【婚活難問】男の清潔感は直せる部分だけど、どうやって伝えたらいい?
今回は、読者の方寄せられた質問にお答えします。
初めまして。 いつもコラムを拝読しております。 特に8/17のコラムは目からウロコでした。 今、男性の見た目について悩んでいます。 性格が合わないわけではないのですが とにかく清潔感がない方(仮交際の方)がいます。 髪はバサバサ、服はシワシワ、鼻毛出てるといった感じです。 このあたりは変えられるところとは思っているのですが、なかなかハードルが高いです。 よい伝え方やこちらからのよい見方がありましたら教えていただきたいです。 よろしくお願いします。
質問者様、ありがとうございます。
清潔感に自覚がない男、いますよね。
男の婚活は、まず気をつけなければいけないのはなにか
↓
女性は不潔な男は嫌いだから清潔感だな
となるのが普通なのですが、その意識にならない男性が一定数います。女性からしたら結婚するための婚活なんだから最低限、清潔感は整えておいてほしいと思いますよね。
でも、平気で、
こんな男性がいて、珍しいことではありません。
本当にメチャクチャもったいないですよね。少し意識を清潔感に向けるだけで気付くことなのに、鈍感な人は気付きません。
もしも、それを「個性」と威張るなら女性を幸せにすることは一生できないでしょう。
清潔感の無さは「個性」ではなく、ただの「怠惰」です。女性の心理を考えずただサボってるだけ。
ただ、質問者様のいうように、清潔感は変えられるものです。
「歯並びを変えろ!」となると、すぐにはできずお金もかかることなので躊躇してしまいますが、清潔感は1日あればすべて直すことができます。(歯の色や歯並びも清潔感に直結しますが)
では、どのように直してもらえればいいかというと、一番はやっぱり「もったいない」と伝えることだと思います。
婚活相手への伝え方
清潔感がないということは、本来の良さを失っているということ。
大理石にコケが生えてるようなもの。コケが生えている大理石を見つけたらもったいないなと思いませんか?相手が大理石ほどの美しさを持ち合わせているかどうかは別として、清潔感がないのはもったいないんです。
「髪ボサボサ、眉毛ボーボー、髭ボーボー、服シワシワヨレヨレプンプンで、ありのままを見てくれ!」
ってムリですよね。
その場合、
「あなたの良さが出てないからもったいない=損をしている」アピールをしましょう。
例えば、服屋さんで清潔感のある洋服をチョイスして、
こっちのほうが今よりお似合いだと思うよ?私はこっちのほうが好き
ここでのポイントは、「私は好き」という言葉。
人は直接好きと言われなくても、例えば、自分の観た映画とか、オススメしたものとか、「好き」と言われるとなんだか自分のことを言われたような気になってしまうという単純な心理があります。
さりげなく、「私はこっちの方が好きだな」と伝えると好意を持ってもらえるキッカケになるかもしれません。
ただ、気をつけなければいけない前提は、親密度です。
仮交際でも段階がありますよね。まだデート1回もしていないのに「仮交際」と言うし、真剣交際間近でも「仮交際」と言います。
なので、相手に直してほしいところがある場合は、親密度に注意する必要があります。
あなたもまだ相手のことが全然分からないし好意もない段階で、直してほしいところを言われたり、コーディネートに付き合わされてもいい気持ちはしないですよね。
でも、婚活ではもったいないことが実はすごく多い。
プロフィール写真、自己PR、相手の条件、お見合い時、ファーストコール、LINE、初回デートなどなど、見たり聞いたりしていると、「あぁココだけ改善すればいいのにな」「もったいないな」と思うことばかりです。
例えば、プロフィール写真で、お顔がキレイなのに背景も白、服も白、これはもったいないですよね。これでは魅力が最大限活かされません。
このようにもったいないことをしている方は多い。清潔感も同じようにもったいないことをしています。清潔感は意識すればいいだけなのです。
では、どういう見方をすればいいかというと、ここでは2つご紹介します。
お見合いする相手をしっかり見極めること
まず、相手の職種です。
例えば、研究職とか大学出たときから仕事一筋人間とかだと、仕事しか頭になかったので、身なりに目がいかなくてもある程度はしょうがないでしょう。
たしかに、「清潔感は最低限のマナー」というのが女性のホンネだと思いますが、疎い男性はたしかにいます。そんな男性を相手にするときはある程度の包容力がないと難しいでしょう。
当たり前というのは人それぞれ違う
また、出会う相手を「婚活の当たり前」や「だれそれが言っていたアレ」「〇〇はこうだから」に当てはめてしまうと、バイアスがかかって特に考えず省いてしまうことがあります。
相手がどういう人か、それは自分の目でしっかり見ること。
埋もれている「いい人」
続いて、2つ目。
もしも相手が清潔感以外は条件が良い場合。これはもしかしたら相手は清潔感を理由に、誰からも選ばれていない可能性があります。
この場合は、チャンスですよね。
ブルーオーシャンかもしれません。
親密度を上げていってから本音を言うか、目を瞑るか、一緒にフェイシャルエステにでも行ってお店の人に「指摘してくれ」とこっそりお願いしとくかなどの方法がありますよね。
ただ、もったいない感じを出す場合は、明るい雰囲気を自分から出して一緒に未来を明るくしてこう、そっちのほうがハッピーじゃんみたいなメッセージ性を込めたほうがいいと思います。
例えば、
実は…今まで言えないことがあって・・・鼻毛出てるの直してほしい・・・すごくもったいないと思う
というふうに暗く持っていく必要はないかなと思います。
婚活している方は真面目な方が多く、結婚のことなので、真面目になるのは当たり前ですが、真面目になるとなぜか暗くなってしまいます。
どうやら、真面目と暗いはセットのようで、将来の擦り合わせのときもそうですが、明るい未来を一緒に作っていくために必要なことをやっているだけで、暗くなる必要はまったくありません。
暗くなることももったいないです。
婚活はもっと明るくダイナミックに考えよう
今回の質問の中で素晴らしいなと感じた点は、
こちらからのよい見方がありましたら
ココではないでしょうか。
これはつまり、「自分にも至らない点があるなら」という意味で、すべて相手のせいにしていない、その感性が素晴らしいなと感じました。普通はこうはなりません。
「相手がこうこうこうでこうなんです!!」と婚活がうまくいかない人はすべて相手のせいにします。
苦しいことも多いと思いますが、質問者様はうまくいくタイプだと思いますので、がんばってほしいなと思います!