婚活している人はどんな人?プロフィールでは見えない結婚相談所で活動している人の背景

婚活する上で忘れてはいけないモノがあります。それは、

どんな人が婚活をしているかという実態

です。

つまり、現実を知ること。逆に、どんな人が婚活をしているかという実態を知らないで婚活をすると、ストレスばかり積もっていきます。現実と理想がかけ離れすぎている人は本当に多く、このギャップに苦しんでいます。

そんな方はまず、現実を理解することをオススメします。

傾向を知ることで対策が分かるように、婚活している人の特徴が分かれば、道は切り開きます。

目次

なぜ婚活をしているのか

今では婚活は当たり前の文化になっているので、決して恥じる必要はありませんが、お見合いで出会う相手はそもそもなぜ婚活をしているのか、あなたは考えたことがありますか?

出会いがなかったから…?

とまずは浮かぶと思いますが、もう少し細かく分解します。

「出会いがない」の4つの正体

この「出会いがない」というのは4つに分けることができます。

・本当に出会いがない
・出会っていても逃している
・出会うためのアクションを取っていない
・交際していた人と別れて現在の年齢に焦る

これらの理由があるから結婚相談所に登録し、婚活しているのです。

本当に出会いがない

本当に出会いがない人はいます。たとえば、仕事が週6日あって、職場には異性がいなくて、いても既婚者。休みは日頃の仕事の疲れで寝ている、というまるで仕事のために生きているような人は出会いがないですよね。

出会っていても逃している

マッチングアプリは一応使っているけど、全然いい人に出会えない。婚活パーティーには参加しているけど、なかなかピンと来る人がいない。という方は、「出会っていても逃している」に入ります。

出会うためのアクションを取っていない

「いい人いないかなぁ」と思うけど、具体的な行動はしていない人のことを言います。

交際していた人と別れて現在の年齢に焦る

最近まで恋人はいたけど、別れてしまった。でも、結婚はしたい。でも、またゼロから恋愛して構築していくのは年齢的に時間がない。

こういう方もいます。

以上、4つの「出会いがない」を解説しましたが、実は結婚したいから婚活をしているのではないのです。

婚活を本当はしたくない?

婚活している人の実態とは

どういうことかというと、

・結婚したいと思っている。(でも、本当に出会いがないから)結婚相談所で婚活していてあなたと出会った

・結婚したいと思っている。(でも、出会っていても逃していることに気付かないから)結婚相談所で婚活していてあなたと出会った

・結婚したいと思っている。(でも、出会うためのアクションを取っていないから)結婚相談所で婚活していてあなたと出会った

・結婚したいと思っている。(でも、交際していた人と別れて現在の年齢に焦ったから)結婚相談所で婚活していてあなたと出会った

というカッコ( )に書かれている理由があるから婚活をしている、ということになります。

意外とココを忘れていませんか?

あなたもそうだと思いますが、小さい頃から「結婚相談所に登録して結婚したいんだ!」なんていう夢を抱いていたわけではないですよね。

結婚に憧れていた。でも、それは自然な出会いと恋愛を経て、結婚したい

と思っていたハズです。

ということは、

1人として婚活したかった人なんていないし、1人として結婚相談所に登録したかった人なんていない!

ことになります。

あなたも絶対にそうだったハズ。

ということは、あなたと出会う相手も絶対にそうなんです。

“結婚”したいから“婚活”したい!なんて人は1人としていなくて、「結婚したい、でも出会いがないから婚活せざるを得ない!」という前提を、あなたもあなたの相手も持っている

これが婚活している人の実態です。

婚活で出会う相手の深層心理

あなたが出会う相手は、ただ出会いがなかったから婚活をしているのではなく、

・本当に出会いがない
・出会っていても逃している
・出会うためのアクションを取っていない
・交際していた人と別れて現在の年齢に焦る

この4つの本当の理由が隠れています。

ゆえにこう言い換えることができます。

“結婚”はしたいけど、“婚活”には積極的ではない

「婚活は一応している。でも、婚活をしている自分を認めることができない」という人は、けっこういるのではないでしょうか。

本来、“結婚”というのは、“婚活”しなくてもできるものです。その、わざわざしなくてもいい婚活をあなたもあなたの相手もしていることになります。

なぜ、真剣な人がいないのか。なぜ、積極的な人がいないのか。なぜ、LINEをしてくれないのか。

それは、“結婚”はしたいけど“婚活”にはそもそも消極的だからです。

え、でも、結婚したいなら本気で婚活しないとムリなんじゃないの?

