真剣な婚活じゃないにしても自分の人生のために一生懸命になるべき

このメッセージは半分本当で、半分誤解を生むメッセージでもあります。

もちろん、やると決めたら真剣になったほうがいい。

でも、気持ちよりも先に行動するということも時には大事です。気持ちは後からついてくることもあるからです。

例えば、「本当にやりたい仕事が見つかるまでは仕事をしたくない」という大学３年生がいたとします。

この気持ちはすごくよく分かります。

でも、そんなこと言っていたら周りの友達はどんどん就職先が決まっていくし、あっという間に大学は卒業してしまうし、収入を得られないワケなので生活ができません。

だからほとんどの場合、明確な理由がなく就活をして、内定をもらい、なんとなく働き始めます。

そのうち、辞めたり転職したりして歳を重ねていきます。

でも、働き始めたら責任感が出ることもあるし、仕事が楽しくなることもあります。素敵な人や人格者に出会うことだってあります。

人はなんとなくで選んだ道さえも自分の人生なので、肯定的に考えるようになっています。

自分の家族、小学校、中学校、高校、学生生活でできた友達、大学、仕事先、自分の人生すべて否定して悔やんで怒りを覚えていたら、人はブッ壊れます。

なので、覚悟を持って婚活をしたほうがいいですが、必ずしも覚悟が必要かというと、別にいらなくても婚活できるし結婚できます。

目の前の道はたった１本しかない、なんてことはない

結婚したい理由も人それぞれです。

だから婚活をする。

婚活を始めるキッカケはなんだって自由です。

たとえ、不純な理由であったとしても自分の人生なので幸せを追求するべきです。

もはや、なにが正当な理由で、なにが不純かは分かりません。

ただ、自分のために一生懸命なのであればそれでいいのではないでしょうか。

いろんな背景を持ちながら婚活をしている

最初から覚悟が必要か

熱量が必要か

もちろん、あったほうがいいにはいいです。

でも、覚悟がなくても熱量がなくても実は結婚できてしまうという事実があります。

恋愛結婚でもみんながみんな覚悟を持って、熱量を持って、結婚していると思いますか？

そんなことはありませんよね。

そんな完璧な気持ちがあるなら、世の中に不倫する人なんていないでしょう。

結婚する理由は千差万別

でも、結婚相談所のメッセージとしては

と言わざるを得ません

なぜなら、婚活者の背中を押すことが結婚相談所の役割でもあるからです。

時には、キツイことを言って人から恨まれようともお尻をペンペン叩かなきゃいけないときがあります。

ただ、こう言うと少なからず勘違いをする人もいるので、誤解だけはしてほしくありませんが、

だからと言って人を傷付けていいことにはならない。

覚悟がなくても婚活していい！

熱量がなくても婚活してオッケー！

正直結婚したいか分からない？全然いいよ！

ただし、人に迷惑をかけないこと

こうではない。

自分はまだ真剣じゃないから許してねーという態度は相手には失礼である

婚活には想像以上に関わってくれている人がいます。

あなたに出会う人もたくさんいます。

そのすべてに適当でいいということは絶対にありません。これは不幸になる生き方です。

たとえ、ウソだったとしても一所懸命風に装うことが大事。

例えば、

６ヶ月婚活がんばってみたけど、うまくいかなかった。気持ちが切れてしまった。でも明日お見合いがある。

この場合、明らかにお見合いでの笑顔は最初の頃より減ります。引きつった笑顔になっています。

自分が思っている以上に気持ちは表情や態度、仕草に出るもの。

人によっては死んだ顔をしているでしょう。

結局それは自分が幸せになるための選択をしているのに、集中できていない証拠です。

24時間中のたった1時間、一所懸命風に装うことぐらいできますよね。相手がいるんだから。

お見合い終わったあと、その足で一人焼肉して、お昼からキンキンに冷えたビールをゴクゴク胃袋に流し込んだっていい。

肩の力を抜く婚活と手を抜く婚活

例えば、お見合い１日３件あったとします。

肩の力を抜く婚活というのは、無理に焦ったり、緊張しすぎず、リラックスして時間を大事にすることをいいます。

一方で、手を抜く婚活というのは、面倒だから質問しなかったり相槌を打たなかったりすることをいいます。

つまり、「肩の力を抜く婚活」と「手を抜く婚活」の違いは、自分を大切にしているか、です。

肩の力を抜くというのは自分を大切にしています。でも、手を抜くというのは自分を大切にしていません。

ここを履き違えている方もいるようで、やはり手を抜く婚活は自分も相手を傷付けることが多いです。

幸せになるための選択

婚活は自分を見つめる良いチャンスでもあります。

キャリアを追い求めるのもいいでしょう。

でも、仕事だけしていれば幸せの絶頂を感じるという人はいないと思います。

幸福には種類があって、大まかに分けると13種類あります。

またこのお話も会員さま限定コンテンツ『KOKO道場』でお伝えできればと思っていますが、他の誰でもない自分の人生です。

それなのに、考えて考えてずっと考えた結果、１ミリも前に進んでおらず時間をムダにしている人が多いように感じます。

自分の人生なのに、意外と後先考えずに幸せになるための優先順位が決まってないですよね。

まずは、仕事。まだ仕事、もうちょっと仕事。え、それで本当に幸せを見つけられるの？

というのは、あまりにも幸福への冒涜なので違いますが、幸せになるための選択を自分のために一生懸命にしてほしいと思います。

ただ、

やりたいと思ったことは全部なるべく早くやったほうがいい

これは間違いないです。