婚活中の飲み会問題|交際相手の飲み会頻度が引き起こすトラブルと解決策
婚活中のカップルの悩みで多いのが「交際相手の飲み会頻度」の問題。
「仮交際中の相手がよく飲み会に行くんですが、これは普通ですか?」
先日、会員さまから相談があった内容です。たかが飲み会ですが、されど飲み会。実際、既婚女性の間でも「夫の飲み会が多すぎる」という不満は珍しくありません。
「仕事だから仕方ない」「付き合いも大事でしょう?」たしかにそうですが、結婚後の生活を見据えたとき、飲み会との付き合い方は想像以上に重要なポイントとなります。今回は、交際中から考えておきたい「飲み会との向き合い方」について詳しくお伝えしていきます。
飲み会頻度の実態
飲み会シーズンは年末と言われていますが、実際はそんなに関係なく、むしろコロナ後の今、「今までの分を取り戻すぞ!」という勢いで、飲み会文化が復活してきています。
月1〜2回なんてザラ、中には「週1は飲みに行ってるかも」という社会人も。特に30代、40代のビジネスパーソンの間では、すっかり日常の風景に戻りつつありますよね。
Q.飲み会に参加する頻度はどれくらいですか?
月に3回以上 6.0%
引用:東証マネ部
月に1~2回程度 20.4%
数ヶ月に1回程度 23.9%
半年に1回程度 13.9%
年に1回程度 8.8%
それ以下 10.8%
参加することがない 16.2%
こんなアンケート結果もあるくらいです。
「数ヶ月に1回」が最も多いですが、次いで、「月に1~2回」が多いので、どれだけ飲み会が好きなのかがこの結果から分かります。
飲み会に行くワケ
飲み会行かない人からしたら「なんでそんなに飲み会に行くの?」と思いますよね。飲み会に行く理由は、単に「飲むのが好き!」なだけじゃないケースもあります。
たとえば、
- 上司から誘われる
- 上司になったからたまには部下と飲みに行かないといけない
- 取引先から誘われたら、行かないわけにはいかない
- チームのコミュニケーションには、たまには飲み会も必要
など、いろんなケースがありますよね。
特に責任のあるポジションや役職についている方の場合、仮に飲み会が好きじゃなかったとしても「行きたくない」と言えない場合もあります。
まだ結婚していないから関係ない?
自分はまだ結婚していないから関係ないと感じる方がほとんどかもしれませんが、やはり結婚を目的に婚活しているのであれば、今のうちに理解しておいたほうがいいでしょう。
なぜかというと…実は「結婚後の夫の飲み会」は、想像以上に大きな問題になりがちだからです。
「結婚する前はこんなに飲み会が多いとは思わなかった」「子どもがいるのに、月に何回も飲み会はないでしょ」という不満の声はよく聞きます。
男女間の飲み会トラブル
飲み会の実態と解決策
だいたい相手の飲み会に不満を覚えるのは女性ですよね。むしろ、圧倒的に女性の不満でしょう。「妻の飲み会が多くて…」という男性の声はほとんど聞きません。
まず、ここに、男女間での「飲み会」に対する温度差が如実に表れています。
「でも、飲みニケーションって大事じゃないですか?」
という声もあると思いますが、確かに、お酒の席だからこそ本音で話せたり、普段言えない相談ができたりとそんなメリットがあるのも事実です。
でも、飲み会は本当に必要なのかというと、どうでしょう…。
- 飲み会でしか本音が言えない
- お酒の席じゃないと話が進まない
- 接待は飲み会じゃないとダメ
そもそも、この状況は組織のあり方や普段のコミュニケーションの取り方に問題があるのではないでしょうか?飲み会なしでは仕事が進まないなんて、それこそ仕事の取り組み方を見直すべきかもしれません。
結婚生活における飲み会のバランス
「でも、仕事だから仕方ないよね?」というスタンスが男性だと思いますが、確かに、突発的な接待や重要な飲み会が入ることはあるでしょう。仕事の付き合い上、仕方ないことはたしかにあります。それは女性も理解しないといけない点です。
ただ、そういう時こそ要注意。
たとえば、「今週は大事な接待があって家を空けてしまった分、しばらくは飲みに行くのをやめよう」といったバランスを取ることが結婚生活では重要になってきます。
女性の飲み会頻度が高かったら?