と思った方は正しい考え方です。

「しょうがないから婚活するか…」と消極的な考えではなく、「積極的に婚活しないと結婚できない!このままだと本当にヤバイ!」と素直に切り替えられる人が、婚活はうまくいくようになっています。

相手の婚活に対する姿勢にイライラしたことがある方が多いと思いますが、そもそも婚活には最初から消極的思考を持っている人が大半です。でも、結婚はしたいと思っている。

不思議ですよね?

今こそ理解したい婚活している人の5つの特徴

だんだんと婚活している人の背景が見えてきたと思いますが、今回は違う角度から婚活している人の特徴を5つ述べていきます。

正常性バイアスに囚われている

「正常性バイアス」とは、 自分にとって都合の悪いモノを都合よく解釈し、肯定化してしまう思い込みのことをいいます。

たとえば、ダイエットしているのにも関わらず会社でお菓子のお土産をもらった。「もらい物だからしょうがないよね」とバクバク食べてしまう。

FXで100万円の損失が出ても、「このあと絶対チャートは戻るよね」と損切りしないで待つ。

これらを「正常性バイアス」といいます。

では、婚活ではどういう正常性バイアスが働くかというと、たとえば、

仕事が忙しくなってきた。この期間はしょうがないから婚活できないよね

なんか疲れててLINEのやり取りが面倒臭い。明日でいいかな

今日は思ってもないようなことを言ってしまった。でも相手も変なこと言ってたから別にいいよね

今日はお見合いじゃないから適当な格好でいいよね

これらが婚活で働く正常性バイアスです。生きている以上、人間に働く思い込みなのでしょうがないと言えばしょうがないですが、厳しい言い方をすると「言い訳」ということもできます。

行動しない

婚活は結婚するための活動ですが、多くの人が行動しません。その原因は、先にもお伝えしているように婚活はやりたくてやっているものではないからです。

たとえば、DIYであればやりたくてなにかを作ったり工夫したり、リノベしたりするでしょう。でも、婚活はやりたくてやっているというよりも、結婚するためにしょうがなくやっているもの。

乗り気がしない気持ちも分かりますよね。

なぜLINEを返してくれないの?と思うことって本当にあると思いますが、返信するという行動すらしない人が多い。

デートの提案だってしてほしいですよね。でも、婚活している人は行動しない人が本当に多いのです。

自己肯定感が高い

婚活している人は謎の自己肯定感を持っている人も多いです。

たとえばあなたは、お見合いで「なんでこの人こんな格好で来たんだろう?」「なんでデートなのに、こんな格好なんだろう?」と思ったことはありませんか?

その人の意識が足りないというのはありますが、異性の気持ちを考えず、「これでいいや」と思って異性に会う方がいます。

これは言い換えると、「こんな自分でもイケるだろう」と思っている証拠ですよね。ある意味、自己肯定感が高いですよね。

他にも、身なりや言葉の使い方など、カウンセラーがアドバイスしても自己流を突き通す方がいます。自己肯定感が高い方は意外と頑固だったりします。

自信がない

一方で、自分に自信がない方もいます。婚活をしていてうまくいかないことが続くとたしかに自信がなくなってしまいます。

なので、自分を追い込みすぎないことも大事だったりするのですが、もともと過去のトラウマが原因で自分に自信を持てない人もいます。

異性とあまり交際経験がなく、自信がないように見えてしまう方もいます。

あまり目を見て話してくれない
声が小さく、細い
挙動不審

結婚相手には自信を持っていて欲しいですよね。

幸せにできる自信がありません。それでもいいですか?

