遠距離婚活が難しい2つの根本的な理由|仮交際の進め方や注意点を徹底解説!
「九州在住で東京在住の人を狙う」「東北から東京」「名古屋から東京」「大阪から東京」
このように遠距離になることも覚悟の上で婚活している方は多いと思います。東京から地方というパターンもあるでしょう。また、国内から海外、海外から国内というパターンもありますよね。
でも、実際はほとんどの確率でうまくいきません。なぜうまくいかないのか。
今回は遠距離婚活がうまくいかない原因と遠距離交際の進め方を解説していきます。
実際にあった遠距離婚活に関するご相談
非会員さま実際に遠距離婚活に関する質問が寄せられましたのでご紹介します。
最近、仮交際に入ったばかりの婚活男子です。私は関東(栃木)。お相手は札幌。よく遠距離の交際は難しいと言われていますが、どういうところに気を使って、注意して婚活していけばいいのか、まずは真剣交際までの見取図が自分の中でも描けていない状態です。札幌へ行くだけでも往復5万円はかかります。しゃかりきになって、LINEや電話を仮交際スタートからしても、うまく距離感が掴めずに相手に威圧感を与えそうで交際を壊しそうで怖いです。
遠距離と結婚したら仕事辞める不安
質問者様ありがとうございます。
どちらの悩みも分かりますよね。婚活している方はどちらも共感するのではないでしょうか?
この2つの質問の答えは今回のコラムを読んでいただければ分かりますのでご覧ください。
遠距離婚活が難しい2つの理由
婚活はただでさえ難しいのに、遠距離になるとググッとさらに難易度が増します。
それはなぜかというと、根本的に「心の距離」と「物理的な距離」があるからです。
遠距離は心の距離がある
人は離れているというだけで寂しく感じます。仲の良い家族や友達が遠いところに住んだら寂しくなってしまいますよね。
婚活では同棲を始めるまでは同じ都内にいたとしてもLINEでコミュニケーションを取っていくので、正直どこにいても同じです。関西から都内にLINEを送ったら1時間かかるとかないですよね。九州と東京でZoomを繋いだら1時間の時差が生まれるなんてこともありません。
そう思うと本当に便利な世の中になりましたが、便利といってもなぜか人は遠いところに相手がいるだけで心に距離があると思ってしまいます。
遠距離は物理的な距離がある
遠距離交際となったら物理的に距離があります。東京と名古屋だったら新幹線で約1時間30分。東京と大阪だったら新幹線で約2時間30分。
同じ都内だったとしても会うまでに1時間かかることもありますが、遠距離となると時間もお金もかかります。そうなると人は億劫に感じるようになります。
正直、遠距離交際になったらよっぽどの相手ではない限り面倒くさいですよね。
以上、「心の距離」と「物理的な距離」があるから遠距離婚活は難しいのです。
遠距離婚活4つの大前提
次に、遠距離婚活をするにあたっての大前提がありますので4つお伝えします。
お見合いですべてが決まる
遠距離婚活はお見合いですべてが決まります。
遠距離ではないお見合いの場合、相手が微妙だったとしても「もう1回ぐらいは会ってもいいかな」という気持ちになりますが、遠距離の場合はそれはありません。
なぜなら、会うのに時間もお金も手間もかかるからです。なので、遠距離でお見合いする場合は通常よりも気合を入れて本気で挑みましょう。
追いかけたくなるかどうか
ズバリ、遠距離は男性も女性も追いかけたくなるかどうかです。しかも、継続してその気持ちがお互いあるかどうか。
追いかけたくなる女かどうか
遠距離を続けてまで一緒になる男かどうか
相手のことが微妙と思ったらいろいろ面倒くさい遠距離交際を続ける意味がありません。
遠距離相手の心理をムシしないこと
自分は遠距離でもいいと思っていたとしても、地元から離れる意思を持っていたとしても、相手の心理を決して無視しないことです。
婚活をしているとどうしても自分の都合の良いように考えてしまいがちですが、大事なことは相手の立場に立って考えること。
地方在住で東京の男性をターゲットにする婚活もいいでしょう。でも、東京の男性は関東圏に住んでいる女性がいいに決まっています。わざわざ遠距離相手を選ぶ必要がどこにあるのでしょうか?
