婚活Youtuberが人気のワケ|分析結果から分かる喉から手が出るほど欲しい結婚相手の条件とは
婚活KOKOでは度々、調査や分析を行なっていますが、その中で特に人気なのが、コチラ。
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今回はまた新たな婚活マーケティング分析を行いました。
それが「婚活Youtube」です。
婚活Youtubeは大きく分けて2つに分かれます。
カウンセラー発信のYoutubeか、婚活者自身のYoutubeか。
その中で今回は、カウンセラー発信のYoutubeを分析してみました。
その結果から分かったことは、婚活しているあなたにとってはとても重要なことになりますので、最後までご覧ください。
婚活Youtuberが主流の時代
婚活をコンテンツとしてYoutubeで発信を始めた元祖である婚活KOKOの創業者 工藤恵子をはじめ、
・植草美幸さん
・来島美幸さん
・ナレソメ予備校さん
・石川瞳さん
・大西明美さん
など、今はいろんな方がYoutubeで婚活について発信しています。
婚活をがんばっているあなたは、おそらく一度くらいは見たことがあると思います。「毎日見て勉強しています」という方もいるでしょう。
Youtubeを使って発信している結婚相談所の方たちは本当にすごい方たちです。
これだけ動画が増えたということは、動画を見て心を打たれ、入会する方が多いということ。
また、背景となるのは、婚活のカジュアル化。
一昔前は、「婚活」と聞くと、「え〜婚活やってんの!?」という印象でしたが、今は市民権を得て、婚活はカジュアル化されました。
別に珍しいものでもなんでもありません。
たくさんの人が婚活をするようになったということは、うまくいく人とうまくいかない人もキッパリ分かれるようになっているということになるのですが、婚活の動画を見て勉強するという流れは一般的です。
その本質は後で述べますが、婚活には人生においても大事な気付きや学びというエッセンスが含まれています。
その証拠に、実はほとんどの視聴者が婚活を終えている。または、恋愛結婚しているというケースです。
本来、婚活の為になる情報なのに、結婚している人が見るなんて意味がないように思えます。まるで、大学受験の情報を大学生が見ているかのようですよね。
でも、
「人生でとても大事なこと」
「仕事でも同じですよね」
「結婚生活でもほんと一緒です」
というコメントは少なくありません。
ということは、KOKOコラムでも度々お伝えしていますが、婚活は“点”で見るのではなく“線”で見たほうがいいということになります。
戦っているフィールドが違うだけで大事にしなければいけないポイントはみな同じ
婚活Youtuberがウケるワケとは
なぜ、婚活のネタは何十万何百万再生とバズるものが多いのでしょうか?
「婚活Youtuber」と言葉にするとチープな感じがしてしまいますが、Youtubeを使って発信している結婚相談所のスゴさをご紹介します。
婚活Youtuberのココがスゴい!
1.一生懸命
もれなく全員が一生懸命ですよね。
一度でもカメラに向かって情報発信をしたことがある方なら分かるかと思いますが、自分の目の前にはだれもいません。
カメラだけ。
そんな状況で情熱を持って、伝える。
これは簡単にできることではありません。
もちろん、売上を上げるために動画を撮るわけですが、「この人なんか適当に喋ってるなぁ」と感じることはないですよね。
婚活者がうまくいくように、皆さん一生懸命に話されます。
2.伝える力がスゴい
「まさに自分のことを言っている!」
あなたはこう感じたことはないでしょうか?
