真剣交際でカミングアウトは100%破局する?結婚できる人としての姿とは

交際中にカミングアウトしたらダメになった

相手からカミングアウトされて一晩考えたけどやっぱり受け入れることができなかった

婚活ではこのようなケースはよくあります。

これを読むあなたがカミングアウトする側ではなかったとしても、カミングアウトでダメになる。これは、だれにでも起こりうること。

今回は、婚活で出会った相手と関係性を育む上での非常に重要なお話をしますので、他人事と思わずに最後までご覧ください。

目次

真剣交際でカミングアウトはよくある?

相手に伝えておかなければいけないことがある。でも、嫌われるのが怖くて言い出せず、ズルズル引きずってしまい、真剣交際に入ってからカミングアウトした。そしたら相手は怒ってしまい、破談になった。

こういうケースは決して珍しくありません。

カミングアウトで破局する代表的な4パターン

宗教

プロフィールには宗教のことを書いていない。でも、本当は信仰している。または、親が宗教に入っているけど自分は入っていない。

などの宗教の問題。

良い悪いはありませんが、宗教に入っていない側からしたら、宗教は知らない世界なので怖いもの。特定宗教に入っている人と宗教に入っていない人、やはりここのミゾは大きいです。

精神病

近年、とくに増えています。

実は薬を服用していて…

など、重たいものから軽いものまであります。昔は精神病はなかなか受け入れらない傾向にありましたが、今は会社組織の中には絶対に1人はいるほど、身近になってきています。

隠している人も多いでしょう。

また、病も細分化されてきて、ADHD、アスペルガー、HSPなど、いろんなものがあります。これも、なにか病を持っている人と病とは縁がなかった人、なかなか分かり合えるものではありません。

お金の問題(借金)

「実は全くお金がない」「昔ギャンブルで借金して今もまだ返済している」「親の借金を肩代わりしている」など、お金の問題も尽きません。

本人の問題もありますが、中にはしょうがないケースもあります。

身体的な問題

身体的な問題は、目で分かるものや目では分からないものもあります。ですが、やはり相手の身体的な問題が受け入れられないという人はいます。

カミングアウトされなくても発覚してダメになるケース

相手からカミングアウトされなくても、交際していくと「ある事実」が発覚してダメになることがあります。

それは、親の問題です。

たとえば、相手がマザコンだった、相手の親が子に固執していたなどのケースも本当に多いです。

これは実際、成婚退会後に分かることが多いので、見極めが非常に難しいです。なので、成婚前にせめて1回は相手の親と会っておく必要があります。

真剣交際前にカミングアウトするべきかどうか

まず、相手に伝えておかなければいけないことがある場合、それは言うべきことなのか言わなくてもいいことなのかを考えましょう。

自分のことをなにもかも話すことが誠実なのかという決してそうではありません。

たとえば、自分の過去の恋愛話。中には、「カミングアウトすることが誠実だ」と考えている方もいますが、相手の気持ちをまず考えるべきだと思います。

また、基本的には相手に伝えておかなければいけないことはだれでも大なり小なりあります。それが相手にとって大きいことなのか小さいことなのかは相手の考え方次第。

なので、まず、

・本当に相手に言う必要があるのか
・言われた相手はどう感じるのか
・どこのタイミングで言われたほうがまだマシだと考えられるか
・明かさなかったとして結婚後もしも相手に分かってしまった場合、どんな事態になるか

この4つの点を考えましょう。

よく分からない場合は、担当カウンセラーに一度相談してみてください。

カミングアウトするタイミング

ただ、トータルで考えるとカミングアウトは真剣交際前のほうがいいでしょう。

なぜなら、真剣交際に入ってカミングアウトされたほうは、

なんで真剣交際前に言ってくれなかったの?

という疑問を抱えることになるからです。これが普通の反応。

嫌われるのが怖くて言えなかったんだよね。ダメになるのが怖かったんだよね。でも、やっぱりキチンと伝えるべきだと思ってこのタイミングになってしまったんだよね。辛かったよね、分かるよ。

と包容力炸裂できる人が果たしてどれくらいいるでしょうか?

カミングアウトされた側は、

なんでもっと早く言ってくれなかったの?結局信用してくれてなかったってことじゃん

となるのが普通です。で、その疑いが晴れず、ウソをつかれていたことにショックで破談になります。

そうなると、お互いまたイチから婚活を始めないといけません。もしくは、お互いショックが大きくて婚活そのものを辞めてしまうことだってあるでしょう。

そう考えるとやはり、真剣交際前にキチンと相手に伝えるのがベストかなと思います。

でも、

私はカミングアウトすると必ずお断りされます

という人も中にはいるでしょう。この場合はどうしたらいいでしょうか?

