仮交際の進め方と流れ【できると加速する3つのコミュニケーションとは】
婚活を前半・後半で分けるとしたら、前半がとても難しいです。なにが難しいかって、
「短期間」で「作業面」と「感情面」を「複数人」と進めていかないといけないからです
KOKOのコラムではお馴染みですね。
よく分からない方はまずは下記のコラムをご覧ください。
特に仮交際期間中は、相手の顔は見えるけど深層心理が見えないブラックボックス状態。
だから、分かりやすくハッキリしている自分でいることが重要です。
「いい人がいない」という気持ちは分かりますが、そんなこと言ってられません。現に、婚活で結婚して子供を授かる方はいるんです。
今回は、婚活の中でも最難関の仮交際の進め方と仮交際のギアを上げるコミュニケーション術をご紹介します。
仮交際の進め方と流れ【全体設計図】
仮交際の進め方<前半1・ファーストコール>
仮交際が成立すると、結婚相談所では、男性から女性に電話をかけるファーストコールがあります。「コール」という言葉がついているので、男性は必ず電話をしましょう。
なにを話せばいいのか?
最低この5つは電話でお話ししましょう。
このあたりはテンプレート化することをオススメします。
婚活女性へワンポイントアドバイス!
以前、『婚活必勝講座』でファーストコールは緊張するという男性が多かったです。おそらく、女性の想像以上に男性は緊張しています。ファーストコールがぎこちなくても、許せる広い心を持ちましょう。
仮交際の進め方<前半2・1回目デート>
まず、1回目のデートまでにデートの場所や時間以外にも、なるべくLINEの往復ができるように心掛けましょう。
なるべくLINEできたほうが1回目のデートで会いやすくなりますよね。
なにを話せばいいのか?
KOKOの会員さまは『KOKO道場』で「無限に広がるLINE・会話のテンプレ」をお送りしているので、ご覧ください。
迎える1回目のデートは、お食事が王道だと思います。ここは初めて面と向かって一緒にご飯を食べるというイベントなので、どういうお店でなにを食べるかは重要です。
ここでの会話は基本は、お見合いでできなかった話や意識が飛んでいて質問できなかったことなどを話したり聞いたりしましょう。お見合いの反省点の繰り返しは絶対にしないことです。
基本は、質問されたら質問し返す。まだ初対面に近いので、もはやこれはマナーです。これができれば会話に困ることはありません。
時間の目安は1時間〜2時間
仮交際の進め方<前半3・少し工夫が必要な2回目デート>
1回目のデートから2回目のデートまで期間が空く人がいますが、ココもなるべく早く会うことをしたほうがいいです。
この人と今後先に進めるのか、という不安は、1人でいるときにいくら考えても不安になるだけ。不安にならないためにも、そして、相手を不安にさせないためにも連絡をたくさん取ってなるべく早く会うことです。
理想は1回目のデートから1週間以内ですが、特別な理由がない限り、2週間以上は空けないようにしましょう。
2回目のデートもお食事を挟むと思いますが、毎回毎回食事だけではお互いの人間性が分かりません。ご飯を食べる以外にもなにかできることを探し、相手や自分のいろんな面を見せ合えるように心掛けましょう。
時間の目安は2時間ほど
仮交際の進め方<前半4・アクティブにしていい3回目デート>
同じく、2回目デートからなるべく早く会うようにしましょう。
お見合いから3回目のデートまではだいたい1ヶ月くらい経っていることが多いです。たったの1ヶ月ですが、もう1ヶ月。
「作業面」と「感情面」両方あること、なおかつ相手にも「作業面」と「感情面」両方あることを忘れずに歩幅を合わせて進んでいきましょう。
そろそろ半日デートを考えてもいい頃です。デートも単調だと婚活はつまらなくなるので、工夫をしていきましょう。相手の都合もあることを忘れずに。
仮交際の進め方<今後を迷う中盤戦>
仮交際が順調に進んでいたとしても、安心できません。
このあたりでまずはカウンセラーとキチンと相談し、相手とどれくらい関係性を築けているのか、将来の擦り合わせはどこまでできているのかなどの方向性を確認しましょう。
担当カウンセラーと相手のカウンセラー同士で、今後はこういうふうに進めていきましょう、みたいな会話もあったりします。
中盤でも「作業面」と「感情面」の再確認が必要です。
おそらく、悩むのは感情面。つまり、
デートは順調にこなせてるけど、まだ気持ちが・・・
で悩むと思います。
それも正直にカウンセラーに報告し、その上でどうしていくか、次のデートでハッキリさせるのか、キープするのか、進展させていくのか、を決めましょう。
どんな選択にしろ、決断と覚悟が必要です。
仮交際の中盤では、そろそろ呼び方を変えたり、敬語をやめたりしてもいい時期です。苗字で呼び、敬語。この関係が続き、仲良くなることはまずありません。
仮交際の進め方<真剣交際がいよいよ近くなる後半>
真剣交際も本格的に視野に入れるこの時期。
お互い同じ歩幅で、「作業面」と「感情面」を進めることができているか確認しましょう。
相談所からこのように進めろと言われているから、ではなく、結婚は2人の問題です。自分だけ勝手に「作業面」と「感情面」を進めていっても、うまくいきません。
まだ不安はお互いあると思いますが、だからこそ、たくさんコミュニケーション取って、たくさん会うことをオススメします。というより、お互い真剣交際に入りたいと思っているならあとは婚活システムのステータスなだけなので、ガンガンコミュニケーション取って、ガンガン会うべきです。
感情表現も忘れずに。
仮交際の進め方がギアチェンジする新アプローチ
仮交際が進むようになるコミュニケーション術
KOKOのコラムでは、度々
もっとコミュニケーションの意識を上げないといけない!