それなりに影響力がある方たちはやはり、伝える力がスゴいです。
大衆に向けての話し方なんだけどたった1人の人に響く話し方、いわゆる「パブリックスピーキング」と言われるものですが、婚活抜きにして見ていて勉強になりますよね。
3.継続力がスゴい
「継続は力なり」という言葉がありますが、継続することって難しい。
婚活も同じで、やる気やモチベーション、エネルギーを継続させることってなかなか難しいですよね。
この「継続」をYoutubeで発信される方たちは体現されています。
仕事とはいえ、体調が良くない日もあるでしょう。やる気が出ないときもあるでしょう。ネタに困ることだって絶対にあります。
それでも、不調を感じさせないほどのパワーを画面越しに感じますよね。
人には分からない大変さや辛いことって絶対にあるハズです。
また、メディアに出るということは叩かれることも当然あります。
それでも、婚活者のために継続する。
このスゴさは正直、婚活者にはなかなか伝わらないでしょう。
婚活Youtubeのだれも知らない危険な一面
Youtubeで情報を発信される方たちは本当にスゴいです。
ただ、そもそもな話、婚活に役立つ情報なんてもともとはいらないモノだったんです。
歴史は遡ることウン百年前、結婚活動というのは言葉は違っても鎌倉時代からあったとされています。
そして、約16年前、山田昌弘教授と白河桃子さんという方が「婚活」という言葉を流行らせたと言われています。
そこからまるで「金」でも見つけたかのように、「婚活」によってたかって、結婚相談所やマッチングアプリが次々に誕生し、終いには政府まで乗り出す状態になっています。
でも、そもそも全員が自然に出会い、結婚に至れば、婚活なんて必要ありません。
自然に出会い、お互い恋に落ち、結婚する。それが一番ですよね。
結婚に夢見る人全員にそんな道が用意されていれば、婚活なんてしなくていいし、結婚相談所も必要ありません。
もはや、結婚相談所があること自体、社会の構造的におかしいとも言えます。
出会いがない、結婚できないという悩みを解決する素晴らしいサービスですが、私たち結婚相談所のホントの本当の使命は、結婚相談所が無くなることではないでしょうか。
結婚相談所に限らず、強い痛みが発生する悩みを解決する商売は同じことが言えます。
たとえば、美容整形。
誰1人として見た目のことを言わない世界になれば、見た目に悩む人がいなくなります。
みんながみんな、ありのままがステキという概念を持てば、美容整形なんて必要ではなくなります。
それは素晴らしい世の中ではないでしょうか。
病気も同じで、誰1人として病気になることがなければ病院なんて必要ないですよね。
病気がない世の中、それは素晴らしいことではないでしょうか。
でも、病気にならない世界を作ることはムリなように、見た目のことをだれもなにも言わない世の中にすることはムリなように、結婚相談所も無くなることはありません。
本来は無いほうが世の中は豊かかもしれない
また、変な婚活者はネタとしてよく祭り上げられます。
Youtubeで「こんなヤバいやつがいた」系はよく見ますよね。
見る側は、「え〜そんなヤツがいるんだ」「私も会ったことがある」と面白がって見ますが、常識からかけ離れた人がいるという事実が問題です。
その問題が無くならないのが本当の問題なのです。
たとえば、婚活ではコミュニケーションが大事です。言われなくても分かりますよね。
でも、言われないと気付かない人がいるのです。
ただ、自分の至らない点は自分で気付いて、人として、婚活する者として、当たり前のことを当たり前にやって、知恵と工夫を駆使して、ちゃんと相手とコミュニケーションを取ることをすれば、そもそも婚活Youtubeなんて必要ないハズ。
いい大人が人として当たり前のコミュニケーションが取れていないという教養の行き届かなさに社会のヤバさを感じる
婚活Youtuberの共通点から分かる結婚の本質
婚活Youtuberの特徴
さて、ここからはスゴい人たちの共通点から紐解いて、本当に結婚相手に求めているモノ、求められているモノについてお伝えしますが、
その前にYoutubeで話す結婚相談所のカウンセラーがだんだんと口調が強くなっていく傾向にあることをあなたはご存知でしょうか?
面白いことに皆さん、だんだんとズバッと言うようになり、厳しいことも言うようになります。
表現方法や言葉は違いますが、有名になる方たちは皆さん同じです。
それは、なぜかというと、婚活している人にストレスが溜まっていくからです。
こう言われると、あなたは良い気はしないでしょう。
でも、本当です。
言っても、言っても、分からない人が多いので、だんだんとストレスが溜まっていくのです。
たとえば、あなたは職場で部下や後輩に仕事を教えることがあると思います。
その際に、「なんで同じことを言わせるの!」「なんで分からないかな〜」と言ったり思ったりしたことはないでしょうか?
部下や後輩が全然仕事を覚えてくれなかったらだんだんとイライラしますよね。
それと同じ現象です。
「こんなヤバイやつがいた!」という動画は、「あなたも気をつけてくださいね〜」という注意喚起です。
でも、ヤバい人はいなくならないのです。
そうなると、「もういい加減にしてよ!」という状態になります。
他にも、「遊び感覚で婚活するんじゃなくて、真剣に婚活しましょう」と、どこの結婚相談所のカウンセラーも皆さん、口を揃えて言います。
でも、実際は遊び感覚で婚活している人が多いんです。
そうなると、「もういい加減にしてよ!言ったよね?」という状態になります。
上手な婚活Youtuberは自分事として捉えてもらえるように、話しかけます。
これは相当なエネルギーが必要。
