婚活で気が乗らない相手との付き合い方|知っておきたい4つの対処法
気持ちが乗らない相手ともデートしないといけませんか?
という質問がよくあります。
結論から言うと、デートしないといけないというよりはデートしたほうがいいです。
でも、気持ちが乗らない相手と約束して、休日に出掛けて、待ち合わせして、無理やり明るくして、特に行きたくもないところに行って食事もして気を遣ってって…
正直疲れますよね。
なぜこんなことまでして婚活しなければいけないのでしょうか?果たして、がんばった先に気が乗るような展開が待っているのでしょうか?
婚活では気が乗らない相手がいる確率90%!?
以前、婚活KOKOで開催している講座でこんなことを聞いたことがあります。
今まで気持ちが乗らない相手はいましたか?
すると、10人中9人が「はい」と答えました。
逆に手を挙げなかった1人の方に「今まで出会った相手に対して気持ちが乗らなかったことはないんですか?」と聞くと、「そうですね、自分なんかと仮交際に進んでもらっている時点で有難いと思っているので…」とハニカミながら答えられました。
このような考えを持てる方はすごいですよね。実際、その方は1年も経たずにご成婚されました。
でも、90%の人が、「正直気が乗らない相手がいた」と答えたのです。
ということは、婚活において気持ちが乗らないことは普通だということが言えます。
同時に、次のデートが入っている仮交際相手はあなたに対して、気持ちが乗っていないかもしれません。そういうことも考えなければいけないのが婚活です。
お互い気持ちが乗ったから仮交際成立した
これが本来はベストですが、人間はいろんな感情を抱えるので決してそうとは限りません。たとえば、
・特に気になるところはなかった
・もう1回会って確かめたい
・相手がOKだったら交際してみたい
・カウンセラーが断るのはもったいないと言ったから
そんな理由で、仮交際希望を出す方も少なくありません。
なので、仮交際になっているからといって必ずしも気持ちが乗っているとは限りません。
気持ちが乗らないことを疑問視しなくても大丈夫!
婚活で気が乗らないからといってバッサリ切るのはアリ?ナシ?
婚活では、相手に対して、気持ちが乗る・乗らないで判断していくと、圧倒的に気持ちが乗らない人のほうが多いでしょう。
短期間で成婚している方でさえ、気持ちが乗らない相手とデートしています。
なので、気持ちが乗らないという理由だけでもう会わないと決めてしまうのはもったいないことです。
また、お見合いのときとは違って相手に対して興味がなくなっていくという現象も婚活では起きます。
たとえば、
仮交際成立したけどLINEをすることがない。1回目のデートも1ヶ月先。
この状況だとお互い興味が薄れていくのはもはや必然です。
連絡も取らない・デートもしない状況で、「よし、気持ちをちゃんと保たそう」と思ってもムリですよね。
そもそも、婚活ではお見合いのときから気持ちが前向きにならないことだってあります。
それでも、なんとなく交際希望を出して、アラ成立してしまった、なんてこともあります。
また、気が乗らないというのはもはやまだ何も始まっていないことを表しています。
まだ何も始まっていないのに、「なんか気が乗らないので」だけでバッサリ切ってしまうとこれからの婚活もなかなか前進していかないでしょう。
でも、一番は恋愛のように相手に対してウキウキワクワクできることだと思います。なぜ婚活では、気持ちが乗らないことが多いのでしょうか?