飲み会が好きな男性は多いですが、逆に相手女性が飲み会に頻繁に行っていたらどう感じますか?
…ちょっと考えさせられますよね?
快く、「別に問題ない。自分と同じようにたくさん飲み会に行けばいいと思う」とは言えないハズです。
つまり、自分がされてイヤなことを相手にもしていることになるのです。それはやはり、男女間ではいかがなものでしょうかという話になりますよね。
おそらく、男の飲み会に毎回「いいよー楽しんできてね!」「おかえり!お風呂入ったら?」と明るく笑顔で言える女性は存在しないと思います。
幸せな結婚生活のための飲み会との付き合い方
結婚する意味
さて、ここまで「飲み会」という切り口から、結婚生活について考えてきました。お酒を飲まないカップルであれば問題ありませんが、少しぐらいは飲める人がほとんどなのではないでしょうか?
IBJのプロフィールでは、お酒は【飲む・飲まない・付き合い程度】と選択できるようになっていますが、相手の正直なところは分からないですよね。
もしかしたら、本当はお酒が大好きだけど印象が悪くなりそうだから「付き合い程度」にしているかもしれません。
なので、飲み会の件もあるので、一度お酒飲めるのか、飲めないのか、好き・嫌い、飲めるならどれくらい飲むのかはお互い確認しましょう。そして、会社の飲み会、友人との飲み会はどれくらいあるのかもキチンと婚活中に確認することをオススメします。
婚活をするということは結婚するということですよね。ということは、結婚相手を一番に考えないといけません。
今までは独身だから優先順位は自由に決めることができたし、誰にも文句は言われなかったと思います。でも、結婚するとそうはいきません。まずはパートナーが最優先になります。
それができそうにないなら、結婚しても誰も幸せにならないので、結婚なんてしないほうがいいでしょう。
実際、結婚したら諦めなきゃいけないことも出てくる
飲み会のバランスは考えよう
ただ、そうは言っても、仕事だけだとつまらないので、たまに飲みに行くのはリフレッシュになるのでいいですよね。女性もそれは理解しないといけない点だと思います。
でも、限度があります。たとえば、結婚して月1回は飲み会に行く。年末はもうちょっと増える。これは正直多いと思ったほうがいいでしょう。
お互い心から納得できるのであればいいと思いますが、バランスは本当に考えたほうがいいです。
特に奥さんが妊娠中。赤ちゃんが産まれた。子供がいる。なのに、飲み会に頻繁に行く。これは女性からしたら考えられません。
「仕事だからしょうがないじゃん」と言うのが男性ですが、「子供がいるのですみません」と断り、それに対して、「そうだよね、子供がいるからしょうがないよね」と理解や尊重をしてくれる。そういう関係性を職場や取引先と築くことが大事なのではないでしょうか?
むしろ、周りがそうならないといけない。
そもそも、今の時代、飲み会のあり方を変えるべきです。たしかにハメを外すこともたまにはリフレッシュになるのでいいと思いますが、定時で帰ることが推奨されているように、「20時に解散!」というほうが時代的にはかっこいいと思います。
1杯だけなら1杯だけとか終わり方を決めておく飲み会
ダラダラみんなで飲む。その「みんな」にも家族がいます。いつ帰ってくるか分からない。それが結婚相手としては一番イヤなパターンです。
上司としても「今日は20時に解散だから!」というほうが今の時代は好まれるのではないでしょうか。
まとめ
婚活をする。結婚をする。ということは、意識を変えることが必要になってきます。仕事も取引先も大事ですが、一番は結婚相手。
その考えが尊重してもらえないなら、飲み会の相手はあなたにとって大事ではなくむしろ離れたほうがいい存在と言えるでしょう。
飲み会が好きな人は絶対にパートナーと揉めることになります。今のうちから意識を変え、バランスを考え、改めて向き合い方を考えましょう。