結婚したら自分の自由は無くなるのか
婚活になかなか踏み切れない人や結婚に前向きになれない人、いつかは結婚したいと思ってるけどまだ20代だからそこまで焦っていない人の中には、
「結婚したら自分の自由が無くなるんじゃないか」
と思っている人は多いと思います。
実際、結婚をあまり考えていない人のアンケートを見ると、
自分の自由が無くなるのがイヤだ
経済的にまだ養えない
自分の親を見て結婚が良いものとは思っていない
TOP3の答えは、だいたいこの3つです。
では、結婚をしたら本当に自分の自由が無くなるのかというと・・・
無くなります(笑)
当たり前です。
1人の生活より2人の生活を選ぶわけなので、独身のときより自由は無くなります。
結婚をしてもお互い自由に過ごして、ご飯もバラバラ、寝る時間起きる時間もバラバラ、ベッドも別々、休日も自分たちの自由に過ごす、
コレだと結婚する意味がないですよね。
結婚すると自分の自由は無くなるのか
結婚したら独身のときよりも自由な時間が無くなります。
でも、正確に言うと、自由に対しての概念が変わります。
自由に対しての概念が変わる!
独身であれば、好きな時間に家に帰ってもだれにも迷惑をかけません。
なにを食べるのも勝手だし、休日はお昼まで寝てても、夜友達と飲みに行くのも全部自分の思い通りに決めることができます。
ただ、この「自由」というのは、1人の生活が長いからこそ自分で作り上げた自由であって、2人になるとまた新たな自由が生まれるんです。
例えば、
これらは1人ではできなかった自由です。
「あぁ幸せってこういうことなんだな」と気付いた瞬間に、「これが手に入れたかった自由なんだ」とまるで自分だけにヴァっと風が吹くように分かります。
そうなると、1人のときの自由って別にそんな価値があるものではなかったことに気付きます。
人は環境で変わりますが、結婚すると自然と適応するように考え方や生活が変わります。
独身のときに固執していた自由が、幸せを手に入れてからだと、どうでもよくなります。
でも、同棲をしだすと最初は、自分のテリトリーに侵入してきた侵入者だとセンサーが働きます。
特に今まで同棲の経験がない人だと最初はなにかと言い争いやぶつかることも多いと思います。
自分の目の前を通っただけでも、「あぁもう!」と言ってしまうこともあると思います。
それは当然で、生まれ育った自分の家族と過ごすわけではないから。
赤の他人と「家族」になって一緒に住むわけなので、簡単なことではありません。
なので、婚活では自分に合うかどうかばかり見ている人がいますが、実際は、
自分が相手の価値観や世界観、考え方を受け入れられるかどうかのほうが大事だったりします。
なぜなら、相手のことを慎重したり尊敬したり、ステキだなと思えたり面白いと思えたりできないと、「侵入者です、侵入者です」というブザーが止まらないからです。
結局、ブザーが止まらない人、または途中からブザーが鳴って止まらない人が離婚に至ります。
それでももちろん、1人の自由な時間というのは必要です。
なので、それは結婚相手と話し合ったらいいのではないでしょうか。
自由が無くなるというよりは結婚したら自由の幅が小さくなる
という感覚です。
でも、それで結婚してからも「自分の自由が・・・」とずっと言うかといったら決してそうではありません。
結婚してパートナーがいることのほうが勝つんです。心が満たされたら、それで良くなるんです。
結婚の醍醐味
「1人が楽しい」とハッキリ言える方は、結婚のタイミングはまだまだ先だと思います。
でも、ハッキリと「1人が楽しい」と言えないのであれば、それは孤独を紛らわせている可能性が高いです。
結婚の醍醐味はコレです。
人生の充実感が増す
1人のときよりも家庭を築くほうが人生の充実感があります。
1人で海外旅行行ったことがある人は分かると思いますが、確かに1人でもある程度楽しめます。
でも、どこか満たされないんです。どこか欠けているんです。
「1人でも楽しかった!」という感想は、「私は1人でも楽しめたから大丈夫!」と、どこか自分に対しての慰めが入っています。
誰に対してか分からないけど、自分以外の人に痩せ我慢をして「楽しかった!」と言いたいだけなんです。
海外旅行は1人よりも、気を許して愛情を持てる人と行ったほうが絶対に楽しいに決まっています。
人生も同じです。