婚活KOKOのチケット相談を経て４ヶ月でご成婚された30代女性のお話

2024年3月4日

先日、婚活KOKOへ一通のメールが届きました。

そこにはなんと、「４ヶ月で成婚しました！」というお礼の言葉が綴られていたのです。

でも、彼女は非会員さまなのです。

もう一度、言います。彼女は他社で活動されていた方なのに、わざわざ婚活KOKOへメールをくださったのです。

普通、そんなことしますか？

しかも、「よろしければネタとして使ってください！」とWordで時系列やご自身の葛藤、ポイントなども合わせて添付してくださいました。

さらにさらに、彼女はもうすぐ引越し（同棲生活の準備）を控え、バタバタだったはずです。メールも夜中の１時を過ぎていました。

普通、そこまでしますか？（笑

彼女のサービス精神には脱帽です。

本当にありがとうございます。改めて感謝申し上げます。

いただいたWordの文章を有難く拝借しながら、彼女がなぜご成婚に至ったのか解説していきたいと思います。

30代女性、キャリアウーマンからの転落人生

彼女は、もともとバリバリ働いていたキャリアウーマンでしたが、激務で体調を崩し、音楽に生きがいを見つけ、派遣社員として働く傍ら、音楽活動に励んでいました。音楽活動は土日に行うため、練習を含めると殆ど休みなし。お客様と飲みに行く機会も多く、客商売であることを理解してくれる男性であれば他は求めない、という感じだったそうです。

この時点で、婚活においては不利。

そう、彼女は不利な状況下での婚活だったのです。

あなたのことを認めてくれる男性は希少種です。難しくなることは予め覚悟しておいたほうがいいと思います。

という話は、チケット相談のときにハッキリお伝えしました。

もともと彼女は、

プロフィールの重要性は理解していますが、書き方について仲人さんに助言を求めてもざっくりとしたアドバイスしかなく、「担当カウンセラーからのPR」欄も当たり障りのないことしか書いてもらえせん。このままではマズいと思ったためチケット相談を利用させていただきたいです。

というご連絡をいただいたのが始まりです。

その後、『婚活必勝講座』にも参加されました。

30代女性の婚活スタート

婚活はなにから始めればいいのか

婚活にあたって重要なのは、プロフィール写真！とKOKOコラムで読んだため、写真撮影にはこだわりました。これから婚活する人に撮影でオススメしたいことは2つ。

・アクセサリーは複数持っていくこと！(洋服も迷いがあれば2つ持っていく)
メイクさんやカメラさんの意見を聞いたり、実際に撮影し試しながら決めるのはとても大切！

・スタッフさんと喋りまくる！
撮影中はどうしても緊張するので、メイク中からメイクさんとたくさん喋って仲良くなること。流れでカメラさんとも仲良くなれて、リラックスしたい表情ができるのでいい写真が撮れる！

そうして出来上がった写真を友達に見せたら「詐欺じゃない？」と言われる出来に。レタッチなしでそう言われるのはむしろ褒め言葉と受け取りました。

素晴らしいですよね。

婚活KOKOの場合は、プロフィール写真撮影の前に、当日の服装へのアドバイスを行なっていますので、この辺りは特に迷う必要はありません。

ただ、スタジオのスタッフさんたちと仲良くなることはものすごくオススメします！

婚活開始…すぐさま沈没

IBJアプリを見られるようになって驚いたのは、会員数の多さ。プロフィール見てもよくわからないし、正直みんな同じに見える…

そこでまずは、自分の好みのタイプである「大学教授」を検索。しかし母数が少ない…。少し範囲を広げ、教師・教員も含め検索し、何となく良さそうな人に軽い気持ちでポンポン申込。

