婚活で「こんなスペックの私、需要ありますか?」という存在価値確認|自信がない人の勝ち方
SNSのエックスや知恵袋で、
自分はこんなスペックですけど需要ありますか?
結婚できると思いますか?
という投稿を頻繁に見かけます。
果たして自分に望みはあるのかというのは、たしかに気になるところですよね。人の意見が気になる気持ちは分かります。
しかし、結論から言ってしまうと、結婚したいのであればだれでも結婚できる手段が今の世の中にはたくさんあります。希望はあります。
あとは、どうやって結婚へと進んでいくか、です。
そもそも、自分の需要なんて別に気にする必要はありません。なぜなら、どれだけハイスペックで需要があって異性から人気だったとしても、結婚できる相手は1人だけです。
「ハイスペックだから一夫多妻制してもいいですよ」という世の中ではないため、需要がある・ないに限らず、結婚できる相手はただの1人。
仮に需要がないスペックだったとしても、その1人をどう捕まえるかが大事なのではないでしょうか。
婚活で私は需要ありますか?
そもそもなぜ、自分は需要があるのか確かめたくなるのでしょうか?
これは、婚活が『条件重視型』だからです。
「自分はこんなスペック(条件)を持っているけど、興味を持ってくれる人はどれくらいいるのだろうか」と気になりますよね。
逆も同じで、どんな人が結婚相談所に登録していますか?自分はこういう人を希望していますが、どれくらいいますか?という類の質問はたくさん来ます。
では、自分の需要が気になる方はどんな人でしょうか?
大きく分けて2パターンあると思います。
・まだ本格的な婚活はしていないけど、とりあえず自分の現在地が知りたい人
・3年も4年も婚活したけどうまくいかず、もう需要がないのかなと不安になっている人
ただ、ネット上で赤の他人に聞いても良いことはありません。なぜなら、必ず冷やかしが存在するからです。
たとえば、年収2000万円で結婚できますか?需要ありますか?と聞くとします。すると、「マウント取っている気がする」「顔次第です」とか適当な答え方をされ、欲しい回答は得られません。
逆に、年収200万円だけど結婚できますか?需要ありますか?と聞くとします。すると、「本当に結婚したいと思ってますか?」「逆にそれで幸せにできると思ってますか?」とか、心無い発言が飛び交います。
そんなもんですよね。
ネット上では、仮に自分が真剣に悩んでいたとしてもその真剣さは伝わりません。絶対に、輩がいるのでいい気分になることはないでしょう。
『条件重視型婚活』の落とし穴
婚活はたしかに『条件重視型』ですが、落とし穴が存在します。
それは「人の感情」です。
たとえば仮に、自分の条件にピタッと当てはまった異性とお見合いできたとします。でも、全然自分の気持ちが乗らなかったらその出会いを自らダメにします。
「条件重視型だから感情は一切無視しよう」と合理的に進めていける人が果たして婚活人口の中で何人くらいいるでしょうか。
あなたは、「凪」のようにピクリとも感情が動かない相手と結婚できますか?
もちろん、お互い一切感情を抜きにして、合理的に進めていって結婚できるならそんなラクなことはないでしょう。でも、やっぱり人は感情で生きる生き物なので、相手に対して好意的な感情を抱きたいですよね。
では、人は人に対してどういうところに感情を抱くと思いますか?
条件ではありません。
人間性です。
スペック無視!婚活の勝ち方
条件だけで結婚を決めるなら、仮交際も真剣交際も必要ないですよね。お互い条件が合うのであれば、お見合いで「もう結婚しませんか?」「ハイ」で結婚が決まります。
でも、それはムリですよね。
実際、結婚相談所の婚活で『交際ゼロ日婚』なんて聞いたことがありません。必ず、仮交際→真剣交際というステップを踏んでいきます。
それはなぜかというと、やっぱりお互いの人間性が分からないと結婚なんてできないからです。
条件だけで「この人いいなぁ」という感情を抱くことはあるかもしれません。でも、それだけで結婚相手に決めることはないですよね。
仮にハイスペックとされる人でもサイコパスのような歪んだ人間性だったら選ばれることはありません。逆にスペックが低いとされる人でも人間性が素晴らしかったら選ばれる可能性は十分にあります。
お見合いまでは条件で選ぶので、相手の人間性は分かりません。自分の人間性も相手には伝わりません。でも、お見合いからはお互いの人間性が分かります。
そして結局、結婚相手に選ぶときは「条件」ではなく「人間性」で選びます。
このことから、早いとこ人間性勝負に出たほうがいいことが分かります。
お見合いから存分に自分の人間性をアピールしたほうがいい
お見合いまでは皆、条件で選びます。それゆえに、できることは限られてきます。
たとえば、プロフィール写真を魅力的にしたり、戦略を練って自己PRを書いたり、相手を顔だけで選ぶのではなくキチンと選んだり、そういうことはできますが、正直、運もタイミングも関係します。
では、実際出会ってからもできることが限られてくるかというと、そんなことはありません。
お見合い以降は無限にできることがある
だからこそ、なにをやったらいいのか分からない状態になってしまうので、なにを意識するかが大事になってきます。
婚活の入りは、自分の求める条件です。でも、それは入り口だけ。お見合いしてからはもうバチバチの人間性勝負なのではないでしょうか。
これを理解した上で婚活すると、今後の婚活の仕方が大いに変わってくるでしょう。
なぜなら、いまだにお見合いで
などの報告が多数あります。
「緊張していたから」「まだ婚活に慣れていないから」などの理由が本人の中にあるかもしれませんが、これは最初から人間性勝負を捨てていることになります。非常にもったいないですよね。
もはや、自分から
「大した人間力を持っていないので私のような人間は選ばないほうがいいですよ」
と言っているようなものです。
婚活している方は今一度、気を引き締めてほしいなと思います。
お見合いできるのは奇跡です。1つの運命です。
ソレをゴミ箱にポイしているのは実は自分なのではないでしょうか。
人間性勝負とは
早いとこ人間性勝負に出たほうがいいことがお分かりいただけたかと思いますが、今度は「どんな人間性であればいいのか」が分からなくなってしまうと思います。
もし、あなたがこれを読んで「じゃあどんな人間性で勝負していけばいいんだ?」と疑問に感じたのであれば、それはまだ自分への理解が足りていません。
あなたはどんな人間でしょうか?
周りからよく言われることは?褒められることは?褒められて嬉しいことは?
自己理解を深めることをしてみてください。
今すぐできることは、「憧れる人」を分析することです。
身近な人でも遠い人でも「憧れる人」が1人くらいはいると思うのですが、憧れるということは基本的に自分にないものを持っているから憧れます。
その自分にないものをできれば欲しいとあなたは思っているハズ。
でも、手に入らなくてその自分にないものをすでに持っている人がいるから憧れるという現象が起きます。
なぜ憧れているのか?どうすれば自分にないもの身につけられるか?
というのを考えていって、あとは身につける努力をするだけです。
そうすることで、自信を持った人間性勝負をすることができるでしょう。