って、いいワケないですよね。

言われたほうは不安です。やっぱり結婚相手には自信を持っておいてほしいですよね。

結婚をパラダイスだと思っている

結婚に夢を見すぎな人も多いです。

結婚すればすべてが報われる!すべてが手に入る!または、こんな結婚ができたら幸せだ!と思って理想が高いまま追い求めている人もいます。

まるで、それ以外は幸せな結婚ではないというように。

結婚に夢を持つことはステキなことです。でも、それはかえって相手にはプレッシャーになることも忘れてはいけません。

たとえば、

結婚後はタワマンに住みたい
ペットも飼いたい
フェラーリに乗りたい
海外旅行も年に4回は行きたい

などなど、夢を見ることは良いことですが、結婚相手は同意してくれるかは別ですよね。

婚活をストレスなく進める方法

今回は、婚活している方はなぜ婚活しているのかという背景と、意外と知られていない婚活者の特徴を5つご紹介しました。

・本当に出会いがない
・出会っていても逃している
・出会うためのアクションを取っていない
・交際していた人と別れて現在の年齢に焦る

これらの理由があるから結婚相談所に登録し、婚活している。

・正常性バイアスに囚われている
・行動しない
・自己肯定感が高い
・自信がない
・結婚をパラダイスだと思っている

これらの特徴がある。

おそらく、あなたにも当てはまるものがあったと思いますが、これらを踏まえて婚活するのと知らないで婚活するのとでは、全く婚活の仕方が異なってきます。

仮に、婚活者の実態を知らないで婚活したとしましょう。

自分の思い通りにいかないから文句を言う
いい人がいないとグチばかり
変な人しかいないとケチをつける

こうなってしまいますよね。

なぜかというと、婚活している人の実情を知らないからです。

婚活はなんだかんだ自分の思い通りにいくという考え方で婚活してしまいますよね。で、結局1,2ヶ月で辞めることになります。

行きたい大学があったら、その大学には何学部があって、キャンパスはどこにあって…とか調べますよね。海外旅行に行くなら、その国にはどんな観光スポットがあって、そもそも言語はなにを使っていて通貨はなにかとか調べますよね。

なのになぜ、婚活は調べようとしないのでしょうか?

結婚相談所やマッチングアプリのことは多少なりとも調べると思います。でも、婚活している人はどういう人なのか、自分が会う人はどんな人たちなのか、という理解を深めようとはしません。

お金を使って活動するのに。不思議だと思いませんか?

でも、今回これを読むあなたはどんな人が婚活しているのか、理解が深まったと思います。「あぁたしかに」と納得できた部分もあったでしょう。

その上でどうするか、です。

「どういう戦略でどういう戦術を使って成婚へと進むのか!それも最短で!」を必死になって考え抜くのです。

では、ここで婚活を最後までやり通し、結婚へと導くポイントを1つご紹介したいと思います。

結婚するための原則

まず、自分からアクション。その次に、相手をどうアクションさせるか。

自分から積極的に動くことが大切なのはあなたはすでにご存知だと思います。

次に、相手はどうすればアクションを起こしてくれるようになるか、あなたは考えたことはありますか?

何度もお伝えしている通り、婚活している人はもともと婚活したくてしているのではありません。結婚はしたい。でも、手段がないから婚活している。

結婚はしたいけど婚活自体には前のめりではないのです。この前提があるので、基本は人は行動しないと思っておきましょう。

行動しないというのは、

お見合いでは質問してこない
会話を盛り上げようとしない
LINEはしない
デートの提案はしない
お店の予約はしない
次のデートの約束はしない

これらすべてを意味します。

その上で、相手がアクションを取ってくれるようにするためにはどうすればいいかを考えてみてください。

たとえば、相手はLINEしないというのが前提なら、じゃあどういうLINEなら返したくなるのか、自分だったらどんな内容だったら気になるのかを考えてみるのです。

ここはあなたの知恵と工夫が試されるところです。

多くの人が、どんな人が婚活をしているのか、どういう背景があるのかという前提を忘れています。

でも、その前提が分かれば変にイライラすることも変に求めることもなくなります。明らかに婚活ストレスは減るでしょう。

実は、『婚活必勝講座』で行なっているLINE特訓やLINEに関する問題は、「相手はLINEしないというのが前提なら…」で考えています。だから「勉強になる!」と評判なのです。

あなたが思っている以上に婚活で出会う人は行動しません。それが前提です。さて、あなたはどう動きますか?

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この記事を書いた人

小崎真作のアバター 小崎真作 婚活KOKO 執行役員

2020年、奥さんが壮絶な不妊治療を経て妊娠。切迫早産の危険性があり転院や入退院を繰り返したのち、無事娘を出産。
2023年、再び奇跡が訪れたが再度切迫早産の危険性があり奥さんが2ヶ月入院しその間ワンオペを経験。無事息子が誕生。現在は2人の子供の育児と仕事に奮闘中。

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