遠距離を言い訳にするな
遠距離交際は自分で選択したとしてもどこかしらで「遠距離だからしょうがないよね」という逃げ道を作っています。
遠距離婚活がうまくいかない原因は、「遠距離だから」という言い訳を実は良くも悪くも自分で使っているからです。
遠距離だからこそたくさんコミュニケーション取る必要があるのですが、
遠距離だからしょうがない
遠距離だからなかなか会えないよね
遠距離だから…
と自分で遠距離を肯定化してしまうと、先には進めません。遠距離でもお見合いしてみたいと思ったのは自分自身ですよね。
なので、「遠距離だからどうするか?」という視点で必死に考える必要があります。
遠距離婚活で失敗する典型的なパターン
結婚するために婚活しているのに、遠距離婚活で絶対に失敗する人というのがいます。それは、自分を変えようとせず自分勝手でマイペースな人です。
冒頭にもお伝えした通り、遠距離は本当に難しいです。でも、相手もいないし年齢も年齢だから仕方なく遠距離婚活をしている人もいるでしょう。
それなら、なにもかもガラッと変えるつもりでやらなければいけません。
都合の良いように遠距離を甘く考えている人は絶対にうまくいかない!
以前、こんな方がいました。
- お金がかかるからなるべく遠くに行きたくない
- オンラインデートで済ませたい
- LINEはあまりしない
- 結婚後は本当は自分の両親と一緒に住んでほしい
どう考えても結婚はムリですよね。
遠距離婚活をうまくいかせるためには、今まで以上に柔軟性や行動力、工夫が必要となってきます。
遠距離婚活の進め方10選
では、どのように進めていけば遠距離婚活はうまくいくでしょうか?
まず、当たり前のことは当たり前にすること。これを徹底しましょう。何が当たり前かというのを解説していきます。
見た目の徹底
婚活全般に言えることですが、遠距離の場合は特に見た目を徹底しましょう。なぜなら、男性も女性も本能的に見た目に好意を持てないと交際を続ける意味がないからです。
遠距離をするということはお互いに強烈ななにかがないと最後までうまくいきません。
ボテっとした体型なのにスマートな異性にお見合い申し込みするのではなく、自分もシュッとスマートになる。
男をサボるな!
女をサボるな!
結婚するために婚活をしています。結婚するための準備をサボる人に未来はありません。
お見合い写真を変える
シュッとスマートになったらお見合い写真を撮り直しましょう。
体型も残念、写真も残念、プロフィールも残念。そもそもそんな人に遠距離で会いたいと思いますか?
お見合いでノックアウト
遠距離婚活はお見合いがすべてだということをお伝えしました。もう1回会いたいと思えるかどうかなんです。
あなたも遠距離相手に対して「もう1回会いたい」と思わなかったら仮交際に進まないですよね。
同じ県内であれば、「もう1回会ってもいいかな」と妥協できますが、遠距離だと面倒なので、お見合いでダメだったらその先もダメなのです。
お見合いでノックアウトさせる人になろう!
マメに連絡する
遠距離となると心の距離と物理的な距離があります。ということは、遠距離を感じさせないほど連絡を取れる体制を整えておかないといけません。
連絡取れない遠距離相手。これはもう交際する意味がないですよね。逆も同じで、連絡取れない遠距離相手はキッパリ諦めるしかありません。
相手のために時間を作る
遠距離交際の場合、逆に言うと、遠距離だから電話できるというメリットもあります。
例えば、デートが決まっているのに電話をするというのは、「いや、デートが決まってるんだからそこで良くない?」と考える人も多いですが、遠距離は「なかなか会えないんだからもっと会話しようよ」というのが自然にできます。
遠距離が電話をする理由にもなるわけです。
でも、忙しくて時間がない。そうではなく、遠距離だからこそ相手のために時間を作りましょう。
会いにいく
ずっとオンラインやLINE、電話で関係性を深める。これは不可能です。
遠距離婚活では絶対にラクをするな
逆に全然会わない相手と結婚できるんですか?という話です。会えるように工夫をしましょう。
自分が男性なのであれば、まずは自分から会いに行く。女性はそれだけで嬉しいものです。
でも、相手は交通費をかけてもらって申し訳ないという気分になるので、仮に東京から札幌に行く場合、
僕、お恥ずかしながら札幌のことはよく分からないので、お店だけは甘えてしまっても大丈夫ですか?〇〇さんと美味しいもの食べに行きたいです!
