仮交際中にお見合い申し込みはしてもいいの？【交際相手を傷付けるケース】

「仮交際の相手がいるのにお見合い申し込みはしてもいいのかな？それって相手にとっては失礼じゃないのかな？」と気にする方がいます。これはたしかにそうですよね。

一応、交際相手がいるのに、新規のお見合いって普通は考えられないと思います。婚活に慣れていない人からしたら、かなり抵抗があると思います。

でも、徐々に「婚活ってそういうものなんだ」と慣れていきます。

仮交際中にお見合いを「してもいい場合」と「してはいけない場合」があるので、今回のコラムでしっかり押さえておきましょう。

仮交際中にお見合い申し込みをすることはマナー違反？

結論からいうと、マナー違反ではありません。むしろ、仮交際でもお見合いはしたほうがいいです。

繊細な心を持っていて傷つきやすい人は、相手の気持ちをつい考えてしまいますが、婚活では仮交際中にお見合い申し込みをすることは当たり前の文化になっています。

真剣交際のステータスになったら新規のお見合いはできなくなりますが、仮交際期間中はお見合いができます。

仮交際中のお見合い申し込みが交際相手にとって失礼になるケース

ただ、交際相手にとって失礼になる場合があります。

それは、目の前の仮交際相手に自分はお見合いをしていると言ってしまうことです。

「そんな人いるの？」と思うかもしれませんが、そんな人はいるんです。

例えば、デートの日程調整をするときに、バカ正直に、「あ、この日はお見合いが２件あって難しいんですよね」と言ってしまう人がいます。言われたほうは、「それ言う必要ある？」ですよね。

おそらく、本人は悪気がなく相手の気持ちをなにも考えていないと思いますが、「お見合いをやってます感」を出すのは相手にとっては失礼にあたります。

それはなぜか、自ら

「あなたにはまだ集中していません。いつでも切り捨てられる状態です」

と言っているようなものだからです。

自分の立場で考えてみましょう。交際相手から「まだお見合いをやっています」と言われる…

嬉しいワケないですよね。

反対にこんなケースもあります。

これはあなたとの未来を考えていますと伝えていることになるので、１つの決意表明になります。実際に言う人もいますが、これは相手にとって失礼にはなりません。

ただ、これも相手の感情ありきで考えないといけないので、相手からの好意がなにもない状態で、「もう私はお見合いをしていません」と言われても、「この人なに言ってるの？なんのアピール？」となるので、必ず関係性を見極めましょう。

仮交際中にお見合いを申し受けることはOK？

同じように、仮交際中にお見合いを申し受けることもルール違反ではありません。

どうしても、相手にとって失礼じゃないかな？と考えてしまう人もいると思いますが、そこまで考えてしまうと、婚活はムダにどんどん疲弊していってしまいます。挙げ句の果て、体調を崩すことになります。

相手のことを考えるというのはとても大切な視点ですが、婚活では、考えるべきことと考えなくてもいいことがあります。

考えなくてもいいことを考えてしまうと、余計に疲れます。

その相手を気遣う姿勢は素晴らしいので、ぜひデートで目の前に相手がいるときに発揮しましょう！

仮交際中にお見合い申し込みしてもいいかどうかの基準

まず、２つの前提があります。

仮交際期間中は２,３人同時並行で進めていくのが理想！

そして、

お見合い申し込みをしても100％の確率でお見合い成立することはまずない！

この２つの前提があることから、仮交際中でも、積極的にお見合い申し込み、申し受けをしましょう。

また、仮交際相手が２,３人いて、その状態が２ヶ月も３ヶ月も続くことはまずありません。減ったり、メンバーの入れ替えがあったりします。

逆に、２ヶ月も３ヶ月も同じ仮交際相手が３人いる。これはこれで決断できていないという証拠なので、決断しないといけません。

基本的には、１人の人と交際が安定するまでは、毎日アプリをチェックしましょう。１人の人と交際が安定してきたらお見合いをする必要がなく、集中する時期なので、ここはカウンセラーと相談して決めましょう。

いつお見合いをしないようにするか、これはカウンセラーと相談しましょう！

仮交際中にお見合い申し込みしてはいけないケース

仮交際と言っても、仮交際成立した瞬間から真剣交際のステータス変更されるまで、「仮交際」といいます。

もう少し、言葉を分解して考える必要がありますが、仮交際中で１人の人と交際が安定するまでは積極的にお見合いは組めるといいでしょう。いわゆる、仮交際の前半ですね。

仮交際の後半、１人の人と交際が安定しそうになったらお見合いはストップするべきです。

それはなぜかというと、人は選択肢がたくさんあると自分の決断に迷いが生じるからです。

あなたは、『ジャムの法則』というのをご存知でしょうか？

こんな実験結果があります。

グループAには、6種類のジャムを試食販売
グループBには、24種類のジャムを試食販売

どちらのグループが購入率が高くなるでしょうか？

というもの。

結果は、種類の少ないグループAのほうが購入率が高かったのです。

このことから人は、

選択肢が多すぎると「えー！どれにしたらいいか分からない！どうしよう！」と選べなくなってしまうという心理現象を起こす

と言われています。

婚活も同じで、１人の人と交際が安定しそうになってもお見合いを続けていたら、「この人で本当にいいのか？もっと他にもいい人がいるかもしれない」というふうに絶対にブレます。

なので、本来であれば婚活は、

というより、人生は出会える異性の数が全員等しく決まっていたら結婚するカップルの絶対数は増えるかもしれません。

お見合いもデートも全員が調整しながら婚活しています。自分の身体と相談しながら上手に調整していくことが婚活のキモになります。

ただ、婚活はある程度ムリする期間であることも事実なので忘れないでください。