結婚した夫婦が離れて住むとどうなるか?
過去にこんな事例がありました。
※他人事ととらえず、必ず自分事として、「自分だったらどうするか」を考えながら読むようにしてください。
ある男性と女性がお見合いから惹かれ合っていた。交際が進むと男性には近い将来、海外赴任があるかもしれないということが分かった。どちらも結婚したいという気持ちが強かったが、女性は海外赴任になったら一人で行ってもらうしかないという思いだった。
実際、こういう事例は珍しくありません。
まず、男性は覚えておかないといけないのが、女性は地元、または今住んでいる地域で暮らしていきたいという人が多いです。
結婚後も別居で寄り添うことができる?できない?
事実として、男性の勤務先に全国転勤がある会社は多いし、結婚後、転勤をキッカケに離れ離れに暮らす可能性も十分あります。
海外赴任も非現実的な話ではないですよね。
少し想像してみてください。
結婚後、遠距離で暮らすというのは、それぞれ別世界で住むことになります。
例えば、相手がアメリカに転勤、自分は日本でそのまま。
この場合、まず時差があってアメリカとは反対の時間になります。
自分が連絡したときには相手は寝てる時間で、自分が寝てる時間に相手が連絡してきます。
コレ、耐えられますか?
最初は、「自分達は絆が固いから大丈夫!」「乗り越えていけるから大丈夫!」と言うでしょう。
でも、時間が経っていくと、それが錯覚だったということに気付きます。
やはり、距離が離れて、時間も経つと、心は離れていく。
これはもう法則です。
特に現代は、スマホがあり、エンタメが充実しています。
スマホやパソコンが無かった時代は、文通でやり取りをするのが普通でした。
相手から届くたった1通のために、毎日ドキドキしていたわけです。しかも、手紙1通届くのに何日もかかるのです。
今では信じられないですよね?
確かにスマホのおかげで連絡は取りやすくなりましたが、当時は、情報量も少ないわけなので、目移りするものもありませんでした。
しかし、現代は情報量が多すぎて、いろんな誘惑があります。
そんな世界で、離れた相手をずっと思い続けるなんて、なかなかできるコトではありません。
距離が離れて、時間が経つと、どうなるか→心は離れる
これはまるで、
氷を水に入れてから10分後、氷はどうなるか→溶ける
のように誰でも分かる法則で、覆すのは不可能です。
でも、残念なことに、「ずーっと一緒。約束だよ」と子供同士の約束のような感覚の人が意外と多いです。
結婚も大事ですが、結婚後のほうがもっと大事!
転勤の可能性があるのかないのか、キチンとお互いが確認すべきで、転勤の可能性があるなら、伝えるべきです。
それでもし、別々に暮らすことになりそうならキッパリ諦めたほうがいいです。
子供を望むのであれば、なおさら!です。
また、結婚前は海外赴任でもついてきてくれると言っていた。でも実際、海外赴任してみると、なかなか奥さんが来てくれなかった。
このケースも珍しくありません。
浅い感情だけで結婚を決めることはリスクでしかない!
親御さんが反対してくるケースもあるので、親御さんがどう言っているのか、今の仕事はどれくらいで辞められるか、よーく話し合ったほうがいいです。
婚活中に将来のあらゆるパターンを想像せよ!
婚活中には、様々な角度から将来のシミュレーションをしておく必要があります。
あなたはどれくらい考えることができていますか?
籍を入れたあとで、「あーこんなハズじゃなかった!」なんてならないようにしてください。
心と距離は比例していて、距離が離れて暮らすと離婚になる
やっぱり、夫婦は特殊な理由がない限り、必ず一緒に住むものなんです。
コレは絶対!!!
芸能人が別居婚でうまくいってるからとか、そういうメディア情報は一切信じないコト。