というふうに相手にも役目を作ってあげることで、相手の心理的負担を軽減させることができます。
さらに、関東で話題のものをお土産に持っていくというサプライズを用意するといいでしょう。
毎日の継続努力
遠距離交際はお互いが大変です。特に1ヶ月、2ヶ月経ったら、お互いが「この先どうしよう」「結婚したらどうなるんだろう」という不安を抱えながら過ごしています。
LINEや電話も大変ですよね。会ったときに体型の変化があってもゲンナリさせてしまいます。
結婚する者として準備を怠らないように毎日の継続努力が大事!
フットワークを軽くする
とにかく、フットワークを軽くしましょう。LINEも電話もデートも婚活の基本中の基本。
例えば、相手から「今日電話しませんか?」とLINEが来たら、「すみません、ちょっと今日は忙しくて…」と断るのではなく、「ぜひお電話しましょう!自分もしたいと思っていました!」と言えるぐらいになりましょう。
遠い場所に会いに行くのも確かにお金がかかることですが、1つのプチ旅行だと思って楽しむしかありません。
コミュニケーション能力を身に付ける
遠距離婚活の場合、よりコミュ力が必要になってきます。
- 自分の話ばかり
- なにも話を振らないと話をしてくれない
- 会話のキャッチボールができない
会員さまからよく聞く報告ですが、これではわざわざ遠距離相手を選ぶ必要がないですよね。遠距離で会う際は、通常交際よりも会う時間の濃度を高めないとお互いに惹かれ合うことは絶対にありません。
コミュ力に自信がない方は、婚活KOKOの【成婚コミュニケーション術講座】でまずは学ばれることをお勧めします。
自己PRをハッキリする
何度もお伝えしているように、なぜわざわざ遠距離の相手を選ぶのでしょうか?
それなりの魅力がないと遠距離の相手と交際を続ける意味がないですよね。
心と身体も距離が離れているワケなので、「自分と交際するメリット」「結婚するメリット」をハッキリ伝えられるようになると、遠距離交際は続きます。
「こんな人と続けるなら近場の人のほうがラク」なんて思われたら即終了です。というより、普通は「なんかいろいろ大変だからやっぱり近くの人がいい」となります。
美容院も病院も買い物もわざわざ遠いところには行かないですよね。ソコがすごく魅力的で、ソコじゃないと!という理由がないと人はわざわざ遠くには行きません。
それと同じように、「あなたじゃないと!」という理由がないと選ばれなくなります。
遠距離婚活を実らせる最大のコツ
結婚相談所で遠距離婚活
テクニックも交えながら遠距離交際の進め方を解説しましたが、遠距離婚活を実らせる最大のコツは、結婚相談所を利用することです。
何度もお伝えしているように、ただでさえ婚活は難しいのに遠距離になるともっと難しくなります。婚活超ハードモードをクリアしていくためには結婚相談所の力が必要で、担当カウンセラーの技が必要なのです。
なぜなら、担当カウンセラーがいれば相手のカウンセラーと連絡を取ってくれ、裏であなたのためにいろいろ動いてくれるからです。なので、遠距離婚活に挑む場合は、遠慮なくカウンセラーを自分の結婚のために使いましょう。
逆に、カウンセラーもいないで1人で遠距離婚活をして結婚まで漕ぎ着けるのってイメージできますか?
遠距離婚活の場合はより戦略と戦術が必要!
