来事や感情に対して共感できるということは価値観が合いやすいということになります。まずは相手に興味を持つということから始めないと共感はできないのですが、自然と共感できる。これは比較的合っていますよね。
でも、がんばってがんばって共感しようと努力する。その取り組む姿勢は素晴らしいですが、心からの共感は得られないでしょう。
ただし、相手が自分のがんばって共感しようとする姿勢に気付いてくれる人なのであればまだ望みはあります。
理解できる人
世の中には会話をしても全く理解できない人が必ずいます。本人の話し方や聞き方にも問題はありますが、なにを言っているのかサッパリな人っていませんか?
そういう理解できない人はやはり合いません。
でも、相手の考えや行動を自然に理解でき、納得できる。これは価値観が合っていますよね。
共有できる人
家に帰ったらだれかがいる。そんな状態が結婚生活なのですが、本当にくださらないことでも共有したくなるもの。自然と出来事や考えを共有できる人というのは価値観が合いやすいです。
また、楽しさや悲しみも共有できるのがパートナーというものです。
以上、自分と価値観が合う人は、
- 共通している人
- 似ている人
- 共感できる人
- 理解できる人
- 共有できる人
このような人という形でシンプルにまとめてみましたが、この中でも、
- 共通している人
- 似ている人
この2つはプロフィールを見てある程度は想像できます。むしろ、想像してもらえるようにプロフィールを整えないといけません。
あなたがプロフィール上でアピールできることはなんだと思いますか?
そして、
- 共感できる人
- 理解できる人
- 共有できる人
この3つは実際に会話してみないと分からないものです。
さらに加えると
- 共感してもらえる人
- 理解してもらえる人
- 共有してもらえる人
というのも、価値観が合いやすいです。
共感してもらえる人:
自分の感情や考えを相手が感じ取って、同じように共鳴してくれる人。
理解してもらえる人:
自分の価値観や行動を相手が深く理解し、納得してくれる人。
共有してもらえる人:
自分の目標やビジョン、価値観を自分に共有してくれ、同じ方向に進んでいける人。
以上の8つ、
共通している人
似ている人
共感できる人
理解できる人
共有できる人
共感してもらえる人
理解してもらえる人
共有してもらえる人
自分に合う人ってどういう人だろう?と悩んだときはこれらを参考にしてみてください。
価値観が合わない典型的な例15選
今度は逆に価値観が合いづらい典型的な例をご紹介します。まず、大前提として、どちらが悪い・良いとかそういう話ではありませんのでご了承くださいませ。
無宗教と宗教
これは言わずもがな、ですね。
一人っ子と3人兄弟
育った環境が違うので、価値観が合わないことはよくあります。
マンション暮らしと一軒家暮らし
実家がマンションだったか一軒家だったかによっても価値観が違います。たとえば将来を話し合う際、一軒家で育ち今も実家暮らしだったら、「マンションは絶対イヤだ。結婚後も一軒家で暮らしたい」という願望が強いです。
独り立ちが早かったかまだ親離れできていないか
独り立ちが早い大人と親離れできていない大人では、行動スピードや生活スタイル、家族や子供に対しての考え方などが違うケースが多いです。
都会生まれ都会育ちと田舎生まれ田舎育ち
住む環境が違うと価値観が異なるのは当たり前ですよね。
医者家系とそうではない家系
医者家系は特殊です。一般家系はまず釣り合わないと見ていいでしょう。本人同士が意気投合しても破談になるケースが多いです。
親が経営者とそうではない親
親がどういう仕事をしていたのかも価値観に影響があります。たとえば、親が経営者だった場合、親のように自力で道を切り開くような人がいい、となりますよね。
家族仲が良いとそうではない家族
相手の家族と結婚後、どういうお付き合いになるかは、やはり結婚する上で重要なポイントです。たとえば、家族仲が良いから毎週末は実家でご飯を食べたい。それが普通だと思っている。という人もいます。
でも、家族仲が良くない、なんなら結婚後も自分の家族とは関わりたくないという人からしたらナゾでしかないですよね。
大学院卒と高卒
話が合わないというのはよく聞きますね。
結果を求められる仕事とそうではない仕事
経営者と公務員は合いにくかったりします。結果を求められる仕事をしている方は、同じように結果を求められる仕事をしている方と合いやすいです。
インドアとアウトドア
趣味の違いですね。極端に言うと、休日は外に出たいという人と休日はゲームに没頭したいという人、結婚生活はイメージできますか?
子供希望するとこだわらない
「結婚後子供はこだわらない」にしている人は理由があるので、必ず理由を聞く必要がありますが、子供希望する人とそうではない人はやはり合わないでしょう。
年齢が一回り以上離れている
なにを見て育ったか、親はどの世代か、これはやはり価値観に違いが生まれます。
ペットは飼いたいかどうか
今やペットは家族です。でも、ペットを受け入れられない人もいます。
食へのこだわりの有無
たとえば健康上、朝と夜は絶対に食べないという人もいて、でも1日1回は一緒にご飯を食べたいという人もいます。また、究極に無添加にこだわる人もいます。
特に現代の食は多様化しているので、婚活では食生活に関してはあなどれません。
価値観が合わないモノをどう捉えていくかがカギ
不思議なことに、婚活では価値観の合う人を求めますが、「価値観が合うから好き!」とはならないですよね。あなたも過去に好きな人がいたことやお付き合いした経験があると思いますが、その相手は価値観が合うから好きでしたか?
