条件?相手との価値観?相性が合うか?そんなことはどうでもいいからまずはコレ!
こんな話を聞きました。
あなたは「滝行」と聞くとどんなイメージを持つでしょうか?
という風に、滝行にはいろんなイメージがあると思います。
やったことがない人がほとんどだと思いますが、どちらかというと、滝行は自分にとってはプラスに働く良いイメージがありますよね。
わずか数秒耐えるだけでも自分に自信を持てる気がしますよね。
でも、
とある宗派では、滝行は良くないそうです。
人の怨念が滝の下に溜まっているから良くないというのです。
この話を聞いたときに、「あ〜面白いな」と思いました。
ソレが良いのか悪いのか
目的によって変わることが言える
例えば、友人同士で行く滝行は盛り上がるので、滝行は良いものになります。
目的は、友人同士で盛り上がるためだからです。
でも、自分の持っているエネルギーを1回洗い流したい、とかそういう「気」の目的だと、滝行は良くないかもしれません。
このように物事は同じですが、目的によって「良いもの」が変わります。
本も同じことが言えます。
オススメの本はありますか?
これはどういう目的で本を読みたいのかによって答えが変わります。
例えば、「これすごく感動したから読んでみるといいよ」と小説を勧めても、相手はビジネス書を探していたかもしれません。
目的が人それぞれ違うので、自分にとっては良い本でも、相手にとっては良くない本になります。
なので、本来であれば正しい質問としては、
〇〇が目的だからその目的を達成するためのオススメの本はありますか?
です。
まぁこれを友人に言ったら、「え、何言ってるの?」と返されると思いますが(笑)
映画も同じです。
オススメの映画はありますか?
人にオススメされたけど、正直全然良くなかった
という経験はだれでもあるかもしれませんが、コレは目的が違うからです。
オススメしてくれた人と同じ目的でその映画を観たとしたら、もしかしたらあなたにとっても良い映画になったかもしれません。
これも本来であれば、
今すごく泣きたい気分だから泣ける映画でオススメのものはありますか?
が自分にとって有益な情報を得るための正しい質問です。
なにが言いたいかというと、
目的によって良いものが変わる
というコトです。
これは婚活でも同じことが言えます。
例えば、
年収3000万の男性がいたとして、でも、女癖が悪くて家事も育児も絶対にしない
一般論で言えば、この人は「良くない人」だと思います。
でも、
「親がすごく貧乏で自分は大変な思いをしたから、とにかく高年収で豪邸に住めるなら私はどんな人でもいい」という目的を持った人なのであれば、この女癖が悪くて家事も育児も絶対にしない。けども年収3000万の男性は、「良い人」になります。
だれかが言った「良い」が、必ずしもあなたにとって「良い」ものとは限らない
だれかが言った「悪い」が、必ずしもあなたにとって「悪い」ものとは限らない
大事なことは、自分にとって「良い」か「悪い」を判断できるようになるコト
他人の意見に踊らされるな
婚活ではお断りする回数、お断りされる回数が圧倒的に多いです。
1人としか結婚できないワケなので当然ですが、あなたがダメ出しをしてお断りした相手もだれかと結婚します。
それがすぐか10年後か分かりませんが、あなたが「良くない人」と判断した人もだれかと結婚するんです。
自分の婚活が合っているか分からない
この悩みを持っている人がすごく多く、婚活KOKOのチケット制相談に申し込まれる方がいますが、
あなたの婚活が「良い」か「悪い」か
交際相手が「良い」か「悪い」か
分からない場合は、目的が漠然としているからです。
ビクッとした方、今から言う質問にソッコウで答えてみてください。
あなたはなぜ結婚したいんですか?
ではなぜ、もっと早く結婚しようとしなかったんですか?
ではなぜ、婚活を始めていま結婚できていないんですか?
結婚すれば幸せになれると思いますか?
どんな結婚生活を送りたいですか?
その結婚生活を送るためにはどんな相手ならいいんですか?
逆にどんな相手だと結婚はうまくいかないと思いますか?
幸せな結婚するためにどんな努力をしていますか?
その努力は正しい方向に向いているとハッキリ言えますか?
「あとでやろう」ではなく、いま紙とペンを取り出して今ソッコウで取り組んでみてください。
あなたのために。