仮交際から真剣交際に入る際の危険信号|あなたの覚悟はいかほど?

真剣交際が視野に入ってくることは婚活が前進していることなので、とても良いことです。

ただ最近、「ん?その姿勢で大丈夫?」と思うことがありました。

婚活をしていると忘れがちですが、なんのための仮交際で、なんのための真剣交際なのでしょうか?

というのも、婚活の目的を見失うと、どこかで歯車が狂い、うまくいかなくなります。

あなたは目的は真剣交際に進むことなのでしょうか?

成婚退会するために婚活をしているのでしょうか?

今回感じた危険信号をお伝えすると共に、目的の再確認を行っていきましょう。

仮交際から真剣交際に入るのは簡単

正直、真剣交際に入るのは簡単です。

「え、そんなワケないじゃないですか!」とあなたは怒るかもしれません。でも、簡単に真剣交際に入る方法があります。

それは、目的を真剣交際にすることです。

つまり、「結婚なんて二の次でいいから真剣交際したい!」というスタンスにすれば、結婚生活はとりあえずどうでも良くなるので、仮交際相手にメチャクチャ嘘をつきまくって気持ちよくなってもらえれば簡単に真剣交際に入ることができます。

ハイ、これで目的は達成です。

でも、あなたの目的は結婚ですよね。結婚するために婚活をしていると思います。

なのに、婚活をしている段々と忘れてしまい、いつしか先に進むことが目的になってしまいます。それの良い例が、

「真剣交際に入ってしっかり向き合いたい」

です。

これは、会員さまが言うことや、会員さまの相手が言うこと、または交際相手の他社カウンセラーさんを伝って言われることがたまにあります。

真剣交際に入ってしっかり向き合いたい

これについて、あなたはどう思いますか?

あなたもそう思っていたりしますか?

ハッキリ言って、これは遅いです。危険な臭いがプンプンします。

なぜだと思いますか?

仮交際・真剣交際それぞれの本質とは

まず、本質に戻る必要がありますが、真剣交際というのはあくまでも結婚までのステップでしかありません。そして、真剣交際は結婚相談所の仕組み上のステータスなだけです。

また、仮交際は大きく分けて前半と中盤と後半に分かれます。真剣交際直前ということは仮交際の後半ですよね。この後半はほとんどの場合、すでに1人に絞られています。

つまり、交際相手はお互い1人の状態。

これを仮定としたお話ですが、交際相手はお互い1人の状態なのに、「私は真剣交際に入ってしっかり向き合いたい」と言うのはおかしいですよね。

ということは、

・真剣交際に入る前まではしっかり向き合っていません
・まだ隠し事があります
・真剣交際に入ってもまだあなたを確定したワケではありません

と言っているのと同じです。

相手の立場からしたらどうでしょう?

悲しいですよね。

もちろん、真剣交際に入ったからといって必ず結婚しなきゃいけないなんてルールはないので選択の余地はありますが、

ようやく真剣交際に入りましたね。さてじゃあ心を開いて話し合いましょうか?

と、まさかこんな展開に持っていくつもりなのでしょうか。

もし、真剣交際に入ってしっかり向き合うための手段や方法を考えているのであれば、まだマシかもしれませんが、それであれば真剣交際に入る前にやっておけばいいですよね。

「真剣交際に入ってからエンジンかけます」は遅すぎ

仮交際と真剣交際の違い

仮交際と真剣交際の極端な違いは2つです。

複数人との交際できる・できない

ステータス

この2つだけです。

仮にもし、「お互い真剣交際に入ってからしっかり向き合いましょう」という話をして意気投合しているならまだいいでしょう。

でも、「真剣交際に入ってしっかり向き合いたい」

これは、完全に自分の都合だけで考えている危ないケースです。

むしろ、相手からしたら失礼な態度にもなるでしょう。なぜなら、自分と向き合おうとしてくれていないということだからです。

いったい真剣交際に入ったらなにが変わると思いますか?