婚活で気が乗らない人が多い2つの要因
期待を超えてくる人がいない
「気持ちが乗りません。どうすればいいですか?」という相談は本当によくあるのですが、第一に考えられるのは期待をグッと超えてくる人に出会えていないからです。
婚活では相手に少なからず期待を持っています。
そのことを忘れてしまっている人が多いのが残念に思いますが、結婚を目的とした活動です。さらには、男性も女性も心の中では、ロマンチックやドラマチックも求めています。
そりゃ〜出会いにはワクワクドキドキしたいですよね。
心をだれかに奪われてみたいもの
でも、婚活ではついドライな出会いになってしまい、心が潤うどころかカラッカラに乾いてしまっている人が多くいます。
婚活をするすべての方が意識したほうがいいことは期待を超えることです。
これはスペック関係ありません。なにかハンデを抱えていても期待を超えることはできます。
むしろ、ハイスペックの方は相手の期待を超えるどころか実際に会ったら大幅に下回ることだってあり得るのです。
なぜなら、ハイスペックと出会えるだけですでに期待値が大きくなっているからです。
お見合いでもデートでも少なからずあなたは期待されている
相手が自分の期待を超えない。それだと気持ちが乗らないですよね。
婚活に飽きる・慣れる
人間は慣れる生き物です。たとえば、ゲーム。
最初は楽しくてハマるでしょう。課金する人もいると思います。
でも毎日ずーっとやっているとどこかでもうゲームに慣れてしまって新鮮さを失いますよね。そうなると、飽きます。
逆のシチュエーションも同じで、満員電車って本当にイヤだと思いますが、慣れますよね。
本当に心からイヤだったら別の方法を取っていることでしょう。
婚活も同じように、1年も婚活していたら慣れます。新しい人とのお見合いもデートもワクワクすることはないでしょう。
婚活をスタートしたときは初々しさがあって、緊張も多かったと思いますが、婚活に慣れてくると惰性のお見合い、惰性のデートのようになってしまいます。
だからこそ、相手に対しては当たり前のことを当たり前にし、笑顔で明るく振る舞う必要があるのですが、婚活に慣れてしまうと、婚活に飽きてしまうと、気持ちがなかなか乗りません。
婚活で気持ちが乗らないときの4つの対処法
では、ここからは、仮交際には進んだけど正直気分が乗らない、でもデートはしなければいけない。
そんなときの対処法を4つお伝えします。
気持ちが乗るところに行く
まず、デート場所ですが、自分が気になっているところを提案したり、インスタで見つけたメチャクチャ美味しそうなものを食べに行くなどの方法があります。
オススメは、美味しそうなものを新たに見つけてそれを目当てに行くことです。
そうすれば、相手に対しては気持ちが乗らないけど、食べるものには気持ちが乗るようになります。美味しいものを食べるとだれでも気分が上がりますよね。
相手の新たな一面を見つける努力をする
自分の気持ちを乗らせるためにまずは相手に興味を持つことがスゴく重要です。
でも、「興味が湧かない」ということもあるでしょう。そんなときは、相手のことを十分に知らないからかもしれません。
というよりも、お見合いや1,2回のデートではまだまだお互いのことを知りません。
それはそうですよね。お互い知らない世界で生きてきて30年40年50年分のヒストリーがあるわけです。
それを分かち合うためには想像以上に言葉を交わし、理解と共感が必要
打ち解け合うための時間も必要です。
たった1,2回のデートでは全然足りません。相手の新たな一面を見つける努力をすると、新たな魅力を発見できる可能性があります。
フレッシュな視点を持つ
あなたは勉強家で努力家で、婚活にも学ぶ姿勢を持ち、日頃から励んでいることでしょう。
婚活KOKOのコラムを読んだり、Youtubeも観たりして、結婚するために努力をしていることでしょう。
でも、それがかえって裏目に出ることがあります。
過去の経験や他人からの情報に影響されず、目の前の人を純粋に見つめることが大切です。
先入観を持たずに相手を見るように努めましょう。フレッシュな視点を持つことを忘れないでください。
いろんなことを学んでいると勝手に賢くなった気分になってしまい、相手を下に見てしまうことがある
偉ぶらない
婚活をしていると少なからず相手に対して不満を抱くようになります。
それが何人も続き、婚活もうまくいかなくなると、やがて相手に不満ではなく、婚活全体に不満を抱くようになり、そして、自分に嫌気さえ刺すようになります。
もしも、このような状況の場合、自分に驕りがあります。
謙虚な姿勢で相手に会うことができていません。どこか偉ぶっています。
成婚者がよく言う言葉
「自分にはもったいない人」
これは、謙虚な姿勢ではないと出ない言葉です。
相手にどれくらい感謝をしているでしょうか?相手にしてもらった、あるいはしてもらっていることはなにがありますか?
逆に自分は相手になにを与えることができていますか?
素直で謙虚な姿勢を持ちましょう。もしもそれができないならまずは感謝することから始めてみてください。
まとめ
婚活ではたしかに気持ちが乗らないことがあります。そんな相手と会いたくないと思うのが普通です。
気分が乗らない相手に時間とお金を使いたくないですよね。
男性も気持ちが乗らない女性にご馳走はしたくないでしょう。
でも、気が乗らない原因はもしかしたらただ疲れているだけかもしれないし、自分が相手を見下している可能性だってあります。
お見合いして仮交際成立したのもなにかのご縁です。
すべて自分の気持ちが乗るかどうかで判断すると痛い目に遭います。
自分で勝手に諦めないで、最後までやり抜きましょう。
また、相手もあなたに対して気が乗らないこともあるということを頭に入れていくといいと思います。