婚活で相手を傷付けてしまったときの挽回方法
失敗って怖いですよね。できれば失敗はしたくないもの。でも、失敗してしまうのが人間です。
誰でも時にはミスがあるもの。特に婚活においては緊張もあり、よく思われたい、嫌われたくないという思いが強く、かえって思ってもみなかった言動を取ってしまうことがよくあります。
それが相手を傷付けてしまって自宅でポツンと一人反省会をすることになります。これから仲を深めていこうという相手を傷付けるのはイヤですよね。
今回は、婚活において相手を傷付けてしまったときの挽回方法をお伝えします。お守りのようにぜひ覚えておいてください。
婚活中に相手を傷付けてしまうことはよくある?
だれも相手を傷付けようとして婚活している人はいないと思います。でも、会員さまの報告を聞いていると本人は気付かないけど傷付けてしまっているなということがよくあります。
たとえば、「相手がこのようなLINEを送ってくるのですが、これって私のこと考えてないですよね?」という相談。実際、画面を見せてもらうと、「そうかな?」と感じることがあります。
他にも、「自分に興味持ってもらえていないと感じました…」という報告。相手に聞くと「え、そんなつもりはなかったんですけど」という回答があったりします。
実際は、受ける側が勘違いしているだけだったりするのですが、この伝え方、受け取り方というのは年齢に限らずとても難しい。
しかも、お互い交わることのなかった人生で婚活をして初めて交わる。これはある意味、運命の捻じ曲げにも近いのかもしれませんが、やはり理解できないことも最初はたくさんあります。
だから、思わぬところで相手を傷付けてしまうことはだれにでもあります。
LINEに無頓着な人なんてまさにそうですよね。相手からLINEが来る。でも自分は全然LINEしない人だから通知なしにしていた。だから結果、ムシしているみたいになってしまった。
これは悪気がなかったとしても、相手を傷付けている行為になります。
でも、だからといってコミュニケーションを取ることを怖がっていたら結婚には至りません。失敗を恐れて、LINEを控える。会話を控える。なるべく見繕う。これでは完全に真逆の結婚できない方向へと走ってしまうことになります。
殻に閉じこもってビクビク震えていても結婚はできません。
あなたは怖くても前に進むことが求められています。
怖くても前に進んだ人が結婚を手にしている
婚活での失敗は問題ではない
あなたがたとえば、婚活でこんなミスを犯してしまったらどうでしょうか?
お見合いやデートに遅刻してしまう
コーヒーをこぼしてしまう
本来言うはずもなかったことを言ってしまった
相手の気分を害してしまう言動を取ってしまった
やっぱりイヤですよね?
相手に申し訳ないしそんなことをしてしまう自分に嫌気がさすでしょう。だから、完璧を目指したくなりますが、実際は完璧を求めている人はいません。
あなたもそうではないでしょうか。
たとえば、デートの日程を分単位で決めている人。毎回スマホのアラームを設定していて、「次はここ、その次はここに行きまーす」とリードされてもイヤですよね。アラームが毎回鳴っていたら気分も萎えてしまいます。
お見合いでも、質問テンプレートをガチガチに決めていて、こっちがなに答えても一切表情を変えず、「次の質問です。休みの日はなにしていますか?」「そうですか、では次」みたいな感じって絶対イヤですよね。
人は完璧を求めたがるが、実際は完璧を求めている人はいなく、どちらかというと「人間味」のある人を求めている
なので、あなたが婚活する上で、相手が多少の失敗やミスをしても「気にしなーい」と広い心を持つことが大事です。
ただ、そうはいっても自分の失敗は怖いと思うので、今回は失敗したとしても見事に切り返して逆に相手に好印象を抱かせる挽回方法をお届けします。
婚活で相手を傷付けてしまったときの一流の謝罪
好印象に繋げる謝罪の仕方
この挽回方法を覚えておくだけで、失敗なんて怖くなくなります。あなたの強い味方になってくれるので、ぜひ覚えておいてください。
5W1H とは?
いつ
どこで
だれが
なにを
なぜ
どのように
解説していきます。 たとえば、電車の遅延でお見合いに遅れてしまった場合。
まず、お見合い場所で相手に瞬時に5W1Hを使って謝ります。
遅れてしまって申し訳ございませんでした。(5W1H +モーメント謝罪)
そして、別れ際に5W1H を使って謝ります。
今日は遅れてしまって申し訳ございませんでした。この後の予定に影響はありませんでしたか?本当に申し訳ございません。 (5W1H +エンディング謝罪)
これがミスしたときの挽回方法です。ピークエンドの法則を応用しています。
まずミスしてしまったときがピークです。そこで瞬時に5W1Hを使って謝ります。 そして最後(エンド)にもう1回、5W1Hを使って謝ります。
この2回謝るというのがポイントです。最後にもきちんと謝ることで好印象に繋げることができます。
他のパターンで見てみましょう。
コーヒーをうっかりこぼしてしまった
5W1H +モーメント謝罪
「こぼしてしまってすみません。かかってないですか?」
5W1H +エンディング謝罪
「今日、コーヒーこぼしてしまってすみませんでした。お見苦しい姿をお見せしてしまい失礼いたしました」
自分の言動で明らかに相手の表情が曇った場合
5W1H +モーメント謝罪
「あ、すみません、いま変なこと言って(して)しまいましたか?すみません」
5W1H +エンディング謝罪
「今日私、気を悪くさせてしまいましたよね。すみませんでした」
取り返しのつかない致命的なミスの場合もありますが、逆の立場で考えてみてください。
失敗されたときと最後に謝られたら、もう許しますよね?逆に「ちゃんと謝ってくれる人なんだ」と好印象になります。
でも、謝れなかったらハラワタ煮えくりかえりそうになりますし、「すみませんすみません」だけだと、「なにが?」ってなりますよね。
ポイントは2つ。具体的に謝ることそのときと最後の2回謝ること。
謝罪よりも大事なこと
でももっと大事なことがあります。
それは、自分のミスに気付くこと。
たとえば、自分の言動で明らかに相手の表情が曇った場合。これは相手の表情をよく観察していないとミスに気付くことができません。
さらには気付いても謝ることができず、あとでカウンセラーに「こんなことしてしまったのでたぶん相手の気分を害してしまったと思います」と報告してくる人もいます。
…いやいや、まずは目の前の相手に失礼なことをしてしまったのなら謝るのが最優先ですよね。
失敗しても挽回することはできる!
失敗やミスはだれもがしたくないもので、恐れるもの。でも、この挽回方法を知っておけば、婚活のミスは取り返すことができ、逆に相手に好印象を与えることができます。
もちろん、どうにもならないこともあります。
たとえば相手へのセクハラ言動、パワハラ発言。この場合、いくら『5W1H +モーメント謝罪+エンディング謝罪』を使っても一発レッドカード退場です。
でも、今回紹介した一流の謝罪方法を覚えておけば、1つ自信に繋げることができるのではないでしょうか。
まとめ
『5W1H+モーメント謝罪+エンディング謝罪』を知っておけば多少のミスなら巻き返すことができます。
お見合いでも仮交際でも真剣交際でもどこで相手を傷付けているか分かりません。不満を抱かせたりイライラさせてしまうことはあるでしょう。
それはお互い様なので、多少のことなら気にしないという広い心を持つことが大事です。
でも、自分の至らない点は気付くこと。
使う機会がないことを祈りますが、失敗しないことは不可能なので、『5W1H +モーメント謝罪+エンディング謝罪』をぜひ覚えておいてください!