お見合いを10回以上したけど、結果ポツンと一人|成婚に至るまでのコツ
「結婚したい!」と思って始めた婚活だったけど、気付いたらポツンと1人・・・という方は意外と多いと思います。
でも、まだ間に合います。諦めないでください。
今日のコラムを読んでいただければ、あなたの婚活に活かせるポイントはたくさんあると思います。でも、読むだけでは残念ながら意味がありません。
読んで実践して初めて自分に変化が起きる!
どうせ読んでも明日にはなにも思い出せないので、「即実践!即実行!」を心がけましょう。
お見合い10回はやりすぎ?適切な平均回数
IBJでは毎年『成婚白書』というデータを公表しているのですが、お見合いの回数ではこのようになっています。
代表的な成婚者像(2023年)
男性 | 女性 | |
---|---|---|
お見合い数 | 11回 | 10回 |
婚活KOKOのデータでも、やはりスラスラと成婚されていく人はお見合いの回数が10回以下です。つまり、短期間で成婚に至るまでの理想は、10人以下の人とお見合いをし、「この人だ!」と決めることです。
「そんなの無理じゃないですか?」
「もう10回以上は軽く超えてますけど…」
という方もいると思います。
いえ、むしろ、統計で見ると、10回以上お見合いをしても苦戦している人のほうが多いです。みんながみんな、お見合いの回数が10回以下だったらあなたはこんなに婚活に苦労することはないでしょう。
ただ、成婚している人の数字は知っておいて損はありません。なぜなら、あなたもいずれ結婚するわけだからです。
うまくいった人の真似をする
あなたが意識することはコレです。とてもシンプル。
それなのに、婚活がうまくいかない人は、自己流を貫きます。なぜか、わざわざ難しい婚活の仕方を選ぶのです。
お見合いを10回以上こなしたけどまだ結婚できない人の特徴
それなりにお見合いをがんばったけど、結果、「もう誰もいません」という方は、だいたい2パターンに分かれます。
誰でもぶった斬るタイプ
誰でもぶった斬るタイプは、とにかく自分の基準でダメだったらバシバシ切り捨てるタイプです。
例えば、
たいていの人はこれがイヤだから即お断りします。たしかに、これらは一般的には良くないとされています。
でも、たった1,2回会っただけで、早々にバシバシ切り捨てていいかといったらそうでもないです。人間は最初から完璧ではありません。
あなたは完璧な人間でしょうか?
こう考えてみよう!
もしかしたら、その人は今まで誰にも注意されたことがなくて、可哀想な人かもしれません。もしかしたら、気付いていないかもしれないし、「ソレがいい」という変な情報を知っててワザとやってるかもしれません。1回注意したら直る可能性もあります。
2回目3回目のデートにときに、「私はあなたのソレがすごく気になってるんだけど、なんでソレをやるの?」と聞くことだってできますよね。
たった1回で決めつけていいのは、あなたではなく、担当カウンセラーの仕事です。
あなたは、なんでも言うことを聞いてくれて、都合の良いときに使える奴隷が欲しいわけではないですよね?
自分の希望通りにガチガチに固まった軍隊の兵士が欲しいわけではないですよね?
あなたの「理想」と婚活異性の「実態」は全く違うことをもっと認識しましょう!
どんなイケメン俳優でもママには甘えるし、どんな可愛いアイドルでもウンチはするんです。
ドラマや映画で影響を受けて、あなたの頭の中には理想像が出来上がってると思います。
「こういう顔で、目はこうで、口はこうで、腕はこんな感じで、脚はこんな感じ」とまるで、着せ替え人形やプラモデルのように空想上に出来上がっている自分好みにカスタマイズしたヒーローがいると思います。
こんな人と一緒にいると私は幸せ
というのは実は思い込みだったりするので、1回ブチ壊したほうがいいです。
1回リセットして、目の前にいる相手のことに集中しましょう。生理的に無理ならしょうがないですが、最初からデキている人間はすでに結婚しています。
婚活をするということは、お互い不完全で未熟な状態から一緒に出来上がっていくようなイメージです。
誰でもOKタイプ
「私はそんなに欲が深いわけでもないので、基本申し込まれたら全部OK」という人もいますよね。
一見良さそうに見えますが、だいたいの場合、相手に伝わっています。
「だれでもいいんだよね〜」というのが相手に伝わっています。そしたら、「じゃあ別に自分じゃなくていいよね」と思うのが普通ですよね。
「あなたがいい!」と伝えていますか?
