【婚活で相手に求める条件】私ってエベレスト級に理想が高いの?
婚活には条件がつきもの
あなたは多かれ少なかれ結婚相手には条件を求めていると思います。婚活は『条件重視型』なので、条件はあって当たり前。理想はあって当たり前です。
ココに良い悪いは存在しません。
しかし、よーく冷静に考えてみると、
条件って不思議だと思いませんか?
条件を出すメリット
条件を出すことで効率的に婚活ができます。
街中で会う人会う人ナンパしていたら、もしかしたら相手は既婚者かもしれないし未成年かもしれない。恋愛相手を見つけるならまだいいかもしれませんが、結婚相手を探す手段としては効率が悪すぎますよね。
どこの婚活サイトも条件で検索ができるようになっています。
しかも、あなたが理想とする条件を兼ね揃えている人はIBJにはある程度存在しています。だから、どうしても「こんな人がいいなぁ」という理想を抱いてしまいます。
条件を出すデメリット
逆に条件が婚活の邪魔をすることもあります。
例えば極端な話、いわゆる三高の条件をずっと出していて10年結婚できなかったら意味がありません。
本人がそれでもやる気に満ち溢れていて努力もしているのであればいいと思いますが、条件を変えることができなくて何年何十年も結婚できなかったら、いったいなんのために婚活して、なんのための条件なのか分からなくなってしまいますよね。
これは極端な例ですが、でも実際、条件を変えられず何十件もの出会いをムダにしている人が多くいるのがこの婚活業界です。
果たしてこの「条件」っていったいなんなのでしょうか。
婚活における一般的な条件
女性が結婚相手に求める条件
女性が男性に求める条件で代表的なものとしては高学歴、高収入、高身長といういわゆる「三高」がありますよね。
他には、「高」までいかなくても、大学院卒や年収600万円以上を希望する人も多いです。
あとは、自分の年齢プラス5歳差までとか、地域的な条件もありますよね。初婚の人がいいというのもありますよね。
ただ、条件には「建前」と「本音」の2つの条件があります。
建前は、婚活のプロフィールで見える条件です。本音とは、プロフィールには書けない条件です。
女性のほとんどの人の本音は、
イケメンでおしゃべりも上手で楽しませてくれて優しい、
そんなところではないでしょうか。
男性が結婚相手に求める条件
男性が女性に求める条件で代表的なものとして、見た目と年齢でしょうか。
男性は本能で可愛い人やキレイな人にビクンと反応します。けっこう男性は分かりやすいかと思いますが、年齢に関しては自分より上を希望する人はほぼいません。
相手が若ければ若いほどよく、なんだったら会った瞬間からトキメキたいなどの本音があります。
どういう条件が理想が高いのか
以前、『夢見る結婚 見える化講座』でこんなことがありました。
男性から「こんな人を希望しているのですが、これって理想が高いのでしょうか」これを参加者の女性に「どう思いますか?」と聞くと、「はい、高いですね」と瞬殺!
これは良い悪いではなく、異性の目線というのはやはり違うんですよね。
おそらく、【私の理想って高いの?お互い言い合い大会!】というものを開催したら、男性も女性もお互いバチバチに言い合うと思います。
例えば、女性が求める三高に対して、
そんな人いるわけないだろ!
男性が求める年齢に対して、
あなたのようなおっさんはイヤだ!
なんとなく男性と女性が言い合っている画が浮かびますよね。
でも、たぶん、自分も理想な人と巡り会えないから不満が溜まり、「理想が高い!」と言い合いだけなような気がします。
ということは、「理想が高い!」と言うのは一種のマウントにもなるわけです。
また、条件を出すことや理想があるのは悪いことではありません。
でも、条件通りの人に自分がヒットするかはまた別の話ですよね。
ということは結局、条件はただのワガママなのかもしれません。
自分の人生です。ワガママでいいと思います。ただ、そのワガママが相手にとって負担になるのかどうかは考えないといけません。
どういうことかというと、「自分の一番最初の条件通りの人と出会えて幸せな結婚ができた!」という話はほぼ聞いたことがありません。
なんだかんだいって、条件を考え直したり、妥協したり、許容したりしていると思います。あなたもきっとそうでしょう。
これが例えば、真剣交際に進んでその相手が高卒だったとして、実は自分の条件は大学院卒だった。だから相手に「本当は大学院まで出てほしいんだ」と伝えたら、相手からしたら負担でしかないですよね。
超ワガママじゃないですか。
なので、どこまで条件にこだわるのかというのは決めておいてもいいかもしれません。
あなたはどこまで条件にこだわる?