これが後に今の旦那さんになる人に繋がるのですが…

この時点で私は現実に直面。

申込、、受けてもらえない！

一晩経ってアプリのお断り一覧に増えていく殿方たち…男性からの申し入れはほんの数件、それも40代後半〜50代のみ。

気合い入れて写真撮っても、こんなものかぁと少し凹み。しかし凹んでる暇はないので、次の作戦に。

自分に申し込みがなかったら凹みますよね。４ヶ月でご成婚された方でも、このような葛藤はあるのです。でも、彼女が素晴らしいのは「行動力」と「考え方」にあります。

この段階でKOKOの『チケット相談』でプロフィールについて相談しアドバイスをいただくのですが、並行して行動してたのはコチラ。

<30代に会いにいく！>

とにかく30代男子に出会う方法を模索。「パーティだ！」と早速IBJ主催「30代男女限定」のパーティへ。

1人10分ずつという会話時間は短かったものの、毎回爆笑しすぎて顔の筋肉が痛い…。普通に楽しく終わりました。

彼女は性格上、パーティでもうまくいくタイプの方です。これは彼女の強みなので、すべての方には当てはまりませんが、ココで「楽しかった」という言葉が綴られています。

婚活の中で、「楽しい」という言葉を使う方はだいたいうまくいきます。それも短期間で。

緊張のお見合い

初めてのお見合い。そこで思ったことは、お見合い会場って面白すぎる！

ホテルのラウンジがこんなことになってるとは。普段行かない場所なだけに、その独特の空気がすごい！

まず、待ってる男性の全員と目が合う！向こうもお相手を探しているので当然ですが…お互いキョロキョロしてる動作が面白すぎて、軽いアミューズメントパーク並に楽しんでました笑

そして私が欠かさなかったのは、女性たちの調査。

どんな女性たちと私は戦ってるのか、という市場分析をめちゃくちゃしました。

【よくいるタイプ】
・結婚式の二次会のような服装(ベージュのワンピース率高し)
・おどおどしている
・大人しそうだが、いい人そう

【目を引くタイプ】
・めちゃくちゃ美人

…そう、目を引くには際立った美人でないといけない！よくあるベージュのワンピースでも目立つ！世の中やっぱり顔なのか！という現実。

はい、ココでもまず「面白すぎる！」「楽しんでました」という言葉を使っていらっしゃいます。ポジティブな方というのが伝わってきますよね。

そして、感服するのがココ。

どんな女性たちと私は戦ってるのか、という市場分析をめちゃくちゃしました。

スゴすぎますね…。

婚活市場分析&自己分析

そんな状況の中で、私ができることは何か？

私の身体的特徴を挙げると、こんな感じ。

地味顔、面長痩せ型だが華奢というよりゴツゴツ骨張ってる体型168センチの高身長
着慣れない結婚式の二次会的ワンピースなんか着たら、一瞬で冴えないグループに仲間入り。

さてどうする？？

3タイプ骨格診断をご存知の方ならわかると思いますが、私のタイプは「骨格ナチュラル」。モデル体型で憧れられる反面、一番女性らしくないタイプと言われています。ダボダボな服が似合う、男前タイプ。

婚活では正直不向き…

同じタイプの方にオススメしたいのはこんな服装。

バルーンスリーブ→平たい体型を女性らしく錯覚させる！
Aラインスカート→膝の骨が大きいのでスカートは絶対膝が隠れるミモレ丈を！
オフショルダーニット→ガッシリ肩幅を隠して、鎖骨を見せて華奢に見せかける！

同じくパーソナルカラーをご存知の方にはわかると思いますが、私のタイプはブルベウィンター。黒やボルドー、紫、ショッキングピンクなど、濃くハッキリした色味が似合うのが特徴。

クールでカッコいいメイクが得意です。

女性らしくふんわり見せるためには、以下の色を意識しました。

コーラルピンク(どのカラータイプにも似合う魔法の色)
オフホワイト(本当は真っ白が似合うが、若干の柔らかさを持ったオフホワイト)
メイクにもコーラルピンクをアイシャドウ、チーク、リップに多用で多幸感アップ。
眉はブラウンで柔らかく仕上げ、アイシャドウの締め色にだけ濃い紫(自分に似合う色)を入れて肌と馴染ませる。
まつ毛はとにかく上に上げる！
マスカラは濃くしすぎず、クールになりすぎない、しかし地味顔にならないようさじ加減を調整。

コーラルピンクのバルーンスリーブニットorオフホワイトのオフショルダーニット
+
オフホワイトのAラインスカート
+
パールネックレス
+
揺れる華奢ピアス

これをお見合いの定番ルックにしました。

高身長なので靴はヒールなし。しかしトウはシャープで野暮ったくない上品なデザインのものをチョイス。

カバンは大きなものを持ったらそれだけで力持ちの男前になってしまうので、マイケルコースの小ぶりなショルダーバッグ。
毒にも薬にもならないが敵を作らないデザイン。

他に荷物がある日はホテルのクロークに預ける。

メチャクチャ具体的に書いていただいています。同じような女性はぜひ参考にしてください。

お相手と出会った瞬間の勢いが大事！

お互いオドオドして「うふふ、はじめまして」なんてやってたら、ジロジロ全身見られてしまうじゃないですか。そしたら私の男らしさをアピールしているようなものなので、とにかく勢いよく。