カミングアウトするとうまくいかない場合

この場合、次の3択が考えられます。

1・真剣交際前に打ち明けて問題なかった人と先に進む

ただし、この場合は、予め結婚まで時間がかかることを覚悟しておきましょう。断られることも多くなります。

2・一生隠し通す

もういっそのこと墓場まで持って行く覚悟で絶対に隠し通す勇気と覚悟を持つことも選択肢の1つですよね。

3・同じ境遇の人と交際する

たとえば、病を持っているなら同じ境遇の人なら分かってもらえます。そういう人を最初から狙っていくことはできますよね。

婚活でカミングアウトする側もされる側も考えなければいけないこと

隠し事はもはや当たり前

人間30年40年50年生きていれば、なにかと人には言いづらいことが出てきます。

いろんな事情を抱えながら婚活をしている人がほとんどです。それがたとえば人によっては、宗教だったり、精神病だったり、お金のこと、身体的なこと、他にも…

実は、ADHD、アスペルガー、HSP
家系のこと
親が亡くなっている
親が離婚している
事故で両親を亡くしている
家族が自殺した
昔 親からDVを受けていた
親と絶縁状態
職場でセクハラパワハラを受けている
実は子供が嫌い
子供ができない体質
性欲がない
精子が機能していない
ハゲている
入れ墨が入っている
昔は暴走族だった
前科持ち
学生の頃イジメにあっていた
イジメをしていた
結納金が欲しい
実家に一緒に住んでほしい
海外転勤が決まっている
てんかん持ち
肌のアレルギー
今の仕事を辞めたいと思っている
将来は起業したい
浮気・不倫経験がある
成婚したら1年は付き合いたい

などなど、人には多かれ少なかれ言いづらいことを1つは持っています。

アラフォーがメインの婚活市場、もはやこれがスタンダードです。

「自分には関係ない」と絶対に他人事にはしないでください。仮に自分には本当になにもなかったとしても、相手からカミングアウトされることはあるのです。

人はなんだかんだ事情を抱えているよね

この心の準備をしておくのとしないのとでは、なにかあったときの相手との向き合い方が全然違ってきます。

おそらく、なにも考えず自由気ままにマイペースで人のことを考えないでペラッペラな生き方をしている人は他人を受け入れることはムリでしょう。

私には受け入れることができません

こんなことを聞くこともあります。

たしかにすべてを許し、受け入れることができる人はいないでしょう。

でも、

心の準備をしていく。構えておく。まずは一度受け入れる自分になっておく。

というのは、生きていく上でとても大事なことではないでしょうか?

なぜなら、今回お伝えしている「カミングアウトしなければいけない事柄」というのはだれにでも起こりうることだからです。

将来、自分の子供が病を患ったり、宗教に入ったり、お金のことで問題を起こしたり、身体的な問題を抱えることだってあるのです。

決して、他人事ではありません。

カミングアウトする側がすべきこと

1・ゆっくり話せる時間を作る
2・ゆっくり話せる環境を作る
3・いま伝えることが誠意だと伝える
4・理解してもらえないならしょうがない

大事な話がある場合は、話せる時間を作ってもらい静かな環境で話し合えるといいですよね。

また、「あなたとは真剣交際も考えているしこれから先のことも考えている。その上で今話しておきたい」などの相手の聞く体制を作っておくことも大事です。

その上で、怖くても泣きじゃくっても正直に伝え、どうするかは相手の器次第です。

悲しいことですが、理解してもらえないなら仕方ありません。カミングアウトの内容がヘビーであればあるほど、この流れの繰り返しになるかなと思います。

ただ、気にしているのは自分だけで相手にとっては大したことではないということも十分にありえます。

カミングアウトされる側がすべきこと

1・キチンと聞く
2・感謝を伝える
3・自分なりに調べる

カミングアウトされる側は、まずキチンと相手の話を聞き、話してくれたことに「辛かったね。話してくれてありがとう」と言えるような人になりましょう。

そのカミングアウトの内容が自分の知らないもの、たとえば宗教や病気などの場合は、自分なりに調べるようにしてみてください。

婚活で出会う相手は少なからずなにか事情を抱えている

という前提認識を持っておくことをオススメします。

ここで1つ、相手を受け入れる方法として、「時間軸で考える」という考え方をご紹介します。

どういうことかというと、たとえば、相手から精神病を持っていることをカミングアウトされたとします。最初はビックリするでしょう。

そのときは、時間軸を伸ばして考えます。

仮に、今その精神病を相手が持っていなかったとして、結婚してから2年後にその病が発症しました。

あなたはどうしますか?見捨てますか?

もちろん、いろんなケースがあり答えは1つではありませんが、おそらく、結婚後に発症してしまったパターンだと一緒に向き合っていくことを選ぶ人がほとんどなのではないでしょうか?

ということは結局、いま相手が精神病を持っていても変わらないと考えることができます。

違いは「今」なのか「後」なのかだけ。

なぜなら、精神病というのはだれにでも可能性があるものだからです。自分がなるかもしれないですよね。

つまり、

時間軸を伸ばして考えてみると物事は小さく考えることができます。

<究極的な思考>
抽象度をグイーンと上にあげると、相手のカミングアウトは別に大したことではなく感じます。

ぜひ参考にしてみてください。

ただ、相手には、「別に大したことじゃないよ」と言わないようにしましょう。

さて、今回は「カミングアウト」について触れてきましたが、何度も言うように、カミングアウト自体珍しいことではありません。

一生懸命に生きているとなんだかんだありますよね。

条件とかスペックとか好みとか婚活ではいろいろありますが、結局のところ、お互いが理解し合えるかどうかだと思います。

カミングアウトは本当に身近なものなので、「自分には起きないだろう」ではなく、他人事にしないようにしましょう。

カミングアウトする側もされる側も、人としての器が試される時です。

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この記事を書いた人

小崎真作のアバター 小崎真作 婚活KOKO 執行役員

2020年、奥さんが壮絶な不妊治療を経て妊娠。切迫早産の危険性があり転院や入退院を繰り返したのち、無事娘を出産。
2023年、再び奇跡が訪れたが再度切迫早産の危険性があり奥さんが2ヶ月入院しその間ワンオペを経験。無事息子が誕生。現在は2人の子供の育児と仕事に奮闘中。

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