それか、こんな考え方もできます。
どうせ条件通りの人と出会ってもうまくいきません。なぜなら、条件通りの人と出会った瞬間から、減点方式で相手を見るようになるからです。
例えば、年収1000万円の人とお見合いした。けども、態度が偉そうで話が超〜つまらない。
ここでゲンナリしちゃいますよね。ホント人って勝手な生き物だなと思いますが、
ほとんどの人が条件を出してその条件通りの人とお見合いしても、結局条件として出していない部分でお断りします。
そして、落ち込みます。
それならばいっそ、条件を無くし、これだけは絶対にムリ!という最低ラインを決めておいたほうがいいかもしれません。
条件というのはいわば合格ラインですよね。
人を点数で例えるのは気が進みませんが、分かりやすいので点数で例えます。例えば、あなたの条件。この条件は相手には持っておいてほしいというのがありますよね。
実際、条件通りの人とお見合いした。
この時点でお見合い相手は合格ラインにのっているので80点ですよね。
80点から加点していくってまぁまぁキツくないですか?
それならば、最低限コレとコレだけはクリアしている人!という赤点にならないギリギリの30点くらいを決めておいたほうが気持ちの落ち込みは減るでしょう。
80点の人と30点はクリアしている人、スタートはどちらのほうが相手の良いところを見つけられやすいでしょうか?
人は条件を出し、勝手に期待して、期待通りじゃないと勝手にゲンナリする
果たして婚活における条件とは
条件について考えるとますますよく分からなくなってきますが、今回はあなたに改めて考えていただくために、あえてハッキリ言わず、問いかけるようなコラムになっています。
婚活をしているほとんどの人が、なにも特別な結婚を望んでるわけではないと思います。
例えば、結婚後はお城に住んでたくさんの使用人を仕え、毎日優雅な生活を送りたい。
こんな結婚を望んでいる人はいないと思うんですね。
いわゆる“普通な結婚”を望んでいると思います。
しかし、条件についていろいろ聞いてみると、実はエベレスト級に理想が高い人は多いです。
条件がエベレスト級になっている3つのワケ
条件や理想はだれかの影響で作られただけ
まず、条件や理想というのはだれしもが外部から影響を受けて作り上げられています。
ドラマや映画、友達、同僚などの影響で、「私もそんな人と一緒になりたいなぁ」という妄想からスタートしています。
中でも一番影響力があるのはドラマや映画などのメディアです。小さい頃からいろんなメディアに触れてきているので、勝手に理想が出来上がっています。
みんな条件を出しているから
婚活をしている人は必ず条件を出しています。
「なにも相手には求めません」という人はいないのですが、みんなそれなりに条件出しているのだから自分も希望したいというのが人の性です。
条件を妥協するってなんだか自分だけが損するような感覚ですよね。
婚活が長引くと条件を変えられない
婚活が長引くとますます条件を変えられなくなります。
これは、自分はこれだけ婚活をがんばってきたんだから報われたいというバイアスがかかっています。
「婚活3年がんばったら年収1000万円の人と結婚できますよ」みたいな制度だったらいいですが、現実はそう甘くありません。それはあなたも分かっていると思います。
でも、条件が変えられない。
なんでかというと、
自分はそれなりに仕事も一生懸命がんばってきたしそこそこ稼げるようになったし自分磨きだってそれなりにやってきた。それに見合う結果が欲しい!
普通はこうなりますよね。
これらをふまえた上で、自分はいったい結婚になにを求めているのかを考えてみてください。
結婚相手に条件を求めたところで!