「わー迷っちゃって場所間違えたかと思いましたー！お会いできてよかったですー！」

とか言いながらサッサと席に着く。ここまでがセットです。

素晴らしい！自分の中で勝ちパターンを持っておくことは大事です。

男性の傾向としては、「自分はこういう短所があるから…」と自ら仰る方が多かったように思います。自己防衛の一種だと思いますが、「何故そう思われるんですか？」「過去に実際にそう言われたことがあるんですか？」と聞くと、皆さんスラスラとご自分のことを話してくれました。

そして必ず、「初対面の女性にこんなに自分のことを話したのは初めてだ」と仰ってました。

コンプレックスや過去のトラウマなど、あまりにも赤裸々に話されるので、次第に婚活をしに来たのかカウンセラーとして来たのかよくわからない気持ちになり、それが良かったのか悪かったのか正直わかりません。

もし、男性が自分のことをあまり話してくれないと悩んでいる女性がいたら、このように掘り下げて聞く方法はオススメです。

もはや、彼女はカウンセラーになったほうがいいです。

普通の女性は、「なんでそんなネガティブなこと言うの？」と文句を言います。でも彼女は、「なぜ？」と深堀りしていったのです。

これが人に興味を持つコトなのです。

後に旦那さんとなる方との初めてのお見合い。
その日のお見合いはホテルのラウンジではなく、路面店の喫茶店。
荷物を預ける場所がなく、私が担いでいたのは沖縄三線。
「それ何？！」と軽快に彼が突っ込み、最近三線を習い始めたこと、自分が音楽をやっていることを話すと興味深く聞いてくれました。

これは彼が素晴らしいですよね。

普通、「うわー、なんかお見合いでデカい荷物持ってきてるよー。この人舐めてるのかな」と斜に構えます。

でも、そうではなく、相手に興味を持って聞く。些細なことですが、預けられなかった彼女としては逆に触れてもらったほうが助かりますよね。

仮交際から真剣交際へ

彼は明るく優しく、女性に不慣れな点はありながらいつも穏やかで安定したメンタルの持ち主。喜怒哀楽の激しい私と真逆で、お互いそれが新鮮で面白く、デートを重ねていくたびに彼の良さをもっと知っていきました。

3回目のデートで彼が告白をしてくれたので、真剣交際に進もう！と決めていたのですが、パーティで知り合った別の2人と仮交際に入り初回デートがまだだったので、少し待ってもらうことになりました。

その間に価値観のすり合わせを何度も行い、気になる点はクリアにしていき、真剣交際へ。

デートでは、いつも新しい私を見せていこう！と思い、毎回ファッションテイストを変えていました。
ガーリーカジュアル、シック、元気系、モードというように…彼はそれに上手くハマってくれた感はあるはあるのですが、同時にあまり気にしていない感もありました。

ある時思い切ってスッピンで現れてみたのですが「全然気づかなかった」と言われたので、もういいや、とありのままで接するなりました笑

しかも、詐欺と呼ばれた私のプロフィール写真より、いつもの薄化粧で居酒屋で酔って笑ってる時の写真が一番いいと言い、それが彼の待ち受けになってます。

微笑ましいエピソードですよね。お相手の写真を普通は待ち受けにしません（笑

彼は心底、彼女に惹かれたんでしょうね！

30代後半、低収入、特殊ケースな崖っぷちの私が結婚できたのは、彼というスーパーいい人に出会えたというラッキーでしかないのですが、そのラッキーを呼び込む準備をしたのは良いことだったと思います。

ファッションや振る舞いを変える努力をしたのは事実ですが、それが全てではなく、最終的にはありのままの自分を受け入れてくれる人と一緒になるのが幸せなんだなということを思いました。

彼は今まで私が恋愛してきた人たちとは全然違うタイプで、生活圏も異なり、共通点もなく、婚活以外で出会ってても発展はしなかったと思います。お互い結婚を意識して「この人だ！」と結ばれたのはとても素敵なことだと思いますし、私の周りのみんなが彼を見て「本当にいい人と出会えたね」と祝福してくれることが本当に嬉しいです。

今婚活されている方やこれからされる方には、私のような特殊物件にも可能性はあるということ。

そして、もしコンプレックスや短所に感じている部分があっても、捉え方や見せ方でいくらでもプラスに変えられること、そしてそれを魅力に思ってくれる方は必ずいるということをお伝えしたいです。

赤裸々に綴ってくださり、本当にありがとうございました！