【婚活】将来の擦り合わせ項目よりも大事な3つのこと
婚活で出会った相手とは必ず将来の擦り合わせをする
婚活ではとりあえずのゴールが結婚で、その先は幸せの長続きができるようにすること。
そのためには、擦り合わせるということは婚活する上では重要なことです。
相手のことをほとんど知らない
相手がなにを求めているか分からない
相手の家族がどういう人たちなのか分からない
そんな「ギャンブル結婚」なんてできないですよね。
どうせなら、
この人とこんな結婚をしたいな
この人と結婚したらどんな生活が送れるかな
あー海外早く行きたいな
とワクワクできる「福袋結婚」をしたいですよね。
じゃあなにを擦り合わせればいいのか、これはよくいただく質問ですが、
など、なにが重要かはよく考えてみてください。
婚活KOKOでは、『7つの擦り合わせ項目』という軸がありますが、結婚するためには最低限話さなきゃいけないことがあるよね、というのをお互いが腹を割って話し合う必要があります。
これは自分がどういう結婚を望むのか、逆にこんな結婚生活は避けたいなど、人それぞれ異なります。
でも、実は将来の擦り合わせよりも大事なことがあります。
擦り合わせる内容に関してはある程度決まればOKです。結婚したらお互い変わります。
その変化を一緒に分かち合い、一緒に楽しみながら夫婦生活を送るといいでしょう。
なので、擦り合わせる内容に関しては実はそこまで重要ではありません。もっと大事なことがあります。
結婚する相手の人間性
具体的に将来の話をすることで、相手が結婚をどの程度考えているか分かります。
また、今までフワッとしたことしか聞かなかったけど具体的に話し合ったら相手にはこんな場面があった、なんてことは普通にあります。
なので、お見合いから相手がどういう感性を持っているか、どういう優しさを持っているか、どんな考え方でどんな人格なのか、周りにどう思われているかなどはセンサーを働かせておいたほうがいいでしょう。
ちなみに、
人に投資をして資産を作り上げているある有名なエンジェル投資家さんがこんなことを言っていました。
家庭を持つ男性ならその人ではなく家庭を見る
つまり、一番身近な家族とどう接しているか、どう思われているかを見るとのことです。
投資家にプレゼンするときはみんな良いことを言い、いい人になります。
これは婚活でも同じで、お見合いでは良いことを言い、いい人になります。
正直、本当のことは分からないですよね。
なので、これはほぼ不可能に近いですが、仮交際中の相手の職場で評判を聞いたり、相手の家族にも集まってもらって接し方を見たりするとだいたいの人間性は分かります。
でも、不思議なことに、婚活している皆さん、真剣交際中に相手の親へ挨拶に行かれますよね。
親への挨拶を必須にしていない結婚相談所もありますが、なぜ皆さん相手の親への挨拶の1回しか会わないのでしょうか?
別に真剣交際中に相手の家族と仲良くなろうとしてもいいわけです。成婚退会したあとでもいいでしょう。
それなりに経験を積まれた大人たちが婚活しているので、正直親は関係ないと思いますが、でも、親が邪魔をして破談になるケースもあるのです(親御様は自覚がないと思いますが)
それであれば、相手の家族がどのようなものなのか、というのは早めに見ておいて損はないでしょう。
もし全く合わない家族で、親がベッタリの相手だったら、まだお別れしても傷は浅いです。
プロフィールに載っているスペックだけでは人間性なんて見えてきません。
擦り合わせを通して、もっといろんな角度から人間性を見せ合うことをしたほうがいいです。
結局のところ、決め手になるのは、「人柄」なのではないでしょうか。
相手に理解と共感があるか
人間性というカテゴリーに入るものですが、あえて別で書きます。
擦り合わせということは、お互い話し合って、納得できるポイントを探していく作業みたいなものです。
擦り合わせの中に、新居の間取りの話もあると思いますが、擦り合わせ自体、理想の結婚の間取りを2人で決めるようなもの。
その話し合いの中で、相手は自分に対して理解と共感を示してくれるのか、また自分は相手に対して理解と共感を示すことができているか、は非常に重要なポイントです。
中には全部自分の思い通りにしたいワガママ結婚をしたい人もいます。
話し合いの中で、なんか全然自分の意見を尊重してくれないなと思ったら、尊重し合える関係は難しそうなイメージがありますよね。
もちろん、勝手な解釈は注意しないといけませんが、相手から理解と共感の姿勢が見えたら嬉しいもの。
擦り合わせの中で、その理解と共感の姿勢があるかどうかは見極めましょう。自分も見せないといけません。
ドンとこい
3つ目は、自分が「ドンとこい!」と受け入れられるようになれるか、です。
1から10まで条件通りの人じゃないと結婚できません!1から100までルールを決めないと結婚できません!
なんて人がいますが、それはそれで問題です。
大事なことだけは決めて、あとはドンとこいと言えるかどうか。これはけっこう大事です。
でも、普通は怖いです。見えない結婚は怖い。
だから、話し合いましょうとなるのですが、ドンとこいと構えられるような人間力を持つと見えない未来が怖くなくなります。
そのためには、考え方やスキル、コミュニケーションを高める必要がありますが、
今あなたは交際中の方と進んだ場合、ドンとこいと言えますか?
言えないのであれば、なぜ言えないのでしょうか?
ちょうどこのコラムを書いている最中に、実践講座に参加された方から擦り合わせ項目に関して質問が来ているのですが、女性に対しての基本スタンスには感動しました。
その意識の高さに気付いてくれる女性が現れることを願っていますが、婚活をしていくと必ず擦り合わせなきゃいけない場面が出てきます。
これは作業面になるので、一気にココで冷めてしまう人もいますが、
この辺りは擦り合わせ内容よりも大事なので、ぜひ頭に入れておいてください。