もっとコミュニケーションを取ろうとするコト!
ということをお伝えしているのですが、婚活はシンプルに、
全員がコミュニケーションの意識を高め、理解と共感をし、コミュニケーションの濃度を高めればもっと婚活はうまくいきます。
これは絶対です。
逆に足りないのは、
コミュニケーションの意識であり、理解と共感であり、コミュニケーションそのものです。
ただ、この「コミュニケーションの濃度」というのは具体的にどういうことでしょうか?という質問が寄せられました。
この質問にお答えします。
ちなみに、仮交際でも真剣交際でも成婚後も意識することは全く同じなので、ぜひ覚えておいてください。
婚活秘技!コミュニケーションの濃度とは?
「コミュニケーションの濃度」は主に3つに分けられます。
1つ1つ解説していきます。
コミュニケーションの回数
婚活で出会った相手とはなにを意識するとうまくいくかというと、「接触頻度」です。
これは聞いたことがあると思います。LINEでも電話でもデートでもとにかく接触頻度を上げない限りは仲良くなれません。
普段の連絡はしないで週一デートを重ねる、この場合、お互い相当なコミュニケーション能力がないとうまくいきません。
「接触頻度」これはつまり、コミュニケーションの回数です。
回数をもっと分解すると、LINEのやり取りの数、電話の数、会う回数、会ったときの言葉のキャッチボールの回数、などなど。
当然ですが、婚活においては、コミュニケーションの回数が多ければ多いほどGOODです。ただ、ここでけっこう脱落する人が多い。
そもそも、LINEが全然来ません…返ってきません…
婚活している方でコミュニケーションを取りたいけど相手からの反応がないということで悩んでいる方は本当に多いです。
ということは、
自分が意識しないといけないことはなんでしょうか?どうすればあなたは有利に立つことができるでしょうか?
コミュニケーションの質
「コミュニケーションの質」というのは、例えば、毎回のデートがお見合い場所と同じカフェ。
想像してみてください…
吐き気がしませんか?
これはもはやデートとは言わないですよね。楽しくなるワケがありません。
極端な例ですが、これはコミュニケーションの質が悪いです。
他にも、挨拶だけのLINE。話題に困るのは分かりますよ。でも、挨拶だけって同じマンションに住む住民じゃないんですから。
郵便受けで出くわし若干気まずくなる関係性じゃないんですから。
コミュニケーションには工夫が必要で、詳しくは、『実践講座』や『婚活必勝講座』でお伝えしますが、人は200面体を持つ生き物です。そして、人は何層も持ち合わせているミルフィーユなんです。
もっと相手のいろんな面を知ろうとするコト。もっと相手の深い層を知ろうとするコト。そのためには、なにをすればいいのか、を考えましょう。
そして、あなたもいろんな面を見せるコトやもっと深い自分を知ってもらうコトを恐れないことです。
コミュニケーションの幅
コミュニケーションの幅というのは、例えば、LINE、電話、デート、オンラインゲーム上で共同作業してみる、などのことを言います。
他にも、ボディランゲージを使ったり、感情表現を豊かにしたり、新しい遊びを見つけたり、相手の趣味に興味を持って挑戦してみたりすることで楽しい時間が増えていきます。
以上、
について解説しましたが、それぞれ最悪なケースを想像してみてください。
「最悪なコミュニケーションの回数ってなんだろう」
「最悪なコミュニケーションの質ってなんだろう」
「最悪なコミュニケーションの幅ってなんだろう」
人は、ネガティブのほうが強くイメージできると言われています。それぞれの最悪が想像できてから今度は真逆を想像してみてください。
最悪なコミュニケーションの回数の真逆ってなんだろう
その次に、じゃあなにを意識してなにをすればいいのかを考えると、答えが見えてきます。
これは自分の動き方を知るための思考法の1つですが、
〇〇の最悪をイメージする
↓
イメージできたら今度は真逆を考える
↓
それに近づくために必要な意識と行動はなんだろう?
婚活では意識改革が特に必要!
コミュニケーションとは、「お互いにとってより良い未来を作るためのツール」です。『成婚コミュニケーション術講座』を受けられた方はご存知だと思いますが、コミュニケーションの目的は、「お互いより良い未来を作るため」です。
コミュニケーションの濃度をオレンジジュースで例えてみます。
<回数>
オレンジを1回絞るよりも3回絞ったほうが濃いジュースになりますよね。
<質>
その辺に落ちてるオレンジよりもイタリア産のオレンジとかのほうが美味しい気がしますよね。
<幅>
バレンシアオレンジ、ネーブルオレンジ、ブラッドオレンジ、イタリア産など、とにかくたくさんの種類のオレンジを絞ったジュース(美味しいかは別)
はい、濃い〜オレンジジュースの誕生です。
より美味しいオレンジジュースを作るための3か条です(あくまでも例え)
あなたは濃い〜コミュニケーションが取れていますか?
取れていないとしたらなにが足りませんか?
質問してくれた方は、「相互理解って永遠のテーマですね」と仰っていましたが、本当にそうだと思います。
ぜひ「コミュニケーションの濃度」を意識してみてください。