仮交際の1回目デートで終わる原因とは?2回目につなげるために意識すべきこと

婚活では、お見合いを経て仮交際に進むため、すでに一定の条件面では合格している状態といえます。しかし、そこから「結婚相手としてのイメージが持てるか」「また会いたいと思えるか」は、1回目のデートでの印象が大きく影響します。

お見合いも1回目デートも大事なことは言うまでもありませんが、「楽しかったはずなのに、お断りされた」「次のデートにつながらない」と悩む人は少なくありません。

では、なぜ1回目のデートで終わってしまうのでしょうか?その原因を明確にし、2回目につなげるための具体的なポイントを解説していきます。

目次

仮交際1回目デートで終わる原因とは?

1回目のデートで終わってしまう理由はさまざまですが、共通するポイントがあります。ここでは、よくある原因を整理し、具体的にどのような点を改善すればよいのかを解説していきます。

デート場所の選び方が適切でなかった

仮交際の1回目デートでは、ディナーを選ぶ人が多いですが、大切なのは「場所そのもの」ではなく、「相手の負担を考えた選び方」です。

ディナーを選ぶ場合のポイント

・静かで落ち着いた雰囲気のお店を選ぶ
・初デートなので、少し凝ったレストランを選ぶと特別感が出る
 ただし、仕事終わりの遅い時間帯や、長時間拘束になる場合は負担になりやすい

ランチ・カフェを選ぶ場合のポイント

・気軽に話せる雰囲気があり、時間の調整もしやすい
・1回目デートとしての負担が少なく、様子見ができるというメリットもある

デート場所の選び方で失敗しないコツ

・相手がアクセスしやすい場所を選ぶ
・ディナーの日程調整が難しいのであれば、ランチやカフェも打診してみる
・3択で相手に選んでもらうのもアリ

NG例

  • 「1回目デートはディナー」と相手のスケジュールを考えないで一方的に決める
  • 騒がしい居酒屋や、大衆向けチェーン店を選ぶ
  • 高級すぎるお店を選び、相手にプレッシャーを与える

話すことがなく、会話が弾まない

仮交際の1回目デートで会話がうまく続かないと、相手に「楽しくなかった」「価値観が合わなそう」と思われてしまいます。

会話が弾まない主な原因

1.自分の話ばかりしてしまう

「俺は〇〇でね」「私の仕事は〇〇で…」と、自分の話ばかりすると、相手が話す機会を失います。

2.質問攻めになってしまい、面接のようになる

「休みの日は何してますか?」「趣味は?」「家族構成は?」と矢継ぎ早に質問すると、相手は答えるだけになり、会話が単調になります。

3.相手から質問がない

相手から質問がないと会話は弾まないですよね。喋るほうはけっこう疲れます。

会話が弾むようになるコツ

お見合いで聞きそびれたことを話す

  • 1回目デートでは、「お見合いで気になったけど聞けなかったこと」「もう少し深掘りしたい話題」を中心にすると、自然な流れになります。

    例:「前に〇〇の話をされていましたよね?もう少し詳しく聞いてみたいなと思っていたんです」

相手の興味に合わせて話を広げる

  • 「最近〇〇に行ったんですが、〇〇さんは旅行好きですか?」
  • 「〇〇さんって普段どんな音楽を聴きますか?」

共感を意識しながらリアクションを入れる

  • 「それ、すごくわかります!」
  • 「そんなことがあったんですね、面白いですね!」
  • 「私も似た経験があります!」

結婚の話を重すぎず、さりげなく入れる

  • 「結婚後は〇〇みたいな暮らしを理想としていますが、〇〇さんはどう思いますか?」
  • 「普段はどんなご飯をお家で食べていますか?結婚したらどんなご飯を食べたいと思っていますか?」

デート時間の設定ミス

仮交際の1回目デートでは、デート時間が長すぎても短すぎても、次につながりにくくなります。相手の負担にならず、「もう少し話したかった」と思われるくらいが理想です。

適切なデート時間の目安

カフェ・ランチデートの場合

  • 1時間半〜2時間程度が理想
  • 軽く食事をしながら会話ができ、気軽に解散できる
  • 相手が疲れる前に終わるため、2回目につながりやすい
  • 相手が別の相手とディナーを控えている場合は、自分の印象が薄くなりがち

ディナーデートの場合

  • 2時間程度が適切
  • 料理の提供時間を考慮し、長くなりすぎないようにする
  • お酒が入る場合は、相手のペースに合わせる

映画やイベントを組み合わせる場合

  • お散歩やイベント+食事の場合、 合計3時間程度に収める

時間を意識したデートプランの例

平日仕事終わりのデート
・19:00〜21:00 ディナー(落ち着いたレストラン)