婚活では特に理想と現実のギャップに苦しむ人が多いです。
ただ、「条件が自分を幸せにしてくれるのではない」ということは頭に入れておいてください。
自分の求めている条件を持っている相手と結婚したら幸せになれるのか、ソコに幸せはあるのか、その幸せは長続きするのか、それは分かりません。
そうなんです、極論を言いますが、
あなたが求めている条件であなたが幸せになれるのかは結婚してみないと分かりません。
これは、理想の物件と同じです。
物件を探すとき、
などを入力して検索しますよね。だれでも理想の物件があると思います。
でも実際、自分が理想とする物件が快適に過ごせるかどうかは実際に住んでみないと分からないですよね。
実際に住んでみたら隣人がうるさい人かもしれない。上に住む人の足音がよく聞こえるかもしれない。犬の鳴き声がすごいかもしれない。
実際に住んでみないと分からないことってたくさんありますよね。
例えば、代表的な例でいうと、憧れのタワマン。
でも実際住んでみると毎朝エレベーターが遅くて遅くて、エレベーター内は電波も悪いからスマホもいじれない。イライラする。
景観が、ということで外に洗濯物は干せないし玄関の外になにも置いてはいけない。
ゴミ捨てのルールが守られていなくて、毎回ゴミ捨ての際にイライラする。
など、理想と現実は違うことにショックを受けます。
高い家賃払って毎朝イライラしてストレスを抱えるとか、なんのための高い家賃か分からないですよね。
これと同じように、婚活は『条件重視型』なので条件があると思いますが、その条件を持っている人とあなたは幸せになれるかは結婚してみないと分かりません。
でも、なんとなく自分の希望通りの人と出会えたら幸せになれる気がしますよね。
まーなんて人は都合のいい人間なんでしょう。
ただ、1つだけ、理想がどうでもよくなる現象があります。
コレが起きると、条件とか理想とかどうでもよくなります。今回のコラムの最後は、婚活している人には条件がある。捨てられない条件がある。ということは、なにを意識すればいいのかというヒントをご紹介します。
条件重視型の婚活レースで勝ち抜くための2つの秘策
条件を覆すような人になればいい
理想がどうでもよくなるたった1つの現象があります。
それは、
相手にトキメクこと。
そうです、相手にのめり込むともう条件とか理想とかどうでもよくなります。
婚活では「いい人だけど自分の条件からは外れている。先に進みたいと思えないということは結局条件を忘れさせてくれる人ではなかったのかなと思います」という声をよく聞きます。
これはつまり、心の奥底では
条件を覆すような人が現れてほしい
と思っています。
あなたもきっとそうではないでしょうか。
婚活で辛かったことやイヤな思いをしたことなど、全部忘れさせてくれる人が現れたら最高ですよね。そんな月9みたいな展開がないのが現実ですが、シンプルにあなたができることを考えていくと、
条件を覆すような人になればいいということが見えてきます。
このグイグイ感というのは婚活している方を見ていると、足りないなと感じます。
だれかを、なにかを、待っていても結婚なんかできません。
それこそ、ある日突然アイドルと結婚していた!なんていう異世界転生はあり得ないワケです。
なのに、だれかを、なにかを、待っている人が多い!
そんな人に訪れるのは、良い“転機”ではなく、モクモクした大きい黒い雲の「孤独」という悪い“天気”です。
もし、あなたに仮交際でも真剣交際でも、交際相手がいるのであれば、「この人の条件を覆すような人になるためにはなにをすればいいか」を考えてみてください。
条件の時間軸を考える
もう1つは、条件の時間軸を考えるコトです。
どういうことかというと、あなたの求める条件。ソレは今クリアしていないといけないのでしょうか?それとも、将来クリアすればいいいのでしょうか?
条件を今クリアしている人がいいのか、将来クリアする人でもいいのか
例えば、女性は男性に年収を求めると思いますが、その合格ラインは今クリアしていないといけないのでしょうか?今クリアしていなくても将来、昇給する見込みがあるのであればそれはクリアすることになるのでしょうか?
このあたりはしっかり考える必要があると思います。
条件で幸せになれると思いがちな婚活
さて、今回は、婚活では当たり前になっている条件とは果たしてなんぞや?というテーマでお届けしました。
改めて感じたことや見直したい点など、いろいろ見えてきたのではないでしょうか。
条件があなたを幸せにしてくれるとは限りません。
結局のところ、人は、
与えられた環境の中で幸せになっていくスキルや考え方、能力を身につけることが本当に必要なことのような気がします。
「だれかが幸せにしてくれる」ではなく、「なにかが幸せにしてくれる」ではなく、どう幸せを作っていくか。
場合によっては他力本願もいいと思いますが、他力本願される相手も辛いですよね。あなたの相手も「あなたに幸せにしてもらえる!」と期待していたら嬉しい反面、ちょっと困りますよね。
むしろ、与えられた環境の中で幸せになっていく能力がないと永遠に幸せを感じられないような気がします。
婚活KOKOではこの「幸せになる能力」についてはどんどん深堀りしていって、特に会員さまには圧倒的得があるようにコンテンツを作っていきます。