もしかしたら、寿命を縮めてるんじゃないかと思うほど、パワフルです。
でも、いくら動画をアップしても自分事として捉えない人のほうが圧倒的に多いのです。
だからイラッとして、口調も強くなります。
それを「この人スゴい!耳が痛いけど人のために言ってくれてる!」と感動する人もいれば、「なにこの人。なんでこんなこと言われなきゃいけないの?」と感じる人もいます。
または、「なんかこの人変わったな。前のほうがよかった」と離れる人も出てきます。
ちなみに、最初は好意的に感じていた人をある時を境に嫌悪感を抱くようになる現象のことを「ネガティブラポール」といいます。
影響力のある人は、必ずこのネガラポが起きます。
話を戻しますが、以上の理由から、Youtubeで話す結婚相談所のカウンセラーはだんだんと口調が強くなっていきます。
では、有名な婚活Youtuberの共通点を今回は2つに絞ってお伝えします。
婚活Youtuberの共通点1 同じことを言っている
これを言うと、怒る方もいると思いますが、Youtubeで話す結婚相談所のカウンセラー方は、一言でまとめると、みんな同じことを言っています。
表現を変えたり、言葉を変えたり、エンタメ性を持たせて動画を作り込んでいますが、「要はなにが言いたいんだろう」という観点で観ると、同じことを言っていることに気付くかと思います。
このことから分かるように、普遍的なことって絶対あります。
たとえば、自分と向き合うことだったり、相手に思いやりを持って接することだったり。
このあたりは絶対に変わらず必要ですよね。
そこに気付いてどう自分の中に落とし込むかが大事です。
短期間でご成婚される方はやはり、自分事として捉えています。
でも、婚活が長引く方は自分事として捉えないで他人事だと思っている傾向にあります。
婚活Youtuberの共通点1 情熱・一生懸命
2つ目の共通点は、「情熱」と「一生懸命」です。
先にもお伝えしましたが、Youtubeで活躍されている結婚相談所のカウンセラーの方々はやっぱり情熱があって、一生懸命です。
それは画面越しでも伝わりますよね。
そこに惹かれて、入会に繋がるのですが、結局コレって結婚相手も同じなのではないでしょうか。
結婚相手に本当に求めている条件
婚活Youtuberの魅力から分かること
Youtubeで活躍されている結婚相談所のカウンセラーの方々は情熱と一生懸命さがあります。
あとは、見る側の好みの問題なだけ。
その情熱と一生懸命さに惹かれて、「私を導いてくれるのはこの人しかいない!」となるのですが、逆に死んだ目と聞き取れないほどの弱い声で話す人は婚活Youtuberにはいないですよね。
そんな人には魅力を感じませんし、動画を見たいと思いません。
これは婚活でも全く同じなんです。
動画を上げている結婚相談所は、「私のことを言われている気がした」「耳に痛い話」「私を導いてくれるのはこの人しかいない!」と入会してくる方が多いです。
ほとんどそういう理由で入会すると言っても過言ではありません。
ということは、どういうことかというと、自分のために一生懸命になってくれる人を求めているということになります。
コレが答えなのですが、婚活している方は、「自分のために一生懸命になってくれる人」を求めています。
自分のために一生懸命になってくれる人
なぜ子は親を好むのか。
産んでくれたから、育ててくれたからという理由はもちろんありますが、自分のために一生懸命になってくれた人だからです。
職場でメチャクチャ尊敬する先輩や上司がいる場合、なぜ好意的な感情を抱いているのかといったら、自分のために一生懸命になってくれたことがある人だからです。
お付き合いしてもしばらくお互い好きでいられるのは、自分のために一生懸命になってくれる瞬間がたくさんあるからです。
人は自分のために一生懸命になってくれる人を絶対的に好きになるという原則がある
たとえば、タイプじゃない異性でも自分のために一生懸命になってくれたら嬉しいですよね。
その嬉しさが心変わりのキッカケになることだってあります。
結婚相手に求める条件は、表面的にはいろいろあるでしょう。
見た目や年収、スタイル、学歴など、あなたもいくつかあると思います。
なぜそれらを求めるのかというと、それらは分かりやすいからです。
でも、本当の本当に結婚相手に求めているものは、自分のために一生懸命になってくれる人なのではないでしょうか。
ただ、そうはいっても、最初からアクセルベタ踏みで、お見合い相手に一生懸命にはなれません。
まずは査定から始まり、条件が合いそうで、相手からもそれなりに反応が得られれば、「よし、いってみよう」となります。
これが普通です。
特に婚活マンネリすると、目をつぶってでもできるような作業のようになってしまいがち。
でも、自分のために一生懸命になってくれる人を求めているのであれば、自分も相手のために一生懸命にならないと始まらないということです。
結婚するために必要なこと
年を重ねていくと、みんな各々の人生があるので、なかなか自分のために一生懸命になってくれる人に出会うことがありません。
それはとても寂しいこと。
小さい頃は親だったり、先生だったり、友達だったり、自分のために一生懸命になってくれる人がいました。
でも、大人になるにつれ、そんな人はいなくなっていきます。
それが大人になることなのかもしれませんが、独身の方は余計に自分のために一生懸命になってくれる人がいません。
だから、動画で一生懸命に話しかけてくれる人に好意を抱くようになります。
まるで、自分のために言ってくれているかのような感覚になるのです。
自分のために一生懸命になってくれる人に出会ってください。
あなたも誰かのために一生懸命になってください。
お互いが一生懸命になれば、それ以上望むことはないハズ。