休日のカフェランチデート
・12:00〜13:30 ランチ(軽めの食事+デザート)

映画+食事デート
・14:00〜16:00 映画 → 16:30〜18:00 カフェ

1回目デートで真剣交際を考えてしまう

仮交際の1回目デートで、「この人と結婚できるか?」を考えすぎると、かえって相手の良さを見落としてしまうことがあります。

1回目のデートは、あくまでも「お互いを知る場」として、リラックスした気持ちで臨むことが大切です。もしも、自分がそのやり方のほうが自然に振る舞えるならそうしましょう。

結論を急ぎすぎると起こる問題

相手を評価する目線になってしまう

  • 「この人は結婚相手としてふさわしいか?」と冷静に判断しようとしすぎると、自然な会話がしづらくなる
  • まずは「一緒にいて心地よいかどうか」を感じることが大事

減点方式で見てしまう

  • 小さな違いを気にしすぎて、「〇〇がちょっと違うから合わないかも…」と判断してしまう
  • 1回目で完璧に合う人を探すのではなく、少しずつ関係を築く意識を持つ

相手にプレッシャーを与えてしまう

  • 1回目から「結婚観」や「子供の希望」を深く聞きすぎると、相手が身構えてしまう
  • まずは「また会いたい」と思わせることが、次のデートにつながる

2回目につなげるために意識すべきこと

仮交際の1回目デートで終わらず、次につなげるためには「また会いたい」と思わせる工夫が必要です。相手がデートを振り返ったときに「楽しかった」「もっと話してみたい」と感じることが重要になります。

1回目デートでは明確な目標を1つ持つ

1回目のデートでは、何となく過ごすのではなく、「この点だけは確認しよう」という明確な目標を持つと、会話が深まりやすくなります。たとえば、

  • 「相手のライフスタイルを知る」→ 休日の過ごし方を聞く
  • 「価値観が合いそうか確認する」→ 仕事への考え方や結婚後のイメージを聞く
  • 「お見合いで聞きそびれたことを話す」→ 興味がある話題をもう少し深掘りする

相手がこのデートで何を求めているのかを意識する

あなたが相手に求めていることがあるように、相手もあなたに求めていることがあります。相手が自分に何を求めているのだろうかという視点を持ちましょう。

相手が「楽しく話したい」のであれば、

  • 趣味や旅行の話など、会話が弾む話題を中心にする
  • 過去の楽しかった経験を共有し、ポジティブな印象を持ってもらう

相手が「価値観を確認したい」のであれば、

  • 仕事や結婚観について、軽く触れるくらいの会話をする
  • 「結婚後は〇〇みたいな生活に憧れていますが、〇〇さんはどう思いますか?」と聞くと、相手の考え方を知りやすい

デート後のLINEを工夫する

1回目のデート後のやりとりが雑だと、せっかくの良い印象が薄れてしまいます。相手が「次も会いたい」と思いやすいLINEを心がけましょう。

デート後に送るLINEの例

  • 「〇〇さんが話していた〇〇の話、とても面白かったです。次回はその続きを聞かせてください!」
  • 「〇〇さんが話していた〇〇、早速観てみます!」

相手が返信しやすいように、質問を入れる

  • 「実は…、けっこう緊張していたのですが、私はうまく話せていましたか?」
  • 「〇〇さんは聞き上手だなと思いました。聞き上手だって言われませんか?」

2回目デートをスムーズに決める

1回目のデート中に「次につながる話題」を振っておくと、スムーズに2回目のデートを決めやすくなります。

デート中に次につながる話をする

  • 「〇〇って気になっているんですよね」
  • 「〇〇さんの好きな△△、次に一緒に行けたら楽しそうですね」

デート後にすぐ提案する

  • 「次は〇〇に行ってみませんか?」と自然に誘う
  • 相手の都合を考え、日程をいくつか提案する

自分が2回目デートに前のめりになれない場合は?

仮交際の1回目デートが終わった後、相手からは「また会いたい」と言われたものの、自分が前向きになれないこともあると思います。「なんとなく違うかも」「もう一度会うべきか迷う…」と思うことは珍しくありません。

しかし、すぐにお断りするのではなく、もう少し慎重に考えてみるのも一つの方法です。

2回目に進むか迷うときの考え方

「合わない理由」が明確かどうかを確認する

  • 「フィーリングが合わない」「どうしても受け入れられない価値観がある」なら無理に続ける必要はない
  • ただし、「よくわからない」「違和感はあるけど大きなマイナスではない」場合は、もう1回会ってみるのもアリ

