交際相手を悩ませない、困らせない、断らせないスマートなエスコート術【婚活必勝心理学#2】

大好評の【婚活必勝心理学】シリーズ

今回は、スマートなエスコート術をご紹介します。

デートの日程がなかなか決まらない

質問したのに既読スルーになる

相手の本音が分からない

このようなことで悩んでいる方は、必ず最後まで読むようにしてください。

婚活で使えるスマートなエスコート術

今回のコラムを読むことで、相手と言葉のキャッチボールがちゃんとできるようになります。

デートの日程がスムーズに決まるようになります。

また、デートの当日も相手が食べたいものをスッと引き出すことができます。

今回の方法は、LINEでもリアルの場でも両方使えるワザなので、相手とのストレスが無くなり、また相手にもストレスを与えることなく、交際を進めることができます。

逆に、コレを心掛けないから、デートの日程が決まらなかったりします。

あなたが思っている以上に、あなたの足りないところは相手に伝わっています。

相手を悩ませているから思うようにコトが進みません。

なんかグダグダになってしまって、結果、フラれることになります。

心理学の本質

ただ、心理学は注意が必要です。

実は心理学を学ぶ人は、だれかを支配したいという欲求を持っていることが多いです。

人をコントロールしようとするからストレスを抱えます。

そうではなく、コントロールできるのは、常に自分だけです。ここだけは気を付けてください。

婚活を上手に進めていって幸せな結婚へと導く、そのためのツールが【婚活必勝心理学】です。

それでは、よくある例を挙げます。

「今日、なに食べたい?」デートのときによく使うセリフです。

はい、コレ最悪!

お互いコミュニケーションも取れて、意思の疎通もできて、気を遣うことがないのであれば、問題ないですが、まだ関係性が築けていない段階で、「今日、なに食べたい?」は最悪です。

「なんでもいい」

と答えるに決まっています。

そもそも、「なんでもいいと答えていいからね」と誘導尋問してるようなものです。

「なんでもいいと答える人がちょっとなぁ」と言う人がいますが、そうなのであれば、相手が答えやすいように質問してあげればいいじゃないですか。

和食、洋食だったらどっちがいい?和食?じゃあ、和食と中華だったらどっちの気分?

ここまで聞いて「なんでもいい」と答えるなら、ハッキリしないなぁと判断してもいいと思います。

「今日、なに食べたい?」

この質問に、遠慮なく自分の意見をパッと答えられるなら、婚活で苦労していないです。

例えば女性だったら

また奢ってもらうのも悪いしな〜

本当は焼肉行きたいけど、焼肉って言ったら高いから嫌がられるかな〜

安いものでいいけど、安い女と思われてもな〜

とか、「今日、なに食べたい?」この質問だけでもいろんなことを考えるんです。

だから、無難に「なんでもいい」と答えてしまいます。

答えるほうも悪いですが、質問するほうにも原因があります。

お見合い相手、交際相手を導く質問

さて、今の例の中にスマートなエスコート術が入っていたのですが、お分かりいただけたでしょうか?

正解は、

「和食、洋食だったらどっちがいい?」です。※あくまでも一例ですよ。ド真面目に毎回コレを聞けばいいと思わないでください。

この、選択肢を与えて答えやすくする質問を「ダブルバインド」といいます。

よく、上司に「分からないことがあったら聞いてきてね」と言われたから質問したら「それぐらい自分で考えろ」と怒られた。

これもダブルバインドと呼んだりしますが、悪い意味も良い意味もあるのが、このダブルバインドです。今回は、良い意味で使います。

選択肢を相手に与えて答えやすくしてあげるという手法です。

相手もムダに考えなくて済みますよね。考えるというストレスが減ります。

なので、例えば、

「次のデートはいつ頃がいいですか?」

コレでデートがなかなか決まらないのであれば、ダブルバインドを使います。

「次のデートは、土曜日と日曜日でしたらどちらの方がいいですか?」

ある意味、相手はもう逃げられないですよね。ここでもし、本当に土日の予定が埋まっているなら、断ってくるでしょう。

断ってきたらさらにダブルバインドで追いかけます。

「じゃあ今度は、再来週の土曜日と日曜日でしたら、どちらのほうが都合つきますか?」

このように選択肢を与えても何回も逃げられるなら、もう諦めたほうがいいです。

ちなみに、細かいテクニックをご紹介すると、

「次のデートは、土曜日と日曜日でしたら比較的どちらの方がいいですか?」と「比較的」という言葉を使うと、相手はイメージしやすくなるので、心理的ストレスはグッと減ります。

営業トークでよく使われる手法ですね。

「社長、明日の午前中と午後でしたら比較的どちらの方がご都合がよろしいでしょうか?」

どっちかというと・・・

と答えてしまいますよね。

ちなみに、食事を決めるときに、このような質問も効果的です。

ちなみに、昨日はなに食べた?中華?じゃあ中華は辞めておいたほうがいいね

他にも、ダブルバインドは関係ないですが、「休日はなにしていますか?」

この質問もお見合いの場ではメチャクチャ使う質問ですよね。

婚活してるんだから、休日も婚活してるよとツッコミたくなりますが、この質問も答えにくいと思います。

じゃあ、こういうふうに聞いたらあなたはいかがですか?

休日はなにしてることが多いですか?

こちらのほうがまだ答えやすいですよね。

同じように、「いつもご飯なに食べてますか?」ではなく、

いつもご飯なに食べることが多いですか?

のほうが答えやすいですよね。

つまり、相手が答えないなら質問を変えるべきなんです。

婚活に限らずコミュニケーションでは、質問力がチョー重要です。

もっと言葉で遊んだほうがいい!

例えば、「あなたが大好きです」

この言葉はいろんな言い方ができますよね。

あなたのことが家に帰っても忘れられませんでした

朝起きて1番にあなたのことが頭に浮かびました

あなたのことを想うと胸が苦しくなる

などなど、言葉を変えるといろんな表現ができますよね。

無限に伝え方はあるんです

ただし、心理学は使いすぎないこと

心理学は相手が気付くと冷める可能性があります。

「この人毎回ダブルバインド使ってくるな」こうなったら逆に冷めて、断ることも簡単になってしまいます。

また、

和食、洋食だったらどっちがいい?

私は洋食がいいなぁ。あなたは和食、洋食だったらどっちがいい?

僕も洋食かな。洋食だったらご飯系とパスタ系どっちがいい?

私はパスタがいいかな。あなたは、ご飯系とパスタ系どっちがいい?

こんな会話はキモチワルイです。

双方にダブルバインドはどんどん回りくどくなるだけなので、注意しましょう。

はい、今回は、ダブルバインドという、スマートなエスコート術をご紹介しました。

間違っても悪用しないことと使いすぎないこと。

上手に相手の感情を引き出すことができれば、次の会話にも続きますし相手を知ることができます。

コミュニケーションでうまくいかないときは、相手がどうこうではなく、まずは自分を変えることをしてみてください。

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この記事を書いた人

小崎真作のアバター 小崎真作 婚活KOKO 執行役員

2020年、奥さんが壮絶な不妊治療を経て妊娠。切迫早産の危険性があり転院や入退院を繰り返したのち、無事娘を出産。
2023年、再び奇跡が訪れたが再度切迫早産の危険性があり奥さんが2ヶ月入院しその間ワンオペを経験。無事息子が誕生。現在は2人の子供の育児と仕事に奮闘中。