理想は高くないと言う人も理想が高い

婚活では理想が高いとなかなか結婚ができません。

そもそもなぜ理想を抱くのかというと、今に満たされていないからです。

今に満たされていないから、今とは違う世界に行けば自分の幸せはあるかもしれないと夢を抱いています。

これはブランド好きとよく似ています。

ブランドが好きな人は欲求不満の証拠らしいのですが、ブランド好きは1点持てば満足!というワケでもないんですね。

ブランド好きは大抵の場合、何点もブランド物を持っています。

人間の欲というのは尽きないもので、「コレ欲しかったんだよね〜」と手に入れてしまうと、今度は「アレも欲しい!」となります。

欲求不満だからブランドを買うのに、満たされることがありません。

終わりがないんです。

更に自分を満たしたくなってどんどん欲しくなってしまいます。

婚活で言うならば、例えば、「高学歴、高収入、高身長の相手が私は理想!」という女性。

理由のない条件は心の闇

仮に理想の人に会えたとします。

でも、残念ながら満たされることはありません。

今度は、「もっとイケメンがいい」と言い出します。

仮に、高学歴、高収入、高身長、イケメンに出会えたとします。

今度は、「家事できる人がいい」と言い出します。

ブランドのように、満たされると思ったのに満たされなくて、アレもコレも条件が揃っている人がいい!と言い出します。

これはもう突如街中に現れていろんなものを壊しまくるモンスターです。

ただ欲望のままに暴れまわるモンスター

理想を掲げるのはいいと思います。夢を見るのも悪いことではありません。

でも、そこには必ず「理由」が必要です。

例えば、

なぜ高学歴の人がいいのかというと、自分の両親がバカで勉強を教えてくれない人で学校の授業についていけなくて、イジメを受けていた。子供にはそんな思いは絶対にさせたくない。だから、高学歴の人がいい。

という理由がしっかりしているなら、理想はいいと思います。

でも、なんとなくで理想を高くしているなら、やはりなかなか結婚ができません。

大きな理由は3つあります。

理想が高いと結婚できない理由

理想の人は実は存在していない

まず1つ目は、あなたが思う理想の人は、そもそも存在していない可能性が高い

例えば、なんとか村に住んでいて、その村で高学歴、高収入、高身長、イケメンを探している。

いるわけないですよね。

村にはおじいちゃんおばあちゃんしかいません。

大袈裟に言っているので他人事だと思って笑う人もいるかもしれませんが、実は多くの人が存在していない人を探しています。

モテる人は競争率が激しい

2つ目の理由は、スペックが高い人は競争率が高い。

当たり前ですが、仮に高学歴、高収入、高身長、イケメンがいたとしても、他が放っておくワケがありません。

全国から取り合いです。奪い合いの戦争が始まります。

何十人何百人の中から選んでもらわないといけないワケなので、戦略と戦術をしっかり決めないと競争に負けます。

ハイスペックとあなたが釣り合わない

3つ目の理由は、スペックが高い人と釣り合わない

コレも何回もお伝えしていますが、理想が高い人に

「じゃああなたはその理想の人と結婚するためになにか努力しているこはありますか?」

と聞くと、答えられません。

こんな人は例え、理想の人とお見合いが組めたとしても相手には選んでもらえません。撃沈です。

意外と理想が高い人が多い

この理想の話をすると、「私は理想が高いわけではない」と言う人がいます。

でも、よーく話を聞いてきると、実は自分も理想が高いんです。

例えば、

デートは男がリードするのが当たり前

気持ちは分かります。

ドラマや映画に出てくるカッコいい主人公はみんな男気があって、リードしてくれます。

だから、それが当たり前だと認識してしまいますが、みんながみんなリードできるわけではありません。

女性がみんな料理得意ではないのと同じで、男性もみんながみんなリードできるわけではありません。

大事なことは、リードすることではなくて、一生懸命に考えてくれることではないでしょうか?

他にも、

育児に積極的な人がいい

これも気持ちは分かります。

でも、実際は子供できたら育児できない人が多いです。

子供できるまでは育児も積極的にやるよーと言うかもしれません。でも実際子供ができると「手伝う感」を漂わせる男性が多いです。

これはなぜかというと、まだ私たちの親世代が、『家事育児は母親の仕事、稼ぐのは父親の仕事』という概念のもと生活をしていたからです。

その家庭のもとに生まれ、親の背中を見て私たちは育っているので、いまだに、『家事育児は母親の仕事、稼ぐのは父親の仕事』という概念をキレイさっぱり拭うことはできません。

「俺は稼ぎに行くことをしていれば任務完了なんだ♪」という感覚の人が多いですよ、実際は。

令和になっても。

もしかしたら私たちの孫世代は、男女平等が当たり前になっているかもしれませんが、まだ今は育児を協力しあうというのはまだ遠いです。

男性側にも理想はありますよ。

奥さんには家に帰ったらご飯を作って待っていてほしい

いや、いや、いや!

女性からしたら、「共働きを希望するのにふざけんな!」じゃないですか。

つまり、

女性からしたら、「奥さんには家に帰ったらご飯を作って待っていてほしい」は理想が高いということになります。

理想の前に現実を知れ

婚活がうまくいかない人は現実を知らないで、理想だけがかけ離れています。

これは、

「推しは絶対にウンチしない」

と言っているのと同じです。

あ、もしかしたら私は理想が高いかもしれない

と気付いて修正できる人は素晴らしいですが、気付けない人はやはり結婚に時間がかかります。

この理想の話をすると、

結婚は妥協しなきゃできないんですか!?

と、ものすごい剣幕で言ってくる人がいますが、そういうことではありません。

現実を知らないだけです。

例えば、あなたも「良いな」と思った人に

「え、料理作れないの?きちんと掃除できないの?コレは当たり前だと思ったけどコレもできないの?」

とか、自分ができないことを求められてもツラいじゃないですか。

それと同じです。

そんなツラい思いをする相手とうまくいくワケがないんです。

「あれ?相手にコレを求めることは普通じゃない?」

もしくは

「あれ?相手にコレが足りないけどこれは普通?」

と疑問に感じた人は、すぐに担当カウンセラーに確認してください。

勝手に自己判断で決めて、目の前の人を「ありえない!」とズバッと切らないコト

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この記事を書いた人

小崎真作のアバター 小崎真作 婚活KOKO 執行役員

2020年、奥さんが壮絶な不妊治療を経て妊娠。切迫早産の危険性があり転院や入退院を繰り返したのち、無事娘を出産。
2023年、再び奇跡が訪れたが再度切迫早産の危険性があり奥さんが2ヶ月入院しその間ワンオペを経験。無事息子が誕生。現在は2人の子供の育児と仕事に奮闘中。