魔法がかかるとでも思っているのでしょうか。

少し考えてみてください。

真剣交際に入ってからしっかり向き合うというスタンスで真剣交際に入ってしっかり向き合った結果、やっぱり違った。ハイ、サヨナラ。

これは相手の婚活を侮辱していることにもなります。

なぜなら、真剣交際が破局になったらまた婚活のやり直しになるからです。

ハイ、あなたはやっぱり私と合わなかったのでまたイチからやり直してくださーい

と言って突き放しているようなもの。

それなら、真剣交際に入る前にきちんと向き合っていれば、分かっていたことなのではないでしょうか。

最初からうまくいくか分からない相手なら真剣交際に入るべきではない!
真剣交際に入る前にちゃんと作業面と感情面のすり合わせを行いましょう。

婚活で向き合うことになる3人

ただ、結婚自体、正直、最初はだれを選んでもうまくいくか分からないもの。

「絶対うまくいく!」という確証を持って結婚している方のほうが圧倒的に少ないでしょう。

でも、限りなく不安要素をゼロにできた相手で少しでも大きく希望を持てた相手と結婚を選ぶべきではないでしょうか。

自分と向き合うこと
相手と向き合うこと
家族と向き合うこと

婚活を進めていく上で、この3つをしなければいけません。逆に1つでも疎かにしてしまうと、どこかで崩れます。

例えば、「あれ?本当にこの人でいいのかな?」と突然不安に襲われたり、結婚自体がイヤになったり、いい感じで進めているときに親が口出しをしてきたりします。

なので、だれでもそうですが、向き合うことは避けられないのです。

真剣交際に入ってしっかり向き合いたい

これは現状から逃げているようにも感じます。でも、いずれ相手と向き合うときがいます。話さなければいけないときや相手から重たい話もあるでしょう。

結婚に向かっていくということはそういうことです。

向き合うのが怖いから後回しにする。とりあえず隠して真剣交際に入る。真剣交際に入れば分かり合えるだろう。

それはただ、真剣交際に入ることが目的になっているだけです。

【仮交際から真剣交際】相手と向き合うための7つの要素

では、相手と向き合うためにはなにを心掛けておく必要があるでしょうか。今回は、相手と向き合うための7つの要素をご紹介します。

1・自己理解

自分自身をよく知り、自分の価値観や希望、目標を明確にすることが大切です。相手に求める条件だけでなく、自分が相手に提供できるものも考えましょう。

2・オープンなコミュニケーション

積極的にコミュニケーションを取り、自分の考えや感情を相手に伝えることが大事です。また、相手の話にも耳を傾け、理解を深めることが大切です。

3・相手へのリスペクトと理解

相手の違いを尊重し、理解しようとする姿勢が大切。異なる価値観や意見があっても、対話を通じて双方が受け入れられる合意点を見つけることが重要です。

4・目的を明確にする

婚活の目的が結婚です。相手との将来のビジョンや結婚に対する考え方を共有しましょう。お互いの希望や目標が一致するとなお良くなるでしょう。

5・柔軟性と適応力

予期せぬ状況や相手の変化に対して柔軟かつ適応力を持つことが大切です。お互いに変化していく中で、共に成長できるよう努めましょう。

6・信頼と誠実さ

信頼関係を築くために、言動が一貫していて誠実であることが重要です。信頼があれば、将来のパートナーシップも強化されます。

7・感謝とサポート

お互いに感謝の気持ちを忘れずに相手をサポートする姿勢が良好な関係を築くために欠かせません。

真剣交際ではなるべく失敗したくないハズです。

結婚だって絶対に失敗したくないハズ。

そのためにじゃあ仮交際期間中はなにが必要か。そして、相手もなにが必要なんだろうと考えてみてください。

仮交際も真剣交際も結婚も2人で一緒に進めていくものです。

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この記事を書いた人

小崎真作のアバター 小崎真作 婚活KOKO 執行役員

2020年、奥さんが壮絶な不妊治療を経て妊娠。切迫早産の危険性があり転院や入退院を繰り返したのち、無事娘を出産。
2023年、再び奇跡が訪れたが再度切迫早産の危険性があり奥さんが2ヶ月入院しその間ワンオペを経験。無事息子が誕生。現在は2人の子供の育児と仕事に奮闘中。