なぜ結婚相手が無職だとダメなのだろうか
先日、『東洋経済オンライン』で「結婚よりもFIREを選んだ貯金9630万円45歳男性」の話が非常に興味深ったので紹介します。
この男性は「1億円貯めたら仕事を辞める」という目標を持っていたそうで、その夢を叶えるための努力が描かれていましたが、一番興味深かったのは、この部分。
30代後半の頃、当時付き合っていた彼女と結婚の話になったことがあります。それまでは彼女にFIREを目指して貯金していることを言ったことがありませんでした。ケチな彼氏ぐらいに思われていたとは思うんですけど。結婚の話が出るなら、FIREの話をしないといけないなと思って伝えました」あと数年で1億円貯まる、そしたら仕事を辞めたいと自分の希望を伝えた。しかし、それは彼女の価値観とは全く合わないものだった。「男は働くもの、無職の旦那は絶対嫌だ、みたいな感じで、働き続けてほしいと言われました」
引用元:東洋経済オンライン
ココです。
「お金はあっても無職の旦那は絶対にイヤだ」
一見、1億円貯金があるなら働かなくてもいいじゃんと思いますよね。
そんな旦那さんなら働かなくてもいいよ、という女性もいるのではないでしょうか。
でも、この男性の彼女は、無職の旦那がイヤだったそうです。
このことから女性のいろんな見栄やプライドが見えます。
例えば、友達に「旦那さんはなにしている人なの?」と聞かれたときに答えられない。または嘘をつくしかない。
家族にも旦那さんが投資で悠々自適に暮らせる人で会社で働いているわけではない、なんて言えない。言ったら、絶対に将来の心配をされる。
職場の先輩や同僚にも堂々と言えない。
などなど、妻になったときの自分の姿が苦痛だったのだろうと思います。
お金はあったとしても。
この男性は1億円貯まったら投資で生活するつもりらしいのですが、日本ではいまだに「投資」は市民権を得ていません。
海外では、普通にトレーダーで食べている人や投資家もいっぱいいますが、日本ではまだ「なにそれ?大丈夫?」状態です。
あなたが女性ならいかがでしょうか?
「私の旦那、働いてないんですよ」って言えますか?
「投資で食べている人なんですよ」って言えますか?
おそらく、言えない人のほうが多いのではないかなと思います。
でも、裕福な暮らしができるんですよ?
「結婚したい!」という思いの裏には
ココで邪魔してくるのが、自分の見え方とか見栄になりますよね。
「男は働くもの、無職の旦那は絶対嫌だ」
これは女性の心理をついてるなと思います。
逆も同じことが言えます。
男性も女性に働いてほしい。いわゆる、ダブルインカムを望む人が多いですが、これはそもそもナゼなのかを考えると、もちろん2人で働いたほうがお金の心配がいらないから。
これはだれでもそうだと思います。
でも、本当の本音は、「俺が働いているんだからお前も働け!専業主婦とか甘えるな!」だと思うんですよね。
婚活プロフィールを見ていても分かります。
「専業主婦でいいです。子育てに専念してもらって全然OKです。僕がお金を稼ぎ続けるので」
こんなことを書けば絶対モテるのに、こんなことを書いている人はいないですよね。
女は家を守る。男は狩りに行く。
昔はこれが当たり前でしたが、今はこんな思想を持っている男性は絶滅危惧種。
これはなぜこんなことが起きているのかというと、
これらはもちろんのことですが、一言で言うと、
女性への理解が足らないからです。
いまだに、
「子育ては家で子供を見ているだけ。俺は稼ぎに行っている。だから俺のほうが偉い」と思っている男性のほうが多いです。
だから、男は自ら家事をしないんです。家事は嫁の仕事みたいになっているんです。
男性脳は、「家事育児は手伝う感覚」
ダブルインカム希望。家事育児も希望。
これは女性からしたら意味が分からないですよね。ブン殴りたくなりますよね。
ただ、「男が家の主で男の方が偉い」という構図は、残念ながら私たちの親世代がそうだったので、完全に抜くことはできないようになっています。
私たちは親の背中を見て育っているから。
亭主関白の時代だった
なので、もしかしたら3,40年後に婚活をしている人たちは、共働きの親を見て育っているので、「女性だって働きながら子育てや家事をしているから男が偉いとかはない」という思想の人たちが多いかもしれません。
時代と共に、この「誰が偉い、誰がすごい問題」が変化していることを望みますが、
『女性にも働いてほしい』
『女性には家事や育児をやってほしい』
なぜ男性はそのような思想になるのかを一言でまとめるなら、俺もがんばってるからお前もがんばれ、です。
女性だけがラクするのはきっと許せないのです。そのくせ、仕事しながら家事をしろ、育児をしろ、俺はできん!と言います。
でも、女性からしたらふざけるな!じゃないですか。
相手のできないところばかりに目がいく
コレはシンプルに、お互いのやっている工数が見えないからだと思います。
例えば、専業主婦。
旦那さんの朝ごはんを作って、洗濯機をかけて、食器洗って、洗濯干して、掃除機かけて、お昼ご飯と夕飯を考えて、足りないものがあったらスーパーにでかけて、なるべく安くていいものを探して、重たいもの抱えながら帰宅して、洗濯をしまいこんで畳んで、夕飯作りに励んで、なるべく美味しいものを心がけて、夕飯には気を利かせたりして、ご機嫌とって、また食器洗いして・・・
ものすごい数の工数がありますが、これは旦那さんには分からないですよね。
ここに子育てが入ってくると、もう毎日「工数戦争」です。やらなきゃいけないことが膨大。
でも、働くことが最も偉いと思っている戦士は、分からないんです。分かっても認めることができません。
許せないんです。
だから、専業主婦や子育てをしている奥さんはラクしているように思われます。
仕事でイヤなことがあったりすると、「いいよなお前は、家にいるだけだから」とついつい言ってしまうんです。
ただ、解決方法はシンプルで、
「労わり合う、尊重し合う」です。
なので、具体的にどうすることが労わり合うのか、尊重し合うとはどういうことなのか、考えておいたほうがいいです。
プロフィールでも、「分かち合い」「尊重し合う」という言葉が並んでいますが、具体的なことを自分の中で決めておくといいでしょう。
夫婦になるとなぜかお互いのがんばりが見えなくなり、相手に自分以上のがんばりを求めてしまうときがあります。
自分が認められることがないから、相手のできないことに目がいってしまいます。
婚活でも同じですよね。
自分もがんばってるんだから、あなたもがんばってよ!って思いますよね。
でも、たぶん本当に求めているのは、自分と同じくらい相手ががんばることではなくて、自分ががんばったことに対しての評価、
つまり、「愛情」だと思います。
お互いが「愛情」を常に全力で注ぎ合うことができれば最高です。
でも、ムリです(笑)人は自分のほうが欲しくなりますから。
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