こんにちは、婚活KOKOの工藤です。
ビジネスシーンにおいては、USP
という言葉をよく耳にします。
ご存知のように
「Unique Selling Proposition」
の略で、直訳すると
「独自の売り」
「自分だけの強み」
といった意味ですね。
今日は
「婚活におけるUSP(自分だけの強み)」
についてお話しします。
さて、
婚活において、行き詰まっている方には
2つのパターンがあります。
まずひとつめのパターンとして
「いい人がいない」
とおっしゃる方です。
このような方は、
お見合いや交際においても、
例えば、就活の面接官のように
選ぶ側の目線で相手を見ています。
「面接を繰り返しているけど、なかなか
いい人材がいないな・・・」と。
その一方で、
2つめのパターンとして
「選ばれる自分になりたい」
とおっしゃる方です。
就活に例えると
「自分の強みって何だろう?」
「何をどうライバルと差別化
できたら、採用されるのだろう?」
と悩み、友人や親に相談して・・・
「今のアナタのままで十分魅力的!
だから頑張って!」
と慰めなのか、
よくわからない励ましを受けて
何も解決せず、モヤモヤ・・・
サポートする側としては、
後者の方は、一生懸命で
心情的に思わず応援したくなりますね。
でも、結論から言います。
婚活における「USP」という考え方、
実はちょっと危険なんです。
「ライバルと差別化するために、
自分だけの魅力をアピールしましょう!」
という文脈で使われることがあります。
確かに
「他の人と同じようなプロフィールじゃ
印象に残らない」というのは正論です。
でも、
この「USPを打ち出そう!」
という考え方には、
大きな落とし穴があります。
なぜ危険なのか?
それは、
「相手目線」が抜け落ちてしまう!
からです。
「自分にしかない強みって何だろう?」
「他の婚活者とは違う自分だけのアピールって何だろう?」
こう考える時、
アナタが見ているのは
「ライバル」や「自分」なんです。
ライバルと比べて
年収が多い、一流大学卒業、若くて美人、
スポーツが得意、マッサージが得意、
英語が得意、料理が得意、多様な趣味、
芸術に造詣が深い・・・などなど、
どれも素晴らしく、魅力的です。
でも、
婚活で一番大切にすべき視点は、
はたしてそこでしょうか?
再び、就活に例えれば、
アナタが面接に行った会社が、
営業の人材を募集していたとします。
なのに、面接で、
「私は人見知りなので、初対面の方との
コミュニケーションは苦手ですが・・・
エクセルは得意で、簿記の資格を
持っています!」
とアピールしても、
相手の心に響くでしょうか?
この場合、
面接官が知りたいのは、
営業への適性であり、
採用した場合、戦力になるか?
のはずです。
婚活であれば、「この人と結婚したら、
どんな未来が待っているか?」
を知りたいのです。
つまり、アナタがやるべきことは
「自分だけの魅力を探す」
のではなく、
「相手が本当に求めていることを
あなたが提供できるかどうか」
に意識を切り替える必要があります。
婚活でうまくいっている人は、
「私は◯◯が得意です!」
と“自分だけの強み”を語る前に、
「相手が何に不安を感じていて、
どんな未来を望んでいるのか」
をしっかりと考えています。
その上で、
「その未来を私となら叶えられる」
と感じてもらえるような言葉を
選んで伝えています。
だから、相手は自然とあなたを頼り、
惹かれていくのです。
この視点の切り替えが
あなたの婚活成功の
大きなポイントです!
・・・でも、
ここで終わりではありません。
実は、この視点を持てたとしても、
その後で
「ほとんどの方がやってしまう
“共通のミス”」があります。
それは、
婚活でよくある
「言語化のミス」
あなたの魅力を、
「相手が欲しがる言葉」で伝えるための
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