「なんでもいい」
「どこでもいい」
「あなたが好きなほうでいいよ」
「分からない」
というハッキリしない発言ばかりしていませんか?
お見合いが10回以上できているという意味
ここで改めて「お見合い」について考えてみましょう。
お見合いを10人以上としている
これはもはや奇跡です。
地方の問題でお見合いが全く組めない方もいます。そんな方もいる中で、お見合いを10人以上とできているというのは、スゴいことです。
結果は伴わなかったとしても、自分に興味を持ってくれて時間とお金をかけて会ってくれる人が10人以上いる。これって普通に考えてスゴいことだと思いませんか?
「いや、でも全然いい人がいません」
そう思ってしまう気持ちも分かりますが、自分は恵まれていることをまずは自覚することが大事なことではないでしょうか?
感謝の姿勢で婚活に取り組む
これは婚活においてとても大事なことです。相手に感謝している人は相手に伝わりますし、逆に適当にしている人は相手にも伝わります。
婚活や結婚は相手ありきです。2人の問題です。相手だけが悪いということは滅多にありません。
自分の言動や思考、姿勢など、なにか足りていないものはありませんか?
お見合いを10回以上したら陥る2つのワナ
お見合いを10回以上すると、婚活に変に慣れてきます。慣れてくると人間は大事なことを忘れがちですが、1回冷静に考えてみましょう。
婚活は、事前プロフィールはあるにしろ、全くお互い知らない赤の他人状態で会って、たった1回だけで、交際するかサヨナラするか決めないといけません。
それがお見合い!
自然な恋愛とは異なることが分かりますよね。自然な恋愛は、1回会って、交際するかサヨナラするか決めないといけない場面が逆にありません。
学生の頃、入学式でバッタリ会って付き合うことなんてなかったですよね。
大学のサークルで初めて会ったその日に、どっちかが告白して付き合うなんてなかったですよね。
会社で初めて会った人と「あなたとは合いません」とサヨナラすることはないですよね。
一般的な自然恋愛は、交際になるまでにお互いに距離を縮める時間があります。
でも、婚活はたった1回1時間の間で交際するかサヨナラするか決めないといけません。
だいぶコクだと思いませんか?
ということは…、できることが限られてくるし、質問も限られてくるし、話すことも限られてくるし、意識することも限られてきます。
だから、集中力が必要だしお見合いが終わったらドッと疲れるのも当然です。
赤の他人同士がお見合いから数ヶ月で結婚までいくのは、モノスゴイことです。
つまり、相手を知るためにも自分のことを知ってもらうためにもコミュニケーションが必要で、LINEの往復が1日2,3回だけじゃ足りないということも分かるハズです。
じゃあ時間をかけて『のんびり婚活』すればいいじゃないか、と思うかもしれませんが、相手が待ってくれるとは限りません。
痺れを切らし、相手は他の人と結婚してしまうかもしれません。
それこそ、ポツンと1人になってしまいます。
時間が許されるのが恋愛
時間が許されないのが婚活
結婚が分からなくなる?
お見合いを10回以上もこなせるのはスゴい奇跡ですが、弊害があります。
それは、結局だれがいいのかよく分からなくなるという現象です。
人は選択肢がありすぎると迷うと言われています。お見合いも同じで、10人以上も会うと、だれがいいのか分からなくなってしまいます。
いろんな人のプロフィールも見すぎて、みんな同じに見えてしまう錯覚さえも起こしてしまいます。
弊害はもう1つ。
自分に合う人はだれもいないんじゃないかという絶望感にも襲われます。
だから、お見合いはたくさんすればいいというワケではありません。たくさんお見合いすることは、結婚するための本質ではありません。
出会えた人と違いを認め、関係性を育めるようにできる人であれ!
そのためには、コミュニケーション力を身につけないといけないし、決断力や行動力も必要で、価値観や思考も広げて人間的に大きくなる必要があります。
次のお見合いを最後にするために
あなただけではなく、相手を含め、婚活をしている人全員がもっとコミュニケーションを取ろうと必死になれば、結婚できる人が増えます。
担当カウンセラーももっと会員様とコミュニケーション取れば、結婚できる人が増えます。
これはもうハッキリしています。
でも、ほとんどの人が自分の生活スタイルや生活リズムを崩さないで、結婚しようとしています。
自分のなにかを守ろうとしています。
1人なのに、まるで大家族でも守るかのように、必死になにかを守っています。
そのなにかを捨てることができた人だけ、婚活がうまくいっています。
あなたはなにを守っていますか?ソレは結婚することよりも大事なことですか?