1回目のデートで判断しにくい部分を2回目で確かめる

  • 1回目は緊張していたり、会話がぎこちなかったりすることもあるため、2回目で「本来の相性」を確かめる

「2回目デートの目的」を決める

  • 2回目で「これを確認しよう」と決めると、前向きになりやすい

2回目に進まないと決める場合

  • なんとなくの違和感だけでお断りするのは避ける

「悪い人ではないけど…なんとなく違う」とぼんやりした理由で判断すると、相性が合う人を見逃す可能性がある

  • 「生理的にムリ」と感じた場合は、無理に続けなくてもOK
  • 婚活は「会い続ければ好きになる」とは限らない
  • 心も身体も無理をすると、お互いに時間を無駄にしてしまうことも

2回目デートに誘うのが怖い場合の対処法

1回目のデート後、相手を誘いたくても「断られたらどうしよう…」「タイミングが分からない」と不安を感じる人も多いです。気持ちは分かりますが、婚活では「誘わない=次のチャンスを逃す」ことになります。

自信を持って誘えるように、以下の方法を試してみましょう。

断られても気にしすぎない

仮交際では、複数の相手と並行して会うのが一般的なため、タイミングが合わずに断られることもあります。そのため、「断られた=自分に魅力がない」というわけではなく、単にスケジュールや状況が合わなかっただけの可能性も考えられます。

断られた場合は、「今回はご縁がなかっただけ」と前向きに捉え、気にしすぎないことが大切です。また、一度の誘いで終わらせず、日程を変えて再提案するのも良い方法です。

たとえば、「また機会があればお話ししたいです!〇〇さんが都合の良い日があれば教えてください」といった形で、相手に負担をかけずに提案してみると、成功率が上がることもあります。

具体的な理由をつけて誘うとハードルが下がる

2回目のデートに誘う際は、「行きたいお店」や「共通の話題」をきっかけにすると、自然に誘いやすくなります。
たとえば、「〇〇さんが好きって言っていた〇〇のお店が気になっているんですが、一緒に行きませんか?」と提案すると、相手も誘いの意図をポジティブに受け取りやすくなります。

また、「前に〇〇の話をしましたよね!その続きをまた聞かせてほしいです」と伝えることで、興味を持ってもらいやすくなります。

さらに、1回目のデート中に2回目のデートにつながる伏線を張っておくことも大切です。

「今度、〇〇に行ってみたいんですが、よかったらご一緒しませんか?」と軽く話しておくと、相手も「また会う流れ」が自然にできるため、後で誘いやすくなります。

また、「またお会いできる機会があれば嬉しいです!」とさりげなく伝えておくことで、相手も次のデートを意識しやすくなります。

LINEでの誘い方を工夫する

2回目のデートにつなげるためには、相手が返信しやすいメッセージを送ることが大切です。たとえば、「今日はありがとうございました!とても楽しかったです」と感謝を伝えつつ、「またお話しできたら嬉しいです。次回は〇〇に行きませんか?」と、次のデートにつながる提案を加えると、相手も返事をしやすくなります。

また、メッセージの最後を疑問形で終えると、相手が自然に返信しやすくなります。

「〇〇さんのおすすめのお店、今度ぜひ一緒に行ってみたいです!来週の土日でしたらどちらのほうがご都合がよろしいでしょうか?」と、相手の意見を求める形にすると、会話が続きやすくなります。

どうしても誘えないなら、担当者カウンセラーに相談する

結婚相談所を利用している場合は、カウンセラーを間に入れてもらうことで、2回目のデートにつなげやすくなります。1回目のデートが終わった後に、「相手がどのように感じていたか」「また会いたいと思っているか」など、カウンセラーを通じて確認できるため、自分から誘う前に相手の温度感を知ることができます。

これにより、誘いを断られる不安が軽減され、よりスムーズに次のデートの提案ができるようになります。また、カウンセラーを通じて2回目デートのきっかけを作るのも有効です。

たとえば、「お相手もまた会いたいと言っていますよ」と仲人から伝えてもらえれば、自信を持って誘いやすくなりますし、相手も「お互いに前向きなのだ」と安心しやすくなります。

婚活相談所を利用している場合は、このようにサポートを活用するのも一つの方法です。

たかが1回目、されど1回目

1回目のデートは、仮交際の最初のステップです。 この時点で無理に「結婚できるかどうか」を判断する必要はありません。 大切なのは、「また会いたい」「もっと話してみたい」と思われること です。

今回のポイントを押さえて、1回目デートを成功させ、次につなげていきましょう。

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この記事を書いた人

小崎真作のアバター 小崎真作 婚活KOKO 執行役員

2020年、奥さんが壮絶な不妊治療を経て妊娠。切迫早産の危険性があり転院や入退院を繰り返したのち、無事娘を出産。
2023年、再び奇跡が訪れたが再度切迫早産の危険性があり奥さんが2ヶ月入院しその間ワンオペを経験。無事息子が誕生。現在は2人の子供の育児と仕事に奮闘中。

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