おそらく、違うと思います。
もしかしたら一言でまとめると「価値観が合うから」なのかもしれませんが、好きになった理由が「価値観が合うから」とは言わないですよね。
なので、「価値観が合うから」「趣味が合うから」というのは、最初に仲良くなれるキッカケにしか過ぎないことが分かります。
人はなにかキッカケや理由が欲しい。それが「価値観」なだけ
だれと結婚することになっても価値観が合わないことがあります。
すべての考え方や価値観がパズルピースのようにピタっとくっつくなんてことは、やはりあり得ないのです。家族でさえ価値観が違うのですから。
また、価値観は結婚してから変わります。これはぜひ覚えておいてください。
では、「価値観に対しての価値観」はどう捉えておくべきでしょうか?あなたが結婚に失敗したくないのであれば、4つの視点を参考にしてみてください。
価値観の違いを「面白い」と興味を持てるか
相手の価値観の違いを面白いと興味を持てるか。相手もあなたとの価値観の違いを面白いと興味を持ってくれるか。
たとえば、価値観の違いがあったときに、相手から頭ごなしに「それは違うよ!」と否定されたら悲しいですよね。自分の価値観を人に押し付けるのも違いますよね。
愛を育むというのは、お互いの違いを認め合うことでもあります。むしろ、お互いの違いを認め合えないと先は暗いものになるでしょう。
お見合い相手、交際相手は育ってきた環境がまるで違う異星人です。そもそも価値観が合うわけがないです。価値観があったとしても1個か2個。それでいいじゃないですか。
そもそも、言い訳として使いたいから「価値観」と言っているだけで、価値観の定義はなんでしょうか?
価値観が違っても、もしかしたらお味噌汁の好みはピッタリ一緒かもしれません。こだわりのバスタオルは実は同じかもしれません。歯ぎしりで悩んでいることも一緒かもしれません。
違う価値観や世界観に出会ったときは、「シッシッ!あっち行け!」するのではなく、興味を持つコトはすごく大事。
なぜ、そういう考え方を持っているのか、なぜそういう世界観を持っているのか?と、もっと人に興味を持つことをしたほうがいいです。
もっと人に興味を持つコト
なぜなら、価値観や世界観が合うことのほうが圧倒的に少ないからです。
自分と違うことを「イヤだ!」と思うのではなく、自分と違ったら「オモシロ!」と思うようになれたほうが、人間的に成長できます。
一緒に支えあっていこうという価値観を持っている人
価値観が合わないのは当然という話を何度かお伝えしましたが、「価値観が合わないこともあるよね。でも、それでも一緒にやっていこう」という姿勢があることはとても大事なポイントではないでしょうか。
これはいわば、「価値観が合わなくても一緒に支えあっていこうという価値観を持っている人」と言うことができます。
逆になんでも「価値観価値観」と言う人はなんか危険な臭いがしませんか?
それよりも柔軟に対応できる人のほうが魅力的なのではないでしょうか。
婚活は異星人同士が出会うので、価値観が違って当たり前です。その違いを「面白い」と興味を持てるか、そして、価値観が違ってもやっていけそうという姿勢で相手と向き合うことができるかは、価値観が合うことよりも大事です。
価値観が合っても、合わなくなるときが必ず来ますから。
この人に私は合わせられるだろうか?という視点
どうしても価値観の話になると、自分軸になり、「自分に合うかな?」という目線で相手を品定めしてしまいますが、「この人に私は合わせられるだろうか?」という視点も大事です。
なぜなら、時には価値観をガラッと新しく上書きしないといけないときがあるからです。
どの価値観を大事にして、どれだけの価値観を捨てられるか
たとえば、自分は持ち家を持ちたい派で相手は賃貸派だったとする。話し合っても決着がつかない。相手が家は賃貸にしておこうと力説する。
そうか。そういうことか。だからあなたは賃貸派なのね。納得できた!持ち家はとりあえず諦める!
と自分の価値観を捨て新しい価値観に上書きしないといけないときが来るのです。
受け入れられているかどうか
4つ目の視点は、自分の価値観が受け入れられているかどうか。
これももちろん大事なポイントですよね。受け入れてもらえないなら一緒になる意味がありません。
以上4つの指標をご紹介しましたが、ぜひ参考にしてみてください。
自分の価値観と合う人を探す?
ある意味、傲慢な旅なのかもしれません。もちろん、お互い価値観が合うことに越したことはありませんが、あなたの親とでさえ、もう価値観や考え方は合わなくなっています。
逆に相手と考え方や捉え方が1個でも2個でも合ったらそれはもはや奇跡
結婚してからは長い結婚生活が始まります。失敗したい人はいないでしょう。
失敗しないためになにをすればいいのか、価値観にどのような価値観を持つかを今回のコラムから感じ取っていただければと思います。