遠距離婚活でうまくいった会員さまの事例
婚活KOKOは、15年以上の歴史があり、北は青森から南は熊本まで、海外では、ドイツからタイ、カナダまで3大陸の成婚実績があります。今まで本当にたくさんの方々の婚活サポートを行なってきましたが、その中でも遠距離婚活を経てご成婚された方々の事例をご紹介します。
関東ー香港間の遠距離で成婚
男性が香港。女性が関東のケース。
会員だった女性はカウンセラーがびっくりするほど頻繁にLCCで香港まで飛んでいき、とにかく会いに行くことをされました。香港までは飛行機だけでも片道約5時間。なかなかできることではありません。
男性としてもわざわざ飛行機に乗って会いに来てくれるなんて嬉しいですよね。
東北ー関東間の遠距離で成婚
会員だった30代女性のスゴかったところは、「移住することなど1ミリもいとわない」と最初の頃に言い切ったことです。
ご実家も関東で、お仕事も関東なのにスゴくないですか?
やっぱりうまく人は言動が全然違います。
関西ー関東間の遠距離で成婚
このカップルはなんと遠距離なのにたったの2ヶ月でご成婚。ヤバいですよね。遠距離でどうやって2ヶ月で踏み切れるんだと思いますよね。
彼は関東住まい、彼女は関西住まいで11回のデートを関西関東交互に重ねられていました。
頻繁にリアルデートを重ねていたのはもちろんのこと、約束をして仕事後に電話も何十回も行う徹底ぶり。
これぐらいやらないと逆に先が不安ですよね。
東海ー関東間の遠距離で成婚
彼らはアラフィフカップルで、しかもコロナ禍、東海と関東の遠距離婚活でした。
コロナ禍の遠距離婚活がどれだけ難しいことか想像できますか?もう想像できないですよね。
でも、一切「難しい」と言い訳せずに、関係性を育む努力をされていました。
以上、今回は4つの事例をご紹介しましたが、遠距離婚活を経てご成婚されたカップルはまだまだいらっしゃいます。
結婚するために婚活しているんだから結婚できるように準備する努力する
これは当たり前です。
遠距離婚活を経て結婚する場合の仕事はどうする?
遠距離婚活は関係性を育むことがまず難しいのですが、さらに難しいのが仕事。やっぱりココがネックになります。
基本的には、女性が男性のほうに嫁ぐ形になるので、女性の仕事どうする問題が発生します。年齢のこともあるので簡単には転職先も見つかるものではありません。
でも、遠距離婚活を経てご成婚された女性がこんなことを仰っていました。
移住した先で空きがあれば異動願いを出せますし、もし異動願いを出せなくても仕事は辞めます。正規で働くまでの間はパートでもなんでもやります
スゴくないですか?
ここまで覚悟を決めて婚活している人がいるんです。
男性も「自分のところに来てくれるんだったら働かなくていいよ」と言えるぐらいの勢いと熱意は欲しいですよね。
でも、仕事の問題も考えないといけないから遠距離婚活は面倒くさいのです。なので、遠距離で連絡を取ってくれる、会ってくれるだけでも本来はありがたいもの。
とはいえ、実際は仕事のこともあるので、男性は女性が不安を抱えていることを理解しましょう。
結婚相談所を成婚退会しました。仕事辞めて遠距離の彼のもとに行きます。でも、数ヶ月後破談になりました。
もしもこうなったら女性は自分だけ絶望です。そんな不安を抱えながら女性は遠距離婚活をしています。
女性は仕事事情も一緒に考えてくれる男性を選びましょう。
ただ、結婚は人生の新しいスタートです。遠距離婚活を経て結婚となるとネガティブに考える人が多いですが、環境をガラッと変えて新しい土地でスタートさせるのも人生としてはアリなのではないでしょうか?
暗いことを考えている時点で結婚には前向きではない!
遠距離婚活でも明るく前向きに!
今回ご紹介したように、婚活KOKOには遠距離で成婚されているカップルがたくさんいらっしゃいます。皆さん、積極的で自ら時間を作り、ギブの精神を忘れずに、少ない時間でも質の高い時間になるようにいろいろ準備をして会っています。
だから、うまくいきます。
まずは、自分が相手に与えられるものをハッキリさせましょう!そして、それをアピールすることです。
「遠距離だけど私と一緒になるとこんなメリットがあるよ!」という理由を最低でも3つ答えられるようにしておくと、あなた自身の自信にも繋がります。
遠距離婚活でご相談がある方は一度